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第6章 魔王の新世界放浪記?編
はじめての海… カナエ、大物を釣る!?
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私とマナちゃんが買い物して、蒼のギルドに戻れると……
ジノさん達が、色々と準備を進めてくれていました。
「みんな、ごめんなさい。遅れた?」
「ああ、カナエちゃん達、大丈夫だよ。PKの引き渡しとモンスターの情報が集め終わった所だから」
「次の目的地は、どうする? 真っ直ぐに日の本を目指すか? それとも…… 寄り道する?」
「どっちが安全ですか?」
「それは…… 最近は、何かと物騒でな…… 真っ直ぐに行くと真っ直ぐに行くとで、巨大な海洋モンスターが出て…… 寄り道すると、海賊クランが出てくる…… 正直…… 海に出るのは…… お薦めできんな」
「どうしようか? 飛んで行く事もできるけど…… 私は真っ直ぐに海を行きたいです!」
「カナエさん!? 一番、危険ですよ!」
「あ~、カナエちゃんの目的の一つは、素材集めだからな~…… 行くか?」
「「「「賛成♪」」」」
「えっ! え~!?」
「大丈夫だよ。マナちゃん♪ 準備して来たから! それじゃあ…… レッツ・ゴー♪」
「「「ゴー♪」」」「ご、ごー……」
私達は、エイ型の万能小型船【マンタ君】に乗り、沖に出る……
「速いですけど…… この船で大丈夫なんですか? 港のみんなが心配そうでしたけど……」
「確かに、止めようとした人がけっこう居たわね」
「このこでは、外洋まで行かないから大丈夫だよ。ほら、見えて来た♪」
「!? 巨大な鯨? モンスターです! 逃げましょう!」
「大丈夫。落ち着いて、あのこが私達の母艦【ホエール1】だよ♪」
「ぼ、ぼかん……?」
マンタ君をホエール1に横付けすると、回収ハッチが開き、回収ハンガーがマンタ君を固定して回収。私達はホエール1の格納庫に……
マナちゃんは…… 驚いたのかな? 口が開いたまま目をパチパチしていた。可愛い♪
「カナエ様、皆さん、お帰りをお待ちして下りました…… こちらの方は?」
「紹介するね。おいでマナちゃん。この娘は…… マナちゃん! 私の新しい妹かな?」
「か、カナエさん!?」
「解りました。宜しくお願いいたします。マナちゃん様」
「えっ、あっ、こちらこそ、お願いします!マナでいいです」
「はい、マナ様」
「ずるいわ! カナエちゃん…… 私もマナちゃんのお姉ちゃんになる~」ぎゅ~!
「きゃ!」
千鶴ちゃんがマナちゃんに抱き付く!
「じゃあ…… リンちゃん達と一緒に、クランの女の子みんなは、私達の妹って事で♪」
「しょうがないわね…… それで手を打つわ♪」
「じゃあ…… 早速、お姉ちゃんな千鶴ちゃんに依頼です」
「えっ…… これは…… 凄いわ! 何処で手に入れたの!?」
千鶴ちゃんに例の金属糸を渡して……
「それは秘密です。それでマナちゃんとリンちゃん達の装備作って下さい。報酬は…… それをもっとあげます」
「直ぐ作る! 今作る! じゃあ、またね♪」
私から受け取った金属糸を大量にストレージに仕舞い、王国に転移陣で帰って行きました。
「千鶴さんは、何処に?」
「私達のクランハウスにね♪」
「えっ、クランハウスって…… 王国ですよね?」
「そうだよ♪」
「カナエ様、エミリーさんとエナさんから、お届け物です」
「あっ、出来たんだ! マナちゃん…… 魚介は、お好き?」
「えっ、え~っと、お魚ですよね? 好きですよ」
「よし! みんなで釣りしよう! 釣り♪ 甲板に行くよ」
エミリー達からの荷物を受け取り、甲板に急ぐ。
「はいこれ、みんなで大物釣るよ♪」
エミリー達からの荷物の中身は…… 釣りセットでした。
釣り竿をみんなに渡して、レッツ・フィッシングです!
「○は~○いが~♪ 時○に○~強い~♪」
演歌を口づさみながら、釣り糸をたらす…… (来い! 大物!!)
「釣り堀は行った事ありますが…… 海で釣りは、初めてです」
「俺も、川釣りの方だな…… よっと」
「ところで…… カナエさんが唄ってる歌。聞き覚えが……」
「気にしないで…… 釣りに集中しようか?」
みんな、思い思いに釣り糸をたらす…… 中々掛からないな? 居ないのかな……!?
「来たー! ヒット!」
「やったな! カナエちゃん」
「カナエさん、凄いです!」
「カナエさん…… ガンバです!」
「引け引け! 力の限り!」
「くっ!(強い…… 引き摺り込まれそう! だけど…… 敗けない! 魔力で身体強化! ヴァルキリーゴーレム召喚!)ゴル! ジル! 手伝って! このぉ~…… 敗けるかぁ~!!!」
一瞬、引く力が弱くなった!?
「今だ!」
カナエは、【全力全開】で力の限り引き上げる! ザッパ~ン!
「えっ!?」バシャン! ビチビチ! ビチ……
カナエが釣り上げたのは……
【キングフィッシュカジキ Lv68 ダンジョンボスLv65】
10㍍ぐらいのカジキマグロ?の…… ダンジョンボス!?
「どうしよう…… ダンジョンボス釣り上げちゃったよ……」
甲板の上で跳ねるダンジョンボスのカジキマグロを見て……
釣りをしていたメンバーは、言葉に困り沈黙した。
ジノさん達が、色々と準備を進めてくれていました。
「みんな、ごめんなさい。遅れた?」
「ああ、カナエちゃん達、大丈夫だよ。PKの引き渡しとモンスターの情報が集め終わった所だから」
「次の目的地は、どうする? 真っ直ぐに日の本を目指すか? それとも…… 寄り道する?」
「どっちが安全ですか?」
「それは…… 最近は、何かと物騒でな…… 真っ直ぐに行くと真っ直ぐに行くとで、巨大な海洋モンスターが出て…… 寄り道すると、海賊クランが出てくる…… 正直…… 海に出るのは…… お薦めできんな」
「どうしようか? 飛んで行く事もできるけど…… 私は真っ直ぐに海を行きたいです!」
「カナエさん!? 一番、危険ですよ!」
「あ~、カナエちゃんの目的の一つは、素材集めだからな~…… 行くか?」
「「「「賛成♪」」」」
「えっ! え~!?」
「大丈夫だよ。マナちゃん♪ 準備して来たから! それじゃあ…… レッツ・ゴー♪」
「「「ゴー♪」」」「ご、ごー……」
私達は、エイ型の万能小型船【マンタ君】に乗り、沖に出る……
「速いですけど…… この船で大丈夫なんですか? 港のみんなが心配そうでしたけど……」
「確かに、止めようとした人がけっこう居たわね」
「このこでは、外洋まで行かないから大丈夫だよ。ほら、見えて来た♪」
「!? 巨大な鯨? モンスターです! 逃げましょう!」
「大丈夫。落ち着いて、あのこが私達の母艦【ホエール1】だよ♪」
「ぼ、ぼかん……?」
マンタ君をホエール1に横付けすると、回収ハッチが開き、回収ハンガーがマンタ君を固定して回収。私達はホエール1の格納庫に……
マナちゃんは…… 驚いたのかな? 口が開いたまま目をパチパチしていた。可愛い♪
「カナエ様、皆さん、お帰りをお待ちして下りました…… こちらの方は?」
「紹介するね。おいでマナちゃん。この娘は…… マナちゃん! 私の新しい妹かな?」
「か、カナエさん!?」
「解りました。宜しくお願いいたします。マナちゃん様」
「えっ、あっ、こちらこそ、お願いします!マナでいいです」
「はい、マナ様」
「ずるいわ! カナエちゃん…… 私もマナちゃんのお姉ちゃんになる~」ぎゅ~!
「きゃ!」
千鶴ちゃんがマナちゃんに抱き付く!
「じゃあ…… リンちゃん達と一緒に、クランの女の子みんなは、私達の妹って事で♪」
「しょうがないわね…… それで手を打つわ♪」
「じゃあ…… 早速、お姉ちゃんな千鶴ちゃんに依頼です」
「えっ…… これは…… 凄いわ! 何処で手に入れたの!?」
千鶴ちゃんに例の金属糸を渡して……
「それは秘密です。それでマナちゃんとリンちゃん達の装備作って下さい。報酬は…… それをもっとあげます」
「直ぐ作る! 今作る! じゃあ、またね♪」
私から受け取った金属糸を大量にストレージに仕舞い、王国に転移陣で帰って行きました。
「千鶴さんは、何処に?」
「私達のクランハウスにね♪」
「えっ、クランハウスって…… 王国ですよね?」
「そうだよ♪」
「カナエ様、エミリーさんとエナさんから、お届け物です」
「あっ、出来たんだ! マナちゃん…… 魚介は、お好き?」
「えっ、え~っと、お魚ですよね? 好きですよ」
「よし! みんなで釣りしよう! 釣り♪ 甲板に行くよ」
エミリー達からの荷物を受け取り、甲板に急ぐ。
「はいこれ、みんなで大物釣るよ♪」
エミリー達からの荷物の中身は…… 釣りセットでした。
釣り竿をみんなに渡して、レッツ・フィッシングです!
「○は~○いが~♪ 時○に○~強い~♪」
演歌を口づさみながら、釣り糸をたらす…… (来い! 大物!!)
「釣り堀は行った事ありますが…… 海で釣りは、初めてです」
「俺も、川釣りの方だな…… よっと」
「ところで…… カナエさんが唄ってる歌。聞き覚えが……」
「気にしないで…… 釣りに集中しようか?」
みんな、思い思いに釣り糸をたらす…… 中々掛からないな? 居ないのかな……!?
「来たー! ヒット!」
「やったな! カナエちゃん」
「カナエさん、凄いです!」
「カナエさん…… ガンバです!」
「引け引け! 力の限り!」
「くっ!(強い…… 引き摺り込まれそう! だけど…… 敗けない! 魔力で身体強化! ヴァルキリーゴーレム召喚!)ゴル! ジル! 手伝って! このぉ~…… 敗けるかぁ~!!!」
一瞬、引く力が弱くなった!?
「今だ!」
カナエは、【全力全開】で力の限り引き上げる! ザッパ~ン!
「えっ!?」バシャン! ビチビチ! ビチ……
カナエが釣り上げたのは……
【キングフィッシュカジキ Lv68 ダンジョンボスLv65】
10㍍ぐらいのカジキマグロ?の…… ダンジョンボス!?
「どうしよう…… ダンジョンボス釣り上げちゃったよ……」
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