スキルを模倣して最強無敵!異世界勇者?魔王?どっからでもかかってこいやぁ!

オギコン

文字の大きさ
上 下
175 / 953
闘技会本戦開催

家もらいました。

しおりを挟む
「ところでお主の側にいるのは全てお主の仲間か?キリーエは城で会ったが、他の2人は城では会っていないようだが?」

「登城した際は商人として伺いましたので連れておりませんでしたが、私の冒険者としての仲間でアキーエとミミウでございます。」

「アキーエと申します。」

「ミミウと申します。」

おお!
ミミウさんが普通に挨拶できてる!
やっぱりやれば出来る子だったのね。

「お主達も闘技会に出ておったよな?アキーエと言ったか。お主はSランク相手に互角に闘っておったではないか?それにミミウとやらも盾士とは思えないほどの闘いであった。今年はBランク冒険者がAランク冒険者に勝つという快挙が多くあったが、ほとんどお主とお主の仲間ではないか!」

なんだなんだ?
最後の方怒ってなかったか?

「はぁ、まあそういう事になります。」

「うむ。少し待て。エッケン!」

王様は宰相のエッケンさんを呼ぶと、少し離れた所で話し始めた。








「エッケンどうなってんだ?あれはいかんだろ?Sランクに勝ったBランクとSランクと接戦したBランク。それに闘技会では勝てないって言われてた盾士でAランクに勝ったBランクて‥」

「いや、今年は新人が豊作だなとは思ってましたけど、まさか全部マルコイの仲間とは思いませんでしたな。ははは。」

「でもお前全部仲間だって言ってるぞ。キリーエだって商人としてどんどん頭角を現してきてるのに、冒険者仲間も優秀って‥」

「エッケン‥褒賞の家って一軒で足りるか?なんかもー10軒くらいやったほうがよくないか?」

「いや10軒もいりませんて。でも何か考えときますけど、どうやって渡します?模擬戦の褒賞って言って家渡しましたからね。追加ってのもおかしいですし、闘技会の戦績褒めるとしても他の参加者を蔑ろにできないでしょう?」

2人して考え込む。

「あっ!」

王が閃いた顔でエッケンを見る。

「お前キリーエの店に行ってこい。それで美味しいから城で作ってくれないかみたいな感じで城に呼んで、美味しかったぞみたい感じだとどうた?」

「おお!王にしては珍しく頭が回りましたな。わかりました、早速店を調べるよう手配します。」

「お前珍しくって‥」

「王の名案が戦以外で採用された事ありませんでしたからね。」

「むむむ‥」

「それでは褒賞も考えておきます。ささマルコイ達が待っておりますよ。」

「むむむむむ‥」

王はしぶしぶマルコイ達のところに戻った。




王様が執事さんが戻ってきた。
なんか離れた所で楽しそうに話してたけど、なんの話をしてたんだろ?

「待たせたな。いやなにエッケンにお主に褒賞として渡す家が仲間全員が住めるか確認しておったところだ。」

「王より今聞かれたが、私が以前家を確認したが、以前子爵が使用していた家で部屋数も多い。お主の仲間がこれから増えたとしても充分住む事ができるぞ。」

それはすごい。
しかしそんな貴族が住んでいたような豪邸もらっていいのだろうか‥

「それではワシらは帰るとしよう。マルコイこれからの闘いも楽しみにしているぞ!」

そう言うと王様はエッケンさんを連れて帰って行った。
しおりを挟む
感想 18

あなたにおすすめの小説

外れスキル『収納』がSSS級スキル『亜空間』に成長しました~剣撃も魔法もモンスターも収納できます~

春小麦
ファンタジー
——『収納』という、ただバッグに物をたくさん入れられるだけの外れスキル。 冒険者になることを夢見ていたカイル・ファルグレッドは落胆し、冒険者になることを諦めた。 しかし、ある日ゴブリンに襲われたカイルは、無意識に自身の『収納』スキルを覚醒させる。 パンチや蹴りの衝撃、剣撃や魔法、はたまたドラゴンなど、この世のありとあらゆるものを【アイテムボックス】へ『収納』することができるようになる。 そこから郵便屋を辞めて冒険者へと転向し、もはや外れスキルどころかブッ壊れスキルとなった『収納(亜空間)』を駆使して、仲間と共に最強冒険者を目指していく。

集団転移した商社マン ネットスキルでスローライフしたいです!

七転び早起き
ファンタジー
「望む3つのスキルを付与してあげる」 その天使の言葉は善意からなのか? 異世界に転移する人達は何を選び、何を求めるのか? そして主人公が○○○が欲しくて望んだスキルの1つがネットスキル。 ただし、その扱いが難しいものだった。 転移者の仲間達、そして新たに出会った仲間達と異世界を駆け巡る物語です。 基本は面白くですが、シリアスも顔を覗かせます。猫ミミ、孤児院、幼女など定番物が登場します。 ○○○「これは私とのラブストーリーなの!」 主人公「いや、それは違うな」

巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する

高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。 手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。

転生前のチュートリアルで異世界最強になりました。 準備し過ぎて第二の人生はイージーモードです!

小川悟
ファンタジー
いじめやパワハラなどの理不尽な人生から、現実逃避するように寝る間を惜しんでゲーム三昧に明け暮れた33歳の男がある日死んでしまう。 しかし異世界転生の候補に選ばれたが、チートはくれないと転生の案内女性に言われる。 チートの代わりに異世界転生の為の研修施設で3ヶ月の研修が受けられるという。 研修施設はスキルの取得が比較的簡単に取得できると言われるが、3ヶ月という短期間で何が出来るのか……。 ボーナススキルで鑑定とアイテムボックスを貰い、適性の設定を始めると時間がないと、研修施設に放り込まれてしまう。 新たな人生を生き残るため、3ヶ月必死に研修施設で訓練に明け暮れる。 しかし3ヶ月を過ぎても、1年が過ぎても、10年過ぎても転生されない。 もしかしてゲームやりすぎで死んだ為の無間地獄かもと不安になりながらも、必死に訓練に励んでいた。 実は案内女性の手違いで、転生手続きがされていないとは思いもしなかった。 結局、研修が15年過ぎた頃、不意に転生の案内が来る。 すでにエンシェントドラゴンを倒すほどのチート野郎になっていた男は、異世界を普通に楽しむことに全力を尽くす。 主人公は優柔不断で出て来るキャラは問題児が多いです。

はずれスキル『本日一粒万倍日』で金も魔法も作物もなんでも一万倍 ~はぐれサラリーマンのスキル頼みな異世界満喫日記~

緋色優希
ファンタジー
 勇者召喚に巻き込まれて異世界へやってきたサラリーマン麦野一穂(むぎのかずほ)。得たスキルは屑(ランクレス)スキルの『本日一粒万倍日』。あまりの内容に爆笑され、同じように召喚に巻き込まれてきた連中にも馬鹿にされ、一人だけ何一つ持たされず荒城にそのまま置き去りにされた。ある物と言えば、水の樽といくらかの焼き締めパン。どうする事もできずに途方に暮れたが、スキルを唱えたら水樽が一万個に増えてしまった。また城で見つけた、たった一枚の銀貨も、なんと銀貨一万枚になった。どうやら、あれこれと一万倍にしてくれる不思議なスキルらしい。こんな世界で王様の助けもなく、たった一人どうやって生きたらいいのか。だが開き直った彼は『住めば都』とばかりに、スキル頼みでこの異世界での生活を思いっきり楽しむ事に決めたのだった。

スキル盗んで何が悪い!

大都督
ファンタジー
"スキル"それは誰もが欲しがる物 "スキル"それは人が持つには限られた能力 "スキル"それは一人の青年の運命を変えた力  いつのも日常生活をおくる彼、大空三成(オオゾラミツナリ)彼は毎日仕事をし、終われば帰ってゲームをして遊ぶ。そんな毎日を繰り返していた。  本人はこれからも続く生活だと思っていた。  そう、あのゲームを起動させるまでは……  大人気商品ワールドランド、略してWL。  ゲームを始めると指先一つリアルに再現、ゲーマーである主人公は感激と喜び物語を勧めていく。  しかし、突然目の前に現れた女の子に思わぬ言葉を聞かさせる……  女の子の正体は!? このゲームの目的は!?  これからどうするの主人公!  【スキル盗んで何が悪い!】始まります!

大国に囲まれた小国の「魔素無し第四王子」戦記(最強部隊を率いて新王国樹立へ)

たぬころまんじゅう
ファンタジー
 小国の第四王子アルス。魔素による身体強化が当たり前の時代に、王族で唯一魔素が無い王子として生まれた彼は、蔑まれる毎日だった。  しかしある日、ひょんなことから無限に湧き出る魔素を身体に取り込んでしまった。その日を境に彼の人生は劇的に変わっていく。  士官学校に入り「戦略」「戦術」「武術」を学び、仲間を集めたアルスは隊を結成。アルス隊が功績を挙げ、軍の中で大きな存在になっていくと様々なことに巻き込まれていく。  領地経営、隣国との戦争、反乱、策略、ガーネット教や3大ギルドによる陰謀にちらつく大国の影。様々な経験を経て「最強部隊」と呼ばれたアルス隊は遂に新王国樹立へ。 異能バトル×神算鬼謀の戦略・戦術バトル! ☆史実に基づいた戦史、宗教史、過去から現代の政治や思想、経済を取り入れて書いた大河ドラマをお楽しみください☆

俺しか使えない『アイテムボックス』がバグってる

十本スイ
ファンタジー
俗にいう神様転生とやらを経験することになった主人公――札月沖長。ただしよくあるような最強でチートな能力をもらい、異世界ではしゃぐつもりなど到底なかった沖長は、丈夫な身体と便利なアイテムボックスだけを望んだ。しかしこの二つ、神がどういう解釈をしていたのか、特にアイテムボックスについてはバグっているのではと思うほどの能力を有していた。これはこれで便利に使えばいいかと思っていたが、どうも自分だけが転生者ではなく、一緒に同世界へ転生した者たちがいるようで……。しかもそいつらは自分が主人公で、沖長をイレギュラーだの踏み台だなどと言ってくる。これは異世界ではなく現代ファンタジーの世界に転生することになった男が、その世界の真実を知りながらもマイペースに生きる物語である。

処理中です...