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克服大作戦!
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【土曜日の放課後】
「はぁはぁ…どうかなぁ?」
「うーん…動きは良くなったけど…」
「効率良くはないよね?」
「緊張し過ぎよね」
「笑顔が無いんよな」
学校帰りの前にウェイトレスの給仕作法を練習している亜沙美だが…動きの方はかなりマシになったのだが…学校中の生徒(特に男性)が多く訪れるであろうコスプレ喫茶店でウェイトレスをする!というプレッシャーで、6日目の今日も強く緊張していた
……………………………………………
「やっと家に帰れるよぉ…」
練習時間が過ぎた。亜沙美の表情は全然駄目なままだったが、ようやく練習からは解放されたのだが…
「何言ってるのよ亜沙美。今日は週1のボイトレの日よ?平戸さんの所に向かうわよ?」
「Σ(゜□゜)あっ!そ、そうだった…」
給仕練習だけでも疲れてしまった亜沙美だが、今日はボイトレの日だ。家に帰る前に次は歌のレッスンに向かわなければならなかった
【歌謡教室】
「マツタケ、マツタケ、グルグルグルグル♪マツタケ、マツタケ、腰パンパン♬マツタケ、マツタケ、マツタケ畑で捕まえて~♬…はぁはぁ…ど、どうですかァ?」
最近のVTuber界隈で流行りの曲を3つ連続で歌った亜沙美だが…
「どうかしましたか?今日は凄く疲れている様子ですが…走り込みでもしているのですか?」
歌を上手く歌うには肺活量が有るに越したことはない。平戸は年末のカウントダウンライブに向けて、ソコを考慮して2人が走り込みでもしているのかと考えたようだが…単に毎夜の配信と給仕訓練と歌唱練習で疲労が溜まっているだけだった
「うーん…ウェイトレスの方は多少改善されてきたけど、歌の方は全然だわ。コレは不味いわね…」
学校でも家でも亜沙美を絶えず観察しているロミータの目には、このままではドチラもやらかしてしまう亜沙美の姿しか想像出来なかった
「疲れが溜まっているようですので…今日はバラード系を重視して、ボイスコントロールの方面を練習しましょう」
今日は亜沙美に声量は期待できないと判断し、元気に歌う系の曲は練習から除外した
……………………………………………
「来週は元気な曲を重視して練習しますので、それまでに体調を整えて来てくださいね。お疲れ様でした」
「有難うございました…」
「ありがとうございました!」
帰り際の挨拶でも亜沙美とロミータの声量の違いは、顕著に現れていた
【竹取家】
「やっと帰ってこれたよォ、疲れたァ…」
時刻は20時を回った頃。ようやく帰宅した2人。応接間に入るなり、亜沙美はソファーに倒れ込むように寝転がった
「はい!起きて亜沙美。今夜はロミーとオフコラボ配信でしょ?ゆっくりしてる時間は無いわよっ。サっとシャワーで済ませて晩ご飯を食べて、配信準備しないとねっ!」
「えぇ~、私全然食欲無いから食べたくないよォ…」
「ダメよっ!そんなに疲れた上に空腹で配信なんかしたら、みんなガッカリしちゃうわよっ。オフコラボはファンが楽しみにする配信なのよっ!!」
「…は~い、じゃあ先に入ってるねぇ…」
重たい身体を引きずるようにお風呂場に向かう亜沙美。彼女を見送ったロミータは「ニヤリ」と悪そうな笑みを浮かべた
「安心しなさい亜沙美。ウェイトレスもカウントダウンライブも両方上手くやれるように、ロミーがバッチリサポートしてあげるからね♬」
ロミータは水溶きをしたお米2人分を炊飯器に入れ【早炊き】のボタンを押して、亜沙美が待つ風呂場に向かった
【お風呂場】
「なーに亜沙美ったら、まだ身体洗ってないの?」
「ご、ごめんなさい。チカラが入らなくてぇ…」
疲労困憊の亜沙美はシャワーを浴びながら頭を洗っている姿で固定されたまま、その場に座り込んでいた
「しっかりしなさいよ…良いわ。身体洗ってあげるから、背中を向けなさい」
「え~、絶対ロミータちゃんにエッチぃ事されちゃうよォ…」
「今日はグダグダしている亜沙美が悪いのっ!嫌ならもっとテキパキ動きなさい。ほら、ここが気持ち良いんでしょ?(笑)」
「あっ!?駄目だよロミータちゃん、そんな所に手を突っ込んだらァ…」
石鹸まみれのスポンジで亜沙美の股の間を丹念に洗うロミータ。あまりのこさばゆさに足を閉じて抵抗するが、今度はスポンジ無しで胸部をマッサージするかのように洗われてしまう
「うへへ、ここか?ココが良いのんか?」
「あん!…もうロミータちゃん。配信時間になっちゃうよォ!!」
スキンシップを楽しんだロミータは、それ以上のエッチぃ行為は我慢してテキパキと身体を洗い、亜沙美より先に風呂を出た
【20:40】
「か、カレー?…私がカライの苦手だって知ってるよねぇ…」
「黙らっしゃい!カレーはスパイスの宝庫なのよっ!つまり、疲れた身体にはカレーが良いの。早く食べなさい時間が無いのよっ!」
「じ、時間が無くなったのはロミータちゃんがエッチぃスキンシップしてきたからじゃない…うぅ、辛くて食べるのツライよォ…」
「ほら、お水はたっぷり有るんだから、辛かったら水で流し込みなさいな」
「ゴクゴク(/◎\)はふぅ…あと半分もあるよォ…」
「配信開始まで後10分しかないわよ。もっとペースを上げなさいっ!」
「ヒイィィィ!!(゜ロ゜ノ)ノ 」
風呂上がりの身体にカレーを食べる亜沙美は大量に汗をかいていた。風呂で体温が上がっているので、カライ物を食べればいつもより汗が出やすいのだが…
(ふふふ…激辛スパイスが効いているわね。もっと水を飲むのよ亜沙美。食べ終わった頃には配信開始の時間ね♬)
実は、亜沙美より先に風呂から出たロミータがカレールーの中に、更に辛さが増す【激辛スパイス】を多めに入れていたのだ
元々カライのが得意じゃない亜沙美が慌てて食べようとすれば、それだけ多くの水を飲むことになる。それこそがロミータの狙いだ
その状態でオフコラボ配信を始めて、亜沙美にさせようとする事。それこそが、亜沙美のプレッシャーを克服させるロミータの作戦だった
続く
「はぁはぁ…どうかなぁ?」
「うーん…動きは良くなったけど…」
「効率良くはないよね?」
「緊張し過ぎよね」
「笑顔が無いんよな」
学校帰りの前にウェイトレスの給仕作法を練習している亜沙美だが…動きの方はかなりマシになったのだが…学校中の生徒(特に男性)が多く訪れるであろうコスプレ喫茶店でウェイトレスをする!というプレッシャーで、6日目の今日も強く緊張していた
……………………………………………
「やっと家に帰れるよぉ…」
練習時間が過ぎた。亜沙美の表情は全然駄目なままだったが、ようやく練習からは解放されたのだが…
「何言ってるのよ亜沙美。今日は週1のボイトレの日よ?平戸さんの所に向かうわよ?」
「Σ(゜□゜)あっ!そ、そうだった…」
給仕練習だけでも疲れてしまった亜沙美だが、今日はボイトレの日だ。家に帰る前に次は歌のレッスンに向かわなければならなかった
【歌謡教室】
「マツタケ、マツタケ、グルグルグルグル♪マツタケ、マツタケ、腰パンパン♬マツタケ、マツタケ、マツタケ畑で捕まえて~♬…はぁはぁ…ど、どうですかァ?」
最近のVTuber界隈で流行りの曲を3つ連続で歌った亜沙美だが…
「どうかしましたか?今日は凄く疲れている様子ですが…走り込みでもしているのですか?」
歌を上手く歌うには肺活量が有るに越したことはない。平戸は年末のカウントダウンライブに向けて、ソコを考慮して2人が走り込みでもしているのかと考えたようだが…単に毎夜の配信と給仕訓練と歌唱練習で疲労が溜まっているだけだった
「うーん…ウェイトレスの方は多少改善されてきたけど、歌の方は全然だわ。コレは不味いわね…」
学校でも家でも亜沙美を絶えず観察しているロミータの目には、このままではドチラもやらかしてしまう亜沙美の姿しか想像出来なかった
「疲れが溜まっているようですので…今日はバラード系を重視して、ボイスコントロールの方面を練習しましょう」
今日は亜沙美に声量は期待できないと判断し、元気に歌う系の曲は練習から除外した
……………………………………………
「来週は元気な曲を重視して練習しますので、それまでに体調を整えて来てくださいね。お疲れ様でした」
「有難うございました…」
「ありがとうございました!」
帰り際の挨拶でも亜沙美とロミータの声量の違いは、顕著に現れていた
【竹取家】
「やっと帰ってこれたよォ、疲れたァ…」
時刻は20時を回った頃。ようやく帰宅した2人。応接間に入るなり、亜沙美はソファーに倒れ込むように寝転がった
「はい!起きて亜沙美。今夜はロミーとオフコラボ配信でしょ?ゆっくりしてる時間は無いわよっ。サっとシャワーで済ませて晩ご飯を食べて、配信準備しないとねっ!」
「えぇ~、私全然食欲無いから食べたくないよォ…」
「ダメよっ!そんなに疲れた上に空腹で配信なんかしたら、みんなガッカリしちゃうわよっ。オフコラボはファンが楽しみにする配信なのよっ!!」
「…は~い、じゃあ先に入ってるねぇ…」
重たい身体を引きずるようにお風呂場に向かう亜沙美。彼女を見送ったロミータは「ニヤリ」と悪そうな笑みを浮かべた
「安心しなさい亜沙美。ウェイトレスもカウントダウンライブも両方上手くやれるように、ロミーがバッチリサポートしてあげるからね♬」
ロミータは水溶きをしたお米2人分を炊飯器に入れ【早炊き】のボタンを押して、亜沙美が待つ風呂場に向かった
【お風呂場】
「なーに亜沙美ったら、まだ身体洗ってないの?」
「ご、ごめんなさい。チカラが入らなくてぇ…」
疲労困憊の亜沙美はシャワーを浴びながら頭を洗っている姿で固定されたまま、その場に座り込んでいた
「しっかりしなさいよ…良いわ。身体洗ってあげるから、背中を向けなさい」
「え~、絶対ロミータちゃんにエッチぃ事されちゃうよォ…」
「今日はグダグダしている亜沙美が悪いのっ!嫌ならもっとテキパキ動きなさい。ほら、ここが気持ち良いんでしょ?(笑)」
「あっ!?駄目だよロミータちゃん、そんな所に手を突っ込んだらァ…」
石鹸まみれのスポンジで亜沙美の股の間を丹念に洗うロミータ。あまりのこさばゆさに足を閉じて抵抗するが、今度はスポンジ無しで胸部をマッサージするかのように洗われてしまう
「うへへ、ここか?ココが良いのんか?」
「あん!…もうロミータちゃん。配信時間になっちゃうよォ!!」
スキンシップを楽しんだロミータは、それ以上のエッチぃ行為は我慢してテキパキと身体を洗い、亜沙美より先に風呂を出た
【20:40】
「か、カレー?…私がカライの苦手だって知ってるよねぇ…」
「黙らっしゃい!カレーはスパイスの宝庫なのよっ!つまり、疲れた身体にはカレーが良いの。早く食べなさい時間が無いのよっ!」
「じ、時間が無くなったのはロミータちゃんがエッチぃスキンシップしてきたからじゃない…うぅ、辛くて食べるのツライよォ…」
「ほら、お水はたっぷり有るんだから、辛かったら水で流し込みなさいな」
「ゴクゴク(/◎\)はふぅ…あと半分もあるよォ…」
「配信開始まで後10分しかないわよ。もっとペースを上げなさいっ!」
「ヒイィィィ!!(゜ロ゜ノ)ノ 」
風呂上がりの身体にカレーを食べる亜沙美は大量に汗をかいていた。風呂で体温が上がっているので、カライ物を食べればいつもより汗が出やすいのだが…
(ふふふ…激辛スパイスが効いているわね。もっと水を飲むのよ亜沙美。食べ終わった頃には配信開始の時間ね♬)
実は、亜沙美より先に風呂から出たロミータがカレールーの中に、更に辛さが増す【激辛スパイス】を多めに入れていたのだ
元々カライのが得意じゃない亜沙美が慌てて食べようとすれば、それだけ多くの水を飲むことになる。それこそがロミータの狙いだ
その状態でオフコラボ配信を始めて、亜沙美にさせようとする事。それこそが、亜沙美のプレッシャーを克服させるロミータの作戦だった
続く
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