上 下
50 / 464
第2章 拠点作り?編

カナエ、始めてのダンジョン!〔エピローグみたいなもの〕

しおりを挟む
カナエ達は、動き出した【空中城塞都市】の中で……

「ど、どうしょう? みんな!」

「主さま、大丈夫?」

「主さま…落ち着いて」

「揺れ♪揺れ♪」

『『『クゥ~ン』』』

「カナエ様、ジノさんに連絡を!」

「!? ジノさん!」

『どうした! 何か有ったか!』

「クリアボーナスの【空中城塞都市】が、浮上を始めました!」

『!? この震動はそれか!』

「どうやら、私とせっちゃん達は【空中城塞都市】の中みたいです。ジノさん達は脱出を!」

『ちょっと待ってくれ! ミントス達から情報だ…… 帝国側の渓谷が崩れ始めたらしい。俺達は王国まで後退、待機する…… 何か有れば転移してくれ』

「了解しました! リンちゃんをお願いします」

『了解だ! 気を付けて、帰るまでが…… 冒険だぞ!』

「くすっ、はぁい~♪…… せっちゃん、ミントスさんの情報! 帝国側に浮上するみたい」

「敵対国ですね? みんな、警戒しましょう! カナエ様はクエスト報酬の詳細を」

浮上する間に【空中城塞都市】の詳細を調べる……

〔プライベートエリア【空中城塞都市】〕 

全長約4725m、全備質量約21250000tの空に浮く円形の浮島型城塞都市。島底から外周を特殊な金属の城壁が覆い、島全体はドーム状の景観をしている。

ドーム内部は中央に城が有り、城の周りは湖で、その周りを城下町が囲んでいる。ドームの屋根は外の風景を天井に映す、特殊な構造で内部は外と同じ空模様になる。

(周囲約4.5kmも有るよ!? ドーム状?【古代都市】にドームは無かったよね? 別の場所? 城塞だから城の中?)

『もうすぐ地表に出ます』

「!?」

『屋根の上に積もった土砂を撤去します』

「ねぇ! 外の風景見たいの…… 見れる?」

『了解しました。外の風景を透写します』

外の風景が現れる!? 真っ暗だった天井から光が溢れ出す…… 空だ!

「周囲に人は居ませんか?」

『…… 現時点では…… 都市周囲に微弱な生命反応しか在りません。虫や微生物だと思われます』

「とりあえずは大丈夫?かな」

「ここは…… 都市の何処ですか?」

『城の地下機密区画、機神工場プラントです』

「工場!? ロボット工場だよ! やったよ、みんな! ロボット作れる?」

『現時点では…… 素材が有りません。また、都市機能は長い年月使用していない為、メンテナンスをおすすめします』

「じゃあ、メンテナンスをお願い!」

『了解しました。メンテナンスを開始します』

「「主さま」」「カナエさま、お外出たい♪」

「カナエ様、都市を見に行きましょう?」

「都市か~…… 出口は?」

『転送システムのメンテナンスが終了しました。非常階段も有りますが…… どちらを使いますか?』

「都市を一望できるのはどっち?」

『都市を一望したいのならば…… 転送システムで城のテラスに、転移する事をおすすめします』

「では、お城に転移しましょう!」

「おしろ♪」

「景色…… 楽しみです♪」

「良かったね♪ ルーノ」

『『『ウォン♪』』』

「じゃあ、お城に行こう! どうすればいい?」

『光る床の上に乗って下さい。乗ったら魔力を流して、行き先を念じて下さい』

言われるままに、光る床に魔力を流す!? 魔法陣が現れる…… 行き先を念じると、私達は城のテラスにいた。

「主さま! 湖です♪」

「うん…… きれい♪」

「お魚いる? お魚♪」

封印中も水が循環してたのか? 湖は…… 意外にもきれいに清んでいた。

城と城下町は遠目に観ても、所々損傷が激しい場所がある。

『カナエ様! やっと、私の出番ですね♪』

「えっ!? あ〰!【ロッテ】、お願い!」

「はぁい♪ この【空中城塞都市】を【絶対領域マイホーム】に設定します! お掃除はお任せ下さい」

【眷属名】

【ロッテ】

【種族 呪服妖精カースシルキーLv43】

【称号 カナエ専属メイド】

【ジョブ メイドLv31 サブジョブ 警護兵Lv28】

 HP 4320×10〔スキルにより、10倍アップ〕
 MP 5170×10〔スキルにより、10倍アップ〕
 力 C+
 体力 SSS+〔スキルにより、10ランクアップ〕
 知力 B
 精神 A
 魔力 B
 素早さ SSS+〔スキルにより、10ランクアップ〕
 魅力 S+ 
 運 E 

【EXスキル】 

絶対領域マイホーム
【主従EXPリンク】
フェアリーフィールド】
【???化】

【ユニークスキル】

【家事LvMAX】
【礼儀作法】
【人化】
【武具化】
【守護Lv8】
【浮遊Lv8】
【妖精の粉Lv4】
【血液操作】

【スキル】

【生活魔法LvMAX】
【魅了Lv7】
【格闘Lv7】
【槍術Lv5】
【剣術Lv8】
【護身術Lv8】
【騎乗Lv1】
【索敵Lv7】
【解体Lv6】
【投擲Lv9】

【装備】

 頭
【メイドカチューシャ〔白〕(カ)】
 体1
【サキュバスの下着〔赤〕(改)】
 体2
【血染めのクラシックメイド服〔ブラウン〕(改)】
 体3
【フリル付きメイドエプロン〔白〕(カ)】
 腕
【メイドカフス〔白〕(カ)】
 脚
【クラシックメイドブーツ〔ブラウン〕(カ)】
 アクセサリー
【振動アラーム付き懐中時計〔カ〕】
 アクセサリー2
【救急ポーチ〔カ〕】
 アクセサリー3
【キャットブローチ〔カ〕】

【武装】

 メイン 
【マルチスイーパーロット〔カ〕】

 サブ 
【魔硬の投げナイフ】

【ボーナス補正】

【称号 加護 ボーナス】

【カナエの近くだと攻撃力、防御力、成功率15%アップ】

【コスチュームボーナス】

【家事成功率特大アップ】
【魅力大幅アップ】
【床上手】
【消音A】
【応急手当て】
【魔力障壁B】
【常時出血】

【武装 ボーナス】

【家事範囲特大アップ】

ロッテが【絶対領域単語ルビマイホーム】の効果で、一部10倍になってる!?

(もう…… ボスキャラだよね?)

『センサーに反応! こちらに向かってくる集団がいます』

「!? 何処から?」

『都市周辺のマップを出して、集団のマーカーを標示します』

「帝国側ですね!」

『一つ先行して来ます…… 映像を出します』

「!? アイツだ…… リンちゃんを襲い、私のロボットで暴れて…… 帝国に逃げた…… 勇者だ!」

装備が聖騎士風から禍禍しく変わってるけど…… 間違い無い!

「「「「「!?」」」」」「…… この男がですか」

ピコーン♪

〔勇者職に拠点を発見されました。負けると拠点を奪われます。防衛して下さい〕

「!? みんな行くよ!」

「「「「「はい!」」」」」『『『ウォン!』』』

私達は…… ドームの屋根上に転移する!

「行くよ…… みんな……【限界突破】!!」

フル装備でみんなに問い掛けると…… みんなが力強く頷く! 私は【限界突破】を使い、はうりんぐを構え…… みんなも武器を構える!

「神眼発動!(勇者は? まだ私に気付かない……)当たれぇ~!【全力全開】、マルチレイド・フルバースト!!」

私の超長距離魔力砲撃が勇者を襲うが!?

「(か、回避した!? 前よりかなり早いな? こっちに向かってくる!)チッ! 避けた…… なんてね♪」

真っ直ぐに此方に来る勇者が…… ワイヤートラップに引っ掛かる!

そこに私達の放った大量の飛び道具や魔弾が襲う! 勇者がフルボッコ(笑) 最後に…… カナエが最初に撃った砲撃が弾道操作で戻って来る!

(あっ、直撃した…… 勇者が墜ちて行く…… ざまぁみろ!)

『メンテナンスが終了しました』

「あっ、終わった? 隠蔽とかできる?」

『ステルスモードを展開します』

「進路をあっちに!」

『了解しました。移動します』

「それじゃ、みんな! 王国に帰ろう♪」

「「「「はぁい♪」」」」『ウォン♪』

ピコーン♪

〔拠点防衛に成功しました。防衛ボーナスを獲得しました〕

しおりを挟む
感想 4

あなたにおすすめの小説

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

とある高校の淫らで背徳的な日常

神谷 愛
恋愛
とある高校に在籍する少女の話。 クラスメイトに手を出し、教師に手を出し、あちこちで好き放題している彼女の日常。 後輩も先輩も、教師も彼女の前では一匹の雌に過ぎなかった。 ノクターンとかにもある お気に入りをしてくれると喜ぶ。 感想を貰ったら踊り狂って喜ぶ。 してくれたら次の投稿が早くなるかも、しれない。

小さなことから〜露出〜えみ〜

サイコロ
恋愛
私の露出… 毎日更新していこうと思います よろしくおねがいします 感想等お待ちしております 取り入れて欲しい内容なども 書いてくださいね よりみなさんにお近く 考えやすく

夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました

氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。 ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。 小説家になろう様にも掲載中です

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です! 小説家になろうでも10位獲得しました! そして、カクヨムでもランクイン中です! ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。 いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。 欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・ ●●●●●●●●●●●●●●● 小説家になろうで執筆中の作品です。 アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。 現在見直し作業中です。 変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

処理中です...