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冒険と成長の三姉妹
対立する姉妹
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【街中の喫茶店】
両ギルドに寄った3人は帰る前に、喫茶店に寄り一息つく事にした
「ここの紅茶は美味しいですの、ねぇ?アリスお姉様!」
「えっ!?あっ、うん、そうだねぇ…」
「お姉様、昨夜から様子が変ですが…やはり何かあったのではないですか?」
「あはは、そんなに変かなぁ…」
「サーシャにはお見通しですの…私達は姉妹なのですから、遠慮なく言って欲しいですの」
しばらく黙っていたアリスだが、意を決して話し始めた
「サーシャはお兄ちゃんの事、好き?」
「モチのロンで、当たり前ですの!」
「そうだよねぇ………じゃあ、サーシャはお兄ちゃんと結婚したい。とか思ってるぅ?」
(えっ!?ヒイロさんと結婚?)
隣で聞いていたエリエスは、アリスからの予想外の意見に驚いていたが、サーシャは「やっぱり来たか」という感じにお見通しだったようだ
「私もヒイロお兄様の事、大好きですの!もし、私達三姉妹以外の人と結婚するとなったら猛反対しますの!」
「それって、一緒になるのが自分じゃなくてもぉ、姉妹の誰かが結婚するのなら良いって事なのぉ?」
「えぇ、そうですの。お兄様には姉妹の誰かと一緒になって欲しいと思ってますの!でも、それが私じゃなかったとしても、その2人が幸せになるなら、サーシャは全然OKですの」
「……もしかして…アタシが変なのかなぁ…アタシは妹達の事が大好きだよぉ、でも!それ以上にお兄ちゃんの事が大好きなのぉ!結婚できるならアタシがしたいって思っちゃう…」
いつもは緩い表情で緩い会話をするのが特徴的なアリスだったが、この話には別人の様に真剣だった
「ふふ、それが普通だと思いますの♪前にも言った通り私は奴隷市場出身ですし、お姉様達はお強いですから、お兄様を守るチカラもありますの。だからサーシャは、お姉さま2人がもしも、お兄様を選ばなかった時だけ立候補するつもりですの!」
人の話でも自分の話でもあまり深く考えずに話がちなアリスだったが、今日は真剣に聞き考えている
「アタシねぇ、ひと月くらい前かなぁ…お兄ちゃんにお布団の中で、勇気を出して迫った事があるのねぇ…」
「お姉様がっ!?」
同性間でありながら、アリスが好き好きなエリエスには刺激の強過ぎる報告だった
「アリスお姉様も、以外と積極的ですの!」
「お兄ちゃんと繋がろう!って思ってたんだけど、お兄ちゃんは本番行為はアリス達が成人(16歳)になるまではしないでおこう。って言ってたの…でも、そう言ってたのに…」
「何かあったんですの?」
「昨日ね、たまたまおトイレに行きたくて廊下を歩いていた時に、お風呂場からシャワーの音が聞こえてきたのぉ…」
サーシャはここまで聞いて凄く嫌な予感がした
「それで?」
「扉を開けて声を掛けようとしたらねぇ……カルーアの喘ぎ声が聞こえて来たのぉ!」
(やっぱりかぁ!!でも、おかしいですわ。背が高めのアリスお姉様なら、受け入れられるかも知れませんけど、私と同じ体格くらいのカルーアお姉様では、お兄様のキカン棒は受け入れない筈ですの…)
「アリスお姉様ならいざ知らず、小柄なカルーアお姉様では、お兄様のは入らないと思いますの…」
「でも、でもね…「お腹の中、掻き回されて…凄いよお!」って聞こえたの?コレって中に入れてた。って事だよねぇ?」
「ええっ!?」X2
衝撃の報告にエリエスもサーシャも、固まってしまった!まさか…生合体しちゃった!?
【工房】
ミルは紅茶を用意して工房の中に入った
「あの、紅茶をお持ちしました…ひと息つかれては…どうでしょうか?…はい…こちらに…置きますね…」
ミルは2人を見たが、どこかぎこちないし元気の無い様子だった
「どうかされたのでしょうか?…朝食の時も…変な雰囲気でしたし…どこか…元気が無いように…見えるの…ですが…」
2人ともハッキリとは答えられなかった
【喧嘩する姉妹】
アリス達は帰って来ると、サーシャとミルが夕飯の支度に入り、アリスとエリエスは外で剣の訓練をし始めた。少女2人の稽古とは思えないほどの激しい音が鳴っていた
夕食の準備が終わると、サーシャが外の2人を呼びに行った……夕食も会話は弾む事なく静かに食べていた。アリスはヒイロとカルーアを交互に見ていた
「どうしたアリス?そんなにコッチを見て…俺達の顔に何か付いているのか?」
「あ、あのねぇ…お兄ちゃん、カルーア……2人はエッちい事を…ひとつに繋がっちゃったのぉ?」
「ぶはっ!」X2
純粋無垢なアリスの口から意外な質問が飛び出したので、紅茶を吹き出した2人
「あっ!まさか、昨日の夜の事かい?」
「やっぱり、してたのね?」
2人は真剣な顔で睨みあった
彼女たち三姉妹をココに迎え入れてから、初めて三姉妹の間で険悪な空気が漂っていた
続く
両ギルドに寄った3人は帰る前に、喫茶店に寄り一息つく事にした
「ここの紅茶は美味しいですの、ねぇ?アリスお姉様!」
「えっ!?あっ、うん、そうだねぇ…」
「お姉様、昨夜から様子が変ですが…やはり何かあったのではないですか?」
「あはは、そんなに変かなぁ…」
「サーシャにはお見通しですの…私達は姉妹なのですから、遠慮なく言って欲しいですの」
しばらく黙っていたアリスだが、意を決して話し始めた
「サーシャはお兄ちゃんの事、好き?」
「モチのロンで、当たり前ですの!」
「そうだよねぇ………じゃあ、サーシャはお兄ちゃんと結婚したい。とか思ってるぅ?」
(えっ!?ヒイロさんと結婚?)
隣で聞いていたエリエスは、アリスからの予想外の意見に驚いていたが、サーシャは「やっぱり来たか」という感じにお見通しだったようだ
「私もヒイロお兄様の事、大好きですの!もし、私達三姉妹以外の人と結婚するとなったら猛反対しますの!」
「それって、一緒になるのが自分じゃなくてもぉ、姉妹の誰かが結婚するのなら良いって事なのぉ?」
「えぇ、そうですの。お兄様には姉妹の誰かと一緒になって欲しいと思ってますの!でも、それが私じゃなかったとしても、その2人が幸せになるなら、サーシャは全然OKですの」
「……もしかして…アタシが変なのかなぁ…アタシは妹達の事が大好きだよぉ、でも!それ以上にお兄ちゃんの事が大好きなのぉ!結婚できるならアタシがしたいって思っちゃう…」
いつもは緩い表情で緩い会話をするのが特徴的なアリスだったが、この話には別人の様に真剣だった
「ふふ、それが普通だと思いますの♪前にも言った通り私は奴隷市場出身ですし、お姉様達はお強いですから、お兄様を守るチカラもありますの。だからサーシャは、お姉さま2人がもしも、お兄様を選ばなかった時だけ立候補するつもりですの!」
人の話でも自分の話でもあまり深く考えずに話がちなアリスだったが、今日は真剣に聞き考えている
「アタシねぇ、ひと月くらい前かなぁ…お兄ちゃんにお布団の中で、勇気を出して迫った事があるのねぇ…」
「お姉様がっ!?」
同性間でありながら、アリスが好き好きなエリエスには刺激の強過ぎる報告だった
「アリスお姉様も、以外と積極的ですの!」
「お兄ちゃんと繋がろう!って思ってたんだけど、お兄ちゃんは本番行為はアリス達が成人(16歳)になるまではしないでおこう。って言ってたの…でも、そう言ってたのに…」
「何かあったんですの?」
「昨日ね、たまたまおトイレに行きたくて廊下を歩いていた時に、お風呂場からシャワーの音が聞こえてきたのぉ…」
サーシャはここまで聞いて凄く嫌な予感がした
「それで?」
「扉を開けて声を掛けようとしたらねぇ……カルーアの喘ぎ声が聞こえて来たのぉ!」
(やっぱりかぁ!!でも、おかしいですわ。背が高めのアリスお姉様なら、受け入れられるかも知れませんけど、私と同じ体格くらいのカルーアお姉様では、お兄様のキカン棒は受け入れない筈ですの…)
「アリスお姉様ならいざ知らず、小柄なカルーアお姉様では、お兄様のは入らないと思いますの…」
「でも、でもね…「お腹の中、掻き回されて…凄いよお!」って聞こえたの?コレって中に入れてた。って事だよねぇ?」
「ええっ!?」X2
衝撃の報告にエリエスもサーシャも、固まってしまった!まさか…生合体しちゃった!?
【工房】
ミルは紅茶を用意して工房の中に入った
「あの、紅茶をお持ちしました…ひと息つかれては…どうでしょうか?…はい…こちらに…置きますね…」
ミルは2人を見たが、どこかぎこちないし元気の無い様子だった
「どうかされたのでしょうか?…朝食の時も…変な雰囲気でしたし…どこか…元気が無いように…見えるの…ですが…」
2人ともハッキリとは答えられなかった
【喧嘩する姉妹】
アリス達は帰って来ると、サーシャとミルが夕飯の支度に入り、アリスとエリエスは外で剣の訓練をし始めた。少女2人の稽古とは思えないほどの激しい音が鳴っていた
夕食の準備が終わると、サーシャが外の2人を呼びに行った……夕食も会話は弾む事なく静かに食べていた。アリスはヒイロとカルーアを交互に見ていた
「どうしたアリス?そんなにコッチを見て…俺達の顔に何か付いているのか?」
「あ、あのねぇ…お兄ちゃん、カルーア……2人はエッちい事を…ひとつに繋がっちゃったのぉ?」
「ぶはっ!」X2
純粋無垢なアリスの口から意外な質問が飛び出したので、紅茶を吹き出した2人
「あっ!まさか、昨日の夜の事かい?」
「やっぱり、してたのね?」
2人は真剣な顔で睨みあった
彼女たち三姉妹をココに迎え入れてから、初めて三姉妹の間で険悪な空気が漂っていた
続く
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