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牢屋のネズミ
6.
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昨日は手順を間違うと何回もやり直しをさせられたので、今日は極力間違えたくない。
玉袋も揉みながら、ただ早く終われと思いながらしばらく続けていると、声がかけられた。
「上手になったね。次はしゃぶりなさい」
吐息を漏らして一呼吸おいてから先端をちろりとひと舐めすると、口に含んだ。
最初は亀頭を飴玉のように転がし、唾液を絡ませてジュプッと音を立てて吸う。
そして歯を立てないように気をつけつつ、嘔吐かない程度まで奥に迎え入れて吸い付きながら出し入れする。
時折、竿全体を上顎に押し付けて、亀頭の窪みを刺激したりもした。
その間も、手を使って陰嚢を優しくマッサージする。
顎が疲れるが仕方ない。
口の中でヌルヌルした先走り液と唾液が混じり合い、それを嚥下しながらひたすら口淫を続ける。
辰彦の雄の匂いに頭がクラクラしてくる。
いつもは媚薬で無理やり発情させられて、俺の意思とは関係なく行為をさせられていたのに、今日は媚薬を使っていないのにどうしてだろう。
この雄の精の匂いも不快じゃない。
「ちゃんと上から見ているよ」
辰彦も媚薬を使わなくても俺が従順になっていると分かって、頭を撫でてくる。
ムカつく。でも気持ちいい。悔しくて涙が出る。
「いつもは凛として可愛らしい顔が、淫乱な尺八顔になっているね。ほら、もっとしっかり咥わえなさい」
「んぅー!んぐっ!!おごぉっ!!!」
辰彦は俺の頭を掴むと、自分のペースで腰を振り始めた。
喉の奥まで突き刺されて、嘔吐きそうになる。
「おっと、すまないね。大丈夫かい?」
「げほっ……はぁっ……うぇっ……」
「もう少しでイケそうなんだけれど、続けていいか?」
俺は良いとも悪いとも答えなかったが口を開けた。もうちょっとならば抵抗するだけ時間も体力も無駄だ。
ガチガチの太マラが挿入され、また激しく動かされる。
苦しい。吐き出したい。
だけど俺は、逆らえずに必死に奉仕を続けた。
程なくして射精する気配がしたので、俺は覚悟をしたのだが、辰彦はギリギリで引き抜いていた。
俺の顔に生暖かい精液がかかる。
熱い飛沫を顔一杯に浴びせかけられ、ドロリとした白濁色の粘液が頬や鼻筋を通って垂れ落ちる。
青臭い香りがツンと鼻腔を刺激する。
信じられないことに、その匂いで俺は甘イキしていた。
辰彦を見ると、満足そうに微笑んでいた。
辰彦は俺の身体を引き寄せると、顔を汚す白濁液を綺麗に舐め取られた。
そのまま唇が触れ合い、舌を絡める濃厚なディープキスをされた。
苦い味が広がり、その味を馴染ませる舌が絡まるクチュクチュという音が鳴り響く。
「四郎の身体はどこも美味しいね。さぁ、続きは風呂でしようか」
風呂場で辰彦は俺の全身をくまなく洗った。
中までもだ。
お湯の浣腸は、初日から何度もされたせいで気持ち良いと身体が認識してしまっている。
湯を入れられる時に期待で陰茎から汁が垂れる程だ。
こんな屈辱的な恥ずかしい事を辰彦が気付いていなければ良いと思う。
今日はずっと身体と心がちぐはぐしている。
「さぁ、綺麗になったね。温まったら部屋に戻ろうか」
「はい……」
風呂から出ていつも犯されている部屋に行くと、俺は布団の上に四つん這いにさせられた。
尻を高く上げて、雌犬のような格好だ。
羞恥心で顔が赤くなる。
「恥ずかしいかい?」
「分かってるなら、早くしろ!」
「媚薬がないと、まだ素直になれないみたいだね」
いきなりアナルに指を入れられる。
「ひゃうっ!?」
「すっかり柔らかくなってるぞ。薬を使わなくても簡単に3本も入る。身体は私を受けいれてくれる準備が出来ているようだ。嬉しいよ」
辰彦は、俺の中に指を入れて掻き回したり、前立腺を押し潰したりする。
「んああっ……そこっ……ダメッ……ああッ……んんっ……んくぅっ!!」
「ここが良いのか?随分可愛い声を出して」
「ああんッ……違っ、やめろぉッ……んおおぉッ!!」
辰彦は、執拗に同じ場所ばかりを攻め立てる。
いつの間にか陰茎は勃起して、先端からはダラダラとカウパーが溢れ出している。
「しょこっ、やらぁ……もうっ……許してぇ……おかしくなるぅっ!!あひっ、イグゥっ!!」
ビクンッと大きく跳ね上がると、俺はイッてしまった。
「4本指でグリグリされてイったのかい?私のマラならもっと奥まで突いてあげられるよ?」
「はぁっ……はぁっ……欲しく……ない」
そう言いながらも俺は辰彦の天を向く陰茎に目を奪われていた。
あんな大きいので奥までガンガン突き上げられたらどうなってしまうのだろう。
そんな事を考えていた。
だが、辰彦はクスリと笑うと、耳元で囁いた。
「そんな物欲しげに腰を振っていて欲しくないわけないだろう?今日はおねだり出来なかったけど許してあげよう」
辰彦は陰茎にたっぷり潤滑剤を塗ると、俺の肛門に押し当て、そして一気に貫かれた。
あまりの質量に息ができない。
内臓が押し出されるような圧迫感に吐きそうになる。もちろん吐いたって胃液くらいしかでないけど。
苦しいはずなのに、俺の口から漏れたのは歓喜の声だった。
しかもいつもよりゆっくり俺の快感を引き出しながら胎内が擦られる。
玉袋も揉みながら、ただ早く終われと思いながらしばらく続けていると、声がかけられた。
「上手になったね。次はしゃぶりなさい」
吐息を漏らして一呼吸おいてから先端をちろりとひと舐めすると、口に含んだ。
最初は亀頭を飴玉のように転がし、唾液を絡ませてジュプッと音を立てて吸う。
そして歯を立てないように気をつけつつ、嘔吐かない程度まで奥に迎え入れて吸い付きながら出し入れする。
時折、竿全体を上顎に押し付けて、亀頭の窪みを刺激したりもした。
その間も、手を使って陰嚢を優しくマッサージする。
顎が疲れるが仕方ない。
口の中でヌルヌルした先走り液と唾液が混じり合い、それを嚥下しながらひたすら口淫を続ける。
辰彦の雄の匂いに頭がクラクラしてくる。
いつもは媚薬で無理やり発情させられて、俺の意思とは関係なく行為をさせられていたのに、今日は媚薬を使っていないのにどうしてだろう。
この雄の精の匂いも不快じゃない。
「ちゃんと上から見ているよ」
辰彦も媚薬を使わなくても俺が従順になっていると分かって、頭を撫でてくる。
ムカつく。でも気持ちいい。悔しくて涙が出る。
「いつもは凛として可愛らしい顔が、淫乱な尺八顔になっているね。ほら、もっとしっかり咥わえなさい」
「んぅー!んぐっ!!おごぉっ!!!」
辰彦は俺の頭を掴むと、自分のペースで腰を振り始めた。
喉の奥まで突き刺されて、嘔吐きそうになる。
「おっと、すまないね。大丈夫かい?」
「げほっ……はぁっ……うぇっ……」
「もう少しでイケそうなんだけれど、続けていいか?」
俺は良いとも悪いとも答えなかったが口を開けた。もうちょっとならば抵抗するだけ時間も体力も無駄だ。
ガチガチの太マラが挿入され、また激しく動かされる。
苦しい。吐き出したい。
だけど俺は、逆らえずに必死に奉仕を続けた。
程なくして射精する気配がしたので、俺は覚悟をしたのだが、辰彦はギリギリで引き抜いていた。
俺の顔に生暖かい精液がかかる。
熱い飛沫を顔一杯に浴びせかけられ、ドロリとした白濁色の粘液が頬や鼻筋を通って垂れ落ちる。
青臭い香りがツンと鼻腔を刺激する。
信じられないことに、その匂いで俺は甘イキしていた。
辰彦を見ると、満足そうに微笑んでいた。
辰彦は俺の身体を引き寄せると、顔を汚す白濁液を綺麗に舐め取られた。
そのまま唇が触れ合い、舌を絡める濃厚なディープキスをされた。
苦い味が広がり、その味を馴染ませる舌が絡まるクチュクチュという音が鳴り響く。
「四郎の身体はどこも美味しいね。さぁ、続きは風呂でしようか」
風呂場で辰彦は俺の全身をくまなく洗った。
中までもだ。
お湯の浣腸は、初日から何度もされたせいで気持ち良いと身体が認識してしまっている。
湯を入れられる時に期待で陰茎から汁が垂れる程だ。
こんな屈辱的な恥ずかしい事を辰彦が気付いていなければ良いと思う。
今日はずっと身体と心がちぐはぐしている。
「さぁ、綺麗になったね。温まったら部屋に戻ろうか」
「はい……」
風呂から出ていつも犯されている部屋に行くと、俺は布団の上に四つん這いにさせられた。
尻を高く上げて、雌犬のような格好だ。
羞恥心で顔が赤くなる。
「恥ずかしいかい?」
「分かってるなら、早くしろ!」
「媚薬がないと、まだ素直になれないみたいだね」
いきなりアナルに指を入れられる。
「ひゃうっ!?」
「すっかり柔らかくなってるぞ。薬を使わなくても簡単に3本も入る。身体は私を受けいれてくれる準備が出来ているようだ。嬉しいよ」
辰彦は、俺の中に指を入れて掻き回したり、前立腺を押し潰したりする。
「んああっ……そこっ……ダメッ……ああッ……んんっ……んくぅっ!!」
「ここが良いのか?随分可愛い声を出して」
「ああんッ……違っ、やめろぉッ……んおおぉッ!!」
辰彦は、執拗に同じ場所ばかりを攻め立てる。
いつの間にか陰茎は勃起して、先端からはダラダラとカウパーが溢れ出している。
「しょこっ、やらぁ……もうっ……許してぇ……おかしくなるぅっ!!あひっ、イグゥっ!!」
ビクンッと大きく跳ね上がると、俺はイッてしまった。
「4本指でグリグリされてイったのかい?私のマラならもっと奥まで突いてあげられるよ?」
「はぁっ……はぁっ……欲しく……ない」
そう言いながらも俺は辰彦の天を向く陰茎に目を奪われていた。
あんな大きいので奥までガンガン突き上げられたらどうなってしまうのだろう。
そんな事を考えていた。
だが、辰彦はクスリと笑うと、耳元で囁いた。
「そんな物欲しげに腰を振っていて欲しくないわけないだろう?今日はおねだり出来なかったけど許してあげよう」
辰彦は陰茎にたっぷり潤滑剤を塗ると、俺の肛門に押し当て、そして一気に貫かれた。
あまりの質量に息ができない。
内臓が押し出されるような圧迫感に吐きそうになる。もちろん吐いたって胃液くらいしかでないけど。
苦しいはずなのに、俺の口から漏れたのは歓喜の声だった。
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