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第六章 「神」の決断
「ごめんなさい」はムズカシイ……
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「 信仰がなければ、神に 喜ばれることはできません。 神に近づく 者は、 神が存在しておられること、また、 神は御自分を 求める者たちに報いてくださる 方であることを、信じていなければならないからです。」ヘブライの 信徒への手紙11 章6節
楽園(パラダイス)に入る「鍵=キーワード」は「ごめんなさい!」が 出来るかどうか……でもね、これが実は 結構難しいってことを私たちは 生きている間に 経験して来たんじゃないでしょうか。
自分に 非があることを自覚したとしても「でも、 謝ったって 赦してもらえないかも……」「 白状したら怒られるんじゃないだろうか……」「 憎まれているんじゃないだろうか? 嫌われているんじゃないだろうか……」「 謝罪を受け入れてもらえないんじゃないだろうか……」という不信感や 疑い・恐れや不安で、なかなか「ごめんなさい!」が 出来なかったことってありませんか?
それだけでなく、「 非を認めたら自分が不利になるんじゃないか?」とか「 謝ったら、もう同じ事は絶対に 出来ないよな……でも、またやらかすかも 知れないし……やっぱり 謝るのはやめよう!」なんて 自己防衛心が働いて、 謝罪すべきことを「隠す」ってことも……
「 神」との愛の交わりから 断絶されている「罪」の 状態は、人に対しても「断絶・ 隔ての壁」を創り 出し、「信じる」ということを 困難にしてしまうものなのです。また、 自分自身をよく知っているからこそ、 自分さえも「信じられない」という状態に 陥ってしまうかも知れません。「口先だけ」でその場しのぎに 謝っている自分の本心を、自分はよく分かっていますからね。
さて、それではせっかく「 神」が備えて下さっている陰府の中の楽園(パラダイス)には、 一体、誰が確信をもって入ることが出来るでしょうか? ましてや、「 最後の審判」の時に、どうして 逃げ隠れせずに「神」の前に立つことが出来るでしょうか? 誰一人「相応しい人」なんかいなかったでしょうね。 何も助けが無いままだったのなら―――
楽園(パラダイス)に入る「鍵=キーワード」は「ごめんなさい!」が 出来るかどうか……でもね、これが実は 結構難しいってことを私たちは 生きている間に 経験して来たんじゃないでしょうか。
自分に 非があることを自覚したとしても「でも、 謝ったって 赦してもらえないかも……」「 白状したら怒られるんじゃないだろうか……」「 憎まれているんじゃないだろうか? 嫌われているんじゃないだろうか……」「 謝罪を受け入れてもらえないんじゃないだろうか……」という不信感や 疑い・恐れや不安で、なかなか「ごめんなさい!」が 出来なかったことってありませんか?
それだけでなく、「 非を認めたら自分が不利になるんじゃないか?」とか「 謝ったら、もう同じ事は絶対に 出来ないよな……でも、またやらかすかも 知れないし……やっぱり 謝るのはやめよう!」なんて 自己防衛心が働いて、 謝罪すべきことを「隠す」ってことも……
「 神」との愛の交わりから 断絶されている「罪」の 状態は、人に対しても「断絶・ 隔ての壁」を創り 出し、「信じる」ということを 困難にしてしまうものなのです。また、 自分自身をよく知っているからこそ、 自分さえも「信じられない」という状態に 陥ってしまうかも知れません。「口先だけ」でその場しのぎに 謝っている自分の本心を、自分はよく分かっていますからね。
さて、それではせっかく「 神」が備えて下さっている陰府の中の楽園(パラダイス)には、 一体、誰が確信をもって入ることが出来るでしょうか? ましてや、「 最後の審判」の時に、どうして 逃げ隠れせずに「神」の前に立つことが出来るでしょうか? 誰一人「相応しい人」なんかいなかったでしょうね。 何も助けが無いままだったのなら―――
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