引き籠もりVTuber 配信者編

龍之介21時

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圧に屈するロミータ

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【オリビアのマンション】
「はぁはぁ…な、何とかなりましたァ…」

✱「頑張った」
✱「悲鳴良かった」
✱「可愛かった」
✱「アミやるやん」

「ま、こんなもんよね♬」

✱「流石ロミーちゃん」
✱「やっぱり上手いな」
✱「初プレイとは思えない」
✱「良い動きしてたね」
✱「本当に初プレイ?」

紙一重で付いて行ってるアミと、初プレイながらも上手いロミーのそれぞれに視聴者からコメントが届いていた


「ヨシヨシ。2人ともゲームに慣れてきた感じね。これならステージ2も大丈夫よね?」

オリビアの枠で配信を開始してから間もなく60分が過ぎようとしていた頃、3人はノーマルモードのステージ1を何とかクリアした

「このステージからはBOSSが出てくるから、イッキに難易度が上がるわ。気を付けて」

「えぇ、そんなぁ…」

「ロミーの凄さを魅せてあげるわっ♬」

既に数回プレイ済みのオリビアは、まだまだ余裕がある感じだが…亜沙美は手に汗が滲んでいることからも、かなりギリギリなのが伺える。逆にロミータは難易度アップする事にヤル気が出ているようだ。だが…



【ステージ2クリア】
「はぁはぁはぁはぁ…やったぁ…」

「アミちゃん。ナイスサポートだったわ♪」

BOSSが現れてから、オリビアは手足のパーツを銃火器に変更してガンガン突撃して行くので、亜沙美は彼女の回復に専念せざるを得なかった。そしてロミータは…

「はぁはぁ…ちょっとアミっ!どうしてロミーのサポートしてくれなかったのよ~!!」

✱「やられたね~」
✱「ボロボロやん」
✱「エッロ」
✱「流石に露出多くね?」
✱「R指定ゲーかな」
✱「興奮してきた!」

亜沙美が、ガードもそっちのけで敵のBOSSに集中砲火を浴びせるオリビアを回復し続けていたので、雑魚魔人の相手を1人で請け負うことになったロミータは、不慣れなこともあり1人ボコボコにやられてしまった

「そんなこと言ってもぉ、ショーツ先輩が突撃し続けてたから手が離せなくてぇ…」

このゲームに1番慣れているオリビアの補給を疎かにして、彼女が撃破されてしまったら亜沙美たちにクリア出来る可能性が無くなるので、ロミータは亜沙美からの補給無しで戦ったのだ


「さて、私の配信時間も後5分だし、この辺で終了しましょうかね?(笑)」

「中々HARDなゲームだったわ…」

「そうね。でも何か忘れてないかしら?「1番スコアが低かった人に罰ゲームを」って言ってなかった?(笑)」

オリビアはBOSSにガンガン攻撃を当てて撃破したので、当然スコアは1番だった

更に亜沙美は、そのオリビアを回復しまくっていたので彼女に次いで高スコアを出した

アクションシューティングゲームにセンスがあるロミータだが、大量の雑魚魔人に囲まれ大苦戦していたロミータが当然最下位だった


「で、でも…それはショーツ先輩が無茶な突撃するからロミーがアミの回復を受けられなかったからで…」

1人、理不尽な貧乏クジを引かされたロミータは「どうして自分が罰ゲームを受けなくてはならないのか?」と言いたいのだが…オリビアは【コンサート・プリンセス】の創始者である。そんな彼女に対して強く言えるハズがなかった

「あの、先輩…さっきのは、あまりにロミーちゃんが不利でしたからぁ…それに配信時間ももう僅かですしぃ…」

「アミ…やっぱりロミーを庇ってくれるのね。愛してるわ❤︎」

亜沙美から見ても、ロミータが不遇過ぎたので彼女を庇おうとした。その優しさに感動するロミータだが…


「ナニぬるいこと言ってるのアミ?貴女は今まで、散々ロミーから配信中に恥ずかしい事をさせられてきたんでしょ?…それに、罰ゲームはロミーが言い出したことなのよ。この圧倒的な結果で、許されるとは思ってないわよね?ロミーは配信者何年目かしら?」

「……は、はい。ロミーは罰ゲームを受けます」

✱「(*゜Д゜)(*゜д゜)(*゜Д゜)オォォ...」
✱「責められるロミーたん」
✱「レアなパターンだ」
✱「ロミーの鳴き声…興味しか無い」
✱「良い声で鳴いてください」
✱「切り抜き必死!」

間もなく配信活動4年目に入ろうとしているロミータは、配信中に自分から言い出した罰ゲームを自分が受ける事になったから逃げ出す!

なんて身勝手が通るハズもないことを知っている。ましてや相手は、所属事務所の最古参ライバーなのだ。諦める以外に選択肢は無かった


「で、でもショーツ先輩。先輩の配信枠はもう時間オーバーしますけど、どうするんですかァ?」

「何言ってるのアミ?10分後に貴女の枠が始まるじゃない。そこでたっぷり、ロミーに恥ずかしい罰ゲームをしましょ。もちろん嫌とは言わないわよね?」

✱「流石っす」
✱「最古参の圧パネェな」
✱「これは逃げ道ないな」
✱「おっかね~」
✱「遂にロミーたんの鳴き声が♪」
✱「ロミー水期待してます」

今まで散々、亜沙美を鳴かせてきたロミータだが…彼女自身が鳴かされる立場に立ったことは1度もなかった。遂に立場が逆転し、彼女が鳴き声をあげる時が来た!コレに大いに萌え上がる視聴者たち



【アミの枠 配信開始】
「お手柔らかにお願いしますショーツ先輩…」

遂に今夜最後の枠【アミの相談室】が始まった。タイトルからも分かるのだが、本来はオリビアのマンションに初めて泊まらせてもらうので本人から直接、企業勢配信者としての心構えやアドバイスを受ける枠のハズだった

「あらあらロミー、良い格好ね♪さて、みんな。彼女の残念な姿はちゃんと見えてるかな~?」

✱「おっほ!」
✱「これは、なかなか…」
✱「エッチ過ぎね?」
✱「ギンギンするんじゃー」
✱「エッロ❤︎」
✱「ロミーちゃん乙」

「くっ…こんな姿を魅せる事になるなんて…」

ロミーは紐で手足を縛られている。両手、両足とも閉じられないようにされていた

「ちょっとショーツ先輩。流石にこれはヤリ過ぎなのでは…」

亜沙美は初めて見るロミータの羞恥に耐える表情をみて、かなり困惑していた

「自宅用3Dライブカメラでロミーの恥ずかしい姿が全国の視聴者(リスナー)に見られちゃってるわよ~♪」

度重なる忠告を聞き入れず亜沙美に対してエッチぃ行為を繰り返すロミータに、悩まされ続けてきたオリビアは、この機にシッカリ罰を与え今後、亜沙美に対してのセクハラ行為を抑えよう!という狙いがあるようだ

「ろ、ロミーちゃん。可愛い…」

「やだ。アミ、見ないでよ…」

すっかり立場が逆転した亜沙美とロミータ。するとオリビアは、キーボードを掃除する用のブラシを2個持ってきた。それは数千本の羽毛が使われている高級品のようだが、今回の使用目的は…

「さあ、アミちゃんも持ちなさい。私がロミーの腋をくすぐるから、貴女は足の裏をくすぐってあげなさい」

「は、はい。ごめんねロミーちゃん…」

コチョコチョコチョコチョ

「あっ!?ひぃ~あはははは!や、やめてください先輩っ!あ、アミ。はぁはぁ…足の裏は敏感だから…はひゅ、やめて~」

コチョコチョコチョコチョコチョコチョ

ロミータの悲痛な願いも2人には届かず、くすぐり地獄に耐えるしかないロミータ。オリビアは本来、悪戯好きな性格をしているので…今回のは彼女に反省を促すのが大義名分なのだが…それ以上にロミータの全身を責める

「あ、はぁぁ…先輩…ろ、ロミーおかしくなっちゃう…変なスイッチが入っちゃいます~」

✱「お、おい。これマジなんか」
✱「やべ。オッキしてきた」
✱「可愛い過ぎか」
✱「興奮が抑えられん」
✱「ヤバい方向に来てないか?」
✱「本気で感じてないか」


全身からチカラが抜けたロミータ。オリビアは彼女の服を捲り、羽毛ブラシで直接彼女の腹をくすぐっている

「ロミーちゃん。ここはどうなのかなぁ?」

亜沙美も悶えるロミータの姿に興奮してしまったようで、彼女の膝裏を責めた後、羽毛ブラシを太ももに沿って上へと上げていく

コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ

「だ、ダメ~…はひゅ、くひゅ…ロミーもう耐えらんない。完全にスイッチ入っちゃう…あ、あ…あぁぁぁあ…」

✱「やっべーよ」
✱「堪んねーな」
✱「もう我慢できねーよ」
✱「ロミーちゃん可愛い」
✱「スコスコ」
✱「エッチ過ぎんか?エッチ過ぎやろ?」

3Dライブカメラで撮影されているロミータのクネクネ身をよじらせる姿に、同接2万人以上の視聴者(リスナー)は完全に興奮していた。今まさに一線を越える瞬間…

「はい!アミちゃん、ここまでよ!これ以上は流石に垢BANされちゃうわ。それに…流石にロミーも懲りたでしょーし」

コンプリの最古参オリビアは、収益剥奪処分が下されそうな一歩手前で、ロミーへのお仕置を止めた

「私ったら…」

「ぜひゅ~、はひゅ~…」

オリビアの制止で我に返った亜沙美。改めて見るロミータのチカラ崩れている姿に、新たな扉が開かれそうになっていた事を知る由もなかった


「さて、ダウンしたロミーはベッドに寝かせるとして……さあアミ。時間は半分になっちゃったけど、予定していた【アミの相談室】を始めましょうか?」

「えっ!?…あ、はい。お願いします…」

✱「マジで?」
✱「イキナリやな」
✱「突然の方向転換…」
✱「流石オリビア」
✱「まだ収まらんのやけど…」

さっきまでロミーの喘ぎ声に興奮していた視聴者(リスナー)たちは、突然方向性が真逆を向いた内容の変化に戸惑いをみせていた

……………………………………………

それからもコラボ配信をしたり、外食(焼き肉メイン)やショッピングなどで交流を深めた3人

そして、遂に大晦日
コンサート・プリンセスの大きな行事【カウントダウンライブ】を迎えた




続く
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