屋根裏のネズミ捕まる

如月 永

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ネズミ捕まる・やり直し?!

33.

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「さぁ、お前の大好きな魔羅をあげようね」
辰彦は俺の前に回り、着物の裾を割り褌をほどいて立派な魔羅を見せびらかした。
その巨根はガチガチに硬くなって反り返り、裏筋にはビキビキと血管が浮いている。
「あっ……すごいぃ……」
俺は思わず生唾を飲み込んでしまう。早くこれで貫かれたい。奥の奥まで種付けして欲しい。
「おや?おめこより先にお口のほうが開いてるよ?舐めたいかい?」
俺は反射的に口を開いて涎を垂らしていたようだ。
だって、すごく美味そうで……。
その涎がポタリと床に落ちたのを見て、辰彦はクツクツと喉を鳴らした。
そして俺の舌に亀頭を擦り付ける。
硬くて熱い先端でぐりぐりと捏ねるように動かされると、期待から勝手に唾液が溢れる。
「ん、んぅ……」
「随分私の魔羅を美味そうにしゃぶるね」
俺は夢中で舌を突き出してぺろぺろと舐め上げ、鈴口から我慢汁が垂れると勿体ないとばかりにしゃぶりついた。
もう犬のように一心不乱に涎を垂らして魔羅を求めると、辰彦が俺の頭を撫でた。
「良い子だね」
そう言って優しく笑う辰彦に俺はきゅんっと胸が締め付けられる。
「咥えさせてくらはい」
俺は辰彦の鈴口に唇を突き出しながら吸い付かせて上目遣いに辰彦に懇願する。
「仕方ないな」
そして、俺の頭を掴んで固定すると、ゆっくりと口の中へ砲身が入ってくる。
大きくて顎が外れそうだったが、口を大きく開けて受け入れると辰彦の魔羅を存分に味わった。
唾液を絡ませながらジュポジュポと下品な音を立ててしゃぶると、辰彦の腰が少し揺れる。
気持ち良いのかもしれないと思うと嬉しくて堪らない。もっと良くなって欲しくて必死に吸い付いた。
やがて我慢できなくなったのか、辰彦は俺の頭を押さえつけて腰を振り始めた。
喉奥を突かれると嘔吐きそうになるが、この太くて熱い肉竿が欲しくて懸命に喉を開く。
「んおっ、おごぉっ!」
ジュボッジュボッと頭を動かして奉仕すると、辰彦は低く呻いて俺の喉奥に射精した。
大量の白濁液を流し込まれてゴクゴクと喉を鳴らして飲むが、あまりの量の多さに口端から少し零れてしまう。それを掬って口まで運んでくれる辰彦の指を丹念に舐めた。
「偉いね、紫苑。上手だったよ」
そう言いながら辰彦は俺の背後に回り、やっと来る悦びを期待して俺は舌を出してハァハァと犬のように息を乱した。
それを咎めるように辰彦は俺の尻をパチンッと叩いた。
俺は痛みに呻くが、その痛みすら甘い痺れになって脳を刺激する。
「嬉しいのは分かるけど、尻尾を振る雌犬みたいだよ?」
「だってぇ……」
「お前があんまりにも可愛いから、また元気になってきたよ」
辰彦は自分の魔羅を扱きながら俺の尻を揉む。
俺は四つん這いのまま腰を高く上げて脚を広げた。
「お願いします。辰彦さまの太マラで早く俺のおめこを可愛がってください」
「そうだね。こんなに物欲しそうに誘う牝穴には私の肉棒で詮をしてあげないと」
辰彦の巨根が俺の尻穴に宛てがわれると、俺は自然と笑顔になる。
ズブズブとゆっくり太い肉杭に侵略される感覚に酔いしれていると、辰彦に覆いかぶさられて無防備だった胸元をはだけさせられた。
当然その手が向かうのは立ち上がった両胸の飾りだ。
辰彦は両方のそれを摘んでコリコリと捏ねくり回す。
気持ち良い、もっともっと弄って欲しい。
もう俺の乳首は立派な性感帯だ。
最初はただ擽ったかっただけなのに、今では爪を立てられても抓られても痛みより快楽を感じるほうが強い。
辰彦と付き合ってからは毎日のように乳首を愛撫されて開発され続けた結果だ。
辰彦の肉棒が肉襞を擦る度に俺の乳首も擦られて、その微弱な刺激は確実に蓄積されている。
そして、今は両方の乳首に爪を立てられて思い切り捻られた。
その瞬間、俺の頭は真っ白になった。
絶頂を迎えた訳では無いのに、ずっと我慢していた尿意を解放したような解放感に襲われる。
俺は涎を垂らしながらハァハァと息を乱した。
しかし辰彦の腰の動きは止まらないし、乳首への愛撫も続けられる。
敏感になった乳首を捏ねくり回されて、俺はまた快感を拾ってしまう。
その間もずっと辰彦の肉棒で前立腺を押しつぶされて、肉襞がヒクヒクと痙攣を繰り返す。
「んぉ!おぉ!おぉっ!」
「私の魔羅は気持ち良いかい?本当に可愛いね。初めての時も最初から優しくしてあげてたら、すぐに素直になってくれてたかな?」
「おほぉっ、おほぉぉ!いいっ、いいれしゅ~~ッ!」
乳首と前立腺を同時に責め立てられて、俺はあまりの快楽に悶絶してしまう。
「私の魔羅がそんなに気持ち良いのかい?」
「んぉぉ!おほぉんっ!」
俺の身体はもう完全に屈服している。
辰彦の魔羅で尻を突かれると気持ち良くて仕方ないし、乳首だってもっと弄って欲しくて仕方がない。
こんな淫乱な身体になったというのに、もっともっとと浅ましく求めてしまう自分がいる。
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