続続源太捕物帖

ロコ

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家系図

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家系図を、睨んで、源太は、

糞先祖代々の、疫病神め。

源太は、宗教アレルギー。
大体、あんなもんは、お布施集めの、方便でしか、
無い。
現実派だが、病の、系譜は、看過出来ない。
その作用で、自分が、結核死するのは、構わない。
構わない、とは、言わないが、仕方がない。
然し、愛息が、病に、倒れることは、許せない。

妙子は、考えすぎと、言う。
もっと、明るくいきましょうと。
成るときはなる、ならない時はならない。
先は、誰にも判らない、と。

、、、、、
、、、、、
、、、、、
幾ら、考えても、この、話しは、結論が、無い。

今、横に、川の字で、眠る、愛妻と、愛息。
俺は、この、二人を、幸せにする、義務がある。
念には念を込めて、確約して、過ごしたい。

源太は、懊悩する。
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