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力戦奮闘
登城願い
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「不快な思いをさせて申し訳ありませんでした。」
イェルンと呼ばれたドワーフが謝罪してくる。
ふ~ん。
どこにでもあんな奴がいるんだろうけど、あんな奴が将軍ってのは問題じゃないか?
「そうですね。はっきり言って不快でした。」
もうこの国放って置いて家に帰ろうと思うくらいは不快だった。
「た、大変申し訳ない!今回の件について、我が国の王があなた方に直接礼がしたいとの事です。」
う~む‥
城に行ったらアイツがいるよな‥
これ以上アキーエたちに不快な思いをさせたくない。
多分アキーエたちも冒険者ギルドからの依頼だろうから登城に従う必要もないし、いざとなれば獣王様に全部丸投げすればいいだろ。
俺が断ろうと思っているとアキーエが声をかけてくる。
「ごめんなさいマルコイ。勝手なお願いだけど、王様に会ってもいいかな?」
「ん?それは別に構わないけど、嫌な思いするかもしれないぞ。わざわざそんなところに行く必要もないだろ?」
「でも城壁を壊したのはわたしだし‥ちゃんと謝っておきたいから。」
そんな事気にしなくていいのに‥
嫌な思いするかもしれないのにまったく‥
そんなとこもアキーエのいいところなんだろうけど。
でもアキーエがそう言うならしょうがないな。
俺の仕事はアキーエたちが嫌な思いをしないようにいちゃもんつけてくるやつをぶっ飛ばせばいいかな。
とりあえずあのドワーフのおっさんは痛い目に遭わせてやろう。
足の小指を狙い続ける木偶人形とか作ろうかな‥
「わかった。王様に謁見させてもらう。しかし俺たちは冒険者だ。礼儀作法なんて知らないから、あまり細かい事を言われても困るぞ。」
「それは大丈夫です。我が国の王はおおらかな方なので。」
俺がイェルンと話しているとキリーエが小声で話しかけてくる。
「マルコイさん礼儀作法とか知ってるやん。何でそんな事言ったん?」
確かに俺は元貴族の息子だ。
多少の礼儀作法は知っている。
「それは何かあって暴れても冒険者だから仕方ないって事にならないかなって思ってさ。」
「なるほどね!多分無理やと思うけど、暴れた時にそう思ってもらえばええか。獣王様に迷惑かけた時も多少は印象違うやろからな。マルコイさんは暴れると思う?」
「さあどうだろうな‥?またあのドワーフのおっさんがいちゃもんつけてきたら暴れるだろうな。」
「どうやろ?多分城におると思うけどね。」
だったら暴れるだろうなぁ‥
まあその時はその時という事で。
「マルコイさん‥城行くですか?」
「ああ、ミミウ。王様が呼んでるそうなんだ。ミミウは行きたくないか?」
ミミウは少し落ち込んでいるようだ。
何でだろう、そんなに城に行きたくないのかな?
「やっぱりお肉返さないといけないですか?たくさん頑張って集めたですぅ‥」
そうだった。
城に行くなんて全然問題なかった。
ミミウはお肉さえあればいい娘だった。
「ミミウ大丈夫だ!ミミウが集めた肉は全部ミミウのものだ。一つも返す必要ないぞ。全部俺が料理してやるから安心しろ。」
「‥‥ほんとですか?」
「ああ。俺が嘘ついた事あるか?」
「ないです!わーい!やったですぅ!お肉たくさん食べれるですぅ!」
うんうん。
やっぱりミミウは元気なのが1番だ。
「マルコイさん‥」
「ん?どうしたキリーエ?」
「マルコイさん、今全部言うたよ。ミミウが今回どれだけの肉集めたか知らんやろ‥?うちの【ボックス】はお肉で埋まってるで。」
「埋まってるってどれくらい?」
「そやな‥うちのボックスはLv.1やけど、クラーケンサイズが50はおるで。」
な、な‥んだと‥
クラーケン1匹でもかなり持て余したのに、あれが50だと!?
「マルコイさんは終盤にこっちに来たから知らんやろうけど、ミミウちゃん戦い始まってからずっとお肉集めしてたさかい‥」
な、なるほど‥
てかミミウは戦いに来たんじゃなかったのね。
まさか食材集めに来てたとは‥
-------------------------------------------
近況に書いてますが、ブログ始めました。
できれば来てくれると嬉しいです(゚∀゚)
イェルンと呼ばれたドワーフが謝罪してくる。
ふ~ん。
どこにでもあんな奴がいるんだろうけど、あんな奴が将軍ってのは問題じゃないか?
「そうですね。はっきり言って不快でした。」
もうこの国放って置いて家に帰ろうと思うくらいは不快だった。
「た、大変申し訳ない!今回の件について、我が国の王があなた方に直接礼がしたいとの事です。」
う~む‥
城に行ったらアイツがいるよな‥
これ以上アキーエたちに不快な思いをさせたくない。
多分アキーエたちも冒険者ギルドからの依頼だろうから登城に従う必要もないし、いざとなれば獣王様に全部丸投げすればいいだろ。
俺が断ろうと思っているとアキーエが声をかけてくる。
「ごめんなさいマルコイ。勝手なお願いだけど、王様に会ってもいいかな?」
「ん?それは別に構わないけど、嫌な思いするかもしれないぞ。わざわざそんなところに行く必要もないだろ?」
「でも城壁を壊したのはわたしだし‥ちゃんと謝っておきたいから。」
そんな事気にしなくていいのに‥
嫌な思いするかもしれないのにまったく‥
そんなとこもアキーエのいいところなんだろうけど。
でもアキーエがそう言うならしょうがないな。
俺の仕事はアキーエたちが嫌な思いをしないようにいちゃもんつけてくるやつをぶっ飛ばせばいいかな。
とりあえずあのドワーフのおっさんは痛い目に遭わせてやろう。
足の小指を狙い続ける木偶人形とか作ろうかな‥
「わかった。王様に謁見させてもらう。しかし俺たちは冒険者だ。礼儀作法なんて知らないから、あまり細かい事を言われても困るぞ。」
「それは大丈夫です。我が国の王はおおらかな方なので。」
俺がイェルンと話しているとキリーエが小声で話しかけてくる。
「マルコイさん礼儀作法とか知ってるやん。何でそんな事言ったん?」
確かに俺は元貴族の息子だ。
多少の礼儀作法は知っている。
「それは何かあって暴れても冒険者だから仕方ないって事にならないかなって思ってさ。」
「なるほどね!多分無理やと思うけど、暴れた時にそう思ってもらえばええか。獣王様に迷惑かけた時も多少は印象違うやろからな。マルコイさんは暴れると思う?」
「さあどうだろうな‥?またあのドワーフのおっさんがいちゃもんつけてきたら暴れるだろうな。」
「どうやろ?多分城におると思うけどね。」
だったら暴れるだろうなぁ‥
まあその時はその時という事で。
「マルコイさん‥城行くですか?」
「ああ、ミミウ。王様が呼んでるそうなんだ。ミミウは行きたくないか?」
ミミウは少し落ち込んでいるようだ。
何でだろう、そんなに城に行きたくないのかな?
「やっぱりお肉返さないといけないですか?たくさん頑張って集めたですぅ‥」
そうだった。
城に行くなんて全然問題なかった。
ミミウはお肉さえあればいい娘だった。
「ミミウ大丈夫だ!ミミウが集めた肉は全部ミミウのものだ。一つも返す必要ないぞ。全部俺が料理してやるから安心しろ。」
「‥‥ほんとですか?」
「ああ。俺が嘘ついた事あるか?」
「ないです!わーい!やったですぅ!お肉たくさん食べれるですぅ!」
うんうん。
やっぱりミミウは元気なのが1番だ。
「マルコイさん‥」
「ん?どうしたキリーエ?」
「マルコイさん、今全部言うたよ。ミミウが今回どれだけの肉集めたか知らんやろ‥?うちの【ボックス】はお肉で埋まってるで。」
「埋まってるってどれくらい?」
「そやな‥うちのボックスはLv.1やけど、クラーケンサイズが50はおるで。」
な、な‥んだと‥
クラーケン1匹でもかなり持て余したのに、あれが50だと!?
「マルコイさんは終盤にこっちに来たから知らんやろうけど、ミミウちゃん戦い始まってからずっとお肉集めしてたさかい‥」
な、なるほど‥
てかミミウは戦いに来たんじゃなかったのね。
まさか食材集めに来てたとは‥
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近況に書いてますが、ブログ始めました。
できれば来てくれると嬉しいです(゚∀゚)
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