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闘技会本戦開催
オーガ到来
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西門から出てギルドの人が言っていた待機場所に到着した。
壇上で話をしていた人はギルドのザブマスターらしい。
ギルドマスターが変人だから、ザブマスターは真面目な人なんだろうか‥?
左翼には同じ鎧を装着した騎士団が待機している。
ガッハルトさんもあの中にいるのだろうか。
あの人はモラさんの為にも一騎当千の働きをするような気がする‥
「おうマルコイ。準備はいいのか?」
バラックスさんが準備を終えたのか話しかけてきた。
「もう大丈夫ですよ。もともと準備らしい準備は家でしてきましたからね。」
「なに?マルコイお前、家買ったのか?」
はっ!
ヤバい!
いたらない事を口走ってしまった!
「や、や、やだなぁ。宿での生活が長いから、つい宿の事を自分の家みたいに言ってしまいましたよ。」
「そうか。まあ宿を拠点としてたらそんな風に思っちまうもんな。でも残念だな家を買ったなら模擬戦でもしに行こうかと思ってたんだけどな。」
あっぶねー!
やっぱりそんな事を考えてた!
無事にオーガキングを討伐した後にバラックス討伐なんて冗談じゃない。
おおっ!
あそこに見えるのはアマンダさんじゃないか!
「バラックスさん、知り合いがいたので挨拶してきます。それじゃお互い無事に街に戻りましょうね。」
緊急脱出!
俺は逃げるようにアマンダさんの所に来た。
「アマンダさん。久しぶりです。今日は『獅子の立髪』全員で参加するんですね。」
「おうマルコイ。久しぶりだな。一応3人で参加するんだが、まだアムテルが本調子じゃなくてな。だからオーガなら何とかなると思うが、上位個体とは戦えないと思う。すまないな。」
アムテルさんの方を見ると笑みを浮かべているが、どこか痛々しい。
アムテルさんはガルヘアとの闘いが原因で戦うことができなくなってるそうだ。
身体の傷は治ったらしいのだが、いざ戦うときに身体が震えて満足に戦う事ができないらしい。
今回のオーガ討伐もアムテルさんは避難させようとしたのだが、2人と一緒にいたいとの事で参加する事になったらしい。
「ただ戦況が思わしくなかったら逃げるかもしれない。そうしないとアムテルは避難しないと思うから。」
「大丈夫ですよ。これだけの冒険者と騎士団がいるんだ。それに俺がけっこう強いのも知ってるでしょ。だから任せといてください。」
「ふふふ。君はやっぱりいい男だね。本気でウチのパーティに来ないかい?」
ないすばでー美人3人のパーティか考えるなぁ‥
後ろに気配を感じたと思ったら、後頭部に衝撃を受けたと思ったら地面に顔からダイブした‥
「何やってんのよ!もうそろそろオーガが到着するわよ。ほら持ち場に戻るわよ!」
アキーエに引き摺られて持ち場に戻る。
俺、戦闘前に瀕死なんですけど‥
そんな事をしていると、気配が突然変わる。
俺は西側の方角を見つめる。
西側の大地に黒煙が上がっているのが見える。
その黒煙は徐々に範囲を大きくしていき、その中心にはモンスターの影が見える。
オーガの群れが此方に向かっている姿であった。
壇上で話をしていた人はギルドのザブマスターらしい。
ギルドマスターが変人だから、ザブマスターは真面目な人なんだろうか‥?
左翼には同じ鎧を装着した騎士団が待機している。
ガッハルトさんもあの中にいるのだろうか。
あの人はモラさんの為にも一騎当千の働きをするような気がする‥
「おうマルコイ。準備はいいのか?」
バラックスさんが準備を終えたのか話しかけてきた。
「もう大丈夫ですよ。もともと準備らしい準備は家でしてきましたからね。」
「なに?マルコイお前、家買ったのか?」
はっ!
ヤバい!
いたらない事を口走ってしまった!
「や、や、やだなぁ。宿での生活が長いから、つい宿の事を自分の家みたいに言ってしまいましたよ。」
「そうか。まあ宿を拠点としてたらそんな風に思っちまうもんな。でも残念だな家を買ったなら模擬戦でもしに行こうかと思ってたんだけどな。」
あっぶねー!
やっぱりそんな事を考えてた!
無事にオーガキングを討伐した後にバラックス討伐なんて冗談じゃない。
おおっ!
あそこに見えるのはアマンダさんじゃないか!
「バラックスさん、知り合いがいたので挨拶してきます。それじゃお互い無事に街に戻りましょうね。」
緊急脱出!
俺は逃げるようにアマンダさんの所に来た。
「アマンダさん。久しぶりです。今日は『獅子の立髪』全員で参加するんですね。」
「おうマルコイ。久しぶりだな。一応3人で参加するんだが、まだアムテルが本調子じゃなくてな。だからオーガなら何とかなると思うが、上位個体とは戦えないと思う。すまないな。」
アムテルさんの方を見ると笑みを浮かべているが、どこか痛々しい。
アムテルさんはガルヘアとの闘いが原因で戦うことができなくなってるそうだ。
身体の傷は治ったらしいのだが、いざ戦うときに身体が震えて満足に戦う事ができないらしい。
今回のオーガ討伐もアムテルさんは避難させようとしたのだが、2人と一緒にいたいとの事で参加する事になったらしい。
「ただ戦況が思わしくなかったら逃げるかもしれない。そうしないとアムテルは避難しないと思うから。」
「大丈夫ですよ。これだけの冒険者と騎士団がいるんだ。それに俺がけっこう強いのも知ってるでしょ。だから任せといてください。」
「ふふふ。君はやっぱりいい男だね。本気でウチのパーティに来ないかい?」
ないすばでー美人3人のパーティか考えるなぁ‥
後ろに気配を感じたと思ったら、後頭部に衝撃を受けたと思ったら地面に顔からダイブした‥
「何やってんのよ!もうそろそろオーガが到着するわよ。ほら持ち場に戻るわよ!」
アキーエに引き摺られて持ち場に戻る。
俺、戦闘前に瀕死なんですけど‥
そんな事をしていると、気配が突然変わる。
俺は西側の方角を見つめる。
西側の大地に黒煙が上がっているのが見える。
その黒煙は徐々に範囲を大きくしていき、その中心にはモンスターの影が見える。
オーガの群れが此方に向かっている姿であった。
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