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第12章 夢をほぼ叶えし混沌神な女神妖精は…… 新たなユメを見る!?編

走れ!ヒーロー! 混沌な女神妖精は…… 新たな身体を手に入れる!?

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「アバターの設定をするので、ちょっと待って下さい」

「はいはい、わかったわ(今のうちに連絡しとこうかしらね……)」

カナエが、玉子型のカプセルベッドの横の設定パネルを操作を始めると……

麗華が〝ある人物〟に連絡を取る。

『ジッリリリリリーン…… ガッチャ!』

「あ~もしもし…… そう、私、今直ぐに〝神々の箱庭〟に来なさい。早く来ないと…… 貴方の大事な人に大変な事が……『ブッ』、切ったわね…… 果たして、間に合うかしら? ヒーローさん」

連絡を終え麗華は、設定に悩むカナエを見て呟くのだった。

「え~と…… 種族は人種族か天使のハーフに精霊のハーフ…… もしくは、そのクォーターが選べるのか…… Lv20になれば、ミィナみたいに〝血統覚醒〟スキルを覚えるかな?」

身長は、そのままに…… 種族をクォーターに設定し、カナエがアバターの外見の作製を始めた。

「今のリアル体型じゃなく…… 身長に合わせた標準的体型にして…… あれ? 胸が小さい…… Cくらいかな? 標準的だとこのサイズなのかな?」

普段よりも小ぶりな胸に首を傾げながら、カナエは設定を続けた。

「髪は…… 長目にして耳から下の方で二つに束ねて、変則的なツインテールに後でしようかな…… 前髪は眉の辺りで自然な感じに…… 色は……」

その後…… 約10分くらいかけて、カナエは外見が完成させた。

「と…… まあ、こんな感じかな? ステータスは……」

【プレイヤー名】
【なし】

【種族】 
【人種族(混血種)Lv1】

【称号】 
【なし】

【加護】
【なし】

【ジョブ】
【無職Lv1】 

【サブジョブ】
【なし】

【身体能力 知力 精神 魔力 魅力 運】
 HP 250
 MP 250

 力   C
 体力  C
 知力  A
 精神  A
 魔力  B+
 素早さ C
 魅力  A 
 運   A 

【EXスキル】 
【なし】

【ユニークスキル】
【なし】

【スキル】
【なし】

【装備】
 アバターアクセサリー
【なし】
 頭
【なし】
 体1
【なし】
 体2
【なし】
 体3
【なし】
 腕
【なし】
 脚
【なし】
 アクセサリー0
【なし】
 アクセサリー1
【なし】
 アクセサリー2
【なし】
 アクセサリー3
【なし】

【武装】
 メイン
【なし】
 サブ
【なし】

【ボーナス補正】

【称号 加護ボーナス】
【なし】

【コスチュームボーナス】
【なし】

【武装ボーナス】
【なし】

【コンプリートボーナス】
【なし】

「あれ? 人種族って…… 力とかの初期値はBのはずじゃあ…… 混血種だからかな? スキルとポイントのパーツも拡張してと……」

【プレイヤー名】
【なし→ユメ】

【種族】 
【人種族(混血種)Lv1】

【称号】 
【なし】

【加護】
【なし】

【ジョブ】
【無職Lv1】 

【サブジョブ】
【なし】

【身体能力 知力 精神 魔力 魅力 運】
 HP 250→300
 MP 250

 力   C→B
 体力  C→B
 知力  A
 精神  A
 魔力  B+
 素早さ C→B
 魅力  A 
 運   A 

【EXスキル】 
【ステータス成長アップ(小)】
【オールラウンダー】
【サバイバー】

【ユニークスキル】
【天罰】
【存在隠蔽】
【存在感知】
【精霊術Lv1】
【飛行Lv1】
【自然治癒】

【スキル】
【適応力Lv10(MAX)】
【全属性魔法Lv1】
【状態異常耐性Lv1】
【騎乗Lv1】
【メンテナンスLv1】

【装備】
 アバターアクセサリー
【なし】
 頭
【なし】
 体1
【なし】
 体2
【なし】
 体3
【なし】
 腕
【なし】
 脚
【なし】
 アクセサリー0
【なし】
 アクセサリー1
【なし】
 アクセサリー2
【なし】
 アクセサリー3
【なし】

【武装】
 メイン
【なし】
 サブ
【なし】

【ボーナス補正】

【称号 加護ボーナス】
【なし】

【コスチュームボーナス】
【なし】

【武装ボーナス】
【なし】

【コンプリートボーナス】
【なし】


「混血種だからかな? 人種族に無いユニークスキル…… ポイントお高目だったけど、選べたから付けれるだけ付けて…… ほぼ全種類の武具が使用可能なEXスキルの〝オールラウンダー〟と生存率が上がるEXスキルの〝サバイバー〟を付けたけど…… どうなんだろう?」

「あら? もう出来たの? 意外と早かったわね…… それじゃあ、そのアバターにチェンジして見ましょうか♪」

「えっ!? もうですか?」

「善は急げよ♪ 不具合の確認もしたいからね」

「はぁ…… 解りました。どうすれば良いのですか?」

「操作パネルの起動項目からアバターを起動して、後は自動的に操作アバターが切り替わるから」

「え~と…… これかな? 起動と……!?」

麗華の指示に従いながら、カナエがサブアバターの【ユメ】を起動させる……

 ・
 ・
 ・

 ~ ジノ ~

「くそ! 時間を食ってしまった…… 間に合ってくれ」

麗華から連絡を受けたジノは、神々の箱庭に入る扉の前に走り込むと……

バン!
勢い良く扉を開き、神々の箱庭に滑り込む!

「カナエちゃん、無事か!?」

神々の箱庭に到着したジノの目の前で…… カナエの姿が光になって消えた。

「な!? どう言う事だ! 何で、カナエちゃんが消えた!」

「落ち着いて、ヒーローさん。大丈夫だからね♪」

カシュー……
今にも、自分に掴み掛かりそうなジノを麗華が宥めていると…… 玉子型のカプセルベッドの蓋が開く!

「え…… まさか…… カナエちゃんなのか?」

「ジノさん?」

玉子型カプセルから現れたのは……

混沌な女神妖精の時よりも、タレ目なちょっと大きな〝紅い目〟で、長い〝銀髪〟の幼い顔立ちをした…… 純白な天使と植物な精霊の翼を持つ少女【ユメ】だった。

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