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第10章 種を超えた妖精は夢と舞踊る編
古代超巨大戦艦攻略イベント 魔王幼女の祈りに、月光が邪悪を払う!
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「月明かり……!? HPとMPが回復して行く!」
突然現れた小妖精月の月明かりが、プレイヤー達を照らすと…… プレイヤー達のHPとMPが徐々に回復して行く。
「今の内に、波状攻撃を!」
『ウザい虫共が…… 失せるが良い!』
襲撃邪神機を無数に触手を伸ばして、プレイヤー達に叩き付ける!
「くっ! 重装備のタンク役が一撃で瀕死に!」
「後退しろ! 遠距離攻撃で反撃を!」
「クソが! バリアが強力になりやがった!」
邪神化したスレイブ王から、神力を吸い上げた襲撃邪神機の機体をどす黒く禍々しいオーラが包み込む!
『その程度…… 真の神の力を解放したボウヤには、無駄だよ!』
『グッオォオォォ!』
襲撃邪神機に吸われて、萎んだバルーン遊具の様になったスレイブ王が最後の抵抗をする様に暴れ出す!
「どう倒したら……」
キラン!
「「『『スーパー流星キィィィックゥゥゥゥゥ!!!』』」」
襲撃邪神機とスレイブ王のさらなる猛攻が、プレイヤー達を襲いかかろうとした…… その時!?
小妖精月から、一筋の光が流星の様に流れ落ちると…… 襲撃邪神機を蹴り飛ばした!
『ギャアァァ! ぎざまは…… 何故此処に!?』
『月の光が導いたのさ』
襲撃邪神機を蹴り飛ばしたのは…… カオス・F・ブレイブだった。
『くっ…… だが、今のボウヤならば、貴様も喰らえるはずだ!』
襲撃邪神機から伸びた触手が、カオス・F・ブレイブに迫る!
『させませんよ。【刀華】……』
『な!?』
カオス・ブレイブに迫る触手が、白刃に切り裂かれた!
「「『『ドッキングアウト!』』」」
『お前は!?』
カオス・F・ブレイブから分離して、小妖精月を背に現れたのは…… 銀翼を煌めかせた黒衣のドレスアーマーのフェアリエサイズのカナエだった。
「な、まさか…… 獣人魔王!?」
「獣人魔王が…… 邪神機と敵対している?」
銀翼を羽ばたかせて、カナエが手を翳す……
「巻き上げて……【羽根竜巻】」
銀翼の羽根が無数の白刃になって、襲撃邪神機を包む。
『ぐうぅぅ!? ぎざまぁぁぁぁぁぁ!!』
襲撃邪神機が、羽根が舞う白刃の竜巻に巻き上げられる!
「カオス、ジェノサイトブラスターを!」
『ジェノサイトブラスター転送!』
カオス・ブレイブに試作型のブラスターキャノン【ジェノサイトブラスター】が転送される。
『ジェノサイトブラスターセットアップ! カオス・ブレイブ、ブラスターモード!!』
ジェノサイトブラスターを接続したカオス・ブレイブの装甲が変形して展開し、ブラスターモードに変わる!?
「フェアリエ…… 神力解放! 小妖精月とフェアリーガーデンの世界樹とリンク開始、【ツインユグドラシルウェーブ】照射…… 神力コンバーター起動!」
背中の銀翼を環状に広げたカナエに、小妖精月から眩い月光が降り注いだ!
「カオス…… 貴方に、力を!」
『神力フルチャージ! 目標、襲撃邪神機に照準セット! ジェノサイトブラスター…… フルブラスト! シューーート!!!』
月光を浴びて、黒を含む八色に光輝くカナエが胸の谷間から光をカオス・ブレイブの背に放つ!
その光を受けたカオス・ブレイブが、ジェノサイトブラスターから閃光を襲撃邪神機に向かい放つ!
『ぐっ!? ボウヤぁぁぁ……』
眩い閃光に…… 襲撃邪神機が飲み込まれて行った……
・
・
・
~ マコが、小妖精月を呼び出す少し前…… ~
「くっ、空間を割る事で…… 別のサーバーに移動したのか?」
「追うにしても、移動したサーバーを見つけないと……」
『主さま』
「ロッテ、どうしたの?」
『グリモワールを通じて、小妖精月が呼ばれています』
「小妖精月が呼び出し…… もしかして! ロッテ、グリモワールの周囲をサーチ! 襲撃邪神機の反応を捜して!」
『了解…… 反応を感知しました!』
「よし! 私達が小妖精月に転移後、グリモワールの元へ移動開始!」
『了解!』
・
・
・
『ジェノサイトブラスターに異常発生! 緊急パージします!』
カオス・ブレイブがジェノサイトブラスターを切り離すと、ジェノサイトブラスターが爆発した。
「試作中の急造品で、あの威力かぁ…… あまり乱発出来ないねぇ~と、私達も時間切れかな?」
八色に光輝やいていたカナエの発光が消えて、フェアリエの姿に変わる。
『襲撃邪神機は?』
爆煙が消え…… 襲撃邪神機が現れる!?
『おのれ……』
その姿は…… 手足が消え去り、辛うじて頭部と胴体が残った姿で浮いていた。
『喰らった神力は失われたが…… 魔の力は手に入れた。この借りは高く付くよ! 覚えておきな!』
襲撃邪神機が残った胴体から触手を出すと!? 空間を叩き割って、その中に消えた。
『今は、追えないか……』
フェアリエの憑依合体+神化とカオス・ブレイブのブラスターモードのダメージを考えると…… 襲撃邪神機の追撃を断念するしかない状態だ。
『グッオォオォォ!?』
襲撃邪神機が消えると、邪神化したスレイブ王が叫び! 萎んだバルーン遊具の様な姿が消える……
「ぐう、があ! おのれ…… せめて、蒼人供を道連れに……」
バルーン遊具の様な姿が消えると、人の姿に戻ったスレイブ王が現れたて…… 残った邪神の神力を集束して自爆を謀る!
「ヤバイ!」
誰もが身構える瞬間……
「きゃ!? あっ……」
飲料型の回復薬を飲んでいたマコが、転びそうになり…… 飲んでいた回復薬の瓶を放り投げた!
マコが放り投げた瓶が…… スレイブ王の頭を直撃!
ゴッキン!
「うっ!? きゅ~……」
スレイブ王の頭に大きなタンコブが生えて、目をバツ印にして倒れた。
その瞬間に……
ピコーン!
『邪神化したスレイブ王を倒しました。エクストラステージクリアです』
と、アナウンスが流れた……
突然現れた小妖精月の月明かりが、プレイヤー達を照らすと…… プレイヤー達のHPとMPが徐々に回復して行く。
「今の内に、波状攻撃を!」
『ウザい虫共が…… 失せるが良い!』
襲撃邪神機を無数に触手を伸ばして、プレイヤー達に叩き付ける!
「くっ! 重装備のタンク役が一撃で瀕死に!」
「後退しろ! 遠距離攻撃で反撃を!」
「クソが! バリアが強力になりやがった!」
邪神化したスレイブ王から、神力を吸い上げた襲撃邪神機の機体をどす黒く禍々しいオーラが包み込む!
『その程度…… 真の神の力を解放したボウヤには、無駄だよ!』
『グッオォオォォ!』
襲撃邪神機に吸われて、萎んだバルーン遊具の様になったスレイブ王が最後の抵抗をする様に暴れ出す!
「どう倒したら……」
キラン!
「「『『スーパー流星キィィィックゥゥゥゥゥ!!!』』」」
襲撃邪神機とスレイブ王のさらなる猛攻が、プレイヤー達を襲いかかろうとした…… その時!?
小妖精月から、一筋の光が流星の様に流れ落ちると…… 襲撃邪神機を蹴り飛ばした!
『ギャアァァ! ぎざまは…… 何故此処に!?』
『月の光が導いたのさ』
襲撃邪神機を蹴り飛ばしたのは…… カオス・F・ブレイブだった。
『くっ…… だが、今のボウヤならば、貴様も喰らえるはずだ!』
襲撃邪神機から伸びた触手が、カオス・F・ブレイブに迫る!
『させませんよ。【刀華】……』
『な!?』
カオス・ブレイブに迫る触手が、白刃に切り裂かれた!
「「『『ドッキングアウト!』』」」
『お前は!?』
カオス・F・ブレイブから分離して、小妖精月を背に現れたのは…… 銀翼を煌めかせた黒衣のドレスアーマーのフェアリエサイズのカナエだった。
「な、まさか…… 獣人魔王!?」
「獣人魔王が…… 邪神機と敵対している?」
銀翼を羽ばたかせて、カナエが手を翳す……
「巻き上げて……【羽根竜巻】」
銀翼の羽根が無数の白刃になって、襲撃邪神機を包む。
『ぐうぅぅ!? ぎざまぁぁぁぁぁぁ!!』
襲撃邪神機が、羽根が舞う白刃の竜巻に巻き上げられる!
「カオス、ジェノサイトブラスターを!」
『ジェノサイトブラスター転送!』
カオス・ブレイブに試作型のブラスターキャノン【ジェノサイトブラスター】が転送される。
『ジェノサイトブラスターセットアップ! カオス・ブレイブ、ブラスターモード!!』
ジェノサイトブラスターを接続したカオス・ブレイブの装甲が変形して展開し、ブラスターモードに変わる!?
「フェアリエ…… 神力解放! 小妖精月とフェアリーガーデンの世界樹とリンク開始、【ツインユグドラシルウェーブ】照射…… 神力コンバーター起動!」
背中の銀翼を環状に広げたカナエに、小妖精月から眩い月光が降り注いだ!
「カオス…… 貴方に、力を!」
『神力フルチャージ! 目標、襲撃邪神機に照準セット! ジェノサイトブラスター…… フルブラスト! シューーート!!!』
月光を浴びて、黒を含む八色に光輝くカナエが胸の谷間から光をカオス・ブレイブの背に放つ!
その光を受けたカオス・ブレイブが、ジェノサイトブラスターから閃光を襲撃邪神機に向かい放つ!
『ぐっ!? ボウヤぁぁぁ……』
眩い閃光に…… 襲撃邪神機が飲み込まれて行った……
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~ マコが、小妖精月を呼び出す少し前…… ~
「くっ、空間を割る事で…… 別のサーバーに移動したのか?」
「追うにしても、移動したサーバーを見つけないと……」
『主さま』
「ロッテ、どうしたの?」
『グリモワールを通じて、小妖精月が呼ばれています』
「小妖精月が呼び出し…… もしかして! ロッテ、グリモワールの周囲をサーチ! 襲撃邪神機の反応を捜して!」
『了解…… 反応を感知しました!』
「よし! 私達が小妖精月に転移後、グリモワールの元へ移動開始!」
『了解!』
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『ジェノサイトブラスターに異常発生! 緊急パージします!』
カオス・ブレイブがジェノサイトブラスターを切り離すと、ジェノサイトブラスターが爆発した。
「試作中の急造品で、あの威力かぁ…… あまり乱発出来ないねぇ~と、私達も時間切れかな?」
八色に光輝やいていたカナエの発光が消えて、フェアリエの姿に変わる。
『襲撃邪神機は?』
爆煙が消え…… 襲撃邪神機が現れる!?
『おのれ……』
その姿は…… 手足が消え去り、辛うじて頭部と胴体が残った姿で浮いていた。
『喰らった神力は失われたが…… 魔の力は手に入れた。この借りは高く付くよ! 覚えておきな!』
襲撃邪神機が残った胴体から触手を出すと!? 空間を叩き割って、その中に消えた。
『今は、追えないか……』
フェアリエの憑依合体+神化とカオス・ブレイブのブラスターモードのダメージを考えると…… 襲撃邪神機の追撃を断念するしかない状態だ。
『グッオォオォォ!?』
襲撃邪神機が消えると、邪神化したスレイブ王が叫び! 萎んだバルーン遊具の様な姿が消える……
「ぐう、があ! おのれ…… せめて、蒼人供を道連れに……」
バルーン遊具の様な姿が消えると、人の姿に戻ったスレイブ王が現れたて…… 残った邪神の神力を集束して自爆を謀る!
「ヤバイ!」
誰もが身構える瞬間……
「きゃ!? あっ……」
飲料型の回復薬を飲んでいたマコが、転びそうになり…… 飲んでいた回復薬の瓶を放り投げた!
マコが放り投げた瓶が…… スレイブ王の頭を直撃!
ゴッキン!
「うっ!? きゅ~……」
スレイブ王の頭に大きなタンコブが生えて、目をバツ印にして倒れた。
その瞬間に……
ピコーン!
『邪神化したスレイブ王を倒しました。エクストラステージクリアです』
と、アナウンスが流れた……
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