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第5章 動き出す〇〇編
リン達とヒーロー…… そして、新たなヒーローの誕生!?
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「スゲェ~! 城が戦艦になって…… ドッバ~ン!って」
「今の内に、負傷者下げるよ! エン!シュウ!お願い」
「まかせろ! シュウ、守るぞ!」
「おう!」
「わたしも…… 氷で守る!」
「おう、頑張ってるか? リンの嬢ちゃん達に坊主共」
「カルジお爺ちゃんに千鶴お姉さん! こんにちは!」
「「「「こんにちは!」」」」
「はい♪ こんにちは! エン君にシュウ君、凄い頑張ってるわね」
「「はい!」新装備のおかげです」
「この刀が使いこなせる様に頑張ってます」
「カナエの嬢ちゃんが材料を用意して、テッシンが鍛えた…… 刀か? テッシンの奴…… 腕を上げたな。あの城戦艦とこの刀…… 益々カナエの嬢ちゃんの材料が欲しくなるな」
蒼のギルドの人達が、プレイヤーさん達を連れて合流しました。負傷者達を護衛しながら後退するみたいです。
「嬢ちゃん達はどうする? 一緒に後退するか?」
「私達は……」
「俺達は護衛した事無いからな…… どうする?」
「残る? 護衛するにしても、やった事が無いから…… 邪魔にならない?」
「モンスター退治の方が楽そうだよな?」
「残ろうよ。敵を倒せば…… 後退の援護にもなるよ」
みんなで残る事にしました。モンスター退治…… 頑張ります!
「みんな…… 命を大事に!だよ?」
「「「「はい!」」」」
・
・
・
やられた…… 何時の間にか、私達は孤立していた。
「くっ、気を付けろ…… 囲まれてるぞ!」
「このゴブリン達…… プレイヤーだ!?」
「ヒッヒャハハハ、ガキ共! 良い武器持ってるじゃねか? 選びな…… 素直に渡すか、奪われるかだ!」
「「「ヒッヒャハハハ」」」
ゴブリン達の他にオークも見える…… プレイヤーだ。ただでさえ醜い顔で不気味に笑っている……
「誰が、お前らなんかに渡すか!」
「「「「そうだ!そうだ!」」」」
「このクソガキが! 大人に対する礼儀を教えてくれる!」
「ガキ共を躾だ!」
「身体に叩き込め!」
「じわりじわりと躾て「『クラッシュブレイク!!』」ふぇぶ!?」ドッゴ~ン!
リーダーぽいゴブリンがバイクにぶっ飛ばされた!?
「子供虐めは、許さん!」
「「「「「ヒーローさん!?」」」」」
「ギ、ギャー! 仮面のヒーローが出た!」
「逃げろー! このヒーロー、子供の敵に容赦無しだ!」
「『逃がさん!』悪い奴は、居ないか? 子供虐めする奴等は、何処だ!」
「来た!? ヒーヤー逃げろ!」
「いっやァァァー! 来る! 来る!」
「もうしません。だから、助けて~」
「そう言った子供達を…… お前等はどうした? お前達に慈悲は…… 無い!!」
「「「「「ギ、ギャァァァァァァァ……」」」」」
逃げ惑うオークとゴブリン達を…… 追い回すヒーローさん! その姿は…… 鬼の様でした……
オークとゴブリン達を殲滅させて、ヒーローさんが戻って来た。
「そのバイク…… ジノさん?」
「「「「えっ!?」」」」
「しー…… ないしょだよ」
私達は、口を手で押さえて頷いた。
「レオンの依頼で帝国の作戦を掴んでね。報せに来たんだよ」
「帝国の作戦?」
「帝国は何かするんですか?」
「うん、帝国側に付いたプレイヤー達がモンスターを連れて転移した後…… 巨大ロボットと巨人達が転移して来る。それが帝国軍の本隊で帝国勇者達だよ」
「まだ、いっぱい来るの?」
「たいへん! 報せないと」
「レオン達には報告したし、カナエちゃんのアレで…… 帝国の転移陣も減ったみたいだから。依頼を果たすよ」
「「「「「依頼?」」」」」
「みんな、【熊ブレスレット】着けてる?」
「あっ、俺…… 着けてないです」
「持ってるよね? 今すぐ着けて!」
「は、はい!」
シュウ君が、焦りながら【熊ブレスレット】を装備する。
「みんな、ちゃんと着けたね?」
「「「「「はい!」」」」」ピッピッ!ピッピッ!
「うわ!なんか鳴ってる!?」
「みんな、光ってるボタンを押して」
ピッ!『みんな! 聞こえる?』
ボタンを押すと…… ブレスレットの上に小さなカナ姉さんが現れた!? その姿は…… 軍服で何故か、顔に熊のお面を着けていました。
「カナエさん…… その格好は……」
『この姿の時は【べあー司令】と呼んでね。この【熊ブレスレット】の隠された機能を説明するね。ピンチになったら……【もうじゅうチェンジ!】と叫びながら熊の鼻を押しなさい。変身するから!『べあー司令! 帝国の増援です!』みんな、敵が来るよ! ヒーローさんもよろしくね。がんばれ!負けるな!【もうじゅう戦隊クマカジャー】!』ピッ!
「「「「「えっ!?」」」」」
「へ、変身って……」
「べあー司令って、なんだよ! ふざけてるのか?」
「どうするの?」
「変身……♪」
「カナエさんの新装備♪」
「みんな、敵が来るぞ!」
現れた帝国側のプレイヤーとモンスターの大軍…… その中に見覚えのある人達がいました。私を捕まえようとした帝国勇者の仲間と…… お姉ちゃんでした。
「そこにいるのは、リンじゃない?」
「お姉ちゃん……」
「アニタの妹? そっちの二人は私の弟と妹かしら?」
「姉ちゃんか?」
「お姉ちゃん?」
「ナツハの弟と妹なら、もう一人は、私の弟だね?」
「姉さん……」
「リン! 丁度良いから、私達と悪の王国倒しましょう♪」
「「「「「悪の王国!?」」」」」
「そう、元王様の皇帝様と勇者様を追い出した。悪いお姫様の王国を倒すの! そしたら王国で有名な【冒険屋】を貰うんだ♪」
「「「「「えっ!?」」」」」
「ごはんがうまいので有名なんだよね?」
「売ってる装備も凄いんでしょう? 貰ったら装備あげるね」
「お姉ちゃん……」
「姉さん……」
「姉ちゃん……」
「お姉さん達……」
「お姉ちゃん達は…… 敵!」
「「「えっ!?」」」
「「「「「私達(俺達)の敵だ!」」」」」
リン達は【熊ブレスレット】を翳したのだった!!
「今の内に、負傷者下げるよ! エン!シュウ!お願い」
「まかせろ! シュウ、守るぞ!」
「おう!」
「わたしも…… 氷で守る!」
「おう、頑張ってるか? リンの嬢ちゃん達に坊主共」
「カルジお爺ちゃんに千鶴お姉さん! こんにちは!」
「「「「こんにちは!」」」」
「はい♪ こんにちは! エン君にシュウ君、凄い頑張ってるわね」
「「はい!」新装備のおかげです」
「この刀が使いこなせる様に頑張ってます」
「カナエの嬢ちゃんが材料を用意して、テッシンが鍛えた…… 刀か? テッシンの奴…… 腕を上げたな。あの城戦艦とこの刀…… 益々カナエの嬢ちゃんの材料が欲しくなるな」
蒼のギルドの人達が、プレイヤーさん達を連れて合流しました。負傷者達を護衛しながら後退するみたいです。
「嬢ちゃん達はどうする? 一緒に後退するか?」
「私達は……」
「俺達は護衛した事無いからな…… どうする?」
「残る? 護衛するにしても、やった事が無いから…… 邪魔にならない?」
「モンスター退治の方が楽そうだよな?」
「残ろうよ。敵を倒せば…… 後退の援護にもなるよ」
みんなで残る事にしました。モンスター退治…… 頑張ります!
「みんな…… 命を大事に!だよ?」
「「「「はい!」」」」
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やられた…… 何時の間にか、私達は孤立していた。
「くっ、気を付けろ…… 囲まれてるぞ!」
「このゴブリン達…… プレイヤーだ!?」
「ヒッヒャハハハ、ガキ共! 良い武器持ってるじゃねか? 選びな…… 素直に渡すか、奪われるかだ!」
「「「ヒッヒャハハハ」」」
ゴブリン達の他にオークも見える…… プレイヤーだ。ただでさえ醜い顔で不気味に笑っている……
「誰が、お前らなんかに渡すか!」
「「「「そうだ!そうだ!」」」」
「このクソガキが! 大人に対する礼儀を教えてくれる!」
「ガキ共を躾だ!」
「身体に叩き込め!」
「じわりじわりと躾て「『クラッシュブレイク!!』」ふぇぶ!?」ドッゴ~ン!
リーダーぽいゴブリンがバイクにぶっ飛ばされた!?
「子供虐めは、許さん!」
「「「「「ヒーローさん!?」」」」」
「ギ、ギャー! 仮面のヒーローが出た!」
「逃げろー! このヒーロー、子供の敵に容赦無しだ!」
「『逃がさん!』悪い奴は、居ないか? 子供虐めする奴等は、何処だ!」
「来た!? ヒーヤー逃げろ!」
「いっやァァァー! 来る! 来る!」
「もうしません。だから、助けて~」
「そう言った子供達を…… お前等はどうした? お前達に慈悲は…… 無い!!」
「「「「「ギ、ギャァァァァァァァ……」」」」」
逃げ惑うオークとゴブリン達を…… 追い回すヒーローさん! その姿は…… 鬼の様でした……
オークとゴブリン達を殲滅させて、ヒーローさんが戻って来た。
「そのバイク…… ジノさん?」
「「「「えっ!?」」」」
「しー…… ないしょだよ」
私達は、口を手で押さえて頷いた。
「レオンの依頼で帝国の作戦を掴んでね。報せに来たんだよ」
「帝国の作戦?」
「帝国は何かするんですか?」
「うん、帝国側に付いたプレイヤー達がモンスターを連れて転移した後…… 巨大ロボットと巨人達が転移して来る。それが帝国軍の本隊で帝国勇者達だよ」
「まだ、いっぱい来るの?」
「たいへん! 報せないと」
「レオン達には報告したし、カナエちゃんのアレで…… 帝国の転移陣も減ったみたいだから。依頼を果たすよ」
「「「「「依頼?」」」」」
「みんな、【熊ブレスレット】着けてる?」
「あっ、俺…… 着けてないです」
「持ってるよね? 今すぐ着けて!」
「は、はい!」
シュウ君が、焦りながら【熊ブレスレット】を装備する。
「みんな、ちゃんと着けたね?」
「「「「「はい!」」」」」ピッピッ!ピッピッ!
「うわ!なんか鳴ってる!?」
「みんな、光ってるボタンを押して」
ピッ!『みんな! 聞こえる?』
ボタンを押すと…… ブレスレットの上に小さなカナ姉さんが現れた!? その姿は…… 軍服で何故か、顔に熊のお面を着けていました。
「カナエさん…… その格好は……」
『この姿の時は【べあー司令】と呼んでね。この【熊ブレスレット】の隠された機能を説明するね。ピンチになったら……【もうじゅうチェンジ!】と叫びながら熊の鼻を押しなさい。変身するから!『べあー司令! 帝国の増援です!』みんな、敵が来るよ! ヒーローさんもよろしくね。がんばれ!負けるな!【もうじゅう戦隊クマカジャー】!』ピッ!
「「「「「えっ!?」」」」」
「へ、変身って……」
「べあー司令って、なんだよ! ふざけてるのか?」
「どうするの?」
「変身……♪」
「カナエさんの新装備♪」
「みんな、敵が来るぞ!」
現れた帝国側のプレイヤーとモンスターの大軍…… その中に見覚えのある人達がいました。私を捕まえようとした帝国勇者の仲間と…… お姉ちゃんでした。
「そこにいるのは、リンじゃない?」
「お姉ちゃん……」
「アニタの妹? そっちの二人は私の弟と妹かしら?」
「姉ちゃんか?」
「お姉ちゃん?」
「ナツハの弟と妹なら、もう一人は、私の弟だね?」
「姉さん……」
「リン! 丁度良いから、私達と悪の王国倒しましょう♪」
「「「「「悪の王国!?」」」」」
「そう、元王様の皇帝様と勇者様を追い出した。悪いお姫様の王国を倒すの! そしたら王国で有名な【冒険屋】を貰うんだ♪」
「「「「「えっ!?」」」」」
「ごはんがうまいので有名なんだよね?」
「売ってる装備も凄いんでしょう? 貰ったら装備あげるね」
「お姉ちゃん……」
「姉さん……」
「姉ちゃん……」
「お姉さん達……」
「お姉ちゃん達は…… 敵!」
「「「えっ!?」」」
「「「「「私達(俺達)の敵だ!」」」」」
リン達は【熊ブレスレット】を翳したのだった!!
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