ご主人様と性処理ペット

如月 永

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36.純くんと御主人様の休日①

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   ◇◇◇◇

御主人様は時々、パーティーとか接待があって帰りが遅くなる。
そんな時はお酒の匂いがしてあんまり好きじゃない。
でも、それも御主人様のお仕事の一部だから仕方がないと諦めている。
今日も御主人様は遅くなると言っていた。
そんな日はあまり使っていない僕の部屋で寝る。御主人様がいなくて寂しいけど朝になれば御主人様は帰って来てくれるんだから我慢する。
そして御主人様は日付が変わった頃に戻ってきた。
いつもは静かな帰宅だから寝入ってしまった僕は気付かない事も多いんだけど、ガタンと大きな音と話し声が聞こえて目が覚めた。
慌てて玄関に行くと、御主人様は時々見かける部下の人に支えられていた。
僕を見つけると腕を広げる。
「じゅ~ん~、帰ったぞぉ」
「御主人様?!」
僕が腕の中に飛び込んでくるものだと思っているのだろうが、いつもより酔っ払っている様子に躊躇う。
「純さん、こんばんは。社長は少し飲み過ぎてしまったようでね。お任せ出来るかな?それともリビングまでお連れしようか?」
任されても玄関で押し潰されそうだったので、リビングまでお願いする。
「俺は酔っていない」と言う御主人様は、千鳥足でフラフラしていてた。
御主人様をソファーに座らせて、部下の人は帰って行った。
僕は水の入ったコップを渡して飲んでもらう。
御主人様は水を飲んで一息つくと、服を脱ぎ出したのでスーツのジャケットを脱がすのを手伝った。
ハンガーにかけたかったんだけど、御主人様の腕に捕らえらえて身動きが取れなくなった。
「御主人様。服、ハンガーにかけさせて」
「そんなの良いから。ここにいなさい」
すりすりと頬擦りされる。
くすぐったくて笑ってしまったら、御主人様も愉しそうに笑った。
いつも格好良い御主人様がふにゃんふにゃんなのが珍しい。
「御主人様、服脱ぐの手伝うからズボンもシャツも脱いでください」
「脱がせて何したいんだ?純はエッチだね」
「もーっ!御主人様!」
「ん~~、純は可愛いなぁ」
ブチュブチュと顔中にキスの雨を降らせる。
「お酒臭いです!酔っ払いやだぁ!御主人様、チューやだぁっ!」
キス攻撃が止んだので御主人様の顔を見ると、トロンとした目で見つめ返してくる。
「お仕事なのは分かりますけど、お酒は程々にして下さい!」
「ごめんごめん。怒った純も可愛いなぁ」
何を入ってもあまり効果がないようなので、僕は御主人様に抱き着いたままソファの上で一緒に横になった。
すると、御主人様の上に乗っかっている僕の頬や首筋に顔を寄せたり、頭を撫でてくる。
僕は気持ち良くて目を細めた。
一晩くらいこのままリビングで寝ても御主人様は僕の重さくらいなんて事ないし、大丈夫だろう。
毛布があれば良いけど、御主人様も温かいから良いや。
僕も眠かったので、目を閉じた。
御主人様は眠りにつくまでずっと撫でていたようだ。

   ◇◇◇

起きると、リビングにいたはずの僕は御主人様のベッドの上で丸くなっていた。
僕が四~五人くらい寝ても大丈夫なほど大きなベッドだ。でも御主人様の姿はない。
耳を澄ますとシャワーの音が聞こえる。
でもあんなに酔っ払っていたのに大丈夫なのだろうかと思って眠い目を擦りながらバスルームに向かう。
しかしちょうど入れ違いになって、リビングの方に行ってしまった。
ウォーターサーバーで水を飲みに来たようだ。
御主人様がは下はバスタオルを巻いているけれど、上半身は裸で、髪の毛からはポタリポタリと雫が落ちている。
いつもは僕の方が髪をちゃんと乾かしなさいなんて怒られるのに、今日は御主人様の方が怒られる格好をしている。
「もー、御主人様。お酒飲んだ時はお風呂はダメですよ」
「一緒に入りたかったのかい?」
「違いますよ」
「シャワーだけだから問題ないよ。それより純、リビングで寝たらダメだろう」
少しは酔いから醒めたのだろうが自分の行動はさっぱり覚えていないようだった。
「それは御主人様が酔っ払ってたからです。頭拭きますから座ってください」
立ったままだと手が届きにくいのでソファに座ってもらってからタオルでゴシゴシと拭く。
僕が髪の水気を取っている間、御主人様はじっとしていたかと思ったら正面に立っていた僕の腰を撫で、御主人様の方へ引き寄せられた。
「悪戯はダメです。ちゃんと乾かさないと風邪ひきますよ」
「ふふっ、純は世話焼き女房みたいだね」
「にょーぼー?違いますよ。僕は性処理ペットです」
女房の意味は分からなかったけど、世話焼きってことはお手伝いさんみたいな事だろうから違うと思う。
御主人様は、僕が否定した事に少し驚いた顔をして、それからとても嬉しそうに微笑んだ。
「そうだね。純は私の性処理ペットだよね」
するすると服をたくし上げて、僕の慎ましい乳首にしゃぶりつく。
「にゃあっ?!ちょ、ちょっと御主人様!」
「ん~、純のおっぱいは美味しいねぇ」
「そっ、そんなわけ無いでしょう」
ぶ厚い舌で唾液をたっぷり塗りつけられ、ピチャリと音を立てて吸われる。
チュウッという音と共に強く吸い付かれて、僕の乳首はいやらしく変身しまった。
御主人様は満足そうに唇を離すと、今度は反対側の胸に口を付けた。
そして、僕の両方の胸は真っ赤になるまでしゃぶら尽くされた。
タオルドライが終わったら、いつもならドライヤーをかけて乾かしてあげるけれど、僕は立っているのもやっとな状態だった。
「御主人様ぁ、セックスしたいんですか?」
「ん~?したいのは純の方じゃないのかい?」
御主人様は僕の勃起してテントを張っている股間を撫でる。
「だってぇ、おっぱいなめなめするからぁ」
モジモジと内股を擦り合わせた。
「可愛いなぁ。可愛いよ、純」
また胸に吸い付かれて僕は思わず声を上げる。
御主人様は赤ちゃんのように僕の乳首をちゅうちゅうと吸い続ける。
気持ち良いのと恥ずかしいのとで頭がボーッとしてきて、膝から力が抜けてガクガクと震えてしまう。
それなのに御主人様は僕が立っていられなくなるまで舐め回した。
そのせいで僕は立つ事も出来ず、床の上にペタンと座り込んでしまう。
パンツは濡れてしまっていて、僕はズボンも下着も脱ぎ捨てて四つん這いでお尻を上げた。
「御主人様ぁ、お願いします。純のおまんこ、可愛がってください」
「純は本当に可愛いなぁ。でもベッドでしようか」
御主人様に抱えられて寝室に連れて行かれてしまった。
僕は先ほどと同じようにベッドの上で四つん這いになると、後ろの穴に御主人様の指が入ってきて、中を広げるように動かされた。
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