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第8章 現実と新世界と…編

エルとアーデの職業(ジョブ)とダンジョン攻略

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「二人とも、どんな職業ジョブにしたの?」

「私エルの職業ジョブは、【暗黒騎士ダークナイト】で、副職サブが【陰陽師】だよ」

「私アーデは…… 職業ジョブが【魔法闘士マジックウォーリア】で、副職サブは【錬金術士】です」

初めて見る職業ジョブが3つあるので、職業ジョブを確認……

暗黒騎士ダークナイト】…… 騎士の闇堕ち職業ジョブ。騎士の様に、剣、槍、盾などを使う近接戦闘を得意として、守りより攻撃に特化した騎士職で【闇魔法】系との相性がいい。

陰陽師おんみょうじ】……【召喚士サモナー】系の特殊職。妖怪との相性が良く、契約した妖怪を【式神】として召喚できる。周囲の自然を利用した【陰陽術】と特殊なフィールドを作る【結界術】を使う職業ジョブです。

魔法闘士マジックウォーリア】…… 戦士職系で特殊な魔法を使う職業。肉体に魔力を纏う【魔装】スキルを使い属性攻撃を行う事ができる。

【錬金術士】は、私が使う武具を見て【瞬間錬成】が使いたくなったみたいです。

「転職もしたし、水着を買ってダンジョン行くよ」

「水着?」

「私は飛ぶから必要無いよ」

「洞窟でぬれるから必要だよ」

「ここは、必要です! 絶対!」

あんまり納得していない二人を連れて、服屋に向かった。

「なに、この水着! 防御力が下手な革鎧よりあるんですけど!?」

「この素材で服作りたいです!」

エルとアーデが其々に水着を見て、驚愕している。でも、手にしている水着が際どすぎるのは…… 私の気のせいかな……

「とりあえず…… 着てみたら?」

「「はい!」」

数着の水着を持って、エルとアーデが更衣室に…

「リンちゃんとマナちゃんも水着の選んだら?」

「私たちは、こないだのあるよ?」

顔を見合せた後、不思議そうに私を見るリンちゃんとマナちゃんに……

「ここの水着は、素材が違うから新しい方に替えた方がいいよ」

「「そうな(ですか)の?」」

「そう。だから、新しいのを選んでおいで」

「「はぁい♪」」

リンちゃんとマナちゃんも新しい水着を選びに行くと……

「着替えたよ♪ どう? 似合うかな?」

「アウト!」

更衣室から出て来たエルは…… どう見ても…… 紐にしか見えない水着姿でした!? 誰だ! こんな水着作ったの!

よく見ると…… 大人な水着がいっぱい!?

直ぐにエルを更衣室に戻し、店員モンスターと配置変えして、大人な水着コーナーを作りました。

後で解った事なんですが…… 作ったのは、ロッテ達でした。

千鶴ちゃんのデザイン画を元に作ったらしい。何故千鶴ちゃんがそんなデザインをしたのか? 聞くと…… 旦那さんガルジ師匠誘惑用でした。

大人な水着は、購入に年齢制限を付けました。

結局、エルの水着は左右のカップの色が白と青のビキニで、下が黒いデニムのホットパンツのタンキニ。

アーデは、黒いワンピースだけど…… 胸元と腰に大胆な切れ込みが入ったデザインです。

ちなみに…… リンちゃんとマナちゃんの水着は、デザインと色は前の水着と一緒です。

みんなの水着が決まり、インナーに装備したので、いよいよダンジョンに向かいます!

「じゃあ…… これからダンジョンに入るけど、私は姿を消すね」

「「「「えっ!?」」」」

「いや~私が一緒だと…… モンスターの出現率が変わるからね。訓練にならないよ?」

「「「あっ……」」」

「えっ、何で? お姉ちゃんがいるとモンスターの出現率が変わるの?」

私が【ダンジョンマスター】だって知っている。リンちゃんとマナちゃん、アーデは…… 理解してくれたけど…… エルには…… どうしようかな?

「そう言うスキルみたいな物だよ。リンちゃんとマナちゃん、アーデと一緒だから大丈夫でしょ?」

とりあえず、誤魔化す事しました。

「はい! 頑張ります!」

アーデが気合い満々だ!

「こんどは、4人だね」

「レンダとくまタンも呼ぼうよ♪」

「レンダ? くまタン?って…… 誰?」

「「それはねぇ♪……」」

 ・
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 ・

「なに!? この着ぐるみぃ~♪」

くまタンDとレンダAにエルが飛び付くいた!

「おっきいくまとアライグマ…… いや、レッサーパンダかな…… ゆるキャラ?…… いい♥」

エルとアーデもくまタンとレンダは好評みたいだね。6人?パーティーになったエルとアーデ、リンちゃん達が洞窟ダンジョンへ。

「さあ、ちい…… 先回りするよ♪」

「はい! 姫さま」

私は、ちいを連れて…… 隠蔽モードで先回りです♪

 ・
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 ・

「エルさんは、種族【天使】ですか?」

「私は【堕天使】だよ」

「「だてんし?」」

「そう、【堕天使】。空飛びたくてね♪ 【天使】は開始位置が天界でね。王国開始にしたいから【天使】系の【堕天使】にしたの」

「そうなんだ」

「アーデさんは? 種族なんですか?」

「私は……【吸血鬼】です」

「「「きゅうけつき!?」」」

ガクガク「わ、わたし、種族【人】じゃないから、おいしくないよ!」ぶるぶる

「大丈夫ですよ。リンちゃん。血が吸いたくて【吸血鬼】になった訳では無いので」

「リンちゃん、ホラー苦手だもんね……」

「なんで【吸血鬼】? 夜は最強に近い種族だけど、弱点多いよね?」

「小説に影響されました……」

「「「ああ……」」」

「有名種族だから、色んな小説で最強キャラ扱いされてるよねぇ~」

「堕天使も強キャラですよね?」

「「確かに!」」

「そう言えば…… そうだね! 飛ぶ=【天使】系しか、考えてなかったよ♪」

なるほど… エルは飛ぶ=で、【堕天使】を選んだのかぁ~…… それ系の装備作ろうかな……

そうこうしている間に、【隠しダンジョン】への分岐点の【地底湖】に着きました…… さあってと、気づくかな……!?

私は【地底湖】を見て驚いた!?

【地底湖】から…… ネタバレモンスターが身体を出して、くつろいでました!?

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