107 / 464
第6章 魔王の新世界放浪記?編
鬼姫と大蛇
しおりを挟む
「あの大蛇…… 機神、いや、邪神機だ!」
突然現れた、大蛇ロボを神眼で鑑定!
【????オロチ??? 邪神機Lv??】
オロチ? 10㍍以上のオロチと人?が争ってる!? 人の方は?
【???(魔神化) 鬼姫Lv76】
鬼姫? 魔神化してる…… 魔神と邪神機が殺り合ってる!
「おかしいな……」
「ジノさん?」
「カナエさん、神獣様の近くは浄化されてるから、自然発生の邪神機は近付かないんだ! それに、魔神と邪神機は敵対しない!」
「なんで!?」
「元となる力が一緒なんだ…… 邪神達の元眷神の誇りが共食いを許さないのさ……」
「じゃあ、あの魔神の鬼姫は?」
見るからに、鬼姫がオロチを執拗に攻撃してる!?
「なぜかは解らないが、この辺りに異常がある可能性がある…… 温泉境の人達が心配だ」
「そうだな…… 温泉境に急ぐ為にも、先ずは、アイツ等をどうにかしないと」
「!? 窓を閉めて! 結界を!!」
オロチがガスを吐いた!? 直撃を受けた鬼姫は吹き飛ばされ、オロチは地中に消えた……
「浄化します!」
トパーズが上級聖水を撒水! 毒性は消えたけど…… 山の木々が腐り、ひどい匂いが立ち込める。
「ひどいな…… これは……」
「確かにひどいが、人里が心配だ。急ごう!」
「毒を消しながら進みます」
上級聖水を撒水しながら、火山温泉境を目指す!
・
・
・
目的地の温泉郷に着いたカナエ達が見たのは……
破壊された街だった。
「さっきのヤツがやったのか?」
「ぼっとするな。救助するぞ!」
「「「「はい!」」」」
オロチの暴れた後か? 倒壊した建物を人が居ないか探す。
「大丈夫か! 他に人は?」
「回復します! こちらに!」
「あんたらは…… 蒼人か? 頼みがある! 俺達よりも先に、猿神様を見てくれ!」
「えんじんさま?」
「この辺りを浄化して下さる神獣様だ。頼む! オロチからこの地を護って、毒を!」
「私が行きます!」
人里から、さらに上がった山の中。海神龍様と同じ様な神社の境内に…… 巨大なお猿さんが倒れてる。猿神様?
「大丈夫ですか! 今、解毒します!」
「あ、蒼人の、方よ…… わしより、周りの物を頼む……」
「まとめて治す!」
猿神様の周りに、神獣と人がいっぱい倒れてる…… 妖精の粉を全力散布!
「助かったぞ。蒼人の方よ…… 太古の邪神機に襲われての」
「それは…… オロチですか?」
「オロチを見たのか!?」
「はい、ここに向かう途中で…… 鬼姫と争っていました」
「鬼姫じゃと!?」
「猿神様! 娘が、娘が居ません!」
「邪気に囚われたか! 捜すのじゃ! 戻れなくなるぞ! お前達も捜すのじゃ!」
猿神様が、回復した神獣と人々に指示を出す!
「まだ、安静してないと」
「すまぬ。蒼人の方よ…… 鬼人族の一大事なのだ!」
「蒼人のお方…… 我等、鬼人族は…… 元は邪神の眷属なのです。若く未熟な者が負の感情のまま、邪気に触れると…… 先祖帰りしてしまうのです。完全になる前に、連れ戻さないと」
鬼人族の始まりは、一匹の鬼が邪神に歯向かい。神獣達と共に、邪神と戦った事で邪気を祓われて、生まれ変わったのが始まり。
だから、幼い内に邪気を浴びると…… 鬼になってしまう。そうならない様、幼い内は神獣と共に育てる見たいです。
「私も捜します!」
「その必要は…… 無い! トウ!」
「仮面のヒーローさん!」
「バトラーに救助させた」
仮面のヒーローさん(ジノさん)が、布の包みを降ろす。
「「「「「なんで、布が?」」」」」
「暴れて危ないからな。このまま浄化してあげよう」
オロチに吹き飛ばされ時に、バトラーを救助に向かわせたんだって、毒に侵されながら暴れるので…… 布に包んだみたい。
突然現れた、大蛇ロボを神眼で鑑定!
【????オロチ??? 邪神機Lv??】
オロチ? 10㍍以上のオロチと人?が争ってる!? 人の方は?
【???(魔神化) 鬼姫Lv76】
鬼姫? 魔神化してる…… 魔神と邪神機が殺り合ってる!
「おかしいな……」
「ジノさん?」
「カナエさん、神獣様の近くは浄化されてるから、自然発生の邪神機は近付かないんだ! それに、魔神と邪神機は敵対しない!」
「なんで!?」
「元となる力が一緒なんだ…… 邪神達の元眷神の誇りが共食いを許さないのさ……」
「じゃあ、あの魔神の鬼姫は?」
見るからに、鬼姫がオロチを執拗に攻撃してる!?
「なぜかは解らないが、この辺りに異常がある可能性がある…… 温泉境の人達が心配だ」
「そうだな…… 温泉境に急ぐ為にも、先ずは、アイツ等をどうにかしないと」
「!? 窓を閉めて! 結界を!!」
オロチがガスを吐いた!? 直撃を受けた鬼姫は吹き飛ばされ、オロチは地中に消えた……
「浄化します!」
トパーズが上級聖水を撒水! 毒性は消えたけど…… 山の木々が腐り、ひどい匂いが立ち込める。
「ひどいな…… これは……」
「確かにひどいが、人里が心配だ。急ごう!」
「毒を消しながら進みます」
上級聖水を撒水しながら、火山温泉境を目指す!
・
・
・
目的地の温泉郷に着いたカナエ達が見たのは……
破壊された街だった。
「さっきのヤツがやったのか?」
「ぼっとするな。救助するぞ!」
「「「「はい!」」」」
オロチの暴れた後か? 倒壊した建物を人が居ないか探す。
「大丈夫か! 他に人は?」
「回復します! こちらに!」
「あんたらは…… 蒼人か? 頼みがある! 俺達よりも先に、猿神様を見てくれ!」
「えんじんさま?」
「この辺りを浄化して下さる神獣様だ。頼む! オロチからこの地を護って、毒を!」
「私が行きます!」
人里から、さらに上がった山の中。海神龍様と同じ様な神社の境内に…… 巨大なお猿さんが倒れてる。猿神様?
「大丈夫ですか! 今、解毒します!」
「あ、蒼人の、方よ…… わしより、周りの物を頼む……」
「まとめて治す!」
猿神様の周りに、神獣と人がいっぱい倒れてる…… 妖精の粉を全力散布!
「助かったぞ。蒼人の方よ…… 太古の邪神機に襲われての」
「それは…… オロチですか?」
「オロチを見たのか!?」
「はい、ここに向かう途中で…… 鬼姫と争っていました」
「鬼姫じゃと!?」
「猿神様! 娘が、娘が居ません!」
「邪気に囚われたか! 捜すのじゃ! 戻れなくなるぞ! お前達も捜すのじゃ!」
猿神様が、回復した神獣と人々に指示を出す!
「まだ、安静してないと」
「すまぬ。蒼人の方よ…… 鬼人族の一大事なのだ!」
「蒼人のお方…… 我等、鬼人族は…… 元は邪神の眷属なのです。若く未熟な者が負の感情のまま、邪気に触れると…… 先祖帰りしてしまうのです。完全になる前に、連れ戻さないと」
鬼人族の始まりは、一匹の鬼が邪神に歯向かい。神獣達と共に、邪神と戦った事で邪気を祓われて、生まれ変わったのが始まり。
だから、幼い内に邪気を浴びると…… 鬼になってしまう。そうならない様、幼い内は神獣と共に育てる見たいです。
「私も捜します!」
「その必要は…… 無い! トウ!」
「仮面のヒーローさん!」
「バトラーに救助させた」
仮面のヒーローさん(ジノさん)が、布の包みを降ろす。
「「「「「なんで、布が?」」」」」
「暴れて危ないからな。このまま浄化してあげよう」
オロチに吹き飛ばされ時に、バトラーを救助に向かわせたんだって、毒に侵されながら暴れるので…… 布に包んだみたい。
0
お気に入りに追加
32
あなたにおすすめの小説

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……


俺しか使えない『アイテムボックス』がバグってる
十本スイ
ファンタジー
俗にいう神様転生とやらを経験することになった主人公――札月沖長。ただしよくあるような最強でチートな能力をもらい、異世界ではしゃぐつもりなど到底なかった沖長は、丈夫な身体と便利なアイテムボックスだけを望んだ。しかしこの二つ、神がどういう解釈をしていたのか、特にアイテムボックスについてはバグっているのではと思うほどの能力を有していた。これはこれで便利に使えばいいかと思っていたが、どうも自分だけが転生者ではなく、一緒に同世界へ転生した者たちがいるようで……。しかもそいつらは自分が主人公で、沖長をイレギュラーだの踏み台だなどと言ってくる。これは異世界ではなく現代ファンタジーの世界に転生することになった男が、その世界の真実を知りながらもマイペースに生きる物語である。

冤罪だと誰も信じてくれず追い詰められた僕、濡れ衣が明るみになったけど今更仲直りなんてできない
一本橋
恋愛
女子の体操着を盗んだという身に覚えのない罪を着せられ、僕は皆の信頼を失った。
クラスメイトからは日常的に罵倒を浴びせられ、向けられるのは蔑みの目。
さらに、信じていた初恋だった女友達でさえ僕を見限った。
両親からは拒絶され、姉からもいないものと扱われる日々。
……だが、転機は訪れる。冤罪だった事が明かになったのだ。
それを機に、今まで僕を蔑ろに扱った人達から次々と謝罪の声が。
皆は僕と関係を戻したいみたいだけど、今更仲直りなんてできない。
※小説家になろう、カクヨムと同時に投稿しています。

日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる