エッセイ集を出せば売れる、と聞いたから。

39話＿私とパルクール

私はお世辞にも運動が得意、とは言えない。
鈍臭いとまではないが（多分）
特筆して上げれることもない。

肩も美しい（）までに撫で肩だから投げる動作も弱々。
球技や体操の類も好きじゃない。
だから学生の頃は体育の授業が嫌で嫌で仕方なかった。

敢えて言うなら持久力はまだある方かなぁ…くらい。
よわよわな私でも実はハーフマラソンは完走してるのよ。
しかも2時間切ってる。
地味にすごい。
自分でもビビった。
フルマラソン？
んなもん走りきれる訳ないだろばーーーーーーーーーーーか！
土俵に立つまでもない。
あと小さい時はプールもやってたから持久力だけは
幾分か持ち合わせているのかも知れない。

と言っても、あくまでも仕事をしていた時の話だ。
今は半分ニートのような生活を送っているようなものだから
ただでさえ少なかった筋肉？も失われてしまっただろう
いとかなし（違
でもねー体重の変動はほとんどないんよ。
元々肉がつきにくい体質だから
元々肉がつきにくい体質だから
大事だから2回言う。
よく考えたら筋肉？減って、体重の変動ないなら差し引きで増えてるのか…
ま？



ま？



よそう、無駄なことを考えるのは。
こんな運動へたっぴな私ですが
実は憧れの競技はあるんですよ！

「パルクール」

走ったり、跳んだり、登ったりするアレ！
パルクールには憧れがあるんだよね✨
純粋にカッコいい。
ホントこの一言に尽きる。



▼ パルクールは以下のモットー・精神によって構成された運動のことを指します
Etre et Durer.（理想の追求）： 常に心身の成長を志し、自らの理想に向かって限界を超える続けること
Etre fort pour Etre utile.（強く有用で在れ）： どんな状況でも動ける万能で実用的な心身を目指すこと



とあるように、体はもちろん、精神の育み・成長も示唆していて
まじでカッコよき！
動画とかたまに見るんだけど、惚れ惚れするよね。
凄いなぁ、かっこいいなぁ、憧れるなぁ
やって…やってみたい、なぁって。

（お察しの通りフラグですよ、みなさん。
特大のフラグですからね。）

子ども園ってのは跳び箱やら
鉄棒なら
マットやら
小学校には劣るものの
幾分か運動用具があるのよね。

ってことは、よ。
自分で
手軽に
パルクールもどきが
作れちゃうって訳よ。
へへ…天才かよ私。



ここまでは良かった。
天才的な発想、そこまでにしていれば恥をかくこともなかった。
物的痛みと、心的痛みもなかったのだ。

以下、悲しい悲しい過去なので端的に

①延長保育担当、子どもと一緒に運動用具であそぶ
②子どもお迎え、さようなら
③ひゃっはーーーーーーーーー！　テンション爆上げ
④パルクールもどき作る
⑤チャレンジ
⑥できる、嬉しい、ドーパミンドバドバ
⑦もっと難しく
⑧失敗　気を失う
⑨別の延長保育の先生に発見される
⑩大事：おおごと
結果：でっかいたんこぶ作った上に、くっそ怒られる。



自分で綴っていて涙出そう。
嫌な気持ちになってきた…おしまい。