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勇者との再会
神聖国での実験準備
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「そこで今回は氾濫したモンスターを神聖国に向かわせる事なく、その場で殲滅させたいと思ってます。」
神聖国の手助けになるのは面白くないけど。
しかしそれはそれ。
楽しい実験はやります。
「ただ兆しがあるけど、どこにモンスターの大群が潜んでるか現時点ではわかりません。神聖国の情報はあまりありませんからね。上空から確認して、どこにでも動きやすそうな場所があったので、そこで待機しましょう。神聖国の聖都からはだいぶ離れてますし、帝国も気づかないと思いますから。」
「なるほど。それじゃあ明日にはそこに移動って事になるんだね。」
「はい。それに魔道具もできれば事前に皆さんに渡しておきたいと思いますから。」
「マルコイさん。本当に私の武器も出来上がってるんですか?」
「そうですねスネタさん。試作品ですけど。」
「‥‥‥やっぱり凄いわ。これは是非とも私も‥」
「ねえマルコイ。傭兵団の人数が違うけど、木偶爆弾は同じ数渡していいの?」
アキーエが確認で声をかけてきた。
「ああ、『ガルベスト』には別の魔道具を渡すから、木偶爆弾はほぼ『アウローラ』に渡してもらっていいよ。」
「あっ、あの新しい魔道具ね。わかったわ。それじゃあ木偶爆弾は『アウローラ』に多めに渡すようにするわね。」
ん?
スネタさんが固まってる?
「なあマルコイさん。宿の件やけど‥」
「ミミウはご飯が美味しい所がいいですぅ!」
「自分は甘い物が食べたいと思っております!」
はいはい。
皆さん相変わらずですね。
あれ?
スネタさんがプルプルしてる。
「負けない!スネタ負けない!絶対金持ち見つけてやるんだからぁ!」
あれ?
スネタさんが走り去ってしまった‥
宿の場所まだ伝えてないんだけど‥
エルエス兄さんがいないとどう接していいかわからないぞ‥
宿も決まり、全員で宿の一室で作戦会議をする。
まあ作戦会議って言っても、今回の作戦はモンスターの氾濫が確認されたら、そこに乗り込んでみんなでモンスターを殲滅するだけだから特に作戦もないんだけどね。
「それじゃあ明日は待機場所に移動して、各自魔道具の確認をしてください。俺が回って渡していきますから。モンスターについてはアキーエ、ミミウ、アレカンドロが定期的に上空で確認するので、氾濫が確認でき次第向かう形になります。あと『アウローラ』も『ガルベスト』も二部隊に分けてもらっていいですか?先行してモンスターを討伐する部隊と、その後駆けつけて残ったモンスターを討伐する部隊になります。」
「マルコイさん。『アウローラ』はそれは構わない。けど先行する部隊って‥」
「『アウローラ』は羽根人形をつけている部隊になるよ。あと『ガルベスト』は空じゃないけど、先行できる移動用の魔道具が20台あるから、それを装備する部隊になるかな。」
「移動用の魔道具ですか‥しかもそれが20台なんて‥やはりマルコイさんは素晴らしいスキルをお持ちのようですね。」
「はは。スネタさんありがとうございます。移動用の魔道具とスネタさんの魔道具は明日渡しますので。」
あとは秘密基地から持ってきた木偶爆弾や、スキャンの搭乗型ゴーレムなんかも明日渡す事にした。
あとは‥
「ライリー。今回の討伐はスキャンは搭乗型ゴーレムに乗ってモンスターを退治してもらう。だがあれは1人乗りだ。お前はどうする?」
「俺もできればスキャンさんの近くで戦いたいとは思うけど、俺の実力じゃ無理だと思うから、離れていた方がいいよね?」
まあライリーは受付嬢?だからな。
戦う力なんて必要ないのだが‥
「まあそんな事を言うかなと思って、ライリー用の魔道具も用意した。でもあくまで身を守る程度の物だから過信するなよ。明日渡すから、試してみて無理だと思ったら離れて見る事にしよう。」
「わかった。でもマルコイ、俺の魔道具も用意してくれたの?」
「ああ。お前がついては来たいって言った時から、そんな気がしてたからな。」
「ありがとう!」
抱きついてくるライリーの頭を軽く撫でてやる。
「すいませんクワイスさん。マルコイさんって何者なんですか?魔道具作りに、ゴーレムを渡すって言ってらっしゃいますけど‥?」
「スネタさん‥何者って言うか‥マルコイっていう新しい種族だと思います‥」
クワイスよ‥
誰が新しい種族だ‥
神聖国の手助けになるのは面白くないけど。
しかしそれはそれ。
楽しい実験はやります。
「ただ兆しがあるけど、どこにモンスターの大群が潜んでるか現時点ではわかりません。神聖国の情報はあまりありませんからね。上空から確認して、どこにでも動きやすそうな場所があったので、そこで待機しましょう。神聖国の聖都からはだいぶ離れてますし、帝国も気づかないと思いますから。」
「なるほど。それじゃあ明日にはそこに移動って事になるんだね。」
「はい。それに魔道具もできれば事前に皆さんに渡しておきたいと思いますから。」
「マルコイさん。本当に私の武器も出来上がってるんですか?」
「そうですねスネタさん。試作品ですけど。」
「‥‥‥やっぱり凄いわ。これは是非とも私も‥」
「ねえマルコイ。傭兵団の人数が違うけど、木偶爆弾は同じ数渡していいの?」
アキーエが確認で声をかけてきた。
「ああ、『ガルベスト』には別の魔道具を渡すから、木偶爆弾はほぼ『アウローラ』に渡してもらっていいよ。」
「あっ、あの新しい魔道具ね。わかったわ。それじゃあ木偶爆弾は『アウローラ』に多めに渡すようにするわね。」
ん?
スネタさんが固まってる?
「なあマルコイさん。宿の件やけど‥」
「ミミウはご飯が美味しい所がいいですぅ!」
「自分は甘い物が食べたいと思っております!」
はいはい。
皆さん相変わらずですね。
あれ?
スネタさんがプルプルしてる。
「負けない!スネタ負けない!絶対金持ち見つけてやるんだからぁ!」
あれ?
スネタさんが走り去ってしまった‥
宿の場所まだ伝えてないんだけど‥
エルエス兄さんがいないとどう接していいかわからないぞ‥
宿も決まり、全員で宿の一室で作戦会議をする。
まあ作戦会議って言っても、今回の作戦はモンスターの氾濫が確認されたら、そこに乗り込んでみんなでモンスターを殲滅するだけだから特に作戦もないんだけどね。
「それじゃあ明日は待機場所に移動して、各自魔道具の確認をしてください。俺が回って渡していきますから。モンスターについてはアキーエ、ミミウ、アレカンドロが定期的に上空で確認するので、氾濫が確認でき次第向かう形になります。あと『アウローラ』も『ガルベスト』も二部隊に分けてもらっていいですか?先行してモンスターを討伐する部隊と、その後駆けつけて残ったモンスターを討伐する部隊になります。」
「マルコイさん。『アウローラ』はそれは構わない。けど先行する部隊って‥」
「『アウローラ』は羽根人形をつけている部隊になるよ。あと『ガルベスト』は空じゃないけど、先行できる移動用の魔道具が20台あるから、それを装備する部隊になるかな。」
「移動用の魔道具ですか‥しかもそれが20台なんて‥やはりマルコイさんは素晴らしいスキルをお持ちのようですね。」
「はは。スネタさんありがとうございます。移動用の魔道具とスネタさんの魔道具は明日渡しますので。」
あとは秘密基地から持ってきた木偶爆弾や、スキャンの搭乗型ゴーレムなんかも明日渡す事にした。
あとは‥
「ライリー。今回の討伐はスキャンは搭乗型ゴーレムに乗ってモンスターを退治してもらう。だがあれは1人乗りだ。お前はどうする?」
「俺もできればスキャンさんの近くで戦いたいとは思うけど、俺の実力じゃ無理だと思うから、離れていた方がいいよね?」
まあライリーは受付嬢?だからな。
戦う力なんて必要ないのだが‥
「まあそんな事を言うかなと思って、ライリー用の魔道具も用意した。でもあくまで身を守る程度の物だから過信するなよ。明日渡すから、試してみて無理だと思ったら離れて見る事にしよう。」
「わかった。でもマルコイ、俺の魔道具も用意してくれたの?」
「ああ。お前がついては来たいって言った時から、そんな気がしてたからな。」
「ありがとう!」
抱きついてくるライリーの頭を軽く撫でてやる。
「すいませんクワイスさん。マルコイさんって何者なんですか?魔道具作りに、ゴーレムを渡すって言ってらっしゃいますけど‥?」
「スネタさん‥何者って言うか‥マルコイっていう新しい種族だと思います‥」
クワイスよ‥
誰が新しい種族だ‥
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