230 / 953
闘技会本戦開催
鎧男と模擬戦
しおりを挟む
「アキーエさんや。1回目とはどう言う事かね?」
「え?これだけ有名になったんだから、これからこんな人がたくさん来るって話よ。」
え~‥
マジかぁ‥
「我が傭兵団は最強無敗。そして個人での武も最強の者達が揃っておる。それを証明するためにも是非Sランクと同等と言われるマルコイ殿の胸を借りたい所存である!」
おじさんうるさいなぁ‥
妙に甲高い声だから余計に耳がキンキンする‥
「いきなり来て模擬戦だって言われても‥」
「そこを何とかお願い出来ないか!迷惑だとはわかっておるが、何としてもお願いしたいっ!」
はぁ‥
しかしアキーエが言った通りここで闘わなくて色々言われるのもなぁ。
「わかりました。それでは少し待っててください。準備をしてきますから。」
「おお!かたじけない!」
家に戻り準備を整えて玄関先に戻る。
玄関先で闘うのもと思い、庭に移動した。
土地が広いから、模擬戦をしても家に被害は出ないだろう。
「それじゃ始めましょう。」
「承知した。それでは参る!」
暑苦しい人だが、フルアーマーで馬鹿デカい戦斧を振り回していた。
膂力は高いし、決して油断していい相手ではないだろう。
俺は手に持つ刃を潰した剣を構えて様子を窺う。
ダマスカス剣を使ってもよかったが、模擬戦を希望してきた人をスパスパ斬ったら問題になりそうだ。
なんかその方が今後挑んでくる人がいなくなるような気がするとか魔族的な考えが浮かんでくるがやめておこう。
それでは参るっ!とか言ってたけどその場からアレカンなんとかさん‥鎧男は動こうとしない。
後の先かな?
それでは様子見で此方から動くとしよう。
俺はエンチャント:風を使い鎧男に疾走する。
鎧男は動きが見えているようで、俺の動線に戦斧を横振りしてきた。
俺は戦斧を剣で受け止め、反動で後ろに飛んで下がる。
かなり後ろに飛ばされた。
俺は重い方ではないが、それでも軽々と飛ばされるとは思っていなかった。
再度鎧男に向かって駆ける。
今度は走っている途中でエンチャント:暴風を使う。
鎧男は急激な速度の変化についてこれず戦斧を振るタイミングを逃す。
慌てて上段から振り下ろすが、そこにはすでに俺はいない。
背後に回り戦斧を振り下ろした事で隙だらけになった鎧男の胴にエンチャント:火を使った剣で横殴りにする。
フルアーマーを着ているから斬撃には強いだろうが
、今の俺は刃を潰した剣を棍棒のように使い殴ったからダメージは通っただろう。
鎧男は勢いよく転がるように飛んでいった。
そして止まったと思ったら何事もなかったように立ち上がる。
「ふっふっふ‥やるではないかマルコイ殿!しかしまだまだこれからだっ!いくぞっ!」
あれだけ派手に転がったんだ、かなりのダメージを受けているはずだ‥
そのまま気絶すると思っていたが‥
まさか無傷なのか?
そして鎧男はこちらに駆け出した。
と思ったらそのまま盛大にツッコけた‥
そしてそのまま動こうとしない‥
とりあえずうつ伏せだったので仰向けに戻してみたが起き上がる気配がない。
顔の前で手を振るが一切反応がない。
ま、まさか気絶してるのか‥?
「え?これだけ有名になったんだから、これからこんな人がたくさん来るって話よ。」
え~‥
マジかぁ‥
「我が傭兵団は最強無敗。そして個人での武も最強の者達が揃っておる。それを証明するためにも是非Sランクと同等と言われるマルコイ殿の胸を借りたい所存である!」
おじさんうるさいなぁ‥
妙に甲高い声だから余計に耳がキンキンする‥
「いきなり来て模擬戦だって言われても‥」
「そこを何とかお願い出来ないか!迷惑だとはわかっておるが、何としてもお願いしたいっ!」
はぁ‥
しかしアキーエが言った通りここで闘わなくて色々言われるのもなぁ。
「わかりました。それでは少し待っててください。準備をしてきますから。」
「おお!かたじけない!」
家に戻り準備を整えて玄関先に戻る。
玄関先で闘うのもと思い、庭に移動した。
土地が広いから、模擬戦をしても家に被害は出ないだろう。
「それじゃ始めましょう。」
「承知した。それでは参る!」
暑苦しい人だが、フルアーマーで馬鹿デカい戦斧を振り回していた。
膂力は高いし、決して油断していい相手ではないだろう。
俺は手に持つ刃を潰した剣を構えて様子を窺う。
ダマスカス剣を使ってもよかったが、模擬戦を希望してきた人をスパスパ斬ったら問題になりそうだ。
なんかその方が今後挑んでくる人がいなくなるような気がするとか魔族的な考えが浮かんでくるがやめておこう。
それでは参るっ!とか言ってたけどその場からアレカンなんとかさん‥鎧男は動こうとしない。
後の先かな?
それでは様子見で此方から動くとしよう。
俺はエンチャント:風を使い鎧男に疾走する。
鎧男は動きが見えているようで、俺の動線に戦斧を横振りしてきた。
俺は戦斧を剣で受け止め、反動で後ろに飛んで下がる。
かなり後ろに飛ばされた。
俺は重い方ではないが、それでも軽々と飛ばされるとは思っていなかった。
再度鎧男に向かって駆ける。
今度は走っている途中でエンチャント:暴風を使う。
鎧男は急激な速度の変化についてこれず戦斧を振るタイミングを逃す。
慌てて上段から振り下ろすが、そこにはすでに俺はいない。
背後に回り戦斧を振り下ろした事で隙だらけになった鎧男の胴にエンチャント:火を使った剣で横殴りにする。
フルアーマーを着ているから斬撃には強いだろうが
、今の俺は刃を潰した剣を棍棒のように使い殴ったからダメージは通っただろう。
鎧男は勢いよく転がるように飛んでいった。
そして止まったと思ったら何事もなかったように立ち上がる。
「ふっふっふ‥やるではないかマルコイ殿!しかしまだまだこれからだっ!いくぞっ!」
あれだけ派手に転がったんだ、かなりのダメージを受けているはずだ‥
そのまま気絶すると思っていたが‥
まさか無傷なのか?
そして鎧男はこちらに駆け出した。
と思ったらそのまま盛大にツッコけた‥
そしてそのまま動こうとしない‥
とりあえずうつ伏せだったので仰向けに戻してみたが起き上がる気配がない。
顔の前で手を振るが一切反応がない。
ま、まさか気絶してるのか‥?
10
お気に入りに追加
554
あなたにおすすめの小説

外れスキル『収納』がSSS級スキル『亜空間』に成長しました~剣撃も魔法もモンスターも収納できます~
春小麦
ファンタジー
——『収納』という、ただバッグに物をたくさん入れられるだけの外れスキル。
冒険者になることを夢見ていたカイル・ファルグレッドは落胆し、冒険者になることを諦めた。
しかし、ある日ゴブリンに襲われたカイルは、無意識に自身の『収納』スキルを覚醒させる。
パンチや蹴りの衝撃、剣撃や魔法、はたまたドラゴンなど、この世のありとあらゆるものを【アイテムボックス】へ『収納』することができるようになる。
そこから郵便屋を辞めて冒険者へと転向し、もはや外れスキルどころかブッ壊れスキルとなった『収納(亜空間)』を駆使して、仲間と共に最強冒険者を目指していく。

集団転移した商社マン ネットスキルでスローライフしたいです!
七転び早起き
ファンタジー
「望む3つのスキルを付与してあげる」
その天使の言葉は善意からなのか?
異世界に転移する人達は何を選び、何を求めるのか?
そして主人公が○○○が欲しくて望んだスキルの1つがネットスキル。
ただし、その扱いが難しいものだった。
転移者の仲間達、そして新たに出会った仲間達と異世界を駆け巡る物語です。
基本は面白くですが、シリアスも顔を覗かせます。猫ミミ、孤児院、幼女など定番物が登場します。
○○○「これは私とのラブストーリーなの!」
主人公「いや、それは違うな」

巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する
高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。
手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。
スキル盗んで何が悪い!
大都督
ファンタジー
"スキル"それは誰もが欲しがる物
"スキル"それは人が持つには限られた能力
"スキル"それは一人の青年の運命を変えた力
いつのも日常生活をおくる彼、大空三成(オオゾラミツナリ)彼は毎日仕事をし、終われば帰ってゲームをして遊ぶ。そんな毎日を繰り返していた。
本人はこれからも続く生活だと思っていた。
そう、あのゲームを起動させるまでは……
大人気商品ワールドランド、略してWL。
ゲームを始めると指先一つリアルに再現、ゲーマーである主人公は感激と喜び物語を勧めていく。
しかし、突然目の前に現れた女の子に思わぬ言葉を聞かさせる……
女の子の正体は!? このゲームの目的は!?
これからどうするの主人公!
【スキル盗んで何が悪い!】始まります!

俺しか使えない『アイテムボックス』がバグってる
十本スイ
ファンタジー
俗にいう神様転生とやらを経験することになった主人公――札月沖長。ただしよくあるような最強でチートな能力をもらい、異世界ではしゃぐつもりなど到底なかった沖長は、丈夫な身体と便利なアイテムボックスだけを望んだ。しかしこの二つ、神がどういう解釈をしていたのか、特にアイテムボックスについてはバグっているのではと思うほどの能力を有していた。これはこれで便利に使えばいいかと思っていたが、どうも自分だけが転生者ではなく、一緒に同世界へ転生した者たちがいるようで……。しかもそいつらは自分が主人公で、沖長をイレギュラーだの踏み台だなどと言ってくる。これは異世界ではなく現代ファンタジーの世界に転生することになった男が、その世界の真実を知りながらもマイペースに生きる物語である。


劣悪だと言われたハズレ加護の『空間魔法』を、便利だと思っているのは僕だけなのだろうか?
はらくろ
ファンタジー
海と交易で栄えた国を支える貴族家のひとつに、
強くて聡明な父と、優しくて活動的な母の間に生まれ育った少年がいた。
母親似に育った賢く可愛らしい少年は優秀で、将来が楽しみだと言われていたが、
その少年に、突然の困難が立ちはだかる。
理由は、貴族の跡取りとしては公言できないほどの、劣悪な加護を洗礼で授かってしまったから。
一生外へ出られないかもしれない幽閉のような生活を続けるよりも、少年は屋敷を出て行く選択をする。
それでも持ち前の強く非常識なほどの魔力の多さと、負けず嫌いな性格でその困難を乗り越えていく。
そんな少年の物語。
[鑑定]スキルしかない俺を追放したのはいいが、貴様らにはもう関わるのはイヤだから、さがさないでくれ!
どら焼き
ファンタジー
ついに!第5章突入!
舐めた奴らに、真実が牙を剥く!
何も説明無く、いきなり異世界転移!らしいのだが、この王冠つけたオッサン何を言っているのだ?
しかも、ステータスが文字化けしていて、スキルも「鑑定??」だけって酷くない?
訳のわからない言葉?を発声している王女?と、勇者らしい同級生達がオレを城から捨てやがったので、
なんとか、苦労して宿代とパン代を稼ぐ主人公カザト!
そして…わかってくる、この異世界の異常性。
出会いを重ねて、なんとか元の世界に戻る方法を切り開いて行く物語。
主人公の直接復讐する要素は、あまりありません。
相手方の、あまりにも酷い自堕落さから出てくる、ざまぁ要素は、少しづつ出てくる予定です。
ハーレム要素は、不明とします。
復讐での強制ハーレム要素は、無しの予定です。
追記
2023/07/21 表紙絵を戦闘モードになったあるヤツの参考絵にしました。
8月近くでなにが、変形するのかわかる予定です。
2024/02/23
アルファポリスオンリーを解除しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる