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力戦奮闘
お料理つくり⑥
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ミミウさん。
何故そこにいるのかい?
そして何をしているのかい?
「ミミウさん‥?君は何をしているんだい?あっちに美味しそうな料理がたくさん出ているよ。食べ損ねてもいいのかい?」
「もぐもぐ‥確かに恵さんの料理も美味しかったですけど、ミミウはマルコイさんのご飯が1番好きですぅ!」
うん。
それは素直にありがとう。
作った側からすると、とても嬉しいけど俺がしたのはタルタルソースをかけただけですよ‥?
「やっぱりマルコイさんのタルタルソースは、世界で1番美味しいですぅ!」
それは嬉しいんだけど、ミミウが食べても意味がないというか‥
「ほほう‥それはそんなに美味しいのかね?」
あれ?
なんだか人が集まってきている。
ミミウの食べっぷりが他の人も気になったようだ。
ミミウ効果炸裂だな‥
「そうですね。これを少しかけるだけで、美味しかった料理が更に美味しくなります。皆さんも是非どうぞ。」
俺はテーブルの中央にタルタルソースを置く。
ミミウは持っている料理に、おいタルタルをして美味しそうに食べだした。
ごくっと周りの人の喉を鳴らす音が聞こえる。
「そ、それじゃあ食べてみようかな。」
勇気ある男性がタルタルソースのかかっている肉を取り口に入れた。
「こ、これはっ!」
男性が口を開けたまま固まった。
そしてものすごい勢いで料理を掻き込み始めた。
「美味いぞー!なんて美味さだ!」
男性が咆哮を上げながら料理を食べている。
え、えっと‥
そんな男性を見ていた周りの人が料理を取りタルタルソースをかけて食べ始めた。
「た、確かに!これは美味い!」「今まで食べていた代わり映えのなかった料理がここまで美味しくなるとは!」
ほら、そういう事言わない。
調理の人たちが肩を落としてるじゃないか‥
しかし思った以上に反応がいいな。
今では我先にとタルタルソースをかけて食べ出している。
おいおい、ご飯に直接タルタルソースをかけてる人までいるんだが‥ってミミウさん?
何で君が山盛りご飯にタルタルソースをかけてるんだい?
君はいつでも食べれるでしょ!
数人が同じようにご飯やパンに直接タルタルソースをかけ始めた。
「うまっうまっ!」
えっと‥
なんか怖いんですけど‥
何この地獄絵図‥
もしかして俺やってしまったのか‥?
アキーエの方に振り返ると、アキーエが頭を振りながらため息をついている。
あ、そうなんだ。
もしかしてこれってフーラさんとかに伝わるのかな‥
すみません、王様‥
この国に宗教を持ち込む事になりそうです‥
「やっぱりマルコイさんは凄いわ‥」
恵が後ろから声をかけてきた。
まだまだ甘いな。
お前の気配はしっかりと感じることができてるぞ。
「何がだ?」
「同じ知識を持っているのにマルコイさんが作った物は、私より数段上だわ。やっぱりマルコイさんは凄い‥」
何か潤んだ目で見られてるんですけど‥
俺そんなに凄い事してないよ。
何か色々と困った事になってる気がする‥
「ねえマルコイ。」
タルタルソース騒ぎが治らないので、もう一箱タルタルソースを置いて逃げてきたところにアキーエが声をかけてきた。
「ん?どうしたアキーエ?」
「うん。ちょっとマルコイに言いたい事があって‥」
頬を染めてアキーエがそう言ってきた。
「言いたい事?」
「うん。今日伝えるって決めてたから‥でも勇気がでなくて。でも今を逃したらダメだと思うの。だから‥」
え?
そ、それってもしかして‥
でもそれは‥
「アキーエ‥気持ちは嬉しい。だけどこういう事は男から伝えるべきだと思うんだ。気持ちは一緒だと思うけど、ケジメってやつだ。」
「そ、そんな事ないわ!これはわたしの思いなんだから、わたしから伝えるべきよ。だからわたしに言わせて‥」
ア、アキーエ‥
そこまで俺の事を‥
「でも1人じゃ心細いから、王様に謝りに行くのついてきて!」
え?
-------------------------------------------
近況にも書いてますが、ブログ始めました。
プロフィールにURL載せてるので遊びに来てくれると嬉しいです(゚∀゚)
ライティングや漫画の事も載せてます(//∇//)
何故そこにいるのかい?
そして何をしているのかい?
「ミミウさん‥?君は何をしているんだい?あっちに美味しそうな料理がたくさん出ているよ。食べ損ねてもいいのかい?」
「もぐもぐ‥確かに恵さんの料理も美味しかったですけど、ミミウはマルコイさんのご飯が1番好きですぅ!」
うん。
それは素直にありがとう。
作った側からすると、とても嬉しいけど俺がしたのはタルタルソースをかけただけですよ‥?
「やっぱりマルコイさんのタルタルソースは、世界で1番美味しいですぅ!」
それは嬉しいんだけど、ミミウが食べても意味がないというか‥
「ほほう‥それはそんなに美味しいのかね?」
あれ?
なんだか人が集まってきている。
ミミウの食べっぷりが他の人も気になったようだ。
ミミウ効果炸裂だな‥
「そうですね。これを少しかけるだけで、美味しかった料理が更に美味しくなります。皆さんも是非どうぞ。」
俺はテーブルの中央にタルタルソースを置く。
ミミウは持っている料理に、おいタルタルをして美味しそうに食べだした。
ごくっと周りの人の喉を鳴らす音が聞こえる。
「そ、それじゃあ食べてみようかな。」
勇気ある男性がタルタルソースのかかっている肉を取り口に入れた。
「こ、これはっ!」
男性が口を開けたまま固まった。
そしてものすごい勢いで料理を掻き込み始めた。
「美味いぞー!なんて美味さだ!」
男性が咆哮を上げながら料理を食べている。
え、えっと‥
そんな男性を見ていた周りの人が料理を取りタルタルソースをかけて食べ始めた。
「た、確かに!これは美味い!」「今まで食べていた代わり映えのなかった料理がここまで美味しくなるとは!」
ほら、そういう事言わない。
調理の人たちが肩を落としてるじゃないか‥
しかし思った以上に反応がいいな。
今では我先にとタルタルソースをかけて食べ出している。
おいおい、ご飯に直接タルタルソースをかけてる人までいるんだが‥ってミミウさん?
何で君が山盛りご飯にタルタルソースをかけてるんだい?
君はいつでも食べれるでしょ!
数人が同じようにご飯やパンに直接タルタルソースをかけ始めた。
「うまっうまっ!」
えっと‥
なんか怖いんですけど‥
何この地獄絵図‥
もしかして俺やってしまったのか‥?
アキーエの方に振り返ると、アキーエが頭を振りながらため息をついている。
あ、そうなんだ。
もしかしてこれってフーラさんとかに伝わるのかな‥
すみません、王様‥
この国に宗教を持ち込む事になりそうです‥
「やっぱりマルコイさんは凄いわ‥」
恵が後ろから声をかけてきた。
まだまだ甘いな。
お前の気配はしっかりと感じることができてるぞ。
「何がだ?」
「同じ知識を持っているのにマルコイさんが作った物は、私より数段上だわ。やっぱりマルコイさんは凄い‥」
何か潤んだ目で見られてるんですけど‥
俺そんなに凄い事してないよ。
何か色々と困った事になってる気がする‥
「ねえマルコイ。」
タルタルソース騒ぎが治らないので、もう一箱タルタルソースを置いて逃げてきたところにアキーエが声をかけてきた。
「ん?どうしたアキーエ?」
「うん。ちょっとマルコイに言いたい事があって‥」
頬を染めてアキーエがそう言ってきた。
「言いたい事?」
「うん。今日伝えるって決めてたから‥でも勇気がでなくて。でも今を逃したらダメだと思うの。だから‥」
え?
そ、それってもしかして‥
でもそれは‥
「アキーエ‥気持ちは嬉しい。だけどこういう事は男から伝えるべきだと思うんだ。気持ちは一緒だと思うけど、ケジメってやつだ。」
「そ、そんな事ないわ!これはわたしの思いなんだから、わたしから伝えるべきよ。だからわたしに言わせて‥」
ア、アキーエ‥
そこまで俺の事を‥
「でも1人じゃ心細いから、王様に謝りに行くのついてきて!」
え?
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