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闘技会本戦開催
ギルドマスターの考察
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「マルコイちゃん。闘技会は特に延長の予定はないけどいいかしら?他の参加者達も問題みたいだから。」
「俺は別に構わないよ。リュストゥングのおっさん以外はオーガ討伐に参加してたんだろ?」
アイツは参加はしたのかわからないけど、あの場にはいたしな。
「そうね。リュストゥングについては当日までに戻ってなかったら失格になるだけだから問題ないわ。後の2人は問題ないって。」
「わかった。俺も特に問題ないよ。怪我もないし当日までには体調も戻ってると思うから。」
「よかった。それじゃ闘技会の方には私から伝えておくわね。それと今回の緊急依頼だけど、マルコイちゃん達にはオーガキング討伐した事で国からも何か報酬が出るそうだから、期待して待っててね。」
なんと?
この間家を貰ったばっかりなのにまた何か貰えるのか?
今度こそお金を希望します。
お小遣いをください。
「それじゃ最初に聞いていた日に闘技会会場に行くよ。」
「よろしくね。あとギルドからのオーガ討伐の報酬は後日取りに来て頂戴。参加した人が多くて国に幾ら必要か報告してからになるから。」
「わかった。あと今回のオーガ討伐で気になった事がいくつかあるから報告したいんだが。」
「‥‥マルコイちゃんの顔からすると少し大事な話みたいね。それじゃ応接室で話をしましょう。」
俺たちは応接室でイザベラに俺が感じた事を踏まえて報告した。
「なるほどね。もともとオーガが最近頻回に発見されていたんだけど、群れをなす程になったのはオーガキングが出現したからだとギルドでも予想したわ。でもマルコイちゃんを狙ったのであれば、確実に魔族が絡んでいるわね。」
「しかし俺は討伐中はオーガキングと相対するまで目立ってなかったぞ。」
「多分闘技会で残っている人を狙ったんじゃないかしら?ガルヘアちゃんは報告受けてないけどシュッツガウトちゃんもかなりのオーガに狙われたそうよ。それに闘技会の情報なんてこの国にいなくてもわかるんだから、勝ち残ってる人を脅威と思って狙ったとしてもおかしくないわ。」
「だとしたらまた襲ってくるのか?」
「そうね。今回の襲撃は闘技会で目立ってたロレッタスを狙い強者を亡き者にするためだったのかもしれないわね。だからすぐに次が襲ってくるとは考えにくいけど、その件も王様に報告しておくわ。」
「すまない助かる。しかしイザベラさんは直接王様に報告するんだな。さすがギルドマスターだ。」
俺はニヤニヤしながらイザベラに言う。
「はぁ‥そういえばマルコイちゃんにはバレてたわね。私がギルドマスターを隠してるのは本当に大した事じゃないのよ。私が現場に出て、直接冒険者の人達を見たかったのと、できれば直接助言したりして亡くなる人を少しでも減らしたかったのよ。」
「なるほどな。でもそれは受付じゃないとできないのか?」
「だってギルドマスターが受付に座ってたら、いつもの様子で冒険者は来ないじゃない。だから普段の様子を見たくてそうしてるの。」
確かにな。
ギルドマスターでゴリマッチョ‥いやウサマッチョがカウンターにいたら緊張するだろうしな‥
「俺は別に構わないよ。リュストゥングのおっさん以外はオーガ討伐に参加してたんだろ?」
アイツは参加はしたのかわからないけど、あの場にはいたしな。
「そうね。リュストゥングについては当日までに戻ってなかったら失格になるだけだから問題ないわ。後の2人は問題ないって。」
「わかった。俺も特に問題ないよ。怪我もないし当日までには体調も戻ってると思うから。」
「よかった。それじゃ闘技会の方には私から伝えておくわね。それと今回の緊急依頼だけど、マルコイちゃん達にはオーガキング討伐した事で国からも何か報酬が出るそうだから、期待して待っててね。」
なんと?
この間家を貰ったばっかりなのにまた何か貰えるのか?
今度こそお金を希望します。
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「それじゃ最初に聞いていた日に闘技会会場に行くよ。」
「よろしくね。あとギルドからのオーガ討伐の報酬は後日取りに来て頂戴。参加した人が多くて国に幾ら必要か報告してからになるから。」
「わかった。あと今回のオーガ討伐で気になった事がいくつかあるから報告したいんだが。」
「‥‥マルコイちゃんの顔からすると少し大事な話みたいね。それじゃ応接室で話をしましょう。」
俺たちは応接室でイザベラに俺が感じた事を踏まえて報告した。
「なるほどね。もともとオーガが最近頻回に発見されていたんだけど、群れをなす程になったのはオーガキングが出現したからだとギルドでも予想したわ。でもマルコイちゃんを狙ったのであれば、確実に魔族が絡んでいるわね。」
「しかし俺は討伐中はオーガキングと相対するまで目立ってなかったぞ。」
「多分闘技会で残っている人を狙ったんじゃないかしら?ガルヘアちゃんは報告受けてないけどシュッツガウトちゃんもかなりのオーガに狙われたそうよ。それに闘技会の情報なんてこの国にいなくてもわかるんだから、勝ち残ってる人を脅威と思って狙ったとしてもおかしくないわ。」
「だとしたらまた襲ってくるのか?」
「そうね。今回の襲撃は闘技会で目立ってたロレッタスを狙い強者を亡き者にするためだったのかもしれないわね。だからすぐに次が襲ってくるとは考えにくいけど、その件も王様に報告しておくわ。」
「すまない助かる。しかしイザベラさんは直接王様に報告するんだな。さすがギルドマスターだ。」
俺はニヤニヤしながらイザベラに言う。
「はぁ‥そういえばマルコイちゃんにはバレてたわね。私がギルドマスターを隠してるのは本当に大した事じゃないのよ。私が現場に出て、直接冒険者の人達を見たかったのと、できれば直接助言したりして亡くなる人を少しでも減らしたかったのよ。」
「なるほどな。でもそれは受付じゃないとできないのか?」
「だってギルドマスターが受付に座ってたら、いつもの様子で冒険者は来ないじゃない。だから普段の様子を見たくてそうしてるの。」
確かにな。
ギルドマスターでゴリマッチョ‥いやウサマッチョがカウンターにいたら緊張するだろうしな‥
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