45 / 173
三角関係発生!?
しおりを挟む
【名古屋駅】
立華パパに乗用車で名古屋駅まで送ってもらった3人。公共機関で三重県の鈴鹿市からここまで来ようとすると…時間もお金も結構必要なので、3人は大助かりだ♪ここからは電車で岐阜県下呂市を目指して移動することになる
「JRだと乗り換え無しで90分で着くんだね。近鉄だと…乗り換えがあって……140分も掛かるんだ!?JR速いじゃん!!」
「ですけど竹取さん。近鉄は2000円ですけど、JRは4700円もしますのよ?」
「(๑°ㅁ°๑)マジですカ!!…梨香のオヤジさんが今朝の詫びに!ってJR切符を3人分奢ってもらえて助かったな…」
「でもさ…どっちにしても電車来るまで後20分以上あるよ…どうすんのさ?」
3人は駅内で適度に余った時間を潰せれる場所を探してみた…
【米田珈琲店】
愛知県を中心に全国展開している喫茶店が構内にあったので、3人は電車が来る時間まで喫茶店で時間を潰すことにした
「あの…良かったら、お聞きしたいことがあるのですが?」
「どうした梨香?」
((#⩌⤚⩌)むっ!?太一ってばこの前…「私と楽しい高校生活を送りたいから登校して欲しい!」…とか言ってたクセに、立華さんを名前呼びしてんのかぁ…)
引き籠もりの亜沙美は、太一から受けたあれほど熱い告白など初めての事だったので、何やら色々と妄想をしていたというのに…目の前で別の女性を名前呼びするとこを見せられて、やや不機嫌な顔になった
「私…良く分かってないのですが…今朝の、私を起こしに来てくれたのが竹取さんじゃなくて太一君だと、どうしてママを亡くしてるパパの寂しさが埋まるのでしょうか?」
純粋で真面目でスレてない梨香は、立華パパの行動の真の狙いが本当に分かっていなかったようだ
「えー、あー、ほれはだなぁ…」
どうやら太一には立華パパの思惑がどういう事なのか。ちゃんと理解しているようだが…異性の梨香に対しては言いづらいようだ
「あれはね立華さん。立華さんの全裸に興奮した太一がさ、貴女を性の対象として見ることで近い将来、子作りし合う仲にならないかな?って思惑だと思うよ…」
「ちょっ!?亜沙美!」
「えっ!子作り!?( °꒫° )……あぁっ!?もう、パパったらナニを考えてるのぉ!?私と太一君にそんな事を期待してますのぉ!?」
米田珈琲店は愛知県発祥の喫茶店であり、愛知県のモーニングセットと言えば低価格で珈琲の他に、トースト、ミニサラダ、ゆで卵などが付いているのが一般的である(お店にもよる)
梨香はトーストを食べ終わりアイスコーヒーを飲み始めたところだったが、亜沙美の説明を聞いた途端その手がピタリ。と止まった
「私もさ…2階に行こうとした時に、立華さんのお父さんが私だけを呼んで話を始めたのに…コレといった中身の有る内容の話じゃなかったから…「いったい何の用事だったんだろう?」って思ったもん」
「パパったらぁ!( º言º)…帰ったらお説教ですわね!」
高校に入ったばかりの自分に、早くも子供を産むことを期待している父親に対して怒りが湧いた梨香
【電車内】
「へぇ。思ってたよりも、すっごく静かに走るんだねぇ。ビックリしちゃった」
「そりゃ高い料金なんだから、速くて快適じゃないと売れないだろ?…ま、梨香の父さんの奢りなんだけどさ…」
「そうかも知んないけどさ…立華さんちの乗用車といい、JR電車といいさ。こんなに快適だとは思わなかったんだもん…私、少し乗り物酔いしやすいからぁ…ちょっと不安だったけど…ドチラも超快適で嬉しいよ♪」
亜沙美は予想以上に快適な移動が出来てるので、出発前の不安はかき消され楽しい気持ちが湧き上がってきている
「パパの変な考えのせいですから、お気になさらずに楽しみましょう。……それにしても2人には悪いことをしてしまいましたわ…」
「( „❛ ֊ ❛„)んっ?」
「何がだ?」
梨香の謝罪の意図が分からない亜沙美と太一
「いえ、だって、その…太一君と竹取さんは恋人の関係なんでしょ?」
「∵ゞ(≧ε≦๑)ぶっ」
「Σ(*oωo艸;)エェ!?」
梨香から恋人関係に見られていた事を知り、思わず驚いてしまう亜沙美と太一。JR電車は、そんな三角関係?な3人を乗せ下呂市を目指して進んでいた
続く
立華パパに乗用車で名古屋駅まで送ってもらった3人。公共機関で三重県の鈴鹿市からここまで来ようとすると…時間もお金も結構必要なので、3人は大助かりだ♪ここからは電車で岐阜県下呂市を目指して移動することになる
「JRだと乗り換え無しで90分で着くんだね。近鉄だと…乗り換えがあって……140分も掛かるんだ!?JR速いじゃん!!」
「ですけど竹取さん。近鉄は2000円ですけど、JRは4700円もしますのよ?」
「(๑°ㅁ°๑)マジですカ!!…梨香のオヤジさんが今朝の詫びに!ってJR切符を3人分奢ってもらえて助かったな…」
「でもさ…どっちにしても電車来るまで後20分以上あるよ…どうすんのさ?」
3人は駅内で適度に余った時間を潰せれる場所を探してみた…
【米田珈琲店】
愛知県を中心に全国展開している喫茶店が構内にあったので、3人は電車が来る時間まで喫茶店で時間を潰すことにした
「あの…良かったら、お聞きしたいことがあるのですが?」
「どうした梨香?」
((#⩌⤚⩌)むっ!?太一ってばこの前…「私と楽しい高校生活を送りたいから登校して欲しい!」…とか言ってたクセに、立華さんを名前呼びしてんのかぁ…)
引き籠もりの亜沙美は、太一から受けたあれほど熱い告白など初めての事だったので、何やら色々と妄想をしていたというのに…目の前で別の女性を名前呼びするとこを見せられて、やや不機嫌な顔になった
「私…良く分かってないのですが…今朝の、私を起こしに来てくれたのが竹取さんじゃなくて太一君だと、どうしてママを亡くしてるパパの寂しさが埋まるのでしょうか?」
純粋で真面目でスレてない梨香は、立華パパの行動の真の狙いが本当に分かっていなかったようだ
「えー、あー、ほれはだなぁ…」
どうやら太一には立華パパの思惑がどういう事なのか。ちゃんと理解しているようだが…異性の梨香に対しては言いづらいようだ
「あれはね立華さん。立華さんの全裸に興奮した太一がさ、貴女を性の対象として見ることで近い将来、子作りし合う仲にならないかな?って思惑だと思うよ…」
「ちょっ!?亜沙美!」
「えっ!子作り!?( °꒫° )……あぁっ!?もう、パパったらナニを考えてるのぉ!?私と太一君にそんな事を期待してますのぉ!?」
米田珈琲店は愛知県発祥の喫茶店であり、愛知県のモーニングセットと言えば低価格で珈琲の他に、トースト、ミニサラダ、ゆで卵などが付いているのが一般的である(お店にもよる)
梨香はトーストを食べ終わりアイスコーヒーを飲み始めたところだったが、亜沙美の説明を聞いた途端その手がピタリ。と止まった
「私もさ…2階に行こうとした時に、立華さんのお父さんが私だけを呼んで話を始めたのに…コレといった中身の有る内容の話じゃなかったから…「いったい何の用事だったんだろう?」って思ったもん」
「パパったらぁ!( º言º)…帰ったらお説教ですわね!」
高校に入ったばかりの自分に、早くも子供を産むことを期待している父親に対して怒りが湧いた梨香
【電車内】
「へぇ。思ってたよりも、すっごく静かに走るんだねぇ。ビックリしちゃった」
「そりゃ高い料金なんだから、速くて快適じゃないと売れないだろ?…ま、梨香の父さんの奢りなんだけどさ…」
「そうかも知んないけどさ…立華さんちの乗用車といい、JR電車といいさ。こんなに快適だとは思わなかったんだもん…私、少し乗り物酔いしやすいからぁ…ちょっと不安だったけど…ドチラも超快適で嬉しいよ♪」
亜沙美は予想以上に快適な移動が出来てるので、出発前の不安はかき消され楽しい気持ちが湧き上がってきている
「パパの変な考えのせいですから、お気になさらずに楽しみましょう。……それにしても2人には悪いことをしてしまいましたわ…」
「( „❛ ֊ ❛„)んっ?」
「何がだ?」
梨香の謝罪の意図が分からない亜沙美と太一
「いえ、だって、その…太一君と竹取さんは恋人の関係なんでしょ?」
「∵ゞ(≧ε≦๑)ぶっ」
「Σ(*oωo艸;)エェ!?」
梨香から恋人関係に見られていた事を知り、思わず驚いてしまう亜沙美と太一。JR電車は、そんな三角関係?な3人を乗せ下呂市を目指して進んでいた
続く
0
お気に入りに追加
41
あなたにおすすめの小説
寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
隣の席の女の子がエッチだったのでおっぱい揉んでみたら発情されました
ねんごろ
恋愛
隣の女の子がエッチすぎて、思わず授業中に胸を揉んでしまったら……
という、とんでもないお話を書きました。
ぜひ読んでください。
お嬢様、お仕置の時間です。
moa
恋愛
私は御門 凛(みかど りん)、御門財閥の長女として産まれた。
両親は跡継ぎの息子が欲しかったようで女として産まれた私のことをよく思っていなかった。
私の世話は執事とメイド達がしてくれていた。
私が2歳になったとき、弟の御門 新(みかど あらた)が産まれた。
両親は念願の息子が産まれたことで私を執事とメイド達に渡し、新を連れて家を出ていってしまった。
新しい屋敷を建ててそこで暮らしているそうだが、必要な費用を送ってくれている以外は何も教えてくれてくれなかった。
私が小さい頃から執事としてずっと一緒にいる氷川 海(ひかわ かい)が身の回りの世話や勉強など色々してくれていた。
海は普段は優しくなんでもこなしてしまう完璧な執事。
しかし厳しいときは厳しくて怒らせるとすごく怖い。
海は執事としてずっと一緒にいると思っていたのにある日、私の中で何か特別な感情がある事に気付く。
しかし、愛を知らずに育ってきた私が愛と知るのは、まだ先の話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる