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外伝 とある新人生産プレイヤーは…… 気付いたら、神の子供(双子)の専属メカニックになってました!?
〔閑話〕燃える漢の親子合体機神! その名は、超重装機【トラダンガー】!!!
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時は…… ツグミが生まれる数日前……
『ぐわぁ!!』
『親父!?』
『くっ…… 抜かった……』
ガルジの乗るブルダンとテッシンの乗るトラバインは、30メートル超えの巨大モンスター達の中に居た。
普段ならば、生産系プレイヤーを指導する事が仕事のガルジだったが……
出産間近の千鶴と生まれる子の為にと、特別手当てが出るイベントの助っ人プロプレイヤーを……
同じ様にイズナにプレゼントを買おうと、金作を考えていた息子のテッシンを引き連れて参加したのだが!
『コイツら…… メタルイーター種のレアモンスター達だ!』
機神も入れる程の巨大坑山でのモンスター大量発生イベントのイベントモンスターは……
機神の装甲すら喰らう厄介種のレアモンスターだった。
『チィ、初心者は逃がせたが…… このままでは』
『ブルダンの装甲すら、コイツ等にはスルメの様な物か…… 久しぶりの死に戻りかの?』
『かもな。ただ、その時には…… トラバインとブルダンは失うだろうよ!』
迫り来るモンスター達を、大盾や重機アームで叩きながらも、ガルジとテッシンの頭に過るのは……
トラバインとブルダンの産みの親とも言うべき〝妖精な混沌神〟が…… 怒り狂う姿だった。
『不味いの…… あの子を怒らせるとかみさんに怒られる』
『俺も…… イズナにも怒られるなぁ……』
『なんとかせんと……』
『なんとかって…… なぁ、親父……』
『なんじゃ?』
『目の前に〝ボタン〟が出て来たんだけど……』
『奇遇じゃな…… 儂の目の前にも出て来たわ……』
モンスター達に囲まれて、ピンチに陥るガルジとテッシンの目の前には……〝赤く点滅するボタン〟が現れた。
『これは…… アレかの? 緊急脱出装置のボタン……』
『もしくは…… 自爆スイッチかもな……』
『あの子なら…… 『有り得るなぁ』』
二人の頭に…… ボタンを押した瞬間に周囲を消滅させて大爆発する映像が浮かんだ。
『しかし…… この状況を打破するには、それも止む無しか』
『だな。行くぞ、親父!』
『ああ!』
『『せぇ~の!』』
コックピットで赤く点滅するボタンを、ガルジとテッシンは同時に押した!
『トラバイン、ブルダンの最終ロック解錠を確認…… 周囲に敵性反応あり…… バリアフィールドをフル展開します』
『な!?』
『何が…… 起きてる?』
『両機のダメージを確認…… ブルダンの駆動部にダメージを確認しました。メイン機をトラバインに設定…… 重装機の合体を開始します』
『『合体!?』』
ブルダンが分離して重機になると…… さらに変形し、トラバインに合体!?
テッシンのいるコックピットには、ガルジの乗る操縦席が現れる。
そして……
トラバインとブルダン、2機の重装機が合体した〝超重装機〟……【トラダンガー】が誕生したのだった。
「なんだか知らんが…… テッシン!」
「ああ、反撃開始だな…… 行くぜ、親父! 多重装甲盾【盾式1番星】展開!」
「重機アーム、フル展開じゃ!」
『『超、赤星特攻!!』』
親子合体で、40メートル級の超重装機になったトラダンガーには……
最早、厄介種のレアモンスター達は、敵で無く……
『さあ……』
『害獣駆除と行こうかの?』
超重装機トラダンガーが無双して……
ガルジとテッシンは、特別手当てを手に笑うのだった。
『ぐわぁ!!』
『親父!?』
『くっ…… 抜かった……』
ガルジの乗るブルダンとテッシンの乗るトラバインは、30メートル超えの巨大モンスター達の中に居た。
普段ならば、生産系プレイヤーを指導する事が仕事のガルジだったが……
出産間近の千鶴と生まれる子の為にと、特別手当てが出るイベントの助っ人プロプレイヤーを……
同じ様にイズナにプレゼントを買おうと、金作を考えていた息子のテッシンを引き連れて参加したのだが!
『コイツら…… メタルイーター種のレアモンスター達だ!』
機神も入れる程の巨大坑山でのモンスター大量発生イベントのイベントモンスターは……
機神の装甲すら喰らう厄介種のレアモンスターだった。
『チィ、初心者は逃がせたが…… このままでは』
『ブルダンの装甲すら、コイツ等にはスルメの様な物か…… 久しぶりの死に戻りかの?』
『かもな。ただ、その時には…… トラバインとブルダンは失うだろうよ!』
迫り来るモンスター達を、大盾や重機アームで叩きながらも、ガルジとテッシンの頭に過るのは……
トラバインとブルダンの産みの親とも言うべき〝妖精な混沌神〟が…… 怒り狂う姿だった。
『不味いの…… あの子を怒らせるとかみさんに怒られる』
『俺も…… イズナにも怒られるなぁ……』
『なんとかせんと……』
『なんとかって…… なぁ、親父……』
『なんじゃ?』
『目の前に〝ボタン〟が出て来たんだけど……』
『奇遇じゃな…… 儂の目の前にも出て来たわ……』
モンスター達に囲まれて、ピンチに陥るガルジとテッシンの目の前には……〝赤く点滅するボタン〟が現れた。
『これは…… アレかの? 緊急脱出装置のボタン……』
『もしくは…… 自爆スイッチかもな……』
『あの子なら…… 『有り得るなぁ』』
二人の頭に…… ボタンを押した瞬間に周囲を消滅させて大爆発する映像が浮かんだ。
『しかし…… この状況を打破するには、それも止む無しか』
『だな。行くぞ、親父!』
『ああ!』
『『せぇ~の!』』
コックピットで赤く点滅するボタンを、ガルジとテッシンは同時に押した!
『トラバイン、ブルダンの最終ロック解錠を確認…… 周囲に敵性反応あり…… バリアフィールドをフル展開します』
『な!?』
『何が…… 起きてる?』
『両機のダメージを確認…… ブルダンの駆動部にダメージを確認しました。メイン機をトラバインに設定…… 重装機の合体を開始します』
『『合体!?』』
ブルダンが分離して重機になると…… さらに変形し、トラバインに合体!?
テッシンのいるコックピットには、ガルジの乗る操縦席が現れる。
そして……
トラバインとブルダン、2機の重装機が合体した〝超重装機〟……【トラダンガー】が誕生したのだった。
「なんだか知らんが…… テッシン!」
「ああ、反撃開始だな…… 行くぜ、親父! 多重装甲盾【盾式1番星】展開!」
「重機アーム、フル展開じゃ!」
『『超、赤星特攻!!』』
親子合体で、40メートル級の超重装機になったトラダンガーには……
最早、厄介種のレアモンスター達は、敵で無く……
『さあ……』
『害獣駆除と行こうかの?』
超重装機トラダンガーが無双して……
ガルジとテッシンは、特別手当てを手に笑うのだった。
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