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追憶:保育士として子ども達とのやりとり 他
▫️トトロを探しに行こう
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「せんせー!」
「はぁーい?」
「トトロを探しに行こう」
「ん?」
「だから ト ト ロ だよ、知らないの?」
「や。多分知ってる。でっかいやつよね。」
「うん」
「猫の髭見たいのが生えてるよね?」
「うん、そう」
「ちっさい傘さして、ガオーーーーーって鳴くよね?」
「そうそう。で猫バス来て」
「一人で帰っていく」
「知ってるじゃん」
「まぁね。あと飛んだりするわね」
「飛ぶのは怖そうだからいいけど」
「で、どこに探しに行くの?」
「そんなん簡単じゃん。トトロの森だよ」
「ほーう。で、そのトトロの森はどこにあるの?」
「それはせんせーの仕事でしょ」
「ん?」
「だーかーら!トトロの森の場所をスマホで探してよ!」
「ん~…」
「探したら出るよ!さぁ探して!」
「もし、見つかってさ。」
「うん?」
「めちゃくちゃ遠い場所だったらどうする?」
「(距離が)どれくらい?」
「ん。例えば、そうだなぁ。飛行機に乗るか、船じゃないと行けないところとか」
「予約したらいいやん」
「お金はどする?」
「せんせーがd」
「残念ですが、私はお金がとてもとても少ないので、飛行機や船には乗れません」
「えーーーーー」
「お金ないから、働いてるじゃん」
「え。せんせー僕たちと遊んでるだけやん」
「oh…とにかくめっちゃ遠くて歩いて行けん場所やったらどうするよ?」
「う~~~ん…」
暫くはトトロに会いたいと口を尖らせるA君。
どうやらご自宅でも散々言っているらしく、ジブリの森美術館の予約を取ったとか。
ただ人気らしく2ヶ月ほど先だと、お母さんがおっしゃっていた。
さー2ヶ月後にトトロに会いたい気持ちは残っているのか?笑
「はぁーい?」
「トトロを探しに行こう」
「ん?」
「だから ト ト ロ だよ、知らないの?」
「や。多分知ってる。でっかいやつよね。」
「うん」
「猫の髭見たいのが生えてるよね?」
「うん、そう」
「ちっさい傘さして、ガオーーーーーって鳴くよね?」
「そうそう。で猫バス来て」
「一人で帰っていく」
「知ってるじゃん」
「まぁね。あと飛んだりするわね」
「飛ぶのは怖そうだからいいけど」
「で、どこに探しに行くの?」
「そんなん簡単じゃん。トトロの森だよ」
「ほーう。で、そのトトロの森はどこにあるの?」
「それはせんせーの仕事でしょ」
「ん?」
「だーかーら!トトロの森の場所をスマホで探してよ!」
「ん~…」
「探したら出るよ!さぁ探して!」
「もし、見つかってさ。」
「うん?」
「めちゃくちゃ遠い場所だったらどうする?」
「(距離が)どれくらい?」
「ん。例えば、そうだなぁ。飛行機に乗るか、船じゃないと行けないところとか」
「予約したらいいやん」
「お金はどする?」
「せんせーがd」
「残念ですが、私はお金がとてもとても少ないので、飛行機や船には乗れません」
「えーーーーー」
「お金ないから、働いてるじゃん」
「え。せんせー僕たちと遊んでるだけやん」
「oh…とにかくめっちゃ遠くて歩いて行けん場所やったらどうするよ?」
「う~~~ん…」
暫くはトトロに会いたいと口を尖らせるA君。
どうやらご自宅でも散々言っているらしく、ジブリの森美術館の予約を取ったとか。
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