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勇者の救出
料理対決④
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審査員全員が勝者を書いた木札をあげる。
勝者は‥
あ、あれ?
満場一致でメンセンさん‥?
なんか雰囲気的にフーラさんが勝つと思ってたんだけど‥?
「おっと!!これは驚きました!審査員満場一致でメンセンが勝者となっています。それではミミウさん、理由をお伺いしてもいいでしょうか?」
ライリーがミミウの元に向かう。
「ミミウはもっとタルタルかけて欲しかったですぅ!」
あっ、なるほど!
フーラさんの料理だと、決められた量のタルタルしか食べれないわけか。
確かにミミウみたいにもっとかけたい人もいれば、タルタルが苦手だからもう少し少なくして欲しい人もいるはず。
「もっとタルタルが欲しかったですね!それこそこの上からさらに追いタルタルするくらい必要だったと思います!」
そっか、スネタさんはそう思ってるんだね。
「そうですね、中にタルタルを入れるのであればもっともっと量を増やしていいと思います。」
「タルタルの中にエビフライが浮いてるくらいでもよかったのでは?」
スキャンとクワイスもか‥
いや、きっとタルタルが苦手な人もいる‥はずだよね‥?
「そうですか‥タルタル好きの皆様の気持ちに答えることができなかったんですね‥今回の敗因は私の溢れる気持ちを届けたいと思っていたんですが、私以外の信仰心を蔑ろにしてしまいました‥タルタル神様への皆様の信仰心を再確認しました。これからもっとタルタル神様の信仰心を深めていきます‥」
だから俺を見ないでください。
それに料理の勝敗で信仰心関係ありませんから!
しかしここまで皆の胃袋をタルタルソースががっちり捕まえているとは思わなかった‥
これエビの料理対決じゃなくて、創作タルタル料理対決にならないよね‥?
ま、まあとりあえずフーラさんとメンセンの勝負はメンセンの勝ちって事だな。
「愛と筋肉の勝利だ!フーラさん!俺の愛が貴方に届いたと思ってもいいでしょうか‥」
「すみません。私の心はタルタル神様に捧げていますから‥」
愛も筋肉も料理に関係ないわっ!
それにとんだとばっちりだ‥
俺を睨むなメンセン‥
「さて!初戦から本職の料理人が敗れるという波乱が巻き起こりました!次の二回戦は一体どうなってしまうのでしょう!?」
思った以上に精神をゴリゴリ削られた一回戦だったな‥
俺出てないのに‥
さて二回戦は誰と誰になるのかな‥?
「二回戦は‥火魔法は料理で活躍するのか!?料理は愛情を地でいく乙女!アキーエさん対平凡な人生には飽き飽きしてます!これからは魔道具を使いこなして『アウローラ』のエースを狙うラケッツさんの対決だ!」
うん。
ライリーもノリノリだな。
しかし二回戦でアキーエが出てしまったか‥
死人が出なければいいのだが‥
口に入れたら爆発するような料理は作っちゃダメだからね。
あとラケッツは‥
あれ何か落ち込んでるけど‥
「平凡‥俺は平凡‥」
あ、ライリーの平凡発言に落ち込んでるのね。
大丈夫だラケッツよ。
君は俺の魔道具の実験をこれからも続ける事で、平凡じゃなくなると約束しよう!
だから今は平凡でも大丈夫だ!
2人が調理場に立つ。
今回は2人とも別の料理のようだ。
アキーエは‥
エビを炒めている。
なんだとっ!
アキーエが炒めるなんて事ができるなんて思ってもいなかった!
何か他にも色々と作っているみたいだけど‥
何故か甘い匂いがしているのが気になってしょうがない‥
あれ爆発しないよな‥
ラケッツはエビに粉をまぶして揚げているようだ。
あれは天ぷらか?
しかし本当にラケッツは料理ができそうだな。
揚げたエビをトマトソースっぽいのを足して炒めている。
あれはエビチリだろうか‥?
異世界の知識がなくて、あの工程をやっているとは凄いな。
さてどんな料理ができるのやら。
勝者は‥
あ、あれ?
満場一致でメンセンさん‥?
なんか雰囲気的にフーラさんが勝つと思ってたんだけど‥?
「おっと!!これは驚きました!審査員満場一致でメンセンが勝者となっています。それではミミウさん、理由をお伺いしてもいいでしょうか?」
ライリーがミミウの元に向かう。
「ミミウはもっとタルタルかけて欲しかったですぅ!」
あっ、なるほど!
フーラさんの料理だと、決められた量のタルタルしか食べれないわけか。
確かにミミウみたいにもっとかけたい人もいれば、タルタルが苦手だからもう少し少なくして欲しい人もいるはず。
「もっとタルタルが欲しかったですね!それこそこの上からさらに追いタルタルするくらい必要だったと思います!」
そっか、スネタさんはそう思ってるんだね。
「そうですね、中にタルタルを入れるのであればもっともっと量を増やしていいと思います。」
「タルタルの中にエビフライが浮いてるくらいでもよかったのでは?」
スキャンとクワイスもか‥
いや、きっとタルタルが苦手な人もいる‥はずだよね‥?
「そうですか‥タルタル好きの皆様の気持ちに答えることができなかったんですね‥今回の敗因は私の溢れる気持ちを届けたいと思っていたんですが、私以外の信仰心を蔑ろにしてしまいました‥タルタル神様への皆様の信仰心を再確認しました。これからもっとタルタル神様の信仰心を深めていきます‥」
だから俺を見ないでください。
それに料理の勝敗で信仰心関係ありませんから!
しかしここまで皆の胃袋をタルタルソースががっちり捕まえているとは思わなかった‥
これエビの料理対決じゃなくて、創作タルタル料理対決にならないよね‥?
ま、まあとりあえずフーラさんとメンセンの勝負はメンセンの勝ちって事だな。
「愛と筋肉の勝利だ!フーラさん!俺の愛が貴方に届いたと思ってもいいでしょうか‥」
「すみません。私の心はタルタル神様に捧げていますから‥」
愛も筋肉も料理に関係ないわっ!
それにとんだとばっちりだ‥
俺を睨むなメンセン‥
「さて!初戦から本職の料理人が敗れるという波乱が巻き起こりました!次の二回戦は一体どうなってしまうのでしょう!?」
思った以上に精神をゴリゴリ削られた一回戦だったな‥
俺出てないのに‥
さて二回戦は誰と誰になるのかな‥?
「二回戦は‥火魔法は料理で活躍するのか!?料理は愛情を地でいく乙女!アキーエさん対平凡な人生には飽き飽きしてます!これからは魔道具を使いこなして『アウローラ』のエースを狙うラケッツさんの対決だ!」
うん。
ライリーもノリノリだな。
しかし二回戦でアキーエが出てしまったか‥
死人が出なければいいのだが‥
口に入れたら爆発するような料理は作っちゃダメだからね。
あとラケッツは‥
あれ何か落ち込んでるけど‥
「平凡‥俺は平凡‥」
あ、ライリーの平凡発言に落ち込んでるのね。
大丈夫だラケッツよ。
君は俺の魔道具の実験をこれからも続ける事で、平凡じゃなくなると約束しよう!
だから今は平凡でも大丈夫だ!
2人が調理場に立つ。
今回は2人とも別の料理のようだ。
アキーエは‥
エビを炒めている。
なんだとっ!
アキーエが炒めるなんて事ができるなんて思ってもいなかった!
何か他にも色々と作っているみたいだけど‥
何故か甘い匂いがしているのが気になってしょうがない‥
あれ爆発しないよな‥
ラケッツはエビに粉をまぶして揚げているようだ。
あれは天ぷらか?
しかし本当にラケッツは料理ができそうだな。
揚げたエビをトマトソースっぽいのを足して炒めている。
あれはエビチリだろうか‥?
異世界の知識がなくて、あの工程をやっているとは凄いな。
さてどんな料理ができるのやら。
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