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火曜日・確かめ合う愛(R)
しおりを挟む耳を甘噛みされて、首元にもキスされる。
ぞくりと感じてしまう快感。
「あ……っ」
「利佳子……」
利佳子の切ない声に、隆太朗はもう抑えきれずに利佳子を抱き上げた。
「きゃ……!」
利佳子用の布団が敷かれた部屋に連れて行かれ、優しく降ろされる。
「俺がどれだけ利佳子を好きか……わかって……」
優しい隆太朗が、少し荒く利佳子を脱がせていく。
「あ……りゅ……あっ……ん……恥ずかしいわ、こんな年上の女の……」
「俺にとっては女神様だよ……」
「あっ……」
「もう我慢できない」
いつもの朗らかさとは全く違う。
興奮しきった隆太朗が、座り込んだ利佳子のスウェットを上下ともに脱がして、自分も上の服を脱ぎ捨て利佳子を布団に押し倒した。
「乱暴でごめん……」
そうは言っても何も痛くもない、優しさは変わらない。
胸元を押さえ、恥ずかしそうに横たわる下着姿の利佳子を見て、隆太朗は動けず止まる。
「や……やっぱり、こんな女見ても……萎えちゃうわよね……」
「ち、違うよ……感動っていうか……女神様見てる気分で……動けなくなっちゃった……」
「そんな……」
思いもよらない言葉。
男性に見られたら失望されるだけだと、思っていた。
「夢みたいだよ……利佳子、すごく綺麗……」
「りゅう……私、怖いの……」
「俺が……?」
「ううん……どう思われるのか……がっかりさせそうで……」
「利佳子……」
両手を広げて隆太朗は、利佳子を抱き締める。
熱い身体に熱い息。少しだけ震えているような気がした。
二人の素肌が密着する。
それだけで二人は熱い息を吐く。
「がっかりなんてするわけないよ……利佳子の全部が好きでたまらない」
「りゅう……」
「大好きだよ」
「……うん……私も大好き……」
初めての大好き。
隆太朗も、もちろんそれに気付いて更に抱き締められた。
熱く抱き締め合う。
「あったかい利佳子……嬉しい」
「うん……私も……うん……」
上半身裸で抱き締められて、これだけでも心臓が破裂しそうなほどドキドキしている。
隆太朗の高鳴りも聞こえる。
「わかるでしょ、俺の……どうなってるか」
「あっ……」
利佳子の太ももに、感じるのは……隆太朗の猛り。
「もう我慢できない……全部脱がすよ……」
囁きながら、耳を甘噛みされた。
「あん……」
背中に腕を回されてブラを外される。
利佳子の豊満な胸が、露わになって慌てて両手で隠した。
「利佳子のおっぱい……おっきいよね」
「やん……お願い……電気を消して……」
「ん……真っ暗にはしないよ……綺麗なの、見たい」
淡い光に照らされた二人。
隆太朗が隠すなと言うように、利佳子の腕を掴む。
乳房があらわになると、隆太朗は優しく揉みしだく。
「あっ……やん……」
「気持ちいいんだね……これ」
隆太朗の指先でいじられた利佳子の胸の頂きが、熱を帯びて固くなる。
それを舌で舐めて吸われる。
「あっ……! あぁ……んっだめぇ……」
たまらず喘いでしまって口を塞ぐ。
「声……めちゃくちゃ可愛い……もっと聞きたい」
両手を握られながら、頂きを舐められ吸われ、舌での愛撫。
「あっはぁっん」
「りかこのおっぱい……最高だよ、もうずっと舐めてたい……好き」
利佳子ブレインは、もうどこかへいってしまった。
「キスも……しよ」
「ん……うん……りゅう……」
舌を絡ませるキスをして、胸を揉まれて強く二つの頂きを刺激され快楽の海に飲まれていく。
「俺は利佳子のもので……利佳子は俺のもの……俺だけの」
ぎゅっと抱き締められる。
唇は奪われたまま、右手はそっと、利佳子の腹部を撫でて……ヒップにするりと伸びていく。
「やん……」
「えへ……利佳子の……夢みたい」
「は、恥ずかしいわ……」
「こっちも……触りたい」
隆太朗が夢中で、欲情の吐息で、利佳子を求めている。
忘れていた……男に愛されるという快感。
ヒップを撫で揉んだ手はショーツのなかに入って……利佳子の花びらに触れる。
「利佳子……すごいね……」
「……言わないで……んっ」
言い訳もできないほど、蜜でトロトロになっている花びら。
それは隆太朗の指先を濡らし、水音がくちゅ……とするほどだ。
恥ずかしくて、顔を手で隠した。
「俺……狂いそうだよ」
指が花びらを撫でる。
優しく撫でられ……利佳子の反応を見て、すぐに快感の場所を理解した隆太朗。
見つけた蕾を、蜜で湿らせた指で優しく刺激していく。
「あっ、やっ……そこ……あんっ」
「ここ……気持ちよさそうだよね……」
「んっ……ばかぁ……」
隆太朗の胸元にしがみつこうとしたが、隆太朗は乳房にキスしながら下に降りていく。
何をしようとしているか、わかる。
「だ、だめよ……汚いから」
「汚いわけない……」
聞く耳を持たずで、隆太朗がお腹にキスをして太ももにキスをする。
逃げようとしたが、隆太朗にがっちりと太ももを押さえられ……。
「可愛い……」
「!」
そのままショーツを降ろされ、トロトロの花びらに、ちゅっと口付けされる。
「だめ……汚いわ……そんなの……」
「んっ……俺がしたいんだもん……」
まるで酔いしれるように、隆太朗は利佳子の花びらの蜜を舐める。
そして蕾も唇で刺激した。
「あっ……こんなの……すごい……」
利佳子にとって初めての体験だった。
逃さないとでもいうように、太ももをがっちりと抱かれて、舌が花びらに這う。
何度も蕾が吸われ口付けされる。
優しくて、痛みもない。
快感で腰が浮いてしまう。
優しく挿入された指で、Gスポットも撫でられる。
「あっ……やぁんっ! ど、どうして……あっ……ん」
どうして自分の良いところがわかるのか……隆太朗の攻めの快感が信じられない。
「愛してるからだよ……利佳子を……」
「んっ! だめ……いっちゃう……いっちゃう……」
「もっと感じて……ほしい」
快感が利佳子をどんどん満たしていく。
隆太朗の息が、熱くて、舌も指も激しく気持ちいい。
片手で胸の頂きを、キュッと刺激された時。
「あぁっイっイちゃうっっ!!」
我を忘れて感じてしまい、高まって利佳子は絶頂した。
ぎゅっと花びらが蠢いてまた蜜が溢れだした。
隆太朗は興奮のまま舐め続ける。
「あぁんっ! もうダメ! りゅう……もうもう……」
利佳子の声でハッとなり、顔をあげて利佳子を見つめる。
「あんまり可愛くて……」
「ばかぁ……」
息が荒く、熱っぽい瞳の利佳子が両手を広げた。
「りゅう……抱き締めて……」
「利佳子……」
口を拭いながら、まだ絶頂の余韻に浸る利佳子を優しく抱き締める。
「可愛すぎて……頭おかしくなっちゃった」
「……恥ずかしいわ……あんなに乱れて……」
「最高だったよ……わかった? 俺が利佳子の事をどれだけ好きか……」
「……えぇ」
「……でも、まだまだ……これからだよ?」
「……え?……」
熱く荒い息のまま、隆太朗が起き上がる。
隆太朗がズボンとボクサーパンツを一緒に下ろすと、熱くなった猛りの先からは液が垂れている。
「利佳子がえっちすぎて可愛すぎるから、俺のこんなになっちゃってるよ」
「りゅう……」
利佳子の右手で触れさせる。
熱くて……硬くて……大きい。
「わかる? 俺がめちゃくちゃ利佳子に興奮してるの」
「……わかる……わ……」
「もっと身体でわからせてあげる」
「……りゅう……」
利佳子にキスをした隆太朗は避妊具を付けた。
「……なんて、余裕なんかないんだけどね……はぁ……夢みたいだよ」
「……わ、私も……」
「憧れのお姉さんが、俺の恋人なんて……」
隆太朗の言葉は、いつも利佳子の忘れていた女の部分を刺激する。
とろりと蜜が溢れて……二人で抱き締め合い、キスをする。
「俺の想い、わかって……大好きだよ利佳子……」
ぐっと……隆太朗が利佳子のなかに入ってくる。
「ん……りゅう……あぁ……っだいすき……んっ」
「利佳子……すごい」
こんなに大きく硬く熱い感触を、経験した事がなかった。
隆太朗が入ってくるだけでも、快感がぞくぞくと押し寄せる。
「あぁっ……んっ」
奥まで入って、刺激されて喘いでしまう。
隆太朗が自身を引き出すと、狭い部分が擦れ合って更に快感に溺れる。
「利佳子……あぁすごい」
「あっ……はぁん……んっあぁ……」
「痛くない……?」
「うん……私……変じゃない……?」
「可愛いし最高だよ……うん……やばいくらい気持ちいい」
酔いしれるような顔で、利佳子のなかを動いていく隆太朗。
激しい呼吸とともに、ん夢中になって突きが激しくなっていく。
「あっあぁ……んっ!」
利佳子にとって性行為は、男の欲を満たしためのものだと思っていた……。
が、優しく感度を高められた身体には今全てが快感で……。
「りゅう……気持ちいい……っ」
「愛してる……愛してるよ利佳子」
隆太朗のものが、熱く硬く暴れるたびに快感が身体を貫いていく。
「あぁあんっ!」
夢中で隆太朗が腰を振り、打ち付ける。
舌を絡ませれば、脳が痺れるように感じてしまう。
快楽で乱れるだなんて、考えた事もなかった。
求められる喜び。
利佳子も無意識に喘いで、隆太朗の名を呼んだ。
「あっ! りゅうっ……! 隆太朗……っ!」
「利佳子……!」
太ももを抱かれ、奥を突かれる。
「んっ!! ……そこダメよっ……いや」
「ふふ……ここだね……」
「んーっ! ダメぇ……こんなのっ知らない……っ」
利佳子自身ですら知らなかった快感を、隆太朗が見つけていく。
「利佳子可愛いっ……」
「隆太朗イっちゃうっっ…!!」
「あぁ俺もっ!! 利佳子っ!!」
強く抱き締め合って、利佳子の奥で果てた。
ビクビクと震え、最後まで出し切るのに擦り付けられる仕草まで愛しく感じて利佳子は隆太朗を抱き締めた。
「ん……まだこのまま……利佳子……はぁ……っ」
お互いの汗が混ざり合う。
「りゅう……うん……」
荒い息が落ち着くまで2人で抱き合う。
そっと腕を伸ばして隆太朗が毛布を2人にかけた。
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