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第10章 種を超えた妖精は夢と舞踊る編
謎の覆面機神乗り… その名は、キングアニマル&クイーンアニマル
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『急遽始まりました。2対5の変則タッグマッチ! 実況は、私こと、謎の鬼女と……』
『解説者のカタリーです』
『さって、解説のカタリーさん! 5体の機神に対し、覆面の男女が二人…… どう戦うのでしょ?』
『5体の機神は、問題になった超重量級武装ですね…… あの武装で、どう立ち回るのかが見処ですね。おや? 覆面の男女が動くみたいですよ?』
『あっと!? 機神です! 覆面の男女に機神が現れました!!』
『あの機神…… 試乗会場でワルツをしていた機神の同型機ですかね? 試乗会場の機神と違い、武装が無い様に見えますが?』
覆面の男女が、フェアリーガーデン製のボーイズ型カスタム機ヒーローとガールズ型カスタム機ヒロインに乗り込む。
『対戦相手の5体の機神が動かない? 待っているのか!?』
『アレは…… 武装が重くて動けないみたいですね』
『ただの重量過多だった!?』
ギーギーと軋む様な音を上げて、5体の内2体の機神が動き出す!
『あっ! 動き出したが…… のろい!? 圧倒的鈍さだ!』
『どうやら…… 装甲もあの超重量金属製みたいですね』
鈍い金属音を立てながら、ノロノロと動く機神に…… 観客から怒号が飛び始める!
「あんな欠陥武具を売り付ける気か!」
「馬鹿にしやがって…… ちゃんと闘え!」
怒号が飛び交う中…… 覆面の男が乗ったヒーロー型が動く!
『おおっと!? 覆面の男の機神が走り出して…… 飛んだ! ドロップキックだ!!!』
ヒーロー型が飛んで…… ドロップキック!! ガッシャーン!!!
喰らった相手機神の装甲が砕け散る!? 内部フレームが剥き出しだ!
「おいおい…… 装甲が無い方が強いんじゃねぇ?」
装甲が砕けた内部フレーム剥き出しの機神が…… 覆面の女に迫る!
『おっと! 覆面女性の機神に装甲が砕けた機神が迫る!? 覆面女性の機神がジャンプ! これは!?』
ドッガーン! カランカラン……
『リバース式のフランケンシュナイダーかな? 頭から叩き付けたから…… あの機神は内部フレームが歪んでるね。たぶん、動けないかな?』
武台に逆さに突き刺さった内部フレーム剥き出し機神が…… 足をウィーンウィーン鳴らして動かすが、立ち上がれずに止まった。
『おお? 止まっていた3機に動きが!? 大盾を持った機神を先頭にブースト! 突っ込む気だ!!』
『待って下さい!? 覆面サイドの登場口から、何か来ました!』
ガッシャーン!
『ああっと!? アニマル!? アニマル型の乱入だ!』
覆面達の機神に突っ込む3体の機神が、突然現れた2体の猫科の肉食獣型の動物型に吹き飛ばされる!?
『行くぞ! クイーン!』
『了解じゃ、キング!』
覆面男の機神が半壊した相手機神を蹴り飛ばすと、覆面男女の機神が飛ぶ!?
『『アニマル武装!』』
『『グワオォ~!』』
2体の動物型が吼えて、分離変形を開始!? 覆面男女の機神と合体した!
『『トォ!』』
武台のコーナーに、合体した機神が仁王立ちで現れる!
『俺は…… キング! キングアニマル見参!』
『我は…… クイーンじゃな? クイーンアニマル参上じゃ!』
『何と!? 覆面男女の機神にも、動物な覆面が! いったい何の動物何だ!?』
『キングが【レオポン】で、クイーンが【ライガー】ですね……』
レオポンとは…… ヒョウとライオンのミックスの事で実在した動物だ。
ライオンの顔にヒョウ模様を持つ、大型の猫科肉食獣だ。
ちなみに…… ライガーは、ライオンと虎のミックスの事です。
原作が大型生体の無敵のバイオアーマーな覆面レスラーや何処かの惑星の機械生命体の事では無いよ!
『ああ! キングアニマルが走り出して…… 浴びせ蹴り!? 固まっていた3体の機神が倒れる!』
『また装甲が砕けましたね…… あんなに脆くて大丈夫なのでしょうか?』
『おおっと…… クイーンアニマルがステップを踏んで!? その場飛びの関空トルネードだ!』
ガッシャーン! ガラガラ……
『まともに受けた機神は大破ですね…… 合体前のキングに蹴られた機神も動か無い様ですし…… これで、2対2ですね』
キングアニマルの浴びせ蹴りで倒れた機神が立ち上がるが…… 装甲や武装は砕け散りボロボロだ。
『立ち上がった機神がキングアニマルにパンチ! 効いて無い!? キングアニマルが機神に逆水平! 機神の装甲が砕け散る!?』
『駆動部が壊れたのかな? 力が入って無いですね。あっ! 倒れた』
『おお! クイーンアニマルが機神の両手掴み…… 胴体に膝!? 機神が倒れた!』
『キングアニマルが機神を持ち上げてますよ』
『クイーンアニマルが倒した機神に向かい…… ランニングパワーボム!?』
『これは…… 決まりですね』
『只今の模擬戦、2対5の機神対決は…… 決まり手はランニングパワーボムで、キングアニマルとクイーンアニマルペアの勝利です!』
GMさんのアナウンスが流れる中…… キングアニマルとクイーンアニマルが機神から飛び降りて、会場の声援に応えながら退場した。
「ノリノリですね……」
「ちょっと…… 調子に乗り過ぎよね?」
「お二人も…… 人の事は、言えないのでは?」
ノリノリで実況と解説をしていたカナエと千鶴に、フレンが冷静にツッコミを入れるのだった。
『解説者のカタリーです』
『さって、解説のカタリーさん! 5体の機神に対し、覆面の男女が二人…… どう戦うのでしょ?』
『5体の機神は、問題になった超重量級武装ですね…… あの武装で、どう立ち回るのかが見処ですね。おや? 覆面の男女が動くみたいですよ?』
『あっと!? 機神です! 覆面の男女に機神が現れました!!』
『あの機神…… 試乗会場でワルツをしていた機神の同型機ですかね? 試乗会場の機神と違い、武装が無い様に見えますが?』
覆面の男女が、フェアリーガーデン製のボーイズ型カスタム機ヒーローとガールズ型カスタム機ヒロインに乗り込む。
『対戦相手の5体の機神が動かない? 待っているのか!?』
『アレは…… 武装が重くて動けないみたいですね』
『ただの重量過多だった!?』
ギーギーと軋む様な音を上げて、5体の内2体の機神が動き出す!
『あっ! 動き出したが…… のろい!? 圧倒的鈍さだ!』
『どうやら…… 装甲もあの超重量金属製みたいですね』
鈍い金属音を立てながら、ノロノロと動く機神に…… 観客から怒号が飛び始める!
「あんな欠陥武具を売り付ける気か!」
「馬鹿にしやがって…… ちゃんと闘え!」
怒号が飛び交う中…… 覆面の男が乗ったヒーロー型が動く!
『おおっと!? 覆面の男の機神が走り出して…… 飛んだ! ドロップキックだ!!!』
ヒーロー型が飛んで…… ドロップキック!! ガッシャーン!!!
喰らった相手機神の装甲が砕け散る!? 内部フレームが剥き出しだ!
「おいおい…… 装甲が無い方が強いんじゃねぇ?」
装甲が砕けた内部フレーム剥き出しの機神が…… 覆面の女に迫る!
『おっと! 覆面女性の機神に装甲が砕けた機神が迫る!? 覆面女性の機神がジャンプ! これは!?』
ドッガーン! カランカラン……
『リバース式のフランケンシュナイダーかな? 頭から叩き付けたから…… あの機神は内部フレームが歪んでるね。たぶん、動けないかな?』
武台に逆さに突き刺さった内部フレーム剥き出し機神が…… 足をウィーンウィーン鳴らして動かすが、立ち上がれずに止まった。
『おお? 止まっていた3機に動きが!? 大盾を持った機神を先頭にブースト! 突っ込む気だ!!』
『待って下さい!? 覆面サイドの登場口から、何か来ました!』
ガッシャーン!
『ああっと!? アニマル!? アニマル型の乱入だ!』
覆面達の機神に突っ込む3体の機神が、突然現れた2体の猫科の肉食獣型の動物型に吹き飛ばされる!?
『行くぞ! クイーン!』
『了解じゃ、キング!』
覆面男の機神が半壊した相手機神を蹴り飛ばすと、覆面男女の機神が飛ぶ!?
『『アニマル武装!』』
『『グワオォ~!』』
2体の動物型が吼えて、分離変形を開始!? 覆面男女の機神と合体した!
『『トォ!』』
武台のコーナーに、合体した機神が仁王立ちで現れる!
『俺は…… キング! キングアニマル見参!』
『我は…… クイーンじゃな? クイーンアニマル参上じゃ!』
『何と!? 覆面男女の機神にも、動物な覆面が! いったい何の動物何だ!?』
『キングが【レオポン】で、クイーンが【ライガー】ですね……』
レオポンとは…… ヒョウとライオンのミックスの事で実在した動物だ。
ライオンの顔にヒョウ模様を持つ、大型の猫科肉食獣だ。
ちなみに…… ライガーは、ライオンと虎のミックスの事です。
原作が大型生体の無敵のバイオアーマーな覆面レスラーや何処かの惑星の機械生命体の事では無いよ!
『ああ! キングアニマルが走り出して…… 浴びせ蹴り!? 固まっていた3体の機神が倒れる!』
『また装甲が砕けましたね…… あんなに脆くて大丈夫なのでしょうか?』
『おおっと…… クイーンアニマルがステップを踏んで!? その場飛びの関空トルネードだ!』
ガッシャーン! ガラガラ……
『まともに受けた機神は大破ですね…… 合体前のキングに蹴られた機神も動か無い様ですし…… これで、2対2ですね』
キングアニマルの浴びせ蹴りで倒れた機神が立ち上がるが…… 装甲や武装は砕け散りボロボロだ。
『立ち上がった機神がキングアニマルにパンチ! 効いて無い!? キングアニマルが機神に逆水平! 機神の装甲が砕け散る!?』
『駆動部が壊れたのかな? 力が入って無いですね。あっ! 倒れた』
『おお! クイーンアニマルが機神の両手掴み…… 胴体に膝!? 機神が倒れた!』
『キングアニマルが機神を持ち上げてますよ』
『クイーンアニマルが倒した機神に向かい…… ランニングパワーボム!?』
『これは…… 決まりですね』
『只今の模擬戦、2対5の機神対決は…… 決まり手はランニングパワーボムで、キングアニマルとクイーンアニマルペアの勝利です!』
GMさんのアナウンスが流れる中…… キングアニマルとクイーンアニマルが機神から飛び降りて、会場の声援に応えながら退場した。
「ノリノリですね……」
「ちょっと…… 調子に乗り過ぎよね?」
「お二人も…… 人の事は、言えないのでは?」
ノリノリで実況と解説をしていたカナエと千鶴に、フレンが冷静にツッコミを入れるのだった。
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