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艶やかな乙女たち
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【鳳凰の間】
「さっきは行き過ぎました。ごめんなさいね亜沙美ちゃん…」
「本当ですよ、もう!」
自分たちの部屋に戻った3人
今は録音していないので、ミネアはエルフ軍人のデザート・イーグルではなく、ミネア・イーグルスの話し方になっていた
「ミネア。今度、亜沙美の身体に触る時はロミーの許可を取ってからに…」
「ロミータちゃん!!そうじゃないでしょ、もう!今度あんな事したら…恋人から普通の友達に降格するからね!…モチロン2度と同じ布団で寝てあげないんだからねぇ!」
「そ、そんな~…分かりました…」
露天風呂は外が見える場所である。つまりは外から見られる可能性のある場所でもある。そんな場所でミネアとロミータの2人から、同時に身体を弄られた亜沙美は本気で怒っていた
「本気で私の恋人だって言うんなら、ああいう場面では私の事を護ってくれるのが恋人の役目なんじゃないのぉ!…一緒にセクハラしてくる人なんか、恋人とは見れないんだからねぇ!!」
「ご、ごめんなさい亜沙美…」
流石に今回ばかりは温厚な亜沙美と言えど、そうそう簡単には許してくれない雰囲気だった
「……………………………………………」
「……………………………………………」
気まずくなり黙ってしまった亜沙美とロミータ。そんな中、ミネアが話し始めた
「ロミータってさ、なんて言うか壁みたいなのが有って…近寄り難くて人を寄せ付けない雰囲気だったでしょ?なのに、オリビアさんにまで「ロミーが本気で好きになった子をコンプリに入れてあげたいの」って、言ってきたと聞かされた時にはビックリしたけど…実際に亜沙美ちゃんと触れ合ってみて、ロミータがソコまで入れ込む理由が分かりました。とんでもなく可愛いもんね亜沙美ちゃんって❤︎」
どうやらミネアも亜沙美の魅力に気が付いてしまったようである。目が完全にメスのソレになっていた
「う、嬉しいですけど…さっきみたいな事をするのは本当に勘弁してくださいねぇ…」
「どうしようかな~…ロミータから亜沙美ちゃんを奪っちゃいたくなってきちゃったのよね~♪」
「ふ、ふざけないでよねっ!亜沙美は誰にも渡さない!って言ってるでしょーがっ!」
もしかすると、亜沙美を中心に三角関係になりそうな雰囲気が出始めていた。その時、彼女らの部屋の襖が静かに開いた
「失礼します。皆さん、晩御飯までにはまだ時間がありますので宜しかったら、休息室を楽しまれてはいかがですか?楽しんでもらえるように趣向を凝らしていますので♪」
「うんうん、行きたい!ね、ロミータちゃん。見に行きましょう…嫌とは言わないよねぇ?」
先程の露天風呂での事があるので、「ロミータちゃんに拒否権は無いんだよ!」と亜沙美の目が物語っている
「そ、そうね。亜沙美が行きたい、って言う場所に付き合うのが恋人の役目ってものよね。モチロン付き合うわ」
「面白そうですね。ワタシも行きます」
こうして3人は茜に付いていった
【休息室】
ここにはマッサージチェアや土産物が売られている。が、一風変わった形のマッサージ椅子であり、売っている物も日本刀や忍者刀、手裏剣に伊勢うどん等であった
「ほぇ~何だか伊賀の隠れ里に来ている。って感じだねぇ…」
「伊賀忍者に関する物ばかりあるから、普通の温泉旅館とは違う雰囲気がしてるわね…」
だいたいの温泉旅館ならば最新型のマッサージ器や、全国でも販売しているような土産物に、地元の特産品が紛れているのが普通なのだが、ここ隠れ里温泉旅館では全く違う雰囲気だった
「ねぇねぇ、【レンタル衣装コーナー】っていうのがあるわよ」
「はい、時代劇に出てくるような衣装に着替えて記念撮影が出来ますよ。もし気に入ってもらえたら、販売も可能ですので遠慮なく仰ってくださいね」
丁寧な口調ながら、しっかり売り込むも忘れない茜は3人の手を取り、着替え室の方に誘った
仕切りの奥の部屋には村娘や、お殿様お姫様の衣装も有り更には越後屋とか飛脚屋の衣装なども取り揃えられている
「着替えて記念撮影しようよぉ♪」
「ろ、ロミーは亜沙美の衣装を見られたらソレで良いわ…」
「何言ってるのよロミータ。貴女も着替えるのよ…そうね、コレなんかどう?」
……………………………………………
「ロミーは、あまり似合ってないんじゃないかしら?」
「(*゜∀゜*)うひょー!そんな事ないよ。ロミータちゃんの村娘衣装すっごく似合ってるよぉ♪」
「(//∇//)お、お世辞でしょ?…でも、ありがとう。嬉しいわ…」
「亜沙美ちゃんのサムライ姿もイイわね♪」
「ミネアさんのお姫様も似合ってますぅ♪」
コスプレをした事がなかったロミータは少し恥ずかしがっているが、3人それぞれに借りた衣装が似合っていて互いを褒め合っていた
「それではソコに立ってください。記念撮影しちゃいますね…それではいきますよ。はい、チーズケーキ!…パシャ!」
年季の入っていそうな一眼レフカメラを構えた茜が、時代劇風のパネルの前に立ってポーズを取っている3人を記念撮影した
「後で現像した写真をお持ちしますね。1枚1000円になりますけど皆さん買ってくださいますよね?なにしろ今回の旅行自体が無料なんですし…ねぇ?」
「それくらいは支払ってくれますよね?」と茜の目が威嚇を含みつつ物語っていた。3人揃って首を縦に降っていた
ロミータとミネアは迫力に負けての事だったが、亜沙美は純粋に喜んでいた
その後も土産物の手裏剣や、秘伝書のレプリカなどを眺めながら楽しんだ3人に「間もなく晩御飯の用意が出来ますので、お部屋に戻りお待ちください」とスタッフの女性から声を掛けられた
「晩御飯は何だろうねぇ♪」
「お昼ご飯も凄かったから楽しみね」
「お昼ご飯食べ過ぎたから、あんまり食べれないかも知れません」
3人はそれぞれに期待しながら、部屋に戻る事にした。亜沙美からの提案により、今度は配信に使える内容から脱線しないように注意して、録音しながら食事をする事にした
続く
「さっきは行き過ぎました。ごめんなさいね亜沙美ちゃん…」
「本当ですよ、もう!」
自分たちの部屋に戻った3人
今は録音していないので、ミネアはエルフ軍人のデザート・イーグルではなく、ミネア・イーグルスの話し方になっていた
「ミネア。今度、亜沙美の身体に触る時はロミーの許可を取ってからに…」
「ロミータちゃん!!そうじゃないでしょ、もう!今度あんな事したら…恋人から普通の友達に降格するからね!…モチロン2度と同じ布団で寝てあげないんだからねぇ!」
「そ、そんな~…分かりました…」
露天風呂は外が見える場所である。つまりは外から見られる可能性のある場所でもある。そんな場所でミネアとロミータの2人から、同時に身体を弄られた亜沙美は本気で怒っていた
「本気で私の恋人だって言うんなら、ああいう場面では私の事を護ってくれるのが恋人の役目なんじゃないのぉ!…一緒にセクハラしてくる人なんか、恋人とは見れないんだからねぇ!!」
「ご、ごめんなさい亜沙美…」
流石に今回ばかりは温厚な亜沙美と言えど、そうそう簡単には許してくれない雰囲気だった
「……………………………………………」
「……………………………………………」
気まずくなり黙ってしまった亜沙美とロミータ。そんな中、ミネアが話し始めた
「ロミータってさ、なんて言うか壁みたいなのが有って…近寄り難くて人を寄せ付けない雰囲気だったでしょ?なのに、オリビアさんにまで「ロミーが本気で好きになった子をコンプリに入れてあげたいの」って、言ってきたと聞かされた時にはビックリしたけど…実際に亜沙美ちゃんと触れ合ってみて、ロミータがソコまで入れ込む理由が分かりました。とんでもなく可愛いもんね亜沙美ちゃんって❤︎」
どうやらミネアも亜沙美の魅力に気が付いてしまったようである。目が完全にメスのソレになっていた
「う、嬉しいですけど…さっきみたいな事をするのは本当に勘弁してくださいねぇ…」
「どうしようかな~…ロミータから亜沙美ちゃんを奪っちゃいたくなってきちゃったのよね~♪」
「ふ、ふざけないでよねっ!亜沙美は誰にも渡さない!って言ってるでしょーがっ!」
もしかすると、亜沙美を中心に三角関係になりそうな雰囲気が出始めていた。その時、彼女らの部屋の襖が静かに開いた
「失礼します。皆さん、晩御飯までにはまだ時間がありますので宜しかったら、休息室を楽しまれてはいかがですか?楽しんでもらえるように趣向を凝らしていますので♪」
「うんうん、行きたい!ね、ロミータちゃん。見に行きましょう…嫌とは言わないよねぇ?」
先程の露天風呂での事があるので、「ロミータちゃんに拒否権は無いんだよ!」と亜沙美の目が物語っている
「そ、そうね。亜沙美が行きたい、って言う場所に付き合うのが恋人の役目ってものよね。モチロン付き合うわ」
「面白そうですね。ワタシも行きます」
こうして3人は茜に付いていった
【休息室】
ここにはマッサージチェアや土産物が売られている。が、一風変わった形のマッサージ椅子であり、売っている物も日本刀や忍者刀、手裏剣に伊勢うどん等であった
「ほぇ~何だか伊賀の隠れ里に来ている。って感じだねぇ…」
「伊賀忍者に関する物ばかりあるから、普通の温泉旅館とは違う雰囲気がしてるわね…」
だいたいの温泉旅館ならば最新型のマッサージ器や、全国でも販売しているような土産物に、地元の特産品が紛れているのが普通なのだが、ここ隠れ里温泉旅館では全く違う雰囲気だった
「ねぇねぇ、【レンタル衣装コーナー】っていうのがあるわよ」
「はい、時代劇に出てくるような衣装に着替えて記念撮影が出来ますよ。もし気に入ってもらえたら、販売も可能ですので遠慮なく仰ってくださいね」
丁寧な口調ながら、しっかり売り込むも忘れない茜は3人の手を取り、着替え室の方に誘った
仕切りの奥の部屋には村娘や、お殿様お姫様の衣装も有り更には越後屋とか飛脚屋の衣装なども取り揃えられている
「着替えて記念撮影しようよぉ♪」
「ろ、ロミーは亜沙美の衣装を見られたらソレで良いわ…」
「何言ってるのよロミータ。貴女も着替えるのよ…そうね、コレなんかどう?」
……………………………………………
「ロミーは、あまり似合ってないんじゃないかしら?」
「(*゜∀゜*)うひょー!そんな事ないよ。ロミータちゃんの村娘衣装すっごく似合ってるよぉ♪」
「(//∇//)お、お世辞でしょ?…でも、ありがとう。嬉しいわ…」
「亜沙美ちゃんのサムライ姿もイイわね♪」
「ミネアさんのお姫様も似合ってますぅ♪」
コスプレをした事がなかったロミータは少し恥ずかしがっているが、3人それぞれに借りた衣装が似合っていて互いを褒め合っていた
「それではソコに立ってください。記念撮影しちゃいますね…それではいきますよ。はい、チーズケーキ!…パシャ!」
年季の入っていそうな一眼レフカメラを構えた茜が、時代劇風のパネルの前に立ってポーズを取っている3人を記念撮影した
「後で現像した写真をお持ちしますね。1枚1000円になりますけど皆さん買ってくださいますよね?なにしろ今回の旅行自体が無料なんですし…ねぇ?」
「それくらいは支払ってくれますよね?」と茜の目が威嚇を含みつつ物語っていた。3人揃って首を縦に降っていた
ロミータとミネアは迫力に負けての事だったが、亜沙美は純粋に喜んでいた
その後も土産物の手裏剣や、秘伝書のレプリカなどを眺めながら楽しんだ3人に「間もなく晩御飯の用意が出来ますので、お部屋に戻りお待ちください」とスタッフの女性から声を掛けられた
「晩御飯は何だろうねぇ♪」
「お昼ご飯も凄かったから楽しみね」
「お昼ご飯食べ過ぎたから、あんまり食べれないかも知れません」
3人はそれぞれに期待しながら、部屋に戻る事にした。亜沙美からの提案により、今度は配信に使える内容から脱線しないように注意して、録音しながら食事をする事にした
続く
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