スキルを模倣して最強無敵!異世界勇者?魔王?どっからでもかかってこいやぁ!

オギコン

文字の大きさ
上 下
209 / 953
闘技会本戦開催

ギルドマスターの考察

しおりを挟む
「マルコイちゃん。闘技会は特に延長の予定はないけどいいかしら?他の参加者達も問題みたいだから。」

「俺は別に構わないよ。リュストゥングのおっさん以外はオーガ討伐に参加してたんだろ?」

アイツは参加はしたのかわからないけど、あの場にはいたしな。

「そうね。リュストゥングについては当日までに戻ってなかったら失格になるだけだから問題ないわ。後の2人は問題ないって。」

「わかった。俺も特に問題ないよ。怪我もないし当日までには体調も戻ってると思うから。」

「よかった。それじゃ闘技会の方には私から伝えておくわね。それと今回の緊急依頼だけど、マルコイちゃん達にはオーガキング討伐した事で国からも何か報酬が出るそうだから、期待して待っててね。」

なんと?
この間家を貰ったばっかりなのにまた何か貰えるのか?
今度こそお金を希望します。
お小遣いをください。

「それじゃ最初に聞いていた日に闘技会会場に行くよ。」

「よろしくね。あとギルドからのオーガ討伐の報酬は後日取りに来て頂戴。参加した人が多くて国に幾ら必要か報告してからになるから。」

「わかった。あと今回のオーガ討伐で気になった事がいくつかあるから報告したいんだが。」

「‥‥マルコイちゃんの顔からすると少し大事な話みたいね。それじゃ応接室で話をしましょう。」

俺たちは応接室でイザベラに俺が感じた事を踏まえて報告した。

「なるほどね。もともとオーガが最近頻回に発見されていたんだけど、群れをなす程になったのはオーガキングが出現したからだとギルドでも予想したわ。でもマルコイちゃんを狙ったのであれば、確実に魔族が絡んでいるわね。」

「しかし俺は討伐中はオーガキングと相対するまで目立ってなかったぞ。」

「多分闘技会で残っている人を狙ったんじゃないかしら?ガルヘアちゃんは報告受けてないけどシュッツガウトちゃんもかなりのオーガに狙われたそうよ。それに闘技会の情報なんてこの国にいなくてもわかるんだから、勝ち残ってる人を脅威と思って狙ったとしてもおかしくないわ。」

「だとしたらまた襲ってくるのか?」

「そうね。今回の襲撃は闘技会で目立ってたロレッタスを狙い強者を亡き者にするためだったのかもしれないわね。だからすぐに次が襲ってくるとは考えにくいけど、その件も王様に報告しておくわ。」

「すまない助かる。しかしイザベラさんは直接王様に報告するんだな。さすがギルドマスターだ。」

俺はニヤニヤしながらイザベラに言う。

「はぁ‥そういえばマルコイちゃんにはバレてたわね。私がギルドマスターを隠してるのは本当に大した事じゃないのよ。私が現場に出て、直接冒険者の人達を見たかったのと、できれば直接助言したりして亡くなる人を少しでも減らしたかったのよ。」

「なるほどな。でもそれは受付じゃないとできないのか?」

「だってギルドマスターが受付に座ってたら、いつもの様子で冒険者は来ないじゃない。だから普段の様子を見たくてそうしてるの。」

確かにな。
ギルドマスターでゴリマッチョ‥いやウサマッチョがカウンターにいたら緊張するだろうしな‥
しおりを挟む
感想 18

あなたにおすすめの小説

外れスキル『収納』がSSS級スキル『亜空間』に成長しました~剣撃も魔法もモンスターも収納できます~

春小麦
ファンタジー
——『収納』という、ただバッグに物をたくさん入れられるだけの外れスキル。 冒険者になることを夢見ていたカイル・ファルグレッドは落胆し、冒険者になることを諦めた。 しかし、ある日ゴブリンに襲われたカイルは、無意識に自身の『収納』スキルを覚醒させる。 パンチや蹴りの衝撃、剣撃や魔法、はたまたドラゴンなど、この世のありとあらゆるものを【アイテムボックス】へ『収納』することができるようになる。 そこから郵便屋を辞めて冒険者へと転向し、もはや外れスキルどころかブッ壊れスキルとなった『収納(亜空間)』を駆使して、仲間と共に最強冒険者を目指していく。

召喚学園で始める最強英雄譚~仲間と共に少年は最強へ至る~

さとう
ファンタジー
生まれながらにして身に宿る『召喚獣』を使役する『召喚師』 誰もが持つ召喚獣は、様々な能力を持ったよきパートナーであり、位の高い召喚獣ほど持つ者は強く、憧れの存在である。 辺境貴族リグヴェータ家の末っ子アルフェンの召喚獣は最低も最低、手のひらに乗る小さな『モグラ』だった。アルフェンは、兄や姉からは蔑まれ、両親からは冷遇される生活を送っていた。 だが十五歳になり、高位な召喚獣を宿す幼馴染のフェニアと共に召喚学園の『アースガルズ召喚学園』に通うことになる。 学園でも蔑まれるアルフェン。秀な兄や姉、強くなっていく幼馴染、そしてアルフェンと同じ最底辺の仲間たち。同じレベルの仲間と共に絆を深め、一時の平穏を手に入れる これは、全てを失う少年が最強の力を手に入れ、学園生活を送る物語。

集団転移した商社マン ネットスキルでスローライフしたいです!

七転び早起き
ファンタジー
「望む3つのスキルを付与してあげる」 その天使の言葉は善意からなのか? 異世界に転移する人達は何を選び、何を求めるのか? そして主人公が○○○が欲しくて望んだスキルの1つがネットスキル。 ただし、その扱いが難しいものだった。 転移者の仲間達、そして新たに出会った仲間達と異世界を駆け巡る物語です。 基本は面白くですが、シリアスも顔を覗かせます。猫ミミ、孤児院、幼女など定番物が登場します。 ○○○「これは私とのラブストーリーなの!」 主人公「いや、それは違うな」

異世界でゆるゆるスローライフ!~小さな波乱とチートを添えて~

イノナかノかワズ
ファンタジー
 助けて、刺されて、死亡した主人公。神様に会ったりなんやかんやあったけど、社畜だった前世から一転、ゆるいスローライフを送る……筈であるが、そこは知識チートと能力チートを持った主人公。波乱に巻き込まれたりしそうになるが、そこはのんびり暮らしたいと持っている主人公。波乱に逆らい、世界に名が知れ渡ることはなくなり、知る人ぞ知る感じに収まる。まぁ、それは置いといて、主人公の新たな人生は、温かな家族とのんびりした自然、そしてちょっとした研究生活が彩りを与え、幸せに溢れています。  *話はとてもゆっくりに進みます。また、序盤はややこしい設定が多々あるので、流しても構いません。  *他の小説や漫画、ゲームの影響が見え隠れします。作者の願望も見え隠れします。ご了承下さい。  *頑張って週一で投稿しますが、基本不定期です。  *無断転載、無断翻訳を禁止します。   小説家になろうにて先行公開中です。主にそっちを優先して投稿します。 カクヨムにても公開しています。 更新は不定期です。

修復スキルで無限魔法!?

lion
ファンタジー
死んで転生、よくある話。でももらったスキルがいまいち微妙……。それなら工夫してなんとかするしかないじゃない!

[鑑定]スキルしかない俺を追放したのはいいが、貴様らにはもう関わるのはイヤだから、さがさないでくれ!

どら焼き
ファンタジー
ついに!第5章突入! 舐めた奴らに、真実が牙を剥く! 何も説明無く、いきなり異世界転移!らしいのだが、この王冠つけたオッサン何を言っているのだ? しかも、ステータスが文字化けしていて、スキルも「鑑定??」だけって酷くない? 訳のわからない言葉?を発声している王女?と、勇者らしい同級生達がオレを城から捨てやがったので、 なんとか、苦労して宿代とパン代を稼ぐ主人公カザト! そして…わかってくる、この異世界の異常性。 出会いを重ねて、なんとか元の世界に戻る方法を切り開いて行く物語。 主人公の直接復讐する要素は、あまりありません。 相手方の、あまりにも酷い自堕落さから出てくる、ざまぁ要素は、少しづつ出てくる予定です。 ハーレム要素は、不明とします。 復讐での強制ハーレム要素は、無しの予定です。 追記  2023/07/21 表紙絵を戦闘モードになったあるヤツの参考絵にしました。 8月近くでなにが、変形するのかわかる予定です。 2024/02/23 アルファポリスオンリーを解除しました。

最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~

ある中管理職
ファンタジー
 勤続10年目10度目のレベルアップ。  人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。  すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。  なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。  チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。  探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。  万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。

巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する

高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。 手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。

処理中です...