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最終章 妖精少女の夢は月光に…… 新世界を優しく煌めき照らす編
月を月が喰らう時!? 混沌神の秘策と集う戦士達!!
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小妖精月と一緒に現れた神々の姿を見て、邪神の顔が歪む……
『フッ…… 今さら現れても遅い! その小さな星ごと…… 地上に落としてくれる!』
邪神が穢れを操り、月の欠片が小妖精月に向かう!
「狙い通りか…… やはり、我等を狙って来た」
「好都合ですね。では、計画通りにお願いします」
「任せて! 私の光と」
「我の闇で、穢れを祓う!」
光と闇の二柱の最高神が前に出ると…… 穢れを纏った月の欠片に向かい、白と黒の閃光が放たれた!
『何!? 穢れが剥がされた!?』
巨大な月の欠片に、纏わり付いていた穢れの大部分が剥がれ散る!
「次は…… ワシと」
「ぼくの出番だね!」
魔と風の二柱の最高神が前に出て…… 魔の最高神は、重力魔法を使い。風の最高神が宇宙空間に竜巻を作り出して、月の欠片を集めると……
「よっしゃ! 細かい穢れは、俺の炎で焼き尽くす!!」
「その次は、私の水で浄めてあげるわ!」
火の最高神が月の欠片を焼き、水の最高神が洗い浄めて行く。
「さてと…… 久しぶりの共同作業と行くか」
「ジュリちゃんも一緒ですけどね」
「よろしくお願いいたします」
精霊神と妖精神…… それに世界樹の精霊ジュリがそれぞれに、世界樹、精霊樹、妖精樹の前に立ち……
「では…… 行くぞ!」「「はい!」」
それぞれの樹に力を流すと、樹から放射状に光が伸びて…… 光が樹の根に変わり、月の欠片を捕らえた!
「最後は…… わし♪」
幼い少女の姿の地の最高神が前に出るが……
「しかし…… 転生したばかりの幼い体では…… ちっと辛いのう……」
「大丈夫です! 地の最高神様、私が手伝いますから」
「ユメ? 手伝いって…… ま、まさか!?」
「ふふふ…… お見せしましょう!〝神コスプレ〟って奴を!〝精霊化〟からの!」
精霊化したユメが〝一枚のカード〟を取り出した!
『チェンジモード、その力は…… 地を揺らして、大地に息吹をもたらす…… その名は、地の最高神』
カードをスキャンして、眩い光がユメを包み込む!
「地の最高神に〝コスプレ〟完了!」
「おお!? 成長したわしじゃ♪」
と言っても…… ユメがなりきった地の最高神コスプレは…… 小学生の低学年から、高学年になったくらいにしか見えないが……
「よし! わし、がんばるぞい♪」
地の最高神のやる気がMAXになった。
「それでは……」
「ああ、二柱の地の最高神が月の欠片をいただくのじゃ!」
「「〝地殻操作〟」」
三本の樹の根に絡み付いた月の欠片を地の最高神の力で、小妖精月の中に取り込み始めた。
『何!?』
『月が…… 月に喰われて行く……』
・
・
・
~ 始祖の機神が浸食された直後…… ~
「ジノさん…… 始祖の機神が……」
「アレは…… 穢れが始祖の機神を浸食している!?」
月の衛星都市から、始祖の機神に浸食する穢れを目撃していたジノとユメに、直ぐ様にフェアリーガーデンから通信が入る!
『ユメ様、月で邪神が復活し、始祖の機神を奪った模様…… 邪神の狙いは、月を破壊して地上に落とすつもりです!』
「ジノさん、急いで戻りましょう!」
「くっ、もう手遅れだ…… 月の崩壊が始まった」
「それでもです!」
「解った! せめて、地上への落下を防ぐ為に砕く!」
「それは大丈夫です」
「…… どうするつもりだ?」
「小妖精月が手狭になったので…… 神々に手伝って貰って…… 月の欠片をいただくとしましょ♪」
・
・
・
「順調順調♪」
「全部は取り込んでダメですよ。月面都市の人達の為に小妖精月サイズの小惑星を作るんですから……」
「!? わかっているのじゃ……」
「忘れてましたね?」
「すまん…… 調子に乗って忘れていたのじゃ……」
「仕方無いですね。残りの破片で小惑星を作るとしましょうか」
月の欠片を取り込み素の月よりも、巨大になった小妖精月の横に、残りの月の欠片で小惑星を作り始める地の最高神と地の最高神にコスプレしたユメを見て……
『おのれ…… 最高神共め! ふざけた真似を…… ならば! その星を砕いて、地上に落としてくれる!!』
邪神の声が響くと…… 大量の魔物と邪神機達が小妖精月目掛け、動き出すが……
『ちょっと、私達を無視するとは…… 生意気ね。イズナ、殺っちまいな!』
『はい!』
複数の魔物と邪神機を…… 千鶴の専用機【紅夜叉】が特殊ワイヤーで絡め捕ると、イズナの専用機【玉藻】がワイヤー伝いに焔を放ち! 焼き尽くす!
『ワシ等もやるぞ! テッシン!』
『おうよ。親父! トラバイン型の力の見せ所だ!』
テッシンの専用機【トラバイン】とガルジの専用機【ブルダン】が、巨大な亀型の魔物に突っ込む!
『親父、行くぜ!』
『おう!』
『『燃える男の必殺! 隕石砕き!!』』
トラバインが特殊シールドで、ブルダンは特殊クレーンを魔物の甲羅に叩き付けると!? 内蔵された特殊パイルバンカーが甲羅を貫く!
『やるねぇ…… みんな。では、俺も……〝王から騎士〟に戻る事にしよう!』
魔物と邪神機達を切り裂き! 騎士の姿の機神が現れる!?
『その機神!? レオンか?』
騎士の姿をした機神は、レオンが〝英雄騎士〟だった時の愛機〝ナインアール王国守護機神【ナイツ・オブ・セイバー】〟だった。
『さあ、英雄騎士と言われた剣…… その身に刻むが良い!』
邪神が放った大量の魔物と邪神機達とレオン達も参戦し、戦場が激化する中……
カナエ達が居た衛星都市から、1隻のコンテナ船が激化する戦場に現れる……
その身に…… 猛獣を隠しながら……
『フッ…… 今さら現れても遅い! その小さな星ごと…… 地上に落としてくれる!』
邪神が穢れを操り、月の欠片が小妖精月に向かう!
「狙い通りか…… やはり、我等を狙って来た」
「好都合ですね。では、計画通りにお願いします」
「任せて! 私の光と」
「我の闇で、穢れを祓う!」
光と闇の二柱の最高神が前に出ると…… 穢れを纏った月の欠片に向かい、白と黒の閃光が放たれた!
『何!? 穢れが剥がされた!?』
巨大な月の欠片に、纏わり付いていた穢れの大部分が剥がれ散る!
「次は…… ワシと」
「ぼくの出番だね!」
魔と風の二柱の最高神が前に出て…… 魔の最高神は、重力魔法を使い。風の最高神が宇宙空間に竜巻を作り出して、月の欠片を集めると……
「よっしゃ! 細かい穢れは、俺の炎で焼き尽くす!!」
「その次は、私の水で浄めてあげるわ!」
火の最高神が月の欠片を焼き、水の最高神が洗い浄めて行く。
「さてと…… 久しぶりの共同作業と行くか」
「ジュリちゃんも一緒ですけどね」
「よろしくお願いいたします」
精霊神と妖精神…… それに世界樹の精霊ジュリがそれぞれに、世界樹、精霊樹、妖精樹の前に立ち……
「では…… 行くぞ!」「「はい!」」
それぞれの樹に力を流すと、樹から放射状に光が伸びて…… 光が樹の根に変わり、月の欠片を捕らえた!
「最後は…… わし♪」
幼い少女の姿の地の最高神が前に出るが……
「しかし…… 転生したばかりの幼い体では…… ちっと辛いのう……」
「大丈夫です! 地の最高神様、私が手伝いますから」
「ユメ? 手伝いって…… ま、まさか!?」
「ふふふ…… お見せしましょう!〝神コスプレ〟って奴を!〝精霊化〟からの!」
精霊化したユメが〝一枚のカード〟を取り出した!
『チェンジモード、その力は…… 地を揺らして、大地に息吹をもたらす…… その名は、地の最高神』
カードをスキャンして、眩い光がユメを包み込む!
「地の最高神に〝コスプレ〟完了!」
「おお!? 成長したわしじゃ♪」
と言っても…… ユメがなりきった地の最高神コスプレは…… 小学生の低学年から、高学年になったくらいにしか見えないが……
「よし! わし、がんばるぞい♪」
地の最高神のやる気がMAXになった。
「それでは……」
「ああ、二柱の地の最高神が月の欠片をいただくのじゃ!」
「「〝地殻操作〟」」
三本の樹の根に絡み付いた月の欠片を地の最高神の力で、小妖精月の中に取り込み始めた。
『何!?』
『月が…… 月に喰われて行く……』
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~ 始祖の機神が浸食された直後…… ~
「ジノさん…… 始祖の機神が……」
「アレは…… 穢れが始祖の機神を浸食している!?」
月の衛星都市から、始祖の機神に浸食する穢れを目撃していたジノとユメに、直ぐ様にフェアリーガーデンから通信が入る!
『ユメ様、月で邪神が復活し、始祖の機神を奪った模様…… 邪神の狙いは、月を破壊して地上に落とすつもりです!』
「ジノさん、急いで戻りましょう!」
「くっ、もう手遅れだ…… 月の崩壊が始まった」
「それでもです!」
「解った! せめて、地上への落下を防ぐ為に砕く!」
「それは大丈夫です」
「…… どうするつもりだ?」
「小妖精月が手狭になったので…… 神々に手伝って貰って…… 月の欠片をいただくとしましょ♪」
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「順調順調♪」
「全部は取り込んでダメですよ。月面都市の人達の為に小妖精月サイズの小惑星を作るんですから……」
「!? わかっているのじゃ……」
「忘れてましたね?」
「すまん…… 調子に乗って忘れていたのじゃ……」
「仕方無いですね。残りの破片で小惑星を作るとしましょうか」
月の欠片を取り込み素の月よりも、巨大になった小妖精月の横に、残りの月の欠片で小惑星を作り始める地の最高神と地の最高神にコスプレしたユメを見て……
『おのれ…… 最高神共め! ふざけた真似を…… ならば! その星を砕いて、地上に落としてくれる!!』
邪神の声が響くと…… 大量の魔物と邪神機達が小妖精月目掛け、動き出すが……
『ちょっと、私達を無視するとは…… 生意気ね。イズナ、殺っちまいな!』
『はい!』
複数の魔物と邪神機を…… 千鶴の専用機【紅夜叉】が特殊ワイヤーで絡め捕ると、イズナの専用機【玉藻】がワイヤー伝いに焔を放ち! 焼き尽くす!
『ワシ等もやるぞ! テッシン!』
『おうよ。親父! トラバイン型の力の見せ所だ!』
テッシンの専用機【トラバイン】とガルジの専用機【ブルダン】が、巨大な亀型の魔物に突っ込む!
『親父、行くぜ!』
『おう!』
『『燃える男の必殺! 隕石砕き!!』』
トラバインが特殊シールドで、ブルダンは特殊クレーンを魔物の甲羅に叩き付けると!? 内蔵された特殊パイルバンカーが甲羅を貫く!
『やるねぇ…… みんな。では、俺も……〝王から騎士〟に戻る事にしよう!』
魔物と邪神機達を切り裂き! 騎士の姿の機神が現れる!?
『その機神!? レオンか?』
騎士の姿をした機神は、レオンが〝英雄騎士〟だった時の愛機〝ナインアール王国守護機神【ナイツ・オブ・セイバー】〟だった。
『さあ、英雄騎士と言われた剣…… その身に刻むが良い!』
邪神が放った大量の魔物と邪神機達とレオン達も参戦し、戦場が激化する中……
カナエ達が居た衛星都市から、1隻のコンテナ船が激化する戦場に現れる……
その身に…… 猛獣を隠しながら……
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