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対『カッカス』
規格外の武器
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エルエス兄さんが槍に魔力を込める。
すると槍の先端が光り、槍の石突に向かって魔力回路が進んでいく。
進む回路1つ1つに意味があるのだが、広がっていく模様がとても綺麗だ。
エルエス兄さんが岩に向かい槍を投擲する。
さすが高レベルのスキル【投擲】だけあってすごい勢いで槍が飛んでいく。
そして俺が指した岩に寸分も狂いなく突き刺さった。
そして‥
数秒待った後に爆発が起こった。
木偶爆弾ほどではないにしろかなりの威力だ。
爆発した場所はかなり離れているのだが、ここまで爆発の余波がきた。
刺さった岩は消滅。
そして岩があった場所も抉れている。
「ふむ。なかなかの威力!しかし意図的に暴発させたとはいえ、あんな威力のあるやつをアキーエは普段使ってるんだな。魔力制御って大事だよな。あと爆発まで数秒あったから、距離によって込める魔力量を変えたら時間通りに爆発すると思うぞ。後は練習あるのみだな!」
エルエス兄さんを方を見ると、目玉が飛び出そうな顔をしていた。
「お、おいマルコイ。あんな凶悪な武器だとは思わなかったぞ。なんて魔法だよ。アキーエちゃんあんなすごい魔法使えるの?」
そうなんです。
だからみんなから爆殺女神って呼ばれてます。
主に俺から。
「爆発までの時間は解決できるとして概ね大成功ってとこだな!」
「あ、ああ。」
俺が渡した槍を恐る恐る持つエルエス兄さん。
「大丈夫だって。魔力込めなければ爆発しないんだから。まあ魔力込めるなって言って込めるアキーエみたいな人もいるけど‥」
「そ、そんな事しません!」
う~ん、腰が引けてるなぁ‥
「普段はさっき槍を入れてた袋に入れてたらいいよ。袋は魔力を通しにくい多頭竜の皮で作ってあるから、多少魔力を込めたところで魔力回路は反応しないと思うから。」
「槍だけじゃなくて、槍を入れる袋も高額じゃないかっ!」
そうかな?
アキーエが思いっきり炭化させてたんで、あんまり素材は取れなかったんだけど槍を入れる袋にいいなと思って使用したんだけど。
「大丈夫だって。多頭竜もアキーエが倒したドラゴンだから元手はかかってないから。そのうちドラゴンの素材使って防具とかも作るから、その時はまたお裾分けするよ。」
「いや、お裾分けって言ってもお前獣人国に帰るんだろ?そう簡単に来れる距離じゃないだろ?」
「あ、言ってなかったっけ?俺転移が使えるようになってさ。獣人国に戻っても『アウローラ』に魔道具届けに来たりする予定なんだよ。だからそのついでにエルエス兄さんにも用意しておくから、時々セイルズに来てくれたらいいよ。」
「え?転移って何?」
「ん?転移って空間を縮めて場所と場所までの距離を限りなくゼロにする魔法。」
「‥‥‥‥‥。」
あれ?
エルエス兄さんが止まった。
「マルコイ‥」
「何だい?」
「お前まだ人族なの?」
失礼なっ!
「何を言ってるんだ?どこからどう見ても人族だろう?」
「いや、もうお前がなにか違う種族になってたとしても驚かないけどな。」
むう。
多分人族だぞ。
「まあいい。とりあえずありがたく受け取らさせてもらうよ。これがあればモンスターが氾濫しても俺1人で戦えそうだ。」
「いや、もし『アウローラ』と共同で戦うなら『アウローラ』にも残しといてくれよ。俺が渡した魔道具を試してもらわないといけないんだから。」
「え?『アウローラ』にも何か渡したのか?」
「ああ。それにもっと面白そうな魔道具を‥間違えた。使えそうな魔道具を渡すつもりなんだからさ。」
「あ、ああ、そう‥『アウローラ』にも同情するな‥」
う~む。
それはクワイスの苦労や死にそうになった顔を見てたらそう思ってしまうけど‥
思いついたら作りたくなってしまうのだよ。
そして作ったら試したくなるのだよ。
何故かエルエス兄さんが俺の顔を見てため息をついていた‥
すると槍の先端が光り、槍の石突に向かって魔力回路が進んでいく。
進む回路1つ1つに意味があるのだが、広がっていく模様がとても綺麗だ。
エルエス兄さんが岩に向かい槍を投擲する。
さすが高レベルのスキル【投擲】だけあってすごい勢いで槍が飛んでいく。
そして俺が指した岩に寸分も狂いなく突き刺さった。
そして‥
数秒待った後に爆発が起こった。
木偶爆弾ほどではないにしろかなりの威力だ。
爆発した場所はかなり離れているのだが、ここまで爆発の余波がきた。
刺さった岩は消滅。
そして岩があった場所も抉れている。
「ふむ。なかなかの威力!しかし意図的に暴発させたとはいえ、あんな威力のあるやつをアキーエは普段使ってるんだな。魔力制御って大事だよな。あと爆発まで数秒あったから、距離によって込める魔力量を変えたら時間通りに爆発すると思うぞ。後は練習あるのみだな!」
エルエス兄さんを方を見ると、目玉が飛び出そうな顔をしていた。
「お、おいマルコイ。あんな凶悪な武器だとは思わなかったぞ。なんて魔法だよ。アキーエちゃんあんなすごい魔法使えるの?」
そうなんです。
だからみんなから爆殺女神って呼ばれてます。
主に俺から。
「爆発までの時間は解決できるとして概ね大成功ってとこだな!」
「あ、ああ。」
俺が渡した槍を恐る恐る持つエルエス兄さん。
「大丈夫だって。魔力込めなければ爆発しないんだから。まあ魔力込めるなって言って込めるアキーエみたいな人もいるけど‥」
「そ、そんな事しません!」
う~ん、腰が引けてるなぁ‥
「普段はさっき槍を入れてた袋に入れてたらいいよ。袋は魔力を通しにくい多頭竜の皮で作ってあるから、多少魔力を込めたところで魔力回路は反応しないと思うから。」
「槍だけじゃなくて、槍を入れる袋も高額じゃないかっ!」
そうかな?
アキーエが思いっきり炭化させてたんで、あんまり素材は取れなかったんだけど槍を入れる袋にいいなと思って使用したんだけど。
「大丈夫だって。多頭竜もアキーエが倒したドラゴンだから元手はかかってないから。そのうちドラゴンの素材使って防具とかも作るから、その時はまたお裾分けするよ。」
「いや、お裾分けって言ってもお前獣人国に帰るんだろ?そう簡単に来れる距離じゃないだろ?」
「あ、言ってなかったっけ?俺転移が使えるようになってさ。獣人国に戻っても『アウローラ』に魔道具届けに来たりする予定なんだよ。だからそのついでにエルエス兄さんにも用意しておくから、時々セイルズに来てくれたらいいよ。」
「え?転移って何?」
「ん?転移って空間を縮めて場所と場所までの距離を限りなくゼロにする魔法。」
「‥‥‥‥‥。」
あれ?
エルエス兄さんが止まった。
「マルコイ‥」
「何だい?」
「お前まだ人族なの?」
失礼なっ!
「何を言ってるんだ?どこからどう見ても人族だろう?」
「いや、もうお前がなにか違う種族になってたとしても驚かないけどな。」
むう。
多分人族だぞ。
「まあいい。とりあえずありがたく受け取らさせてもらうよ。これがあればモンスターが氾濫しても俺1人で戦えそうだ。」
「いや、もし『アウローラ』と共同で戦うなら『アウローラ』にも残しといてくれよ。俺が渡した魔道具を試してもらわないといけないんだから。」
「え?『アウローラ』にも何か渡したのか?」
「ああ。それにもっと面白そうな魔道具を‥間違えた。使えそうな魔道具を渡すつもりなんだからさ。」
「あ、ああ、そう‥『アウローラ』にも同情するな‥」
う~む。
それはクワイスの苦労や死にそうになった顔を見てたらそう思ってしまうけど‥
思いついたら作りたくなってしまうのだよ。
そして作ったら試したくなるのだよ。
何故かエルエス兄さんが俺の顔を見てため息をついていた‥
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