53 / 464
第3章 カナエ(魔王)のクラン?編
カナエ、ネ〇マ疑惑!?
しおりを挟む
【空中城塞都市】をステルスモードで……
王都近くに待機して、ジノさん達と合流する為に、王都の入口近くに転移すると……
「あれ? 見えてるけど…… 大丈夫?」
見えないはずの【空中城塞都市】が…… はっきりと見える……
(ステルスモードは!?)
「大丈夫です。カナエ様、プライベートエリアはステルスモードの時、持ち主達以外には見えません」
「そうなの?」
「万が一、攻撃されても…… 都市のメインシステムとロッテが居ますから」
「あ~」
【空中城塞都市】を【絶対領域】に指定したロッテは…… 今も大喜びで城を大掃除中。
「あっ、ジノさん達だ! みんな無事……?」
「あのお二人は…… 誰でしょう?」
せっちゃんと話していると、ジノさん達が転移して来た。
転移して来た人数が…… 二人多い!?
「あっ、リンちゃんが気付いた!」
「走って来ますね…… リンさんと見知らぬお二人が……」
私に気付いたリンちゃんが走り出すと、始めて見る二人が追いかけて来る!
「カナ姉「リン! 離れろ!」!?」
私に駆け寄ろとした。リンちゃんを追いかけて来た子が止める!?
「あんたが、リンの言っていた…… ロボット好きのお姉さんか?」
「たぶん…… そうかな?」
「あんた…… 男だろ! リンをだ「ゴン!」!?」
いきなり、私の性別に因縁をつけた子を!? 追いついたもう一人の子が杖で殴った!
「いってぇ~! 何すんだよ!」
「始めて逢う人にひどい事言う…… お兄ちゃんが悪い!」
「シュウちゃん! どうしてそんな事言うの!」
「だって、お姉さんが……」
杖で殴られたシュウ君と殴ったユキちゃんは…… リンちゃんの幼馴染みの兄妹。
どうやら、原因は…… リンのお姉さんらしいです。
こっちの世界で合流できたリンちゃんとデンライ君は、お家でもよく話す様になり……
それがお姉さんの気に障ったみたいで…… デンライ君とリンちゃんの会話を聞いていた(盗み聞き)お姉さんは…… 断片的な言葉を繋ぎ会わせて推理。
その結果、お姉さんの頭の中での私は…… 魔導銃使いのロボット大好きな女の子(中身は男)になっていた!?
お姉さんの話を聴いたシュウ君は、私が性別を偽ってリンちゃんを騙す…… 悪いヤツ!のイメージが定着した処に私と遭遇! さっきの行動をとったみたいです。
因みにシュウ君は、リンちゃんより少し背の高い犬系の獣人?で戦士職かな? ユキちゃんはリンちゃんより少し背の低い人族?で魔法職かな?
そのシュウ君は…… くまタンDに引き摺られて、恐い笑顔の女性陣おにとミントスさん、哀れみの笑みをたたえた男性陣の元へ……
・
・
・
「…… すいませんでした」
「お兄ちゃんが、ごめんなさい」
まだ納得してない様子のシュウ君と申し訳なさそうなユキちゃんが、私に頭を下げる……
シュウ君の態度がやきもちだと、デンライ君に聴いたので…… シュウ君の態度が微笑ましくて、ニヤニヤが止まらない♪
「レオンが待ってる。行くぞ」
「「「「「「はい!」」」」」」
・
・
・
「みんな、おかえり♪」
「えっ、えっ!? え~!」
「はい、こっちでは初めまして、レオンだよ。名前を教えてくれる?」
「あっ、はい! シュウです!」
「ユキ……」
「俺は、ラズリです」
シュウ君とユキちゃんが驚いてる? そう言えば、レオン王とデンライ君はリアルでも友達らしいし、リンちゃんと幼馴染みの二人は面識あるのかも?
「王命クエストの途中参加は…… ラズリさんだけだね? はい、ご苦労様! クエストクリアだよ」
ピコーン♪
〔《王命クエスト 封印されし古代都市》をクリアしました〕
「Gと報酬アイテムは、各自で確認してくれ。プライベートエリアは…… ミントス以外はマップの候補地から選んでね。ミントス、悪いけど…… テイムモンスターの事を考えて、王都外周の旧スラム街…… 今は牧草地と大きめの家をあげるよ♪ あそこなら広いから、モンスター園できるね」
「流石! 王様♪ 太っ腹ね❤」
「レオンさん、質問! マップの候補地にコストってあるんだけど?」
「それはね…… 候補地には、それぞれの価値ごとに【コスト】数値が付けられているんだ。なので、買い物と同じ様に決められた【コスト】数値内に収まる様に、好きな候補地を選んでくれ。何もない空き地から一人用の家、パーティーのコスト合計して買えるクランハウスとかも在るよ♪」
「はい、レオン先生!」
「はい! カナエさん♪」
「プライベートエリアって、複数持てますか?」
「う~ん…… 持てるけど? だいたいのプライベートエリアの取得条件が厳しいから、複数持つ人は少ないね」
「俺達は…… レオンさんのクランに入るからな~」
「でも、パーティーメンバー増えるかも知れないよ?」
「それも踏まえて、パーティーでコスト出し合って大きめの屋敷にするか?」
「賛成♪ 場所は…… 商業エリアの近くがいいわ」
「俺もそれでいい」
「私も! 絶対! 商業エリアの近く!」
「解った解った。その辺りにしよう」
カインさん達は決まったみたい。私は…… どうしよう?
「リンちゃんは、何処にするの?」
「カナ姉さん、ラズリ姉さん、相談があるんだけど……」
「「?」」
私とラズリちゃんは、疑問に思いながらリンちゃんの話を聞く。
「私達と…… お店やりませんか?」
少し不安げな顔でリンちゃんとユキちゃん、難し顔したシュウ君が私とラズリちゃんを見てる。
「俺は…… やってもいいよ♪ 脱出したばかりで、パーティー組んだ人ぐらいしか知らないからね。カナエは?」
「私も、いいけど…… レオンさん期限は?」
「とくには、決まってないよ」
「じゃあ、今日は遅いから、明日話そうか?」
「「「はぁい♪」」」
リンちゃん達には、もう遅い時間になっていたので、次の日に話し合う事にした。
お店か…… どんなのだろう?
王都近くに待機して、ジノさん達と合流する為に、王都の入口近くに転移すると……
「あれ? 見えてるけど…… 大丈夫?」
見えないはずの【空中城塞都市】が…… はっきりと見える……
(ステルスモードは!?)
「大丈夫です。カナエ様、プライベートエリアはステルスモードの時、持ち主達以外には見えません」
「そうなの?」
「万が一、攻撃されても…… 都市のメインシステムとロッテが居ますから」
「あ~」
【空中城塞都市】を【絶対領域】に指定したロッテは…… 今も大喜びで城を大掃除中。
「あっ、ジノさん達だ! みんな無事……?」
「あのお二人は…… 誰でしょう?」
せっちゃんと話していると、ジノさん達が転移して来た。
転移して来た人数が…… 二人多い!?
「あっ、リンちゃんが気付いた!」
「走って来ますね…… リンさんと見知らぬお二人が……」
私に気付いたリンちゃんが走り出すと、始めて見る二人が追いかけて来る!
「カナ姉「リン! 離れろ!」!?」
私に駆け寄ろとした。リンちゃんを追いかけて来た子が止める!?
「あんたが、リンの言っていた…… ロボット好きのお姉さんか?」
「たぶん…… そうかな?」
「あんた…… 男だろ! リンをだ「ゴン!」!?」
いきなり、私の性別に因縁をつけた子を!? 追いついたもう一人の子が杖で殴った!
「いってぇ~! 何すんだよ!」
「始めて逢う人にひどい事言う…… お兄ちゃんが悪い!」
「シュウちゃん! どうしてそんな事言うの!」
「だって、お姉さんが……」
杖で殴られたシュウ君と殴ったユキちゃんは…… リンちゃんの幼馴染みの兄妹。
どうやら、原因は…… リンのお姉さんらしいです。
こっちの世界で合流できたリンちゃんとデンライ君は、お家でもよく話す様になり……
それがお姉さんの気に障ったみたいで…… デンライ君とリンちゃんの会話を聞いていた(盗み聞き)お姉さんは…… 断片的な言葉を繋ぎ会わせて推理。
その結果、お姉さんの頭の中での私は…… 魔導銃使いのロボット大好きな女の子(中身は男)になっていた!?
お姉さんの話を聴いたシュウ君は、私が性別を偽ってリンちゃんを騙す…… 悪いヤツ!のイメージが定着した処に私と遭遇! さっきの行動をとったみたいです。
因みにシュウ君は、リンちゃんより少し背の高い犬系の獣人?で戦士職かな? ユキちゃんはリンちゃんより少し背の低い人族?で魔法職かな?
そのシュウ君は…… くまタンDに引き摺られて、恐い笑顔の女性陣おにとミントスさん、哀れみの笑みをたたえた男性陣の元へ……
・
・
・
「…… すいませんでした」
「お兄ちゃんが、ごめんなさい」
まだ納得してない様子のシュウ君と申し訳なさそうなユキちゃんが、私に頭を下げる……
シュウ君の態度がやきもちだと、デンライ君に聴いたので…… シュウ君の態度が微笑ましくて、ニヤニヤが止まらない♪
「レオンが待ってる。行くぞ」
「「「「「「はい!」」」」」」
・
・
・
「みんな、おかえり♪」
「えっ、えっ!? え~!」
「はい、こっちでは初めまして、レオンだよ。名前を教えてくれる?」
「あっ、はい! シュウです!」
「ユキ……」
「俺は、ラズリです」
シュウ君とユキちゃんが驚いてる? そう言えば、レオン王とデンライ君はリアルでも友達らしいし、リンちゃんと幼馴染みの二人は面識あるのかも?
「王命クエストの途中参加は…… ラズリさんだけだね? はい、ご苦労様! クエストクリアだよ」
ピコーン♪
〔《王命クエスト 封印されし古代都市》をクリアしました〕
「Gと報酬アイテムは、各自で確認してくれ。プライベートエリアは…… ミントス以外はマップの候補地から選んでね。ミントス、悪いけど…… テイムモンスターの事を考えて、王都外周の旧スラム街…… 今は牧草地と大きめの家をあげるよ♪ あそこなら広いから、モンスター園できるね」
「流石! 王様♪ 太っ腹ね❤」
「レオンさん、質問! マップの候補地にコストってあるんだけど?」
「それはね…… 候補地には、それぞれの価値ごとに【コスト】数値が付けられているんだ。なので、買い物と同じ様に決められた【コスト】数値内に収まる様に、好きな候補地を選んでくれ。何もない空き地から一人用の家、パーティーのコスト合計して買えるクランハウスとかも在るよ♪」
「はい、レオン先生!」
「はい! カナエさん♪」
「プライベートエリアって、複数持てますか?」
「う~ん…… 持てるけど? だいたいのプライベートエリアの取得条件が厳しいから、複数持つ人は少ないね」
「俺達は…… レオンさんのクランに入るからな~」
「でも、パーティーメンバー増えるかも知れないよ?」
「それも踏まえて、パーティーでコスト出し合って大きめの屋敷にするか?」
「賛成♪ 場所は…… 商業エリアの近くがいいわ」
「俺もそれでいい」
「私も! 絶対! 商業エリアの近く!」
「解った解った。その辺りにしよう」
カインさん達は決まったみたい。私は…… どうしよう?
「リンちゃんは、何処にするの?」
「カナ姉さん、ラズリ姉さん、相談があるんだけど……」
「「?」」
私とラズリちゃんは、疑問に思いながらリンちゃんの話を聞く。
「私達と…… お店やりませんか?」
少し不安げな顔でリンちゃんとユキちゃん、難し顔したシュウ君が私とラズリちゃんを見てる。
「俺は…… やってもいいよ♪ 脱出したばかりで、パーティー組んだ人ぐらいしか知らないからね。カナエは?」
「私も、いいけど…… レオンさん期限は?」
「とくには、決まってないよ」
「じゃあ、今日は遅いから、明日話そうか?」
「「「はぁい♪」」」
リンちゃん達には、もう遅い時間になっていたので、次の日に話し合う事にした。
お店か…… どんなのだろう?
0
お気に入りに追加
32
あなたにおすすめの小説
寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が
僕の家族は母様と母様の子供の弟妹達と使い魔達だけだよ?
闇夜の現し人(ヤミヨノウツシビト)
ファンタジー
ー 母さんは、「絶世の美女」と呼ばれるほど美しく、国の中で最も権力の強い貴族と呼ばれる公爵様の寵姫だった。
しかし、それをよく思わない正妻やその親戚たちに毒を盛られてしまった。
幸い発熱だけですんだがお腹に子が出来てしまった以上ここにいては危険だと判断し、仲の良かった侍女数名に「ここを離れる」と言い残し公爵家を後にした。
お母さん大好きっ子な主人公は、毒を盛られるという失態をおかした父親や毒を盛った親戚たちを嫌悪するがお母さんが日々、「家族で暮らしたい」と話していたため、ある出来事をきっかけに一緒に暮らし始めた。
しかし、自分が家族だと認めた者がいれば初めて見た者は跪くと言われる程の華の顔(カンバセ)を綻ばせ笑うが、家族がいなければ心底どうでもいいというような表情をしていて、人形の方がまだ表情があると言われていた。
『無能で無価値の稚拙な愚父共が僕の家族を名乗る資格なんて無いんだよ?』
さぁ、ここに超絶チートを持つ自分が認めた家族以外の生き物全てを嫌う主人公の物語が始まる。
〈念の為〉
稚拙→ちせつ
愚父→ぐふ
⚠︎注意⚠︎
不定期更新です。作者の妄想をつぎ込んだ作品です。
王が気づいたのはあれから十年後
基本二度寝
恋愛
王太子は妃の肩を抱き、反対の手には息子の手を握る。
妃はまだ小さい娘を抱えて、夫に寄り添っていた。
仲睦まじいその王族家族の姿は、国民にも評判がよかった。
側室を取ることもなく、子に恵まれた王家。
王太子は妃を優しく見つめ、妃も王太子を愛しく見つめ返す。
王太子は今日、父から王の座を譲り受けた。
新たな国王の誕生だった。
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
私はお母様の奴隷じゃありません。「出てけ」とおっしゃるなら、望み通り出ていきます【完結】
小平ニコ
ファンタジー
主人公レベッカは、幼いころから母親に冷たく当たられ、家庭内の雑務を全て押し付けられてきた。
他の姉妹たちとは明らかに違う、奴隷のような扱いを受けても、いつか母親が自分を愛してくれると信じ、出来得る限りの努力を続けてきたレベッカだったが、16歳の誕生日に突然、公爵の館に奉公に行けと命じられる。
それは『家を出て行け』と言われているのと同じであり、レベッカはショックを受ける。しかし、奉公先の人々は皆優しく、主であるハーヴィン公爵はとても美しい人で、レベッカは彼にとても気に入られる。
友達もでき、忙しいながらも幸せな毎日を送るレベッカ。そんなある日のこと、妹のキャリーがいきなり公爵の館を訪れた。……キャリーは、レベッカに支払われた給料を回収しに来たのだ。
レベッカは、金銭に対する執着などなかったが、あまりにも身勝手で悪辣なキャリーに怒り、彼女を追い返す。それをきっかけに、公爵家の人々も巻き込む形で、レベッカと実家の姉妹たちは争うことになる。
そして、姉妹たちがそれぞれ悪行の報いを受けた後。
レベッカはとうとう、母親と直接対峙するのだった……
【一話完結】断罪が予定されている卒業パーティーに欠席したら、みんな死んでしまいました
ツカノ
ファンタジー
とある国の王太子が、卒業パーティーの日に最愛のスワロー・アーチェリー男爵令嬢を虐げた婚約者のロビン・クック公爵令嬢を断罪し婚約破棄をしようとしたが、何故か公爵令嬢は現れない。これでは断罪どころか婚約破棄ができないと王太子が焦り始めた時、招かれざる客が現れる。そして、招かれざる客の登場により、彼らの運命は転がる石のように急転直下し、恐怖が始まったのだった。さて彼らの運命は、如何。
【完】あの、……どなたでしょうか?
桐生桜月姫
恋愛
「キャサリン・ルーラー
爵位を傘に取る卑しい女め、今この時を以て貴様との婚約を破棄する。」
見た目だけは、麗しの王太子殿下から出た言葉に、婚約破棄を突きつけられた美しい女性は………
「あの、……どなたのことでしょうか?」
まさかの意味不明発言!!
今ここに幕開ける、波瀾万丈の間違い婚約破棄ラブコメ!!
結末やいかに!!
*******************
執筆終了済みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる