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イシス王国&ドルイド王国編
カルーアを襲う魔の手
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【謁見の間】
ダークエルフのミントスは死を覚悟した
万全を期しながら大敗した王宮騎士団。恐れていた魔王の側近と、その魔王の復活!異世界勇者の予想以下の不甲斐ない敗北
これらから来るやり場のない憤りのはけ口を探した時、ココにいる誰に向けられるのか?ソレは自分(ミントス)以外に有り得ないと感じていた
不甲斐ない勇者の横にはべる忌み嫌われるダークエルフ。八つ当たりの標的として、この上ない存在だからだ
「辱めを受けるくらいなら…くっ、ころ……」
ミントスが死を受け入れようとしたが…
「慌てるな!…何事にも例外はあるものだ!今回の戦いにも色々あったようにな…しかし、異世界勇者の成長は期待したい。だが、ドーガ達は不足となった騎士を教育する側に回ってもらわなくてはならない!…故にミントスとやら、貴様に異世界勇者「優輝」のサポート役を命じる!」
「それで宜しいのですか?…あっ!それってつまり…無罪放免してくださると?」
【無人の町】
【嘆きノ森】に近づいたアリス達。しかし、間もなく陽は沈もうとしていた
「流石に未知の森に、夜間突入するのは好ましくないね。ボクはこの辺りで1泊した方が良いと思いますが…」
馬を操っている行商人のお爺さんに話すと、この近くに廃村になった小さな無人の町があると言う
「じゃあ、そこで一夜を明かそうよ、ねぇ?」
アリス達は廃村に入った
行商人のお爺さんは馬車を留め馬を小屋に移すと、隣の掘っ建て小屋で見張りを兼ねて寝るようだった
アリス達はその向かいの無人の宿屋に入った
受け付けにも人は居なかったので手頃な部屋を見て周り、新しめなベッドがある部屋を選んだ
「アリス、お腹空いてないかい?」
「うん、少し空いてきてたのぉ…わぁい!ありがとうアドル!」
アドルはアイテム袋から、日持ちが悪く美味しい物を選んで出し、リリアも一緒に晩御飯にした………お腹の膨れたアドルはアリスの横に座り、照れている彼女の頬にKissをした
「んもー、アドルったらぁ(照)」
彼の行為に抵抗しないアリスを見て、リリアが口を挟んできた
「アドル!オンナノコはオトコノコよりも、ずーっとツカレルんだから、アシタのコトをカンガエて、コンヤはエッチしたらダメよ!」
「そ、そうだよね…あはは…ごめん…」
「えぇー!?アドルったら、今夜もする気だったのぉ…意外とエッチなのねぇ!」
控えめなボリュームで談笑をしながら、眠くなった頃合いを見て眠りにつくアリス達だった
が、彼等を狙う魔の手が忍び寄っていた
【平原の姉妹】
2頭引きの馬車から、親馬を残してくれたヒイロ。その馬にカルーアとアイテム袋を乗せ、サーシャが狼のハイラの背にしがみついていた
陽が沈む頃、盛り上がった丘を見つけた
2人は今夜はそこでテントを貼る事にした
「はうぅ…ハイラったら、すっかり立派になってるですの…」
「そうだね、あの甘えん坊がサーシャを乗せて何時間も走れるなんてビックリしたよ。はい、ハイラの食事だよ」
ハイラは皿に盛られた干し肉と野菜スープを、美味しそうにがっついていた
「はい、お姉様達、テント張り終わったですの!これは簡単で助かりましたの」
チカラ持ちのサーシャは、簡易製とは言え2人用のテントをテキパキと組み立てた
「ありがとうサーシャ、助かるよ」
そしてカルーアは、テントの周りに認識阻害の結界を張った
「これで今夜は安心して寝られるよ」
「流石!カルーアお姉様ですの!さて、私達も食事を済ませるですの!」
カルーアも安心して眠りにつける筈だった
しかし、彼女にも魔の手は迫っていた
【痺れ薬】
「(*>∀<)oぷはぁー……うぐっ!?…か、身体が動かない…ま、まさか、サーシャ?」
「むっふっふ…今回はお高い無味無臭の痺れ薬を買っておきましたの!ドリンクに混ぜたら分からなかったでしょ?流石のカルーアお姉様も、今回の痺れ薬には気が付かなかったみたいですの♪」
そう!カルーアを襲う魔の手
それは…義理の末っ子妹のサーシャだったw
「キミは今のわたし達の状況…分かってるのかい?…今は見知らぬ土地で…」
カルーアは今は細心の注意を払うべきだと言いたかったのだが…
「そう!見知らぬ土地で愛しのカルーアお姉様と、テントで過ごす思い出の甘い夜ですの!サーシャは、サーシャは…この日をどんなに待ち望んでいた事でしょう!」
既にサーシャの瞳には【ハートマーク】がピンク色に浮かんでいた!話し合いは……既に効果が期待出来ないと把握したカルーア。彼女は妹を倒そうと詠唱に入った。が…
「おっと!そうは行きませんの!」
「んー!んぅー!!」
「それは東方から輸入された【ガムテープ】なるアイテムですの!口を塞がれたら魔法は唱えられませんの!うへっ…うへへへ…」
サーシャは欲望に駆られた笑みを浮かべ、カルーアのスカートの中に手を突っ込んだ!意味合いは真逆だが、今夜アリスにもカルーアにも、魔の手が襲い掛かろうとしていた!
続く
ダークエルフのミントスは死を覚悟した
万全を期しながら大敗した王宮騎士団。恐れていた魔王の側近と、その魔王の復活!異世界勇者の予想以下の不甲斐ない敗北
これらから来るやり場のない憤りのはけ口を探した時、ココにいる誰に向けられるのか?ソレは自分(ミントス)以外に有り得ないと感じていた
不甲斐ない勇者の横にはべる忌み嫌われるダークエルフ。八つ当たりの標的として、この上ない存在だからだ
「辱めを受けるくらいなら…くっ、ころ……」
ミントスが死を受け入れようとしたが…
「慌てるな!…何事にも例外はあるものだ!今回の戦いにも色々あったようにな…しかし、異世界勇者の成長は期待したい。だが、ドーガ達は不足となった騎士を教育する側に回ってもらわなくてはならない!…故にミントスとやら、貴様に異世界勇者「優輝」のサポート役を命じる!」
「それで宜しいのですか?…あっ!それってつまり…無罪放免してくださると?」
【無人の町】
【嘆きノ森】に近づいたアリス達。しかし、間もなく陽は沈もうとしていた
「流石に未知の森に、夜間突入するのは好ましくないね。ボクはこの辺りで1泊した方が良いと思いますが…」
馬を操っている行商人のお爺さんに話すと、この近くに廃村になった小さな無人の町があると言う
「じゃあ、そこで一夜を明かそうよ、ねぇ?」
アリス達は廃村に入った
行商人のお爺さんは馬車を留め馬を小屋に移すと、隣の掘っ建て小屋で見張りを兼ねて寝るようだった
アリス達はその向かいの無人の宿屋に入った
受け付けにも人は居なかったので手頃な部屋を見て周り、新しめなベッドがある部屋を選んだ
「アリス、お腹空いてないかい?」
「うん、少し空いてきてたのぉ…わぁい!ありがとうアドル!」
アドルはアイテム袋から、日持ちが悪く美味しい物を選んで出し、リリアも一緒に晩御飯にした………お腹の膨れたアドルはアリスの横に座り、照れている彼女の頬にKissをした
「んもー、アドルったらぁ(照)」
彼の行為に抵抗しないアリスを見て、リリアが口を挟んできた
「アドル!オンナノコはオトコノコよりも、ずーっとツカレルんだから、アシタのコトをカンガエて、コンヤはエッチしたらダメよ!」
「そ、そうだよね…あはは…ごめん…」
「えぇー!?アドルったら、今夜もする気だったのぉ…意外とエッチなのねぇ!」
控えめなボリュームで談笑をしながら、眠くなった頃合いを見て眠りにつくアリス達だった
が、彼等を狙う魔の手が忍び寄っていた
【平原の姉妹】
2頭引きの馬車から、親馬を残してくれたヒイロ。その馬にカルーアとアイテム袋を乗せ、サーシャが狼のハイラの背にしがみついていた
陽が沈む頃、盛り上がった丘を見つけた
2人は今夜はそこでテントを貼る事にした
「はうぅ…ハイラったら、すっかり立派になってるですの…」
「そうだね、あの甘えん坊がサーシャを乗せて何時間も走れるなんてビックリしたよ。はい、ハイラの食事だよ」
ハイラは皿に盛られた干し肉と野菜スープを、美味しそうにがっついていた
「はい、お姉様達、テント張り終わったですの!これは簡単で助かりましたの」
チカラ持ちのサーシャは、簡易製とは言え2人用のテントをテキパキと組み立てた
「ありがとうサーシャ、助かるよ」
そしてカルーアは、テントの周りに認識阻害の結界を張った
「これで今夜は安心して寝られるよ」
「流石!カルーアお姉様ですの!さて、私達も食事を済ませるですの!」
カルーアも安心して眠りにつける筈だった
しかし、彼女にも魔の手は迫っていた
【痺れ薬】
「(*>∀<)oぷはぁー……うぐっ!?…か、身体が動かない…ま、まさか、サーシャ?」
「むっふっふ…今回はお高い無味無臭の痺れ薬を買っておきましたの!ドリンクに混ぜたら分からなかったでしょ?流石のカルーアお姉様も、今回の痺れ薬には気が付かなかったみたいですの♪」
そう!カルーアを襲う魔の手
それは…義理の末っ子妹のサーシャだったw
「キミは今のわたし達の状況…分かってるのかい?…今は見知らぬ土地で…」
カルーアは今は細心の注意を払うべきだと言いたかったのだが…
「そう!見知らぬ土地で愛しのカルーアお姉様と、テントで過ごす思い出の甘い夜ですの!サーシャは、サーシャは…この日をどんなに待ち望んでいた事でしょう!」
既にサーシャの瞳には【ハートマーク】がピンク色に浮かんでいた!話し合いは……既に効果が期待出来ないと把握したカルーア。彼女は妹を倒そうと詠唱に入った。が…
「おっと!そうは行きませんの!」
「んー!んぅー!!」
「それは東方から輸入された【ガムテープ】なるアイテムですの!口を塞がれたら魔法は唱えられませんの!うへっ…うへへへ…」
サーシャは欲望に駆られた笑みを浮かべ、カルーアのスカートの中に手を突っ込んだ!意味合いは真逆だが、今夜アリスにもカルーアにも、魔の手が襲い掛かろうとしていた!
続く
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