482 / 953
勇者の救出
作戦決行①
しおりを挟む
さてさて、魔力の識別に駆け回ったけど、何とか渡した魔道具については魔力識別できるようになりました。
魔力色については見る事はできなかったけど、魔力回路をつけて最初に流した魔力を魔道具に覚えさせる事ができた。
その後に別の人に魔力を流してもらったけど、魔道具は反応しなかった。
入り口に作った回路に弾かれて、外に漏れるようになった。
これを別の魔力回路に流れるようにしたら、違う魔力回路が反応して小爆発させる事が出来た。
ちなみにクワイスがアフロったので怒られた。
メンセンで試したらよかったな、メンセンだったらアフロする髪もなかったから。
これである程度形になったかな。
それと木偶爆弾とかは数が多いので、魔道具で箱を作って、そこに入れる事にした。
魔力色に反応する回路を開けれる人数分作って、登録した人が開けれるようにしたのだ。
あとは何故かイライラしてるっぽい神聖国の人たちにちゃんとわかるように、クワイスたちに魔道具を秘密基地に運んでもらう。
俺が秘密基地に行ってる間に『アウローラ』の拠点に空き巣が入ったみたいだけど、魔道具は俺の『スペース』に入れているから見つからなかったみたいですしね。
それにイライラされてらっしゃるのは、魔道具が見つからなかったのもあるけど、秘密基地が見つからないのもイライラしてるんだろうな。
だって探している場所は見当違いの場所ですもん。
見事に俺が羽根人形で飛んでいった方向に釣られて探してましたからね。
クワイスにお願いして、早速俺が『スペース』から出した魔道具を運んでもらう。
羽根人形に木偶爆弾にその他諸々。
全ての魔道具を1箇所に置いておくなんて事は本来はあり得ないんだろうけど、藁にも縋りたい神聖国の人からすると間違いなくついてくるでしょ。
俺も念のために魔道具を運ぶ『アウローラ』に紛れていると、ちゃんとスキル【察知】に反応する人たちがいた。
そしてこれでもかと持っていた魔道具を秘密基地に、置いてくる。
荒野で身を隠すところがないから、かなり離れている所から覗いているみたいだけど、ちゃんとわかりましたかね?
そして『アウローラ』は遺跡に入って、俺が置いていた魔道具をいくつか運び出してもらい、それを更に秘密基地に入れてもらった。
ここまでで『アウローラ』の人たちの作業終了。
あとはセイルズに戻ってもらう。
ちなみに俺はちゃんと神聖国の人たちが来てくれるのか、確認のために遺跡に残る事にした。
深夜‥
俺のスキル【察知】に反応があった。
反応した点は早速秘密基地に向かっているようだ。
秘密基地に到着した人たちは入り口の扉を開こうとしている。
秘密基地の入り口は今までは開けっぱなしにしていて、昇降用のゴーレムが中にちょこんと座っているものだったが、今はそれらしい扉をつけている。
扉は木偶爆弾の直撃でも壊れないように、鉄製の扉に魔力回路で強度マシマシにした。
扉の取っ手を握って魔力を流せば、回路に登録している人なら簡単に開く。
しかし登録していない人だと‥
はい、皆さん諦めたようです。
その扉を力で開けたければ、うちのミミウさんでも呼んでこないと開きませんよ?
そして秘密基地に入るのを諦めた人たちは、次に遺跡に入るようだ。
よかった。
ここまでの流れは予定通りだな。
あとは程よい怪我で帰ってもらわないと。
俺はこっそりと中に入った人たちについて行く。
中に入ってすぐに、落とし穴の罠にひっかかり、みんな仲良く中に落ちた。
おい‥
お前らは少しは怪しいとか思わないのか?
案の定、一番下にいたやつは土の槍に刺さり動かなくなったようだ。
1人で落ちると思ったら全員で落ちたからな。
いくら土の槍が脆いとはいえ全員の体重が乗っかったら、そりゃそうなりますわ。
【察知】に反応していた点が1つ消えた。
中に入った神聖国の人たちと思われる反応は全部で5つだった。
残り4つ。
これ1つでもいいから、残ってくれるかな‥?
魔力色については見る事はできなかったけど、魔力回路をつけて最初に流した魔力を魔道具に覚えさせる事ができた。
その後に別の人に魔力を流してもらったけど、魔道具は反応しなかった。
入り口に作った回路に弾かれて、外に漏れるようになった。
これを別の魔力回路に流れるようにしたら、違う魔力回路が反応して小爆発させる事が出来た。
ちなみにクワイスがアフロったので怒られた。
メンセンで試したらよかったな、メンセンだったらアフロする髪もなかったから。
これである程度形になったかな。
それと木偶爆弾とかは数が多いので、魔道具で箱を作って、そこに入れる事にした。
魔力色に反応する回路を開けれる人数分作って、登録した人が開けれるようにしたのだ。
あとは何故かイライラしてるっぽい神聖国の人たちにちゃんとわかるように、クワイスたちに魔道具を秘密基地に運んでもらう。
俺が秘密基地に行ってる間に『アウローラ』の拠点に空き巣が入ったみたいだけど、魔道具は俺の『スペース』に入れているから見つからなかったみたいですしね。
それにイライラされてらっしゃるのは、魔道具が見つからなかったのもあるけど、秘密基地が見つからないのもイライラしてるんだろうな。
だって探している場所は見当違いの場所ですもん。
見事に俺が羽根人形で飛んでいった方向に釣られて探してましたからね。
クワイスにお願いして、早速俺が『スペース』から出した魔道具を運んでもらう。
羽根人形に木偶爆弾にその他諸々。
全ての魔道具を1箇所に置いておくなんて事は本来はあり得ないんだろうけど、藁にも縋りたい神聖国の人からすると間違いなくついてくるでしょ。
俺も念のために魔道具を運ぶ『アウローラ』に紛れていると、ちゃんとスキル【察知】に反応する人たちがいた。
そしてこれでもかと持っていた魔道具を秘密基地に、置いてくる。
荒野で身を隠すところがないから、かなり離れている所から覗いているみたいだけど、ちゃんとわかりましたかね?
そして『アウローラ』は遺跡に入って、俺が置いていた魔道具をいくつか運び出してもらい、それを更に秘密基地に入れてもらった。
ここまでで『アウローラ』の人たちの作業終了。
あとはセイルズに戻ってもらう。
ちなみに俺はちゃんと神聖国の人たちが来てくれるのか、確認のために遺跡に残る事にした。
深夜‥
俺のスキル【察知】に反応があった。
反応した点は早速秘密基地に向かっているようだ。
秘密基地に到着した人たちは入り口の扉を開こうとしている。
秘密基地の入り口は今までは開けっぱなしにしていて、昇降用のゴーレムが中にちょこんと座っているものだったが、今はそれらしい扉をつけている。
扉は木偶爆弾の直撃でも壊れないように、鉄製の扉に魔力回路で強度マシマシにした。
扉の取っ手を握って魔力を流せば、回路に登録している人なら簡単に開く。
しかし登録していない人だと‥
はい、皆さん諦めたようです。
その扉を力で開けたければ、うちのミミウさんでも呼んでこないと開きませんよ?
そして秘密基地に入るのを諦めた人たちは、次に遺跡に入るようだ。
よかった。
ここまでの流れは予定通りだな。
あとは程よい怪我で帰ってもらわないと。
俺はこっそりと中に入った人たちについて行く。
中に入ってすぐに、落とし穴の罠にひっかかり、みんな仲良く中に落ちた。
おい‥
お前らは少しは怪しいとか思わないのか?
案の定、一番下にいたやつは土の槍に刺さり動かなくなったようだ。
1人で落ちると思ったら全員で落ちたからな。
いくら土の槍が脆いとはいえ全員の体重が乗っかったら、そりゃそうなりますわ。
【察知】に反応していた点が1つ消えた。
中に入った神聖国の人たちと思われる反応は全部で5つだった。
残り4つ。
これ1つでもいいから、残ってくれるかな‥?
10
お気に入りに追加
557
あなたにおすすめの小説
幼なじみ三人が勇者に魅了されちゃって寝盗られるんだけど数年後勇者が死んで正気に戻った幼なじみ達がめちゃくちゃ後悔する話
妄想屋さん
ファンタジー
『元彼?冗談でしょ?僕はもうあんなのもうどうでもいいよ!』
『ええ、アタシはあなたに愛して欲しい。あんなゴミもう知らないわ!』
『ええ!そうですとも!だから早く私にも――』
大切な三人の仲間を勇者に〈魅了〉で奪い取られて絶望した主人公と、〈魅了〉から解放されて今までの自分たちの行いに絶望するヒロイン達の話。
転生したら赤ん坊だった 奴隷だったお母さんと何とか幸せになっていきます
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
転生したら奴隷の赤ん坊だった
お母さんと離れ離れになりそうだったけど、何とか強くなって帰ってくることができました。
全力でお母さんと幸せを手に入れます
ーーー
カムイイムカです
今製作中の話ではないのですが前に作った話を投稿いたします
少しいいことがありましたので投稿したくなってしまいました^^
最後まで行かないシリーズですのでご了承ください
23話でおしまいになります
王宮で汚職を告発したら逆に指名手配されて殺されかけたけど、たまたま出会ったメイドロボに転生者の技術力を借りて反撃します
有賀冬馬
ファンタジー
王国貴族ヘンリー・レンは大臣と宰相の汚職を告発したが、逆に濡れ衣を着せられてしまい、追われる身になってしまう。
妻は宰相側に寝返り、ヘンリーは女性不信になってしまう。
さらに差し向けられた追手によって左腕切断、毒、呪い状態という満身創痍で、命からがら雪山に逃げ込む。
そこで力尽き、倒れたヘンリーを助けたのは、奇妙なメイド型アンドロイドだった。
そのアンドロイドは、かつて大賢者と呼ばれた転生者の技術で作られたメイドロボだったのだ。
現代知識チートと魔法の融合技術で作られた義手を与えられたヘンリーが、独立勢力となって王国の悪を蹴散らしていく!
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
母親に家を追い出されたので、勝手に生きる!!(泣きついて来ても、助けてやらない)
いくみ
ファンタジー
実母に家を追い出された。
全く親父の奴!勝手に消えやがって!
親父が帰ってこなくなったから、実母が再婚したが……。その再婚相手は働きもせずに好き勝手する男だった。
俺は消えた親父から母と頼むと、言われて。
母を守ったつもりだったが……出て行けと言われた……。
なんだこれ!俺よりもその男とできた子供の味方なんだな?
なら、出ていくよ!
俺が居なくても食って行けるなら勝手にしろよ!
これは、のんびり気ままに冒険をする男の話です。
カクヨム様にて先行掲載中です。
不定期更新です。
三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る
マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息
三歳で婚約破棄され
そのショックで前世の記憶が蘇る
前世でも貧乏だったのなんの問題なし
なによりも魔法の世界
ワクワクが止まらない三歳児の
波瀾万丈
〈完結〉妹に婚約者を獲られた私は実家に居ても何なので、帝都でドレスを作ります。
江戸川ばた散歩
ファンタジー
「私」テンダー・ウッドマンズ伯爵令嬢は両親から婚約者を妹に渡せ、と言われる。
了承した彼女は帝都でドレスメーカーの独立工房をやっている叔母のもとに行くことにする。
テンダーがあっさりと了承し、家を離れるのには理由があった。
それは三つ下の妹が生まれて以来の両親の扱いの差だった。
やがてテンダーは叔母のもとで服飾を学び、ついには?
100話まではヒロインのテンダー視点、幕間と101話以降は俯瞰視点となります。
200話で完結しました。
今回はあとがきは無しです。
全校転移!異能で異世界を巡る!?
小説愛好家
ファンタジー
全校集会中に地震に襲われ、魔法陣が出現し、眩い光が体育館全体を呑み込み俺は気絶した。
目覚めるとそこは大聖堂みたいな場所。
周りを見渡すとほとんどの人がまだ気絶をしていてる。
取り敢えず異世界転移だと仮定してステータスを開こうと試みる。
「ステータスオープン」と唱えるとステータスが表示された。「『異能』?なにこれ?まぁいいか」
取り敢えず異世界に転移したってことで間違いなさそうだな、テンプレ通り行くなら魔王討伐やらなんやらでめんどくさそうだし早々にここを出たいけどまぁ成り行きでなんとかなるだろ。
そんな感じで異世界転移を果たした主人公が圧倒的力『異能』を使いながら世界を旅する物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる