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外伝 とある新人生産プレイヤーは…… 気付いたら、神の子供(双子)の専属メカニックになってました!?
消滅した地に神降臨!? 今回の騒動の原因と結末…… 動き出す者?
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「これは…… すごいねぇ」
「吹き飛んだ後が硬質化している…… まるで高熱に焼かれた陶器や硝子の様じゃな」
モナの試作型ジェミニオンと消滅しました大渓谷に……
「まだ神力が残留しているせいで…… とても危険な状態ね」
現れた【混沌神】と【地の最高神】は、消滅しました大渓谷の跡地のクレーターの中心で…… 今だ消滅時に巻き上がった噴煙が渦巻く、様々な色の稲光を纏う巨大なキノコ雲に目を向けた。
「原因は…… 結晶した神力か? しかしアレは安定していたはずだ…… ここまでの破壊力が出たのは何故じゃ?」
「それについては…… 我が答えよう」
「魔の最高神様?と、日蝕神ちゃんと月蝕神ちゃん?」
「この惨状の原因は…… 我等にある」
ジェミニオンが消滅した大渓谷跡地の環境を修繕する為、その地に来ていたカナエと地の最高神の前に……
日蝕と月蝕の双子神を連れた魔の最高神が現れた。
「魔と双子が原因? どう言う事じゃ?」
「この地に今だ燻る神力…… があるじゃろ?」
「はい、私が呼ばれた理由ですね?」
「うむ、ことなる神力が渦巻いているせいで…… わし一人では、この地の修復ができんないからの~」
「その神力…… 我が双子に教えた〝神力結晶〟が原因じゃ」
「やはり…… しかし何故じゃ? 混沌神が作り出した結晶化した神力は安定して、この様な危険な代物では無い」
「混沌神が作り出した物は安定しているのだ。我は失念していた…… 相反する属性は反発する事を…… それが神の力でも不変な事を」
「属性の反発か? しかし、それならば何故に混沌神が作り出した物は安定するのじゃ?」
「それは…… 混沌神が全ての属性と力を持つからじゃ」
「あの時にか…… 誰の眷族神になるかと競い合う様に互いの神力を注ぎ込んだからの~」
「左様、混沌神は唯一無二の全ての属性と力が均等に混ざり合った存在…… それ故に、混沌神のみが簡単に神力結晶を作り出せるのだ」
「私だけ…… でも、フェアリエやブレイブにウィザードの〝神魂ドライブ〟に使った神力結晶は? 最高神様達の作り出した物ですよね?」
「アレ例外…… 元々が双子神を守る為に神々が最高の結界として込めた全力の守護神力が、長い年月をかけて双子神の神力と溶けて結晶化した物…… 元が守護の神力だったから安定した神力結晶になったのだ。しかし、今回の原因の神力結晶は違う…… アレは、混沌神の製造過程を我が双子神に教えた物…… 相反する属性が反発する不安定な代物の神力が増幅されて対消滅したのがこの惨状だ」
「神力の増幅…… モナちゃんの新型機神も原因かな?」
「その1つ…… じゃが、そのおかげとも言えるの~」
「「おかげ?」」
「魔の言う通りに双子神の作り出した神力結晶が暴走したにしては…… 被害が大渓谷だけで済むかの? 増幅しておったのじゃろう?」
「確かに…… これは?」
カナエが硬質化した地面を叩いて割ると、溶けた金属片を取り出した。
「砕け散った機体が暴走した神力を吸収したのかな? 優しい機神ね」
カナエの声に応える様に、金属片が闇を含む八色に淡く光る。
「地よ…… この地の修復を任せる」
「良いが…… お主は?」
「我と混沌神は、双子神に教育をする」
「私が?」
「その欠片を集めて欲しい…… それを核に、この地に残る残留神力を集める〝ダンジョンコア〟を作ろう…… 丁度良いから、双子神にダンジョンの作り方を教える事にする」
「「えっ!?」」
この時に魔の最高神が双子神に作らせたダンジョンは…… 神獣に近い〝魔神獣〟が現れるダンジョンとして、神獣系に近い素材が取れると人気になるのだが……
「「つ、つかれた……」」
初めてのダンジョンコア製作で神力を使い過ぎた双子神と、苦笑いを浮かべながら御褒美の自家製プリン・アラモードを作るカナエと、それを欲しがる地と魔の最高神は……
思いもしないのだった。
・
・
・
「私が寝ている内に、こんな事になるなんて……」
病室のベッドで…… 項垂れる一人の男性に【麗華】とその旦那の【マイケル】が事情を説明していた。
「今回は不幸が重なり合ったとしか……」
「娘と妻は?」
男性は、フレディの父で…… フレディと交通事故に巻き込まれて数ヵ月間、意識を失っていたのだった。
「フレディ…… 娘さんは、わが社と提携している医療センターで検査入院しています。奥様は…… 警察病院にいます」
「警察病院…… まさか!?」
コンコン…… 病室の扉をノックする音がしたので……
「はい、何方ですか?」
フレディの父が返事を返すと、二人の男性が病室に入って来た。
「失礼、私はこう言う者です」
「警察の方ですか?」
「その…… 奥様についてですが……」
「我々は席を外しましょう」
「いいえ、今回の騒動に関係しているかも知れないので、一緒に聞いていただけますか?」
「よろしいので?」
「今だ事情が理解できてないので、関係者にも聞いて貰いたいのですが…… ダメでしょうか?」
「まあ…… 今回の事は、我々もどうしたものかと困惑する事情がありますので…… 旦那さんの意志を尊重し、判明した事だけをお話しますね。先ずは……」
今回の騒動は…… フレディの父の再婚相手がとある宗教団体の関係者の男性に出会ったのが原因だった。
その男性は、団体の幹部の子供で…… 教団のやり口を知り尽くしていた。
フレディの父の再婚相手は、フレディと父が交通事故に巻き込まれた時に妊娠している事が判明、路頭に迷っていた時……
男性が団体の手口で近付いたのだ。
最初は何時もの様に信者に勧誘するつもりだったが、フレディがW.Rの代表だと知り…… W.Rの乗っ取りを画策した。
フレディの義母に「子供が代表なんておかしい! 本当は旦那さんの物で、貴女が代表になるべきだ!」「このままだと…… 旦那さんに何かあったら、旦那さんの遺産をその娘が独り占めするかも知れない。お腹の子の為にも、貴女が管理する方が良いよ」などと不安を煽り、フレディからW.Rを奪い取ろうしていたのだ。
「その…… 今回は不幸が重なり、奥さんも騙された様なものですので…… なんと言って良いものか……」
「妻は…… 娘とちゃんと家族になる前に、初めての妊娠と私が意識不明になってしまったから、何かにすがりたかったのかも知れません…… お腹の子の為にも、娘と妻とちゃんと話し合いたいと思います」
決意したフレディの父に、何か有ればフレディが不幸ならない様にサポートすると告げて、麗華達は病室を後にした。
・
・
・
「これは?」
廃棄された鉱山の格納庫で、黒い司祭ローブ姿の人物がとある機神を見上げる。
「消滅した大渓谷の原因…… と言えば、解るだろう?」
機神は機体半身が溶けていたが…… その半身には、八色に光る別の機神の腕が突き刺さっていた。
「…… 良いだろう。何が望みだ?」
黒い司祭の言葉に、機神を持ち込んだ人物が邪悪に嗤った。
「吹き飛んだ後が硬質化している…… まるで高熱に焼かれた陶器や硝子の様じゃな」
モナの試作型ジェミニオンと消滅しました大渓谷に……
「まだ神力が残留しているせいで…… とても危険な状態ね」
現れた【混沌神】と【地の最高神】は、消滅しました大渓谷の跡地のクレーターの中心で…… 今だ消滅時に巻き上がった噴煙が渦巻く、様々な色の稲光を纏う巨大なキノコ雲に目を向けた。
「原因は…… 結晶した神力か? しかしアレは安定していたはずだ…… ここまでの破壊力が出たのは何故じゃ?」
「それについては…… 我が答えよう」
「魔の最高神様?と、日蝕神ちゃんと月蝕神ちゃん?」
「この惨状の原因は…… 我等にある」
ジェミニオンが消滅した大渓谷跡地の環境を修繕する為、その地に来ていたカナエと地の最高神の前に……
日蝕と月蝕の双子神を連れた魔の最高神が現れた。
「魔と双子が原因? どう言う事じゃ?」
「この地に今だ燻る神力…… があるじゃろ?」
「はい、私が呼ばれた理由ですね?」
「うむ、ことなる神力が渦巻いているせいで…… わし一人では、この地の修復ができんないからの~」
「その神力…… 我が双子に教えた〝神力結晶〟が原因じゃ」
「やはり…… しかし何故じゃ? 混沌神が作り出した結晶化した神力は安定して、この様な危険な代物では無い」
「混沌神が作り出した物は安定しているのだ。我は失念していた…… 相反する属性は反発する事を…… それが神の力でも不変な事を」
「属性の反発か? しかし、それならば何故に混沌神が作り出した物は安定するのじゃ?」
「それは…… 混沌神が全ての属性と力を持つからじゃ」
「あの時にか…… 誰の眷族神になるかと競い合う様に互いの神力を注ぎ込んだからの~」
「左様、混沌神は唯一無二の全ての属性と力が均等に混ざり合った存在…… それ故に、混沌神のみが簡単に神力結晶を作り出せるのだ」
「私だけ…… でも、フェアリエやブレイブにウィザードの〝神魂ドライブ〟に使った神力結晶は? 最高神様達の作り出した物ですよね?」
「アレ例外…… 元々が双子神を守る為に神々が最高の結界として込めた全力の守護神力が、長い年月をかけて双子神の神力と溶けて結晶化した物…… 元が守護の神力だったから安定した神力結晶になったのだ。しかし、今回の原因の神力結晶は違う…… アレは、混沌神の製造過程を我が双子神に教えた物…… 相反する属性が反発する不安定な代物の神力が増幅されて対消滅したのがこの惨状だ」
「神力の増幅…… モナちゃんの新型機神も原因かな?」
「その1つ…… じゃが、そのおかげとも言えるの~」
「「おかげ?」」
「魔の言う通りに双子神の作り出した神力結晶が暴走したにしては…… 被害が大渓谷だけで済むかの? 増幅しておったのじゃろう?」
「確かに…… これは?」
カナエが硬質化した地面を叩いて割ると、溶けた金属片を取り出した。
「砕け散った機体が暴走した神力を吸収したのかな? 優しい機神ね」
カナエの声に応える様に、金属片が闇を含む八色に淡く光る。
「地よ…… この地の修復を任せる」
「良いが…… お主は?」
「我と混沌神は、双子神に教育をする」
「私が?」
「その欠片を集めて欲しい…… それを核に、この地に残る残留神力を集める〝ダンジョンコア〟を作ろう…… 丁度良いから、双子神にダンジョンの作り方を教える事にする」
「「えっ!?」」
この時に魔の最高神が双子神に作らせたダンジョンは…… 神獣に近い〝魔神獣〟が現れるダンジョンとして、神獣系に近い素材が取れると人気になるのだが……
「「つ、つかれた……」」
初めてのダンジョンコア製作で神力を使い過ぎた双子神と、苦笑いを浮かべながら御褒美の自家製プリン・アラモードを作るカナエと、それを欲しがる地と魔の最高神は……
思いもしないのだった。
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「私が寝ている内に、こんな事になるなんて……」
病室のベッドで…… 項垂れる一人の男性に【麗華】とその旦那の【マイケル】が事情を説明していた。
「今回は不幸が重なり合ったとしか……」
「娘と妻は?」
男性は、フレディの父で…… フレディと交通事故に巻き込まれて数ヵ月間、意識を失っていたのだった。
「フレディ…… 娘さんは、わが社と提携している医療センターで検査入院しています。奥様は…… 警察病院にいます」
「警察病院…… まさか!?」
コンコン…… 病室の扉をノックする音がしたので……
「はい、何方ですか?」
フレディの父が返事を返すと、二人の男性が病室に入って来た。
「失礼、私はこう言う者です」
「警察の方ですか?」
「その…… 奥様についてですが……」
「我々は席を外しましょう」
「いいえ、今回の騒動に関係しているかも知れないので、一緒に聞いていただけますか?」
「よろしいので?」
「今だ事情が理解できてないので、関係者にも聞いて貰いたいのですが…… ダメでしょうか?」
「まあ…… 今回の事は、我々もどうしたものかと困惑する事情がありますので…… 旦那さんの意志を尊重し、判明した事だけをお話しますね。先ずは……」
今回の騒動は…… フレディの父の再婚相手がとある宗教団体の関係者の男性に出会ったのが原因だった。
その男性は、団体の幹部の子供で…… 教団のやり口を知り尽くしていた。
フレディの父の再婚相手は、フレディと父が交通事故に巻き込まれた時に妊娠している事が判明、路頭に迷っていた時……
男性が団体の手口で近付いたのだ。
最初は何時もの様に信者に勧誘するつもりだったが、フレディがW.Rの代表だと知り…… W.Rの乗っ取りを画策した。
フレディの義母に「子供が代表なんておかしい! 本当は旦那さんの物で、貴女が代表になるべきだ!」「このままだと…… 旦那さんに何かあったら、旦那さんの遺産をその娘が独り占めするかも知れない。お腹の子の為にも、貴女が管理する方が良いよ」などと不安を煽り、フレディからW.Rを奪い取ろうしていたのだ。
「その…… 今回は不幸が重なり、奥さんも騙された様なものですので…… なんと言って良いものか……」
「妻は…… 娘とちゃんと家族になる前に、初めての妊娠と私が意識不明になってしまったから、何かにすがりたかったのかも知れません…… お腹の子の為にも、娘と妻とちゃんと話し合いたいと思います」
決意したフレディの父に、何か有ればフレディが不幸ならない様にサポートすると告げて、麗華達は病室を後にした。
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「これは?」
廃棄された鉱山の格納庫で、黒い司祭ローブ姿の人物がとある機神を見上げる。
「消滅した大渓谷の原因…… と言えば、解るだろう?」
機神は機体半身が溶けていたが…… その半身には、八色に光る別の機神の腕が突き刺さっていた。
「…… 良いだろう。何が望みだ?」
黒い司祭の言葉に、機神を持ち込んだ人物が邪悪に嗤った。
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