上 下
133 / 295
冒険と成長の三姉妹

魔女たちの求愛

しおりを挟む
【アレクス城南部森林地帯】

「森林地帯を抜けて来るのが700程…その西側の河川敷地帯を来る左翼が200程…【ヘルメスの街】の西側を100程……合計で1000騎程の軍勢ですっ」

「なるほどね、こりゃ王宮側は本気ね…
つくづく人間達は争い事が大好きなようね」

大木の上の枝に座り、人間側の進行をチェックする魔女の2人。何故、これほど正確な数が把握出来ているのか?
それは…【不死の魔女】エーデが、予測通路の至る所に魔物や動物、虫の死骸に至るまで、死者の目を操り観る事が出来る彼女の能力による物だった

「それにしてもエーデは優秀ね。あれから自己研鑽を怠らなかったようね、師匠として鼻が高いわ…偉いエラい(笑)」

「えへへっ、お姉様…その、先程の約束…後でご褒美…くださいね…」

10歳で不死なる者になったエーデはそれ以来、老化と無縁な存在になった為、小さな女の子が歳の離れたお姉様に憧れを抱く目で、【渇望の魔女】フュールを眺めている

「後からで良いの?…今すぐでも、良いのよ(笑)」

「お姉様…大好きです…」

戦場では完全にイカれた表情のエーデだが、フュールの前では普通の恋する女の子だった


「お姉様っ、お外でなんて…んぅ…あはっ!」

「ふふっ、可愛いわエーデ」

フュールは幼いエーデの唇の周りを、優しく舐め回しながら、襟元から手を侵入させ、彼女の小さな膨らみを触っている

「もっと…もっと激しく、お願いしますお姉様」

「エーデは欲張りさんね(笑)」

フュールは彼女の小さな蕾(つぼみ)を摘む

「あっ!はあぁ…」

喘ぎ声を漏らす彼女のその唇をKissで塞いだ。人気の無い森の大木の上で2人の魔女は、2人だけの世界で愛し合っている

そのままフュールは、エーデのスカートの中に手を伸ばし、彼女の小さな蕾に手を添える
指先に雷の魔法を微弱にまとうと、その指先で彼女の蕾をマッサージし始めた

「あぎいっ!?ひあぁ…お姉様ぁ…」

ビリビリと痺れるフュールの指先で、小さな蕾を触られると、ソコから身体中が電気を流れている様な感覚に襲われていた

「んっ!ふむぅ…あぁぁ…大好きぃ…」

「ふふふ…可愛いわよエーデ♪もっと良い声で鳴いて魅せなさい♬」
 

2人はお互いの舌を絡ませ、お互いの愛情を確認し合い、お互いの身体を求めていた

フュールはエーデの上着を脱がせ、その小さな胸の膨らみを吸い始める!大好きな彼女に求められ身体をくねらせるエーデ。フュールの指はエーデの女の子の入り口から体内へ侵入して行く

「あっ、はっ…はぁはぁ…お姉様…もっとぉ…」

エーデの要求を受け入れ、フュールは指の動きを激しくさせた
大木は2人の激しい行為で、小刻みに揺れている。エーデは両腕を回して、フュールを抱きしめていた

エーデは体内に侵入したフュールの指先から、軽い雷を放出されていたが、【不死の魔女】はその程度では傷も残らない

「あぎいっ!ひいぃ…かっ、くはぁ…」

むしろ、その責めもエーデを喜ばせている

「ほらほらっ!お外で私の腕の中で、イッちゃいなさい…愛しいエーデ!」

その言葉は彼女にとって、どキツイ麻薬と同じ効果を彼女の脳に与えた

「ひっ、ひゃああ…いっ、イキましゅっ!…あはっあぁぁ!」

エーデは大木の上で、フュールに抱かれたまま、幸せに包まれて絶頂した


【ヘルメスの街の西側の森】

辺りに同化し気配も視覚でも察知されない姿で、異世界勇者達を離れた位置から眺めている姿がある

「リリア…読み通り勇者達は、王宮騎士団と合流したね。アレクス城に向かうんだろうね」

「そうね、またセンソウするキなのね…アドルは、あくまでヤツラのケンセイをイライしただけなのにね……ニンゲンはオオゴトにしたがるわね、あぁヤダヤダ…」

「くすっ、リリア…ボクもその人間なんだよ(笑)」

「あらっ、アドルはトクベツだもん!」


【ヘルメスの喫茶店】

「あ~お日様が眩しいねぇ…」

「御祝い会で、ここまで疲労してて、どうなんだよ?って感じだね、ははは……」

「お姉様達…流石に…サーシャも懲りましたの…」

「さて、もう一休みしたら工房に帰ろう。無断外泊したから、2人が退屈してるだろう」

紅茶とケーキを食べて、栄養補給している4人。会計をする時に6個のケーキを土産で買った。帰ってみんなで食べる為だ


【サメ焼き屋】

メイン通りで帰っていると、グレイス達の店の前を通りかかった

「ほわぁ…良い匂いですの…ねぇ、お兄様?」

「はいはい、挨拶も兼ねてサメ焼きも買って帰るか!」

「わーい、グレイスちゃんのサメ焼きだぁ!」

アリス達も喜んでいた

「あら!?アリス達だニャ、いらっしゃいニャ!」

相変わらず彼女達の店は繁盛している
グレイス姉妹は楽しく、忙しそうに働いていた…しかし、テルアは厳しい表情をしていた



続く
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

【R18】もう一度セックスに溺れて

ちゅー
恋愛
-------------------------------------- 「んっ…くっ…♡前よりずっと…ふか、い…」 過分な潤滑液にヌラヌラと光る間口に亀頭が抵抗なく吸い込まれていく。久しぶりに男を受け入れる肉道は最初こそ僅かな狭さを示したものの、愛液にコーティングされ膨張した陰茎を容易く受け入れ、すぐに柔らかな圧力で応えた。 -------------------------------------- 結婚して五年目。互いにまだ若い夫婦は、愛情も、情熱も、熱欲も多分に持ち合わせているはずだった。仕事と家事に忙殺され、いつの間にかお互いが生活要員に成り果ててしまった二人の元へ”夫婦性活を豹変させる”と銘打たれた宝石が届く。

【R-18】クリしつけ

蛙鳴蝉噪
恋愛
男尊女卑な社会で女の子がクリトリスを使って淫らに教育されていく日常の一コマ。クリ責め。クリリード。なんでもありでアブノーマルな内容なので、精神ともに18歳以上でなんでも許せる方のみどうぞ。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

[R18] 激しめエロつめあわせ♡

ねねこ
恋愛
短編のエロを色々と。 激しくて濃厚なの多め♡ 苦手な人はお気をつけくださいませ♡

【R18】突然召喚されて、たくさん吸われました。

茉莉
恋愛
【R18】突然召喚されて巫女姫と呼ばれ、たっぷりと体を弄られてしまうお話。

マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子

ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。 Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。

【R18】スライムにマッサージされて絶頂しまくる女の話

白木 白亜
ファンタジー
突如として異世界転移した日本の大学生、タツシ。 世界にとって致命的な抜け穴を見つけ、召喚士としてあっけなく魔王を倒してしまう。 その後、一緒に旅をしたスライムと共に、マッサージ店を開くことにした。卑猥な目的で。 裏があるとも知れず、王都一番の人気になるマッサージ店「スライム・リフレ」。スライムを巧みに操って体のツボを押し、角質を取り、リフレッシュもできる。 だがそこは三度の飯よりも少女が絶頂している瞬間を見るのが大好きなタツシが経営する店。 そんな店では、膣に媚薬100%の粘液を注入され、美少女たちが「気持ちよくなって」いる!!! 感想大歓迎です! ※1グロは一切ありません。登場人物が圧倒的な不幸になることも(たぶん)ありません。今日も王都は平和です。異種姦というよりは、スライムは主人公の補助ツールとして扱われます。そっち方面を期待していた方はすみません。

若妻の穴を堪能する夫の話

かめのこたろう
現代文学
内容は題名の通りです。

処理中です...