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ロミー水?
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【ロミータの部屋】
「ロミーの負けよ…アミ。やるじゃない」
明らかにplay回数の差が敗因となったロミータだが…彼女はソレを言い訳にすることもなく敗北を受けいれた
「よっしゃー!勝ったよ視聴者(アミーゴ)」
✱「オメ━( ´∀`)━!!!!」
✱「信じてたで」
✱「流石!俺たちのアミ」
✱「おめでとう(*´ω`*ノノ☆パチパチ」
✱「それでアミはロミーに何を命令するん?」
色々な技を知っていた亜沙美が、連続攻撃だけは猛練習してきたロミータに勝利したのだが…この対戦はロミーの提案で「勝った方が負けた方にひとつ命令出来る」という約束だった
「命令か…(* '~')ん~…考えてなかったなぁ…」
あまりに急成長していたロミータの腕前に必死に操作していた亜沙美は、自分が勝ったら何を命令するのか?なんて全く考えていなかった
「い、言い出したのはロミーの方なんだから…何でも言いなさいな。よっぽど酷いのじゃなかったから…してあげるわよ。約束だし…」
自分が負ける事など考えていなかったロミータ。亜沙美がどんな命令をしてくるのか?少し緊張してしまう
✱「アミがアミー水くれないから代わりにロミーちゃんにロミー水お願いします!」
「Σ(゜□゜)あっ!!こら!エロコメさん何言ってんのよ!!」
「(๑°ㅁ°๑)えっ!?ロミー水…何よソレ?」
「( ̄▽ ̄)あはは、、、それは気にしなくて良いんだよ。そうだね…アミと友達になってよ。それでコラボ配信とかしてくれると嬉しいなぁ…」
「友達になってコラボ配信?…何?そんな事で良いの?…もっと凄いこと命令されるかと思ったわ。全然OKよ。コチラからもお願いするわ」
「"(ノ*>∀<)ノ ヤッター♫本当に良いの?…人気VTuberのロミーとコラボ配信だぁ!」
✱「おめでとう」
✱「すんげぇ楽しみ」
✱「アミの人気もうなぎ登り」
✱「期待しかない!」
その程度のお願いで良いのか?と思われるかも知れないが…アミのような駆け出しのVTuberが、登録者30万人超えの人と友好関係を結べるのは、かなり稀なことなのだ
「ところでさ…少し気になるんだけど【アミー水】って何なの?コンビニとかで売ってたりするの?」
ロミータは【アミー水】という単語が気になっているようだ。単なる好奇心から亜沙美に質問するが…
「ヾノ"¯꒫¯)ナイナイ そんなモノは存在してないからね。ロミーちゃんは全然気にしなくて…」
✱「アミー水とは…アミちゃんの汗。もしくはオシッコを採取したアミーゴ達の至福の逸品ですよ♪」
「ヽ(`Д´#)ノ コラー!!エロコメさん。ロミーちゃんに要らん言葉を教えないの!」
「ฅ(๑⊙д⊙๑)ฅえっ!?アミったら…そんなモノを販売しているの?マジ引くわぁw」
「売ってないからね!!」
亜沙美の初配信からの熱狂的なアミの信者【エロコメ・ダイスキー】の余計な発言に焦る亜沙美とドン引きするロミータ。しかし、その単語からある事を閃いたロミータ
「そうだアミ。パパの仕事友達にスポーツジムを経営してる人が居るんだけど…8月になったらプール配信なんてしてみない?3D配信が出来るように機材を持ち込めないか?聞いてみるからさ?」
「プール配信?そんな事が出来るの?」
✱「すげぇ!」
✱「そんな配信見たことねー」
✱「ロミーパパ凄いな」
✱「そのプール教えて!そのプールの水は貴重な…」
「( ¯⌓¯ )駄目に決まってるでしょ。これ以上ロミーちゃんに引かれたくないから、エロコメさんは静かにしててよ」
【23時 配信終了】
「それじゃ今夜もありがとうね♪今日も凄く楽しかったよ。乙アミーゴ♫」
✱「おやすみ~」
✱「乙アミー」
✱「また明日よろ」
✱「ではではー」
✱「プール配信楽しみ」
「ふぅ…まさかロミータちゃんからゲームで決闘を申し込まれちゃうなんて…ビックリしたなぁ。でも面白かったから良いか♪…そういやプール配信しよう!って言われたなぁ。どうしよう…」
中堅VTuberのロミー(ロミータ)とフレンド登録を済ませた亜沙美。今後、彼女とコラボ配信を重ねれば、アミのチャンネル登録者がうなぎ登りになる事は容易に想像できた
「良し。やるぞぉ!!」
新たな輪が出来て、今後の配信活動に更にヤル気をみなぎらせて眠りにつく亜沙美。しかし、ロミータと深まっていく仲が亜沙美にとって人生を変える程の転機になるとは、この時の彼女には知る由もなかった
続く
「ロミーの負けよ…アミ。やるじゃない」
明らかにplay回数の差が敗因となったロミータだが…彼女はソレを言い訳にすることもなく敗北を受けいれた
「よっしゃー!勝ったよ視聴者(アミーゴ)」
✱「オメ━( ´∀`)━!!!!」
✱「信じてたで」
✱「流石!俺たちのアミ」
✱「おめでとう(*´ω`*ノノ☆パチパチ」
✱「それでアミはロミーに何を命令するん?」
色々な技を知っていた亜沙美が、連続攻撃だけは猛練習してきたロミータに勝利したのだが…この対戦はロミーの提案で「勝った方が負けた方にひとつ命令出来る」という約束だった
「命令か…(* '~')ん~…考えてなかったなぁ…」
あまりに急成長していたロミータの腕前に必死に操作していた亜沙美は、自分が勝ったら何を命令するのか?なんて全く考えていなかった
「い、言い出したのはロミーの方なんだから…何でも言いなさいな。よっぽど酷いのじゃなかったから…してあげるわよ。約束だし…」
自分が負ける事など考えていなかったロミータ。亜沙美がどんな命令をしてくるのか?少し緊張してしまう
✱「アミがアミー水くれないから代わりにロミーちゃんにロミー水お願いします!」
「Σ(゜□゜)あっ!!こら!エロコメさん何言ってんのよ!!」
「(๑°ㅁ°๑)えっ!?ロミー水…何よソレ?」
「( ̄▽ ̄)あはは、、、それは気にしなくて良いんだよ。そうだね…アミと友達になってよ。それでコラボ配信とかしてくれると嬉しいなぁ…」
「友達になってコラボ配信?…何?そんな事で良いの?…もっと凄いこと命令されるかと思ったわ。全然OKよ。コチラからもお願いするわ」
「"(ノ*>∀<)ノ ヤッター♫本当に良いの?…人気VTuberのロミーとコラボ配信だぁ!」
✱「おめでとう」
✱「すんげぇ楽しみ」
✱「アミの人気もうなぎ登り」
✱「期待しかない!」
その程度のお願いで良いのか?と思われるかも知れないが…アミのような駆け出しのVTuberが、登録者30万人超えの人と友好関係を結べるのは、かなり稀なことなのだ
「ところでさ…少し気になるんだけど【アミー水】って何なの?コンビニとかで売ってたりするの?」
ロミータは【アミー水】という単語が気になっているようだ。単なる好奇心から亜沙美に質問するが…
「ヾノ"¯꒫¯)ナイナイ そんなモノは存在してないからね。ロミーちゃんは全然気にしなくて…」
✱「アミー水とは…アミちゃんの汗。もしくはオシッコを採取したアミーゴ達の至福の逸品ですよ♪」
「ヽ(`Д´#)ノ コラー!!エロコメさん。ロミーちゃんに要らん言葉を教えないの!」
「ฅ(๑⊙д⊙๑)ฅえっ!?アミったら…そんなモノを販売しているの?マジ引くわぁw」
「売ってないからね!!」
亜沙美の初配信からの熱狂的なアミの信者【エロコメ・ダイスキー】の余計な発言に焦る亜沙美とドン引きするロミータ。しかし、その単語からある事を閃いたロミータ
「そうだアミ。パパの仕事友達にスポーツジムを経営してる人が居るんだけど…8月になったらプール配信なんてしてみない?3D配信が出来るように機材を持ち込めないか?聞いてみるからさ?」
「プール配信?そんな事が出来るの?」
✱「すげぇ!」
✱「そんな配信見たことねー」
✱「ロミーパパ凄いな」
✱「そのプール教えて!そのプールの水は貴重な…」
「( ¯⌓¯ )駄目に決まってるでしょ。これ以上ロミーちゃんに引かれたくないから、エロコメさんは静かにしててよ」
【23時 配信終了】
「それじゃ今夜もありがとうね♪今日も凄く楽しかったよ。乙アミーゴ♫」
✱「おやすみ~」
✱「乙アミー」
✱「また明日よろ」
✱「ではではー」
✱「プール配信楽しみ」
「ふぅ…まさかロミータちゃんからゲームで決闘を申し込まれちゃうなんて…ビックリしたなぁ。でも面白かったから良いか♪…そういやプール配信しよう!って言われたなぁ。どうしよう…」
中堅VTuberのロミー(ロミータ)とフレンド登録を済ませた亜沙美。今後、彼女とコラボ配信を重ねれば、アミのチャンネル登録者がうなぎ登りになる事は容易に想像できた
「良し。やるぞぉ!!」
新たな輪が出来て、今後の配信活動に更にヤル気をみなぎらせて眠りにつく亜沙美。しかし、ロミータと深まっていく仲が亜沙美にとって人生を変える程の転機になるとは、この時の彼女には知る由もなかった
続く
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