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第7章 イベントクエスト編
トッププレイヤーの説得と6人目…
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ここは…… 日ノ本の首都【京江戸】……
「誰かと思えば、【聖女の楯】じゃねぇか」
「そう言う…… お前は【狂剣】だな。それに……【教官】か?」
「フッ…… 私も有名になったものだな……【救世主メシア】のトップに知られているとは」
「救世主メシアのNo.1に【名も無き傭兵】のトッププレイヤーに会うとは…… 滾るじゃねぇか! 神獣戦の前に…… 殺らないか?」
「傭兵は…… 無駄な戦闘はしない」
「我等の楯は、聖女様と民を守る為だ。私闘する気は無い!」
「チッ…… つまらねぇな。その民が、非協力的なんですけど?」
「貴様の態度が悪いからだろう?」
「あぁん? 普通の緑人なんかにケンカ売るかよ」
「しかし…… 緑人が町中で武器を構えるとは…… 穏やかでは無いな」
「まったく! 失礼しちゃうよね? せっかく、神獣を倒してあげよとしたのに」
「【マッハレディー】か…… 我等が来る前に何かしたか?」
「疑ってるの? 失礼な! 神獣を倒しに来たって言っただけです!」
「蒼人のトップが、雁首揃えて何してんだ? お前等は」
「貴方は!? 元獣王のデンライ!」
「おい、その横にいるのは……【仮面のヒーロー】か!?」
「貴女は、【二代目人切り鬼女】か!? PKが何故?」
「蒼人のトップクランが緑人の守り神を…… 何故狙う?」
「掲示板を見てねぇのか?」
「なんの事だ?」
「この書き込み…… これ、あんたでしょ…… デンライ!」
「これは…… あの時のか! あのガキども~!」
「この書き込みは…… 嘘だ! デンライと俺達は神獣を倒していない!」
「何!? じゃあ、この海竜の鱗は?」
「それは……」
「何か隠しているな? いったい何だ!」
「いやな…… それは…… その……」
「…… 了解。デンライ、伝えていいぞ」
「はぁ~…… これから伝える事を他のプレイヤーにも伝えろよ?」
「あん? 何でだ?」
「神獣が死ぬと、イベントクリアができ無いからだ」
「「「「!?」」」」
「嘘だろう? 鱗は、あの鱗は何だ!」
「アレは…… 俺達の仲間が神獣から貰ったんだ。俺達も驚いたけどな」
「神獣から貰った? ドロップアイテムじゃないのか?」
「緑人の巫女さんが言うには、神獣を殺すと力が消えて素材にならないらしい」
「!?…… それでは、場合によっては…… 損失しかないな」
「しかも、神獣がいないと…… その地は荒れるらしい」
「緑人が神獣を守る理由はそれか?」
「そうだ。それにな…… これは絶対に拡散してくれ。神獣と仲良くなった俺達の仲間が言うには…… 神獣が死ぬと日ノ本が崩れるってよ」
「「「「なにぃ!?」」」」
「くっ、フェイクに騙され…… 国崩しをさせられるとは…… 不覚!」
「俺達…… みんな騙された訳だ。何処のどいつか知らねぇが…… やってくれたじゃねか! 見つけ出して、この借りを返してやる!」
「傭兵に情報戦を仕掛けるとは…… かならず見つけ出す!」
「私も許さない!」
「盛り上がってる処に悪いが…… フェイクの犯人が運営に捕まったみたいだ。書き込みがある」
「何!? 自爆して運営に見つかったか?」
「どれどれ…… ヒーローが増殖した!?」
「ヒーローさん…… 知ってたか?」
「そう言えば…… 6人目がどうとか、つぶやいていたな?」
「仮面のヒーローが6人いるのかよ!?」
「いや……【仮面】では無く、【戦隊】の方だな。仮面の後輩として、最近現れた5人組のヒーローだったが…… 一人増えたか?」
「うん、迷惑プレイヤーの集団を6人組のヒーロー?が倒したって、書き込みがある」
「見る限り…… 6人目は、ピンクのアライグマですかね?」
「王道の5色がブルー以外はそろったな…… デンライ、どうした?」
「クマカジャー…… また強化されてる……」
「デンライ先輩…… ガンバです!」
「デンライは…… ほっといて、俺達の持つ情報を提供する」
「いいのか?」
「敵が厄介でな…… トッププレイヤーには、協力して欲しい」
「敵を知っているのか!?」
「ああ、偶然だが…… 遭遇した。敵は、邪神機のオロチだ」
「「「「な!?」」」」
「20㍍を超える大蛇型で…… 神獣を狙っている。障気の毒を吐くから気を付けてくれ」
「邪神機だと! 毒の威力は?」
「辺り一面が毒の沼になるくらいだ」
「嘘だろう…… どう戦うんだよ?そんなヤツと」
「毒は障気だから、高品質の聖水で浄化できた」
「ならば、聖職系の浄化スキルで代用できそうだな」
「うちには浄化持ちいねぇぞ! ちっきしょーが! 聖水買い漁るか」
「至急、聖水を各部隊に送れ! 今直ぐだ!」
「私も聖水買いに行く!」
「おい、情報の拡散を忘れるなよ!」
「クランメンバーには通達した。それでは失礼する」
「私も各部隊に通達済みだ。失礼。対策をねらなくては」
「俺も行くぜ。聖水の買い出しついでに拡散してやるよ」
「私も行くけど…… デンライ! 次は、レースで勝負だよ!」
トッププレイヤー達が去って……
「なんとかなりましたね?」
「話の解る相手で良かったな…… デンライ?」
「6人目って、マナちゃんだよな? 俺…… リン達に勝てるかな?」
「デンライ……」
「デンライ先輩……」
「デンライ…… 無理だな…… もし、勝っても…… カナエちゃんが出てくる」
「兄貴の威厳がぁ~!」
説得に成功したジノ達は、カナエ達の元へ急いで戻るのだった。
「誰かと思えば、【聖女の楯】じゃねぇか」
「そう言う…… お前は【狂剣】だな。それに……【教官】か?」
「フッ…… 私も有名になったものだな……【救世主メシア】のトップに知られているとは」
「救世主メシアのNo.1に【名も無き傭兵】のトッププレイヤーに会うとは…… 滾るじゃねぇか! 神獣戦の前に…… 殺らないか?」
「傭兵は…… 無駄な戦闘はしない」
「我等の楯は、聖女様と民を守る為だ。私闘する気は無い!」
「チッ…… つまらねぇな。その民が、非協力的なんですけど?」
「貴様の態度が悪いからだろう?」
「あぁん? 普通の緑人なんかにケンカ売るかよ」
「しかし…… 緑人が町中で武器を構えるとは…… 穏やかでは無いな」
「まったく! 失礼しちゃうよね? せっかく、神獣を倒してあげよとしたのに」
「【マッハレディー】か…… 我等が来る前に何かしたか?」
「疑ってるの? 失礼な! 神獣を倒しに来たって言っただけです!」
「蒼人のトップが、雁首揃えて何してんだ? お前等は」
「貴方は!? 元獣王のデンライ!」
「おい、その横にいるのは……【仮面のヒーロー】か!?」
「貴女は、【二代目人切り鬼女】か!? PKが何故?」
「蒼人のトップクランが緑人の守り神を…… 何故狙う?」
「掲示板を見てねぇのか?」
「なんの事だ?」
「この書き込み…… これ、あんたでしょ…… デンライ!」
「これは…… あの時のか! あのガキども~!」
「この書き込みは…… 嘘だ! デンライと俺達は神獣を倒していない!」
「何!? じゃあ、この海竜の鱗は?」
「それは……」
「何か隠しているな? いったい何だ!」
「いやな…… それは…… その……」
「…… 了解。デンライ、伝えていいぞ」
「はぁ~…… これから伝える事を他のプレイヤーにも伝えろよ?」
「あん? 何でだ?」
「神獣が死ぬと、イベントクリアができ無いからだ」
「「「「!?」」」」
「嘘だろう? 鱗は、あの鱗は何だ!」
「アレは…… 俺達の仲間が神獣から貰ったんだ。俺達も驚いたけどな」
「神獣から貰った? ドロップアイテムじゃないのか?」
「緑人の巫女さんが言うには、神獣を殺すと力が消えて素材にならないらしい」
「!?…… それでは、場合によっては…… 損失しかないな」
「しかも、神獣がいないと…… その地は荒れるらしい」
「緑人が神獣を守る理由はそれか?」
「そうだ。それにな…… これは絶対に拡散してくれ。神獣と仲良くなった俺達の仲間が言うには…… 神獣が死ぬと日ノ本が崩れるってよ」
「「「「なにぃ!?」」」」
「くっ、フェイクに騙され…… 国崩しをさせられるとは…… 不覚!」
「俺達…… みんな騙された訳だ。何処のどいつか知らねぇが…… やってくれたじゃねか! 見つけ出して、この借りを返してやる!」
「傭兵に情報戦を仕掛けるとは…… かならず見つけ出す!」
「私も許さない!」
「盛り上がってる処に悪いが…… フェイクの犯人が運営に捕まったみたいだ。書き込みがある」
「何!? 自爆して運営に見つかったか?」
「どれどれ…… ヒーローが増殖した!?」
「ヒーローさん…… 知ってたか?」
「そう言えば…… 6人目がどうとか、つぶやいていたな?」
「仮面のヒーローが6人いるのかよ!?」
「いや……【仮面】では無く、【戦隊】の方だな。仮面の後輩として、最近現れた5人組のヒーローだったが…… 一人増えたか?」
「うん、迷惑プレイヤーの集団を6人組のヒーロー?が倒したって、書き込みがある」
「見る限り…… 6人目は、ピンクのアライグマですかね?」
「王道の5色がブルー以外はそろったな…… デンライ、どうした?」
「クマカジャー…… また強化されてる……」
「デンライ先輩…… ガンバです!」
「デンライは…… ほっといて、俺達の持つ情報を提供する」
「いいのか?」
「敵が厄介でな…… トッププレイヤーには、協力して欲しい」
「敵を知っているのか!?」
「ああ、偶然だが…… 遭遇した。敵は、邪神機のオロチだ」
「「「「な!?」」」」
「20㍍を超える大蛇型で…… 神獣を狙っている。障気の毒を吐くから気を付けてくれ」
「邪神機だと! 毒の威力は?」
「辺り一面が毒の沼になるくらいだ」
「嘘だろう…… どう戦うんだよ?そんなヤツと」
「毒は障気だから、高品質の聖水で浄化できた」
「ならば、聖職系の浄化スキルで代用できそうだな」
「うちには浄化持ちいねぇぞ! ちっきしょーが! 聖水買い漁るか」
「至急、聖水を各部隊に送れ! 今直ぐだ!」
「私も聖水買いに行く!」
「おい、情報の拡散を忘れるなよ!」
「クランメンバーには通達した。それでは失礼する」
「私も各部隊に通達済みだ。失礼。対策をねらなくては」
「俺も行くぜ。聖水の買い出しついでに拡散してやるよ」
「私も行くけど…… デンライ! 次は、レースで勝負だよ!」
トッププレイヤー達が去って……
「なんとかなりましたね?」
「話の解る相手で良かったな…… デンライ?」
「6人目って、マナちゃんだよな? 俺…… リン達に勝てるかな?」
「デンライ……」
「デンライ先輩……」
「デンライ…… 無理だな…… もし、勝っても…… カナエちゃんが出てくる」
「兄貴の威厳がぁ~!」
説得に成功したジノ達は、カナエ達の元へ急いで戻るのだった。
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