43 / 135
憎奪戦争編
試される想い
しおりを挟む
【翌朝のイシスの客間】
「くぅー、すぴ~…あん、リキュールったら…そんなトコばかり触られたら、恥ずかしいですわ…」
客間であるその部屋にはベッドは1つしか無かったが、2人の少女が寝るくらいなら十分に余裕がある大きなサイズだった
「…ケチュア…ほら、朝だよ…起きてよ!」
その上に全裸で寝ているケチュアの肩を、静かに揺すり起こしているリキュール
「んあぁ…もう朝ですの?…あっ!…いたたたた…」
ゆっくりと上半身を起こしたケチュアだが、旅の疲労からなのか?頭に痛みが走り思わず手で押さえた
「ケチュア、大丈夫かい?」
そんな彼女を心配し、心配して覗き込んでいるリキュールを見上げるケチュア
(いつもリキュールはワタクシをからかいますけど…こういう時は普通に心配してくれてますわ…嬉しい♬)
ケチュアは身体を起こした拍子に、被(かぶ)っていたシーツがズレ落ち自分が全裸で寝ている事に気が付き、恥ずかしさから四つん這いになり慌てて身体を隠した
「み、見ないでくださいまし!」
「ナニを今さら恥ずかしがっているんだい?ケチュアの身体は昨夜、隅から隅まで堪能させてもらったじゃないか♪もう見られて恥ずかしい場所なんて無いだろ?(笑)」
そうなのである。お互いの素直な気持ちを話し合ってテンションが上がった2人は、遠慮し合いながらも互いの身体を深くネットリと触り合ったのだ
「そうでしたわ(照れ)…あら?リキュールったら、もう洋服を着られているんですのね?」
昨夜アレだけ深くお互いの身体を求め合い、まだ共に疲労が抜けていないハズ。と思っていたケチュアは、意外にもリキュールが既に身だしなみを整え終わっている事に驚いた
「さっき、使用人と思う女性が部屋を訪れてきてね「30分後に食堂が開くので、あまり遅れないで来て欲しい」と言われたんで急いで支度したんだよ。ほら、ケチュアも早く起きて支度しようよ。あと15分程だよ!」
「えっ!?そうなんですの?急ぎませんと…」
もう、あまり時間が無いことを知ったケチュアは、まだ頭に痛みが残っているが慌てて身支度を始めた。服を着替え顔を洗っている間リキュールがケチュアの髪をブラッシングしてくれていた。その優しさを喜び、終始ケチュアは笑顔だった。身支度を終えると急いで食堂に向かった2人
【イシス城の中庭】
「それでは行ってきますわ。リキュール、そこでワタクシの戦いを見守っていてくださいまし!」
「分かった…信じて待っているよ!」
両親の唯一の形見とも言えるナイン家の家宝のソードを握り締め、既に待ち構えているランス・ロットに向けて歩み寄って行くケチュア。そんな彼女を優しく見守るリキュール
食堂に向かったケチュアとリキュールだが、何故ランス・ロットとケチュアが試合をするのか?
それは2人が食堂に入ると、食事がバイキング形式の為、皿を持って食べたい分だけ好みの食べ物を取り分けていた時だった
「ボクはランス・ロットです。ユーカ様のお世話役と剣術指南役を任されています」
16歳の若き王女ユーカ・レアを支えるシュバッツ家の息子オルガスと、元勇者のアイザー・シュバッツが王家に使える前から、代々レア家に使えてきたロット家の跡取りであるランスが話しかけてきた
ケチュアの敵討ちに、どれだけの人員を割(サ)くか?彼女(ケチュア)の本気加減を見たいらしい
まだまだ空腹だったケチュアだが食事の後、ランスとの試合が控えている為、腹5分目に食事を控えたケチュア。その彼が今からケチュアの本気度を図るために彼女と戦おうとしている
「元令嬢である貴女が、剣術の素人だという事は重々承知していますが…知っての通りイシス王国は今、昔から対立しているベイ城と比較して戦力的に劣っている為、恥ずかしながら人材的な余裕がありません」
「ケチュア。私からも説明します。私は貴女の事も友人と考えています。昨日リキュールさんが示してくれた魔法力(ジツリョク)で、貴女の望みに力添えする事を約束しましたが、余裕の無い我が国の実情を加味し、貴女の力量と貴女の仇討ちへの本気加減を再確認させて欲しいのです
もちろん、私の剣術指南役であるランスと貴女では、まるで勝負にならない事は分かっています。ですので、ハンデとしてランスには木刀で戦ってもらいます
もちろん、それでも貴女に勝ち目が無いのは承知しています。その中で貴女が、どれほど喰らいついてくるのか?で貴女の覚悟の程を示して頂きたいのです!」
ユーカ王女は、包み隠さず王国に余裕が無いことを説明してくれた上で、ケチュアの覚悟を見る為だと説明してくれた
「分かりました。ナイン家の仇討ちへのワタクシの本気さを、この1戦で示してみせます!」
ユーカ王女を真っ直ぐ見詰め、そう言い放つケチュア。その後、彼女はリキュールの方へ見直り優しく微笑んだ
(もちろんリキュールにも魅せますのよ)
「ケチュア…頑張るんだよ…」
リキュールは呟く様に、ケチュアにエールを送った。いつまでもリキュールに守られている訳ではなく…いつか自分自身も強くなり彼女に横に立ちたい!と強く願っているのである
「それでは両者、構えてください………試合、始めっ!!」
シュバッツ家のオルガスが審判を務めてくれている。彼の妹でありカルーアの仲良しのチェイムも見守る中、ランスとケチュアの試合が始まった
「うぐ!……あがっ!?……きゃうっ!……かは!……げふっ!……はぁはぁ……きゃあぁ!!」
ソレは到底、試合と呼べるモノでは無かった
真剣であるソードを使うケチュアの方が、本来は圧倒的に有利に戦えるハズなのだが…
指南役のランスと元令嬢のケチュアの実力の差は、真剣と木刀の性能の差をもってしても埋められるハズもない程、とてつもない大きな差があった
その為、ただひたすらに連打されるがままのケチュア。だが!敵討ちに力添えしてもらうのを劣勢状態の王国に頼んだ手前、余裕の無いイシスに協力を納得してもらう為、勝ち目の無い戦いに怯まず、何度も殴り倒されても…白く美しい顔やスタイルの良い身体を紅く腫れるまで叩きのめされても…ケチュアは意識の有る間は、折れることなく立ち上がり続けた
【王宮内の医務室】
「うあっ!?…あ、痛たたた…」
医務室のベッドで起き上がったケチュア
ベッドの脇にはリキュールが座っていて、ケチュアに回復魔法を掛け続けていた
「目が覚めたね良かった。ケチュアの本気、魅せてもらったよ。まだ私の魔法で治療中だから、無理に動かないでね」
リキュールは遂に起き上がれなくなり意識を失い医務室に運ばれるケチュアに添い寄り、医療官が治療を終えてから今までの間、ずっと回復魔法を掛け続けてくれていた様だ
おかげでアザだらけになり、白い肌のアチコチに赤い腫れが刻まれた身体も、元の美しい肌へと戻りつつある
「あはは…全く見せ場も作れず、ただひたすらに打ち倒されるだけのみっともない姿を、貴女に見られてしまいましたね…お恥ずかしいですわ…」
「そんな事ないよ!ケチュアの本気、観させてもらったよ。ケチュアの勇士を魅せられて胸が熱くなったよ……好きだよケチュア(照れ)」
弱き者ながらも意地を魅せてくれたケチュアの姿に、リキュールもまた彼女への好意を熱くさせられたようだ
「ワタクシも…大好きですわ♬」
「私もだよ!…に、してもさ。ランスだっけ!?ケチュアの柔肌をアレだけ打ち据えるなんて許せないな!今度会ったら【七精守護霊(ハーロウィーン)】をぶちかましてやらなきゃね(笑)」
「ソレは辞めてくださいね(汗)」
ボロ負けだったが、ケチュアの強い意志を魅せてもらえたリキュールは、これからも彼女の為に頑張れる事が確認出来たようだ
続く
「くぅー、すぴ~…あん、リキュールったら…そんなトコばかり触られたら、恥ずかしいですわ…」
客間であるその部屋にはベッドは1つしか無かったが、2人の少女が寝るくらいなら十分に余裕がある大きなサイズだった
「…ケチュア…ほら、朝だよ…起きてよ!」
その上に全裸で寝ているケチュアの肩を、静かに揺すり起こしているリキュール
「んあぁ…もう朝ですの?…あっ!…いたたたた…」
ゆっくりと上半身を起こしたケチュアだが、旅の疲労からなのか?頭に痛みが走り思わず手で押さえた
「ケチュア、大丈夫かい?」
そんな彼女を心配し、心配して覗き込んでいるリキュールを見上げるケチュア
(いつもリキュールはワタクシをからかいますけど…こういう時は普通に心配してくれてますわ…嬉しい♬)
ケチュアは身体を起こした拍子に、被(かぶ)っていたシーツがズレ落ち自分が全裸で寝ている事に気が付き、恥ずかしさから四つん這いになり慌てて身体を隠した
「み、見ないでくださいまし!」
「ナニを今さら恥ずかしがっているんだい?ケチュアの身体は昨夜、隅から隅まで堪能させてもらったじゃないか♪もう見られて恥ずかしい場所なんて無いだろ?(笑)」
そうなのである。お互いの素直な気持ちを話し合ってテンションが上がった2人は、遠慮し合いながらも互いの身体を深くネットリと触り合ったのだ
「そうでしたわ(照れ)…あら?リキュールったら、もう洋服を着られているんですのね?」
昨夜アレだけ深くお互いの身体を求め合い、まだ共に疲労が抜けていないハズ。と思っていたケチュアは、意外にもリキュールが既に身だしなみを整え終わっている事に驚いた
「さっき、使用人と思う女性が部屋を訪れてきてね「30分後に食堂が開くので、あまり遅れないで来て欲しい」と言われたんで急いで支度したんだよ。ほら、ケチュアも早く起きて支度しようよ。あと15分程だよ!」
「えっ!?そうなんですの?急ぎませんと…」
もう、あまり時間が無いことを知ったケチュアは、まだ頭に痛みが残っているが慌てて身支度を始めた。服を着替え顔を洗っている間リキュールがケチュアの髪をブラッシングしてくれていた。その優しさを喜び、終始ケチュアは笑顔だった。身支度を終えると急いで食堂に向かった2人
【イシス城の中庭】
「それでは行ってきますわ。リキュール、そこでワタクシの戦いを見守っていてくださいまし!」
「分かった…信じて待っているよ!」
両親の唯一の形見とも言えるナイン家の家宝のソードを握り締め、既に待ち構えているランス・ロットに向けて歩み寄って行くケチュア。そんな彼女を優しく見守るリキュール
食堂に向かったケチュアとリキュールだが、何故ランス・ロットとケチュアが試合をするのか?
それは2人が食堂に入ると、食事がバイキング形式の為、皿を持って食べたい分だけ好みの食べ物を取り分けていた時だった
「ボクはランス・ロットです。ユーカ様のお世話役と剣術指南役を任されています」
16歳の若き王女ユーカ・レアを支えるシュバッツ家の息子オルガスと、元勇者のアイザー・シュバッツが王家に使える前から、代々レア家に使えてきたロット家の跡取りであるランスが話しかけてきた
ケチュアの敵討ちに、どれだけの人員を割(サ)くか?彼女(ケチュア)の本気加減を見たいらしい
まだまだ空腹だったケチュアだが食事の後、ランスとの試合が控えている為、腹5分目に食事を控えたケチュア。その彼が今からケチュアの本気度を図るために彼女と戦おうとしている
「元令嬢である貴女が、剣術の素人だという事は重々承知していますが…知っての通りイシス王国は今、昔から対立しているベイ城と比較して戦力的に劣っている為、恥ずかしながら人材的な余裕がありません」
「ケチュア。私からも説明します。私は貴女の事も友人と考えています。昨日リキュールさんが示してくれた魔法力(ジツリョク)で、貴女の望みに力添えする事を約束しましたが、余裕の無い我が国の実情を加味し、貴女の力量と貴女の仇討ちへの本気加減を再確認させて欲しいのです
もちろん、私の剣術指南役であるランスと貴女では、まるで勝負にならない事は分かっています。ですので、ハンデとしてランスには木刀で戦ってもらいます
もちろん、それでも貴女に勝ち目が無いのは承知しています。その中で貴女が、どれほど喰らいついてくるのか?で貴女の覚悟の程を示して頂きたいのです!」
ユーカ王女は、包み隠さず王国に余裕が無いことを説明してくれた上で、ケチュアの覚悟を見る為だと説明してくれた
「分かりました。ナイン家の仇討ちへのワタクシの本気さを、この1戦で示してみせます!」
ユーカ王女を真っ直ぐ見詰め、そう言い放つケチュア。その後、彼女はリキュールの方へ見直り優しく微笑んだ
(もちろんリキュールにも魅せますのよ)
「ケチュア…頑張るんだよ…」
リキュールは呟く様に、ケチュアにエールを送った。いつまでもリキュールに守られている訳ではなく…いつか自分自身も強くなり彼女に横に立ちたい!と強く願っているのである
「それでは両者、構えてください………試合、始めっ!!」
シュバッツ家のオルガスが審判を務めてくれている。彼の妹でありカルーアの仲良しのチェイムも見守る中、ランスとケチュアの試合が始まった
「うぐ!……あがっ!?……きゃうっ!……かは!……げふっ!……はぁはぁ……きゃあぁ!!」
ソレは到底、試合と呼べるモノでは無かった
真剣であるソードを使うケチュアの方が、本来は圧倒的に有利に戦えるハズなのだが…
指南役のランスと元令嬢のケチュアの実力の差は、真剣と木刀の性能の差をもってしても埋められるハズもない程、とてつもない大きな差があった
その為、ただひたすらに連打されるがままのケチュア。だが!敵討ちに力添えしてもらうのを劣勢状態の王国に頼んだ手前、余裕の無いイシスに協力を納得してもらう為、勝ち目の無い戦いに怯まず、何度も殴り倒されても…白く美しい顔やスタイルの良い身体を紅く腫れるまで叩きのめされても…ケチュアは意識の有る間は、折れることなく立ち上がり続けた
【王宮内の医務室】
「うあっ!?…あ、痛たたた…」
医務室のベッドで起き上がったケチュア
ベッドの脇にはリキュールが座っていて、ケチュアに回復魔法を掛け続けていた
「目が覚めたね良かった。ケチュアの本気、魅せてもらったよ。まだ私の魔法で治療中だから、無理に動かないでね」
リキュールは遂に起き上がれなくなり意識を失い医務室に運ばれるケチュアに添い寄り、医療官が治療を終えてから今までの間、ずっと回復魔法を掛け続けてくれていた様だ
おかげでアザだらけになり、白い肌のアチコチに赤い腫れが刻まれた身体も、元の美しい肌へと戻りつつある
「あはは…全く見せ場も作れず、ただひたすらに打ち倒されるだけのみっともない姿を、貴女に見られてしまいましたね…お恥ずかしいですわ…」
「そんな事ないよ!ケチュアの本気、観させてもらったよ。ケチュアの勇士を魅せられて胸が熱くなったよ……好きだよケチュア(照れ)」
弱き者ながらも意地を魅せてくれたケチュアの姿に、リキュールもまた彼女への好意を熱くさせられたようだ
「ワタクシも…大好きですわ♬」
「私もだよ!…に、してもさ。ランスだっけ!?ケチュアの柔肌をアレだけ打ち据えるなんて許せないな!今度会ったら【七精守護霊(ハーロウィーン)】をぶちかましてやらなきゃね(笑)」
「ソレは辞めてくださいね(汗)」
ボロ負けだったが、ケチュアの強い意志を魅せてもらえたリキュールは、これからも彼女の為に頑張れる事が確認出来たようだ
続く
10
お気に入りに追加
70
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
ヒミツの夏休み ~性に目覚めた少年少女~
一色 清秋
恋愛
――私はあの夏を忘れない。
小学6年生の夏、私は祖母の家に預けられることになった。
山奥の田舎での生活、そこで出会った1人の少女との日々は、私の夏休みをひどく爛れたものにした。
そこにもう1人、顔なじみの少女も加わり……。
これは私たちの性が目覚めた、夏の日々の話。
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
淫らなお姫様とイケメン騎士達のエロスな夜伽物語
瀬能なつ
恋愛
17才になった皇女サーシャは、国のしきたりに従い、6人の騎士たちを従えて、遥か彼方の霊峰へと旅立ちます。
長い道中、姫を警護する騎士たちの体力を回復する方法は、ズバリ、キスとH!
途中、魔物に襲われたり、姫の寵愛を競い合う騎士たちの様々な恋の駆け引きもあったりと、お姫様の旅はなかなか困難なのです?!
【R18】スライムにマッサージされて絶頂しまくる女の話
白木 白亜
ファンタジー
突如として異世界転移した日本の大学生、タツシ。
世界にとって致命的な抜け穴を見つけ、召喚士としてあっけなく魔王を倒してしまう。
その後、一緒に旅をしたスライムと共に、マッサージ店を開くことにした。卑猥な目的で。
裏があるとも知れず、王都一番の人気になるマッサージ店「スライム・リフレ」。スライムを巧みに操って体のツボを押し、角質を取り、リフレッシュもできる。
だがそこは三度の飯よりも少女が絶頂している瞬間を見るのが大好きなタツシが経営する店。
そんな店では、膣に媚薬100%の粘液を注入され、美少女たちが「気持ちよくなって」いる!!!
感想大歓迎です!
※1グロは一切ありません。登場人物が圧倒的な不幸になることも(たぶん)ありません。今日も王都は平和です。異種姦というよりは、スライムは主人公の補助ツールとして扱われます。そっち方面を期待していた方はすみません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる