216 / 260
追憶:保育士として子ども達とのやりとり 他
▫️かんとく
しおりを挟む
ドッジボールや鬼ごっこ、氷おにやケイドロなど
みんなで楽しむあそびはきっとどこの園もやっているだろうし、
何なら人気のあそびの一つだと思う。
うちの園も例外なく、みんなであそぶ活動を喜び楽しんでいます。
でもうちのクラスだけちょっと変わったところがあって…
な「今日の活動(体育あそび)は何にしよっか?」
b「ドッジがいいな~」
b「やりたい、やりたい!」
g「ドッジかー…まぁいいよー」
な「みんなそれでもいい?」
一同「おkー」
な「了解~。じゃあドッジにしましょ。チーム分けと…」
ここまで口にしていた時にgちゃんが手を上げた。
g「せんせー、今日は(かんとく)やってもいい?」
な「いいけど、しんどいの?」
g「しんどくはないよ。でも、私(かんとく)したことないからやって見たいの」
b「僕もしたいー」
g「私が先に言ったよ!?」
b「えー!」
そう、うちのクラスには(かんとく:監督)と呼ばれる役割がある。
仕事内容はこうだ。
(せいいっぱい おうえん すること)
以上だ。
本当の監督業なんて一ミリも掠りやしない。
元々は体調不良や、あまり気が進まない子が私のそばで一緒に見学していたんだけど
何でだろ? いつことからか(かんとく)という名前がついて
如何にも仕事のように扱われることになっていた。
(元々の見学する子は別枠になってる)
そして毎回この(かんとく)の座を巡って小競り合いが生まれる。
子どもにとっては夢の(かんとく)
私にとっては利益が少ない上に、仲裁する仕事が生まれた(かんとく)
結局、卒園するまで(かんとく)は続きました。
小学校でもやってるのかな! へへ…!
みんなで楽しむあそびはきっとどこの園もやっているだろうし、
何なら人気のあそびの一つだと思う。
うちの園も例外なく、みんなであそぶ活動を喜び楽しんでいます。
でもうちのクラスだけちょっと変わったところがあって…
な「今日の活動(体育あそび)は何にしよっか?」
b「ドッジがいいな~」
b「やりたい、やりたい!」
g「ドッジかー…まぁいいよー」
な「みんなそれでもいい?」
一同「おkー」
な「了解~。じゃあドッジにしましょ。チーム分けと…」
ここまで口にしていた時にgちゃんが手を上げた。
g「せんせー、今日は(かんとく)やってもいい?」
な「いいけど、しんどいの?」
g「しんどくはないよ。でも、私(かんとく)したことないからやって見たいの」
b「僕もしたいー」
g「私が先に言ったよ!?」
b「えー!」
そう、うちのクラスには(かんとく:監督)と呼ばれる役割がある。
仕事内容はこうだ。
(せいいっぱい おうえん すること)
以上だ。
本当の監督業なんて一ミリも掠りやしない。
元々は体調不良や、あまり気が進まない子が私のそばで一緒に見学していたんだけど
何でだろ? いつことからか(かんとく)という名前がついて
如何にも仕事のように扱われることになっていた。
(元々の見学する子は別枠になってる)
そして毎回この(かんとく)の座を巡って小競り合いが生まれる。
子どもにとっては夢の(かんとく)
私にとっては利益が少ない上に、仲裁する仕事が生まれた(かんとく)
結局、卒園するまで(かんとく)は続きました。
小学校でもやってるのかな! へへ…!
0
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説
保健室の秘密...
とんすけ
大衆娯楽
僕のクラスには、保健室に登校している「吉田さん」という女の子がいた。
吉田さんは目が大きくてとても可愛らしく、いつも艶々な髪をなびかせていた。
吉田さんはクラスにあまりなじめておらず、朝のHRが終わると帰りの時間まで保健室で過ごしていた。
僕は吉田さんと話したことはなかったけれど、大人っぽさと綺麗な容姿を持つ吉田さんに密かに惹かれていた。
そんな吉田さんには、ある噂があった。
「授業中に保健室に行けば、性処理をしてくれる子がいる」
それが吉田さんだと、男子の間で噂になっていた。
後悔と快感の中で
なつき
エッセイ・ノンフィクション
後悔してる私
快感に溺れてしまってる私
なつきの体験談かも知れないです
もしもあの人達がこれを読んだらどうしよう
もっと後悔して
もっと溺れてしまうかも
※感想を聞かせてもらえたらうれしいです
あたらぬ小部屋
るーま
エッセイ・ノンフィクション
2024年も終わりに近づいてきました。
皆さんにとってどんな一年でしたか。
そろそろ今年を振り返りつつ、次に目に向ける頃合いかと思いまして、カードを引きました。
占いなようで好き勝手言っているだけです。
でもやっぱり伝えたいこともあるので、占い好きなひとに届くといいな~。
誰もかれも、それぞれが生き抜いた2024年。ひとつでもいい思い出がありますように。
2025年に向けて、残りの一か月も元気でいきまっしょい!
第3回ホラー・ミステリー小説大賞を集計してみた
スケキヨ
エッセイ・ノンフィクション
☆4/2〜4/30までの順位推移グラフをアップしました。
2020年4月に開催されているアルファポリス主催「第3回ホラー・ミステリー小説大賞」。全応募作品のタイトルから、流行や傾向、対策(?)について考えてみたいと思います。期間中の順位の推移なども記録していきます。
【イラスト帳★創作日記】 ※週2回ほど更新
双葉
エッセイ・ノンフィクション
いつか「双葉の絵柄が好き」と言ってくれる方に巡り合うことができたなら――そんな夢を見つつ、マイペースで更新していきます♪
◆◆本作のイラストは全てAI学習禁止です◆◆
※2022年~2024年の作品まとめ
※四コマ漫画風の小ネタあり
※絵は全て【アイビスペイント】で描いております(各イラストの背景・フレームなどにアイビスペイント内の素材を使用)
迷宮~新聞記者 津雲京介
マルタ
エッセイ・ノンフィクション
この物語は新聞社の事件記者として第一線で活躍し様々なスクープを記事にしていた主人公が突然の人事異動で窓際部署に異動となった。
新たな異動先の遊軍は社内の中でいわば人材の墓場と言われている部署である。
しかしこの遊軍という部署は、
様々な出来事を通じて問題提起を記事にして、新たな視点からを重点をおいて
読者に問いかけて考えていく。
そこには人々の心や感情
そして背景や過程を通じて
まさしく迷宮の様に彷徨っているのである。
脚本形式で記載していきます。
あらかじめご了承下さい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる