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外伝 とある新人生産プレイヤーは…… 気付いたら、神の子供(双子)の専属メカニックになってました!?
人形使いさんは…… 情報屋さん? 新世界に飛び交う噂とは?
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~ マリーアンと別れる少し前…… ~
「人形使いのお姉さん、助けてくれて……」
「「「「ありがとうございました」」」」
「…… え~っと…… こちらこそ…… このキングアニマルフィギュア貰って…… 本当に良いの?」
人形使いが…… 腕を組んで、高笑い中の等身大キングアニマルフィギュアを指差す。
「持ち主さんのもうじゅうゴールドさんは、好きにして良いって、言ってましたよ」
「本当に!? もう、絶対に手に入らないと思っていたわ…… 10万円よりも、得しちゃったわね」
「10万円……?」
「え~っと…… 私があなた達と敵対した理由だけどね…… とあるサイボーグの少女に、闇ギルドから懸賞が付いたの…… その額が、リアルでも使える電子マネーで10万円…… 私は、新世界では、人形でいろいろな所に潜入して集めた情報を売っているの。だからなんだけど…… 気を付けて」
「闇ギルドに?」
「そこだけでは無いの…… さっきの怪人達の秘密結社の動きに、神国の聖教会が活発化している噂もあるわ」
「聖教会? 教会が元気だと、ダメなの?」
「聖教会は……〝勇光神教〟と言うなの宗教で…… その神は、邪神星の〝アドラギース〟の事なのよ」
「邪神!?」
「邪神を拝むの?」
「太古の昔、邪神星アドラギースは…… 緑人の勇者だったらしいの。勇光神教は…… アドラギースの様に、人から神を目指す宗教…… 要は、自分達が神だから、他者を従えよって宗教なんだけど…… 自分達の目指す物が邪神だった訳だから、神の国を語る宗教国家の宗教が邪神崇拝だ!って、天地がひっくり返る様な大騒ぎ…… 神国は、古い古文書から、元々の宗教だった〝九神教〟の最高神に、新たな神の〝混沌神〟と〝破壊神〟を加えた〝十一神教〟になって…… 勇光神教を邪教認定して、宗教変えしない信者達を追放したのよ」
「邪神なのに…… 拝み続けるの?」
「アドラギースだからでしょうね…… 人から神に…… ある意味で、生ける証拠が宇宙そらに浮かんでるんだから…… 神国には気を付けてね」
「うん、気を付けるね…… お人形さん達は、大丈夫?」
「とうぶんは…… 情報収集は出来ないわね」
「これ…… 使える?」
「えっ…… ちょ、ちょっと! 希少金属の人形関節パーツじゃない!?」
「スキルのLvアップに作ったんだけど…… お礼にあげるね♪」
「ちょ、えっ、あっ、けっ、結婚して! 幸せにするから!!」
「「「「!?」」」」
「ダメです!!」
「モナちゃんはあげないの!!」
「え~っと…… GMコールって、何番?」
その後…… いろいろ貰い過ぎたと、人形使いの情報屋【シエーヌ】が無料で情報を流すからと、カノンとフレンド登録して別れたが……
「モナちゃんと…… 登録したいの……」
と、モナに熱い視線を…… 姿が見えなくなるまで向けていた。
・
・
・
「この辺りに、聖教会を名乗る勇光神教が出ると…… 噂でなあ。調べて居ったのじゃが……」
「シエーヌさんの言ってた通りだね?」
「ふむ…… 情報屋とな? 一昔前の刑事ドラマを思い出すのう。おっ! 見えて来たか…… アレが神国の霊峰の入り口じゃあ」
「でかい壁…… それに門?」
「邪神星が出来て以来、この辺りの魔物が活性化してのう…… 上層の天界付近ならば、聖獣などの縄張りで安全なんじゃが、下層と中層は魔物の巣窟なんじゃ…… それでも行くかの?」
「もちろん「「「行く♪」」」」
「私達も、行きます」
「もちろんです!」
強く頷くモナ、カノン、カンナ、ツグミに、ユキとマコも頷いた。
「そうかそうか…… 可愛い子には旅をじゃって。門番には、話をつけてやるで…… わしはやる事があるので、ここでお別れじゃな、気付けて行きなさい」
「うん、ありがとうね。ひいじいちゃん」
「ひいじいちゃん、またね♪」
「「「「ありがとうございました」」」」
「うむ、またのう」
カノンとカンナの曾祖父が、門の横の建物に入って行くと……
「門が…… 開く」
『そこの艦船、聖域への入山を許可します。速やかに、門を潜りなさい』
門の横の建物から出て来たカノンとカンナの曾祖父に手を振り、モナ達の陸上艦は…… 神国の聖域の門を潜った。
「さて…… ここからは、魔物の巣窟…… どうする?」
「もちろん、真っ直ぐ行きます!」
「「真っ直ぐ?」」
「この【アーセナルギア】の力…… 見せてあげる♪」
モナが、陸上艦の操舵の中央のスイッチを保護ガラスを叩き割って、押し込んだ!
『変形機構ならびに分離機構のロック解除…… 操作サポートA.Iを起動します……』
「なに? 何なにナニ!?」
「何が……」
陸上艦のブリッジで、モナ以外のメンバーが戸惑う中……
「これが…… わたしなりのみんなのリクエストの答えだよ♪」
操舵官が床に収納されると…… モナを包む様にして光る球体が現れる。
「アーセナルギア! 機神モード♪」
『了解♪ 機神モードに変形するから、ちゃんと座ってね?』
ブリッジ内に、楽し気な子供の声がした。
「うわ!?」
「この振動は?」
「この艦…… 変形してる!?」
数秒で変形した姿は…… 元のタンク型では無く、二脚の45メートル級人型機神だった。
「人形使いのお姉さん、助けてくれて……」
「「「「ありがとうございました」」」」
「…… え~っと…… こちらこそ…… このキングアニマルフィギュア貰って…… 本当に良いの?」
人形使いが…… 腕を組んで、高笑い中の等身大キングアニマルフィギュアを指差す。
「持ち主さんのもうじゅうゴールドさんは、好きにして良いって、言ってましたよ」
「本当に!? もう、絶対に手に入らないと思っていたわ…… 10万円よりも、得しちゃったわね」
「10万円……?」
「え~っと…… 私があなた達と敵対した理由だけどね…… とあるサイボーグの少女に、闇ギルドから懸賞が付いたの…… その額が、リアルでも使える電子マネーで10万円…… 私は、新世界では、人形でいろいろな所に潜入して集めた情報を売っているの。だからなんだけど…… 気を付けて」
「闇ギルドに?」
「そこだけでは無いの…… さっきの怪人達の秘密結社の動きに、神国の聖教会が活発化している噂もあるわ」
「聖教会? 教会が元気だと、ダメなの?」
「聖教会は……〝勇光神教〟と言うなの宗教で…… その神は、邪神星の〝アドラギース〟の事なのよ」
「邪神!?」
「邪神を拝むの?」
「太古の昔、邪神星アドラギースは…… 緑人の勇者だったらしいの。勇光神教は…… アドラギースの様に、人から神を目指す宗教…… 要は、自分達が神だから、他者を従えよって宗教なんだけど…… 自分達の目指す物が邪神だった訳だから、神の国を語る宗教国家の宗教が邪神崇拝だ!って、天地がひっくり返る様な大騒ぎ…… 神国は、古い古文書から、元々の宗教だった〝九神教〟の最高神に、新たな神の〝混沌神〟と〝破壊神〟を加えた〝十一神教〟になって…… 勇光神教を邪教認定して、宗教変えしない信者達を追放したのよ」
「邪神なのに…… 拝み続けるの?」
「アドラギースだからでしょうね…… 人から神に…… ある意味で、生ける証拠が宇宙そらに浮かんでるんだから…… 神国には気を付けてね」
「うん、気を付けるね…… お人形さん達は、大丈夫?」
「とうぶんは…… 情報収集は出来ないわね」
「これ…… 使える?」
「えっ…… ちょ、ちょっと! 希少金属の人形関節パーツじゃない!?」
「スキルのLvアップに作ったんだけど…… お礼にあげるね♪」
「ちょ、えっ、あっ、けっ、結婚して! 幸せにするから!!」
「「「「!?」」」」
「ダメです!!」
「モナちゃんはあげないの!!」
「え~っと…… GMコールって、何番?」
その後…… いろいろ貰い過ぎたと、人形使いの情報屋【シエーヌ】が無料で情報を流すからと、カノンとフレンド登録して別れたが……
「モナちゃんと…… 登録したいの……」
と、モナに熱い視線を…… 姿が見えなくなるまで向けていた。
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「この辺りに、聖教会を名乗る勇光神教が出ると…… 噂でなあ。調べて居ったのじゃが……」
「シエーヌさんの言ってた通りだね?」
「ふむ…… 情報屋とな? 一昔前の刑事ドラマを思い出すのう。おっ! 見えて来たか…… アレが神国の霊峰の入り口じゃあ」
「でかい壁…… それに門?」
「邪神星が出来て以来、この辺りの魔物が活性化してのう…… 上層の天界付近ならば、聖獣などの縄張りで安全なんじゃが、下層と中層は魔物の巣窟なんじゃ…… それでも行くかの?」
「もちろん「「「行く♪」」」」
「私達も、行きます」
「もちろんです!」
強く頷くモナ、カノン、カンナ、ツグミに、ユキとマコも頷いた。
「そうかそうか…… 可愛い子には旅をじゃって。門番には、話をつけてやるで…… わしはやる事があるので、ここでお別れじゃな、気付けて行きなさい」
「うん、ありがとうね。ひいじいちゃん」
「ひいじいちゃん、またね♪」
「「「「ありがとうございました」」」」
「うむ、またのう」
カノンとカンナの曾祖父が、門の横の建物に入って行くと……
「門が…… 開く」
『そこの艦船、聖域への入山を許可します。速やかに、門を潜りなさい』
門の横の建物から出て来たカノンとカンナの曾祖父に手を振り、モナ達の陸上艦は…… 神国の聖域の門を潜った。
「さて…… ここからは、魔物の巣窟…… どうする?」
「もちろん、真っ直ぐ行きます!」
「「真っ直ぐ?」」
「この【アーセナルギア】の力…… 見せてあげる♪」
モナが、陸上艦の操舵の中央のスイッチを保護ガラスを叩き割って、押し込んだ!
『変形機構ならびに分離機構のロック解除…… 操作サポートA.Iを起動します……』
「なに? 何なにナニ!?」
「何が……」
陸上艦のブリッジで、モナ以外のメンバーが戸惑う中……
「これが…… わたしなりのみんなのリクエストの答えだよ♪」
操舵官が床に収納されると…… モナを包む様にして光る球体が現れる。
「アーセナルギア! 機神モード♪」
『了解♪ 機神モードに変形するから、ちゃんと座ってね?』
ブリッジ内に、楽し気な子供の声がした。
「うわ!?」
「この振動は?」
「この艦…… 変形してる!?」
数秒で変形した姿は…… 元のタンク型では無く、二脚の45メートル級人型機神だった。
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