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追憶:保育士として子ども達とのやりとり 他
▫️里帰り?
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保育室の一角には昆虫コーナーがあります。
季節や時期によっているものは様々。
身近なダンゴムシやアリ、
今やレア物になりつつあるカタツムリや
アメンボがいたり
バッタやコオロギ、
昆虫ではないですがカナヘビやヤモリ、カエルなんかがいたり。
そんな多種多様な昆虫コーナー。
お盆の話を子ども達に伝えると
「虫さんたちも返してあげなアカン」とポツリ。
「ほんまや!」と賛成する子や
「虫は別や、家族と一緒におらんやん!」と異議を訴える子も。
サークルタイムではなかなか答えは出ません。
極端な話、ここで私が「返してあげたほうが喜ぶかもね」なんてしゃしゃり出よう物なら
十中八九返す≠逃すことになるでしょう。
でも、それだと意味がない。
子ども達が自身でどうするのか考えて、他人の話に耳を傾け、その上でどう思うのか、どう言葉を返すのか
このやり取りやプロセスこそが大事なんだと、
私は考えます。
その年は最後まで答えが出ずにお盆を迎えました。
5-6歳の子ども達です。
多くは取り止めもない一コマだったかも知れないし、
・返してあげたい
・最後までお世話したい
という強い思いがあったのかも知れません。
私のエゴに付き合わせていただけかも知れません。
形はどうあれ、ふとした瞬間にそんな記憶が蘇ったらいいな、
なんていう押し付けだったのかも知れません。
保育士の仕事って、本当に大変。
でも他業種よりきっと笑いが多い職種なのは間違いないと思います。
なんか、堅苦しい感じになっちった。
まー生き物にどう関わろうかね?
ってお話。
難しいよね、実際。
大人の私だって正解持ち合わせてないんだもん。
5-6歳の子ども達もわからんて。
でも。
考えることや、他人の思いに触れることは本当に大事!
(生きる力)はしっかりつけて欲しいって、本当にそう思うな。
季節や時期によっているものは様々。
身近なダンゴムシやアリ、
今やレア物になりつつあるカタツムリや
アメンボがいたり
バッタやコオロギ、
昆虫ではないですがカナヘビやヤモリ、カエルなんかがいたり。
そんな多種多様な昆虫コーナー。
お盆の話を子ども達に伝えると
「虫さんたちも返してあげなアカン」とポツリ。
「ほんまや!」と賛成する子や
「虫は別や、家族と一緒におらんやん!」と異議を訴える子も。
サークルタイムではなかなか答えは出ません。
極端な話、ここで私が「返してあげたほうが喜ぶかもね」なんてしゃしゃり出よう物なら
十中八九返す≠逃すことになるでしょう。
でも、それだと意味がない。
子ども達が自身でどうするのか考えて、他人の話に耳を傾け、その上でどう思うのか、どう言葉を返すのか
このやり取りやプロセスこそが大事なんだと、
私は考えます。
その年は最後まで答えが出ずにお盆を迎えました。
5-6歳の子ども達です。
多くは取り止めもない一コマだったかも知れないし、
・返してあげたい
・最後までお世話したい
という強い思いがあったのかも知れません。
私のエゴに付き合わせていただけかも知れません。
形はどうあれ、ふとした瞬間にそんな記憶が蘇ったらいいな、
なんていう押し付けだったのかも知れません。
保育士の仕事って、本当に大変。
でも他業種よりきっと笑いが多い職種なのは間違いないと思います。
なんか、堅苦しい感じになっちった。
まー生き物にどう関わろうかね?
ってお話。
難しいよね、実際。
大人の私だって正解持ち合わせてないんだもん。
5-6歳の子ども達もわからんて。
でも。
考えることや、他人の思いに触れることは本当に大事!
(生きる力)はしっかりつけて欲しいって、本当にそう思うな。
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