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第12章 夢をほぼ叶えし混沌神な女神妖精は…… 新たなユメを見る!?編
ユメ、神々に正体がバレる!? コスプレイヤーユメの限界?
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カナエの姿で、世界樹と神獣の玉子の様子を見に行ったら……
「つ・か・ま・え~た♪」「「たぁ♪」」
後ろから、光の最高神に抱き付かれ…… 両足には、そのお子さんの双子神が抱き付いた。
「お姉様にお姉様と子供達が…… ここは楽園かしら♪」
前と後ろから抱き付かれた私に、元闇の眷属神が悶える。
「いや、ちょっと、助けてよ」
「ダメ~♪ 聞いたわよ?〝もう一人〟の身体を獲たの♪」「「の♪」」
「ちょっ、誰から……は、聞かなくっても解りました」
光の最高神と双子神を相手するカナエに、手を振る麗華が…… 世界樹の前で、イスとテーブルを用意し…… お茶をしていた。
妖精神と精霊神に他の最高神達も、一緒でした。
「いくら、この新世界の神様にとは言え…… 個人情報を漏らすのは、酷いですよ」
「我等は、最初から気付いて居ったぞ?」
「えっ!?」
「加護を与えていない者から、私達の加護の感覚がするのよ?」
「しかも、この地に出入りしていたら…… 誰でも気付くじゃろ?」
「それに…… 天使と精霊が混ざり合っていても人種族の少女から、微かに〝神〟を感じたからね」
どうやら…… アバターチェンジしても、神々にはバレバレの様です。
「でね♪ 私達に〝もう一人〟の貴女を見せて欲しいの♪」「「の~♪」」
カナエを抱きしめたまま、光の最高神と双子神がねだる。
「はぁ…… 解りましたから、離れて下さい……(ユメにアバターチェンジ!)この姿では、初めまして……〝ユメ〟です」
「「「「おお……」」」」
「これは……」
「うん、別人だけど可愛いわね」
「別人だけど、体型は…… おっぱいが小さい?」
「きゃん…… ちょっと、揉まないで下さい! 身長に合わせて、平均体型にしましたから……」
光の最高神に胸を揉まれり…… 神々にじっくりと見られて、ユメはウンザリして来た……
「そんなに見たいのなら、魅せて上げましょう! ご自分達の〝姿〟を!」
『チェンジモード! 光を司る最高の〝一柱〟、その光で全てを照らす。その名は【光の最高神】』
「「「「「!?」」」」」
「えっ!? 小さい……〝私〟?」
「これは…… 光と同じ〝神気〟だと!?」
「光の最高神を幼くした感じね…… 不思議だわ」
「うむ…… 神々の争いより前の時代を思い出すな……」
「小さいお姉様!」
「きゃ!?」
『エ、エ、エ、エラー! モード解除!』
元闇の眷属神に抱き付かれた瞬間に、コスプレが解除されてしまいました。
「ユメさんに戻ってしまいました……」
「コスプレで最高神様達になりきるのは、無理みたいだね……」
「フム…… 一時的にとは言え…… 最高神と同じ気配を発するとは……」
「スキルと言うより…… 身体の問題かしらね? 人種族の身体が神の力を纏い切れなかったのね」
「身体の問題ですか?」
「人種族の身体では、身体の中に神気などの力を取り組む能力が低いからな…… 身体の親和性で言えば…… 聖人族、魔族、妖精、精霊などがいるが…… それの中でも、我等全ての力を取り込めるのは…… 一部の妖精と精霊だけだな」
「妖精と精霊……」
「それよりも…… 身体は…… 大丈夫なの?」
「えっ? 痛!? いたたたたた……! 何で!?」
「人の身で神気を内包した代償だな…… 治療するから…… 離してやれ」
「え~」
不満気な元闇の眷属神から解放されて、光と水の最高神に治療を受けた。
「これに懲りたら、人の身で我等になるは控える事だな」
「でも…… 可愛いかったわ~♪」「「わ~♪」」
「確かに、ちょっと残念よね…… 自分の幼い姿を見る事が出来て、しかも触れるんだもの……」
「生まれ変わったばかりのわしは、変わらないだろうが…… 自分の写し身に触れるチャンスだからの……」
女神の最高神様達は、少し残念そうにユメを見る。
「僕も、僕にユメがコスプレしたら、どうなるか?見たかったな…… ひょっとしたら、女の子の僕になったかもね?」
「あら? それは確かに…… 面白いかもね♪」
「おいおい……」
「勘弁してくれ……」
風の最高神以外の男性神は、乗る気では無い様です。
「スキル無しで……〝なりきりセット〟を装備するならば、大丈夫じゃない?」
「それだと…… 神々の格好をした私になるだけでしたよ」
「それは残念♪ 女性の闇や火を見て見たかったわ」
「女神の自分か? 想像出来んな……」
「どちらにしても、ユメの時も可愛いのは変わらなかったから寵愛しちゃう……と、旦那さんに悪いから加護を与えるわ♪」
「私の加護も上げるから、何時か私のコスプレしてね♪」
「あっ、わしも♪」
「僕も、お願い♪」
「俺もやるから、コスプレは勘弁してくれよ」
「ワシは、その身体も全ての魔法属性を持っているからの…… 加護を与えるとしよう」
「光が与えるならば、私も与えるとしよう」
「精霊が混ざるならば、ワシの眷属でもあるな…… 加護を与えても良いだろ?」
「なら、魂がカナエちゃんと同じなんだから、私が加護を与えても良いよね?」
こうして…… ユメも神々の加護を獲ました。
「でも、最高神様達のコスプレ…… 副作用があるとは言え、一時的には出来たよね?」
(なら……〝あのスキル〟と併用したら…… 神々にコスプレ…… 出来るかな?)
ユメの姿のまま、最高神達とお茶をし……
ユメは、新たなコスプレの可能性を考えるのだった。
「つ・か・ま・え~た♪」「「たぁ♪」」
後ろから、光の最高神に抱き付かれ…… 両足には、そのお子さんの双子神が抱き付いた。
「お姉様にお姉様と子供達が…… ここは楽園かしら♪」
前と後ろから抱き付かれた私に、元闇の眷属神が悶える。
「いや、ちょっと、助けてよ」
「ダメ~♪ 聞いたわよ?〝もう一人〟の身体を獲たの♪」「「の♪」」
「ちょっ、誰から……は、聞かなくっても解りました」
光の最高神と双子神を相手するカナエに、手を振る麗華が…… 世界樹の前で、イスとテーブルを用意し…… お茶をしていた。
妖精神と精霊神に他の最高神達も、一緒でした。
「いくら、この新世界の神様にとは言え…… 個人情報を漏らすのは、酷いですよ」
「我等は、最初から気付いて居ったぞ?」
「えっ!?」
「加護を与えていない者から、私達の加護の感覚がするのよ?」
「しかも、この地に出入りしていたら…… 誰でも気付くじゃろ?」
「それに…… 天使と精霊が混ざり合っていても人種族の少女から、微かに〝神〟を感じたからね」
どうやら…… アバターチェンジしても、神々にはバレバレの様です。
「でね♪ 私達に〝もう一人〟の貴女を見せて欲しいの♪」「「の~♪」」
カナエを抱きしめたまま、光の最高神と双子神がねだる。
「はぁ…… 解りましたから、離れて下さい……(ユメにアバターチェンジ!)この姿では、初めまして……〝ユメ〟です」
「「「「おお……」」」」
「これは……」
「うん、別人だけど可愛いわね」
「別人だけど、体型は…… おっぱいが小さい?」
「きゃん…… ちょっと、揉まないで下さい! 身長に合わせて、平均体型にしましたから……」
光の最高神に胸を揉まれり…… 神々にじっくりと見られて、ユメはウンザリして来た……
「そんなに見たいのなら、魅せて上げましょう! ご自分達の〝姿〟を!」
『チェンジモード! 光を司る最高の〝一柱〟、その光で全てを照らす。その名は【光の最高神】』
「「「「「!?」」」」」
「えっ!? 小さい……〝私〟?」
「これは…… 光と同じ〝神気〟だと!?」
「光の最高神を幼くした感じね…… 不思議だわ」
「うむ…… 神々の争いより前の時代を思い出すな……」
「小さいお姉様!」
「きゃ!?」
『エ、エ、エ、エラー! モード解除!』
元闇の眷属神に抱き付かれた瞬間に、コスプレが解除されてしまいました。
「ユメさんに戻ってしまいました……」
「コスプレで最高神様達になりきるのは、無理みたいだね……」
「フム…… 一時的にとは言え…… 最高神と同じ気配を発するとは……」
「スキルと言うより…… 身体の問題かしらね? 人種族の身体が神の力を纏い切れなかったのね」
「身体の問題ですか?」
「人種族の身体では、身体の中に神気などの力を取り組む能力が低いからな…… 身体の親和性で言えば…… 聖人族、魔族、妖精、精霊などがいるが…… それの中でも、我等全ての力を取り込めるのは…… 一部の妖精と精霊だけだな」
「妖精と精霊……」
「それよりも…… 身体は…… 大丈夫なの?」
「えっ? 痛!? いたたたたた……! 何で!?」
「人の身で神気を内包した代償だな…… 治療するから…… 離してやれ」
「え~」
不満気な元闇の眷属神から解放されて、光と水の最高神に治療を受けた。
「これに懲りたら、人の身で我等になるは控える事だな」
「でも…… 可愛いかったわ~♪」「「わ~♪」」
「確かに、ちょっと残念よね…… 自分の幼い姿を見る事が出来て、しかも触れるんだもの……」
「生まれ変わったばかりのわしは、変わらないだろうが…… 自分の写し身に触れるチャンスだからの……」
女神の最高神様達は、少し残念そうにユメを見る。
「僕も、僕にユメがコスプレしたら、どうなるか?見たかったな…… ひょっとしたら、女の子の僕になったかもね?」
「あら? それは確かに…… 面白いかもね♪」
「おいおい……」
「勘弁してくれ……」
風の最高神以外の男性神は、乗る気では無い様です。
「スキル無しで……〝なりきりセット〟を装備するならば、大丈夫じゃない?」
「それだと…… 神々の格好をした私になるだけでしたよ」
「それは残念♪ 女性の闇や火を見て見たかったわ」
「女神の自分か? 想像出来んな……」
「どちらにしても、ユメの時も可愛いのは変わらなかったから寵愛しちゃう……と、旦那さんに悪いから加護を与えるわ♪」
「私の加護も上げるから、何時か私のコスプレしてね♪」
「あっ、わしも♪」
「僕も、お願い♪」
「俺もやるから、コスプレは勘弁してくれよ」
「ワシは、その身体も全ての魔法属性を持っているからの…… 加護を与えるとしよう」
「光が与えるならば、私も与えるとしよう」
「精霊が混ざるならば、ワシの眷属でもあるな…… 加護を与えても良いだろ?」
「なら、魂がカナエちゃんと同じなんだから、私が加護を与えても良いよね?」
こうして…… ユメも神々の加護を獲ました。
「でも、最高神様達のコスプレ…… 副作用があるとは言え、一時的には出来たよね?」
(なら……〝あのスキル〟と併用したら…… 神々にコスプレ…… 出来るかな?)
ユメの姿のまま、最高神達とお茶をし……
ユメは、新たなコスプレの可能性を考えるのだった。
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