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追憶:保育士として子ども達とのやりとり 他
▫️キンキンに
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大事に、大事に、育ててきたミニトマトが真っ赤に熟れてきました。
これまで毎日せっせと水やりをして、
添木を立てる手伝いをして
早く出来ないかな、早く出来ないかなと
ずっと楽しみにしていたミニトマト。
「もう食べていい?」
「もう大丈夫じゃない?」
「早く食べたい」
ミニトマトの実が少し赤付いてくると毎日毎日
「食べたい」コールの嵐。
な「もうちょっとだけ! みんなで大事に育てたんだから一番美味しく食べたいでしょ?」
一同「まぁ、ねぇ~…」
食べたい欲と戦うこと数日、
念願かなって実食の瞬間がやって来ました。
「早く!早く!」
待ちきれない子ども達。
しかし、ここで私から一つの提案。
な「諸君! 大事な大事なミニトマトを食べる日がやって来た!
しかし、どうだ? 外は暑いだろう? ミニトマトの中は今どうなっていると思う?」
b「えーっと。」
g「あつい?」
な「そう! ミニトマトもアチアチなのだ。そこでみんなに聞こう。
アチアチのミニトマトと、冷たいミニトマト、そっちが食べたい?どっちが美味しそう?」
g「冷たい方?」
b「暑いからなぁ、冷たい方がいいな」
g「冷たいのが食べたい!」
な「なるほど。では氷で冷やすのはどうかね?」
一同「いいねーーー!」
氷で冷やすこと10分と少し。
この時間がまぁ、ながいこと笑
たっぷりの氷と一緒に収穫したてのミニトマトが入ったボールを眺める子ども達。
まだかな、まだかな、まだかな、まだかな…
改めて実食!
「いただきますっ!」
キンキンに冷えたミニトマトが口の中に広がります。
「あまーーーい!」
「美味しいっ!」
「トマトの味がする!」
喜びの声が上がります。
「美味しいなぁ、やっぱりキンキンにすると美味しいんやな」
とb君。
な「でしょでしょ!」
b「うん! パパもキンキンのビールがうまいっていっつも言ってるわ!」
な「うん、分かるわその気持ち」
これも夏の風物詩。
これまで毎日せっせと水やりをして、
添木を立てる手伝いをして
早く出来ないかな、早く出来ないかなと
ずっと楽しみにしていたミニトマト。
「もう食べていい?」
「もう大丈夫じゃない?」
「早く食べたい」
ミニトマトの実が少し赤付いてくると毎日毎日
「食べたい」コールの嵐。
な「もうちょっとだけ! みんなで大事に育てたんだから一番美味しく食べたいでしょ?」
一同「まぁ、ねぇ~…」
食べたい欲と戦うこと数日、
念願かなって実食の瞬間がやって来ました。
「早く!早く!」
待ちきれない子ども達。
しかし、ここで私から一つの提案。
な「諸君! 大事な大事なミニトマトを食べる日がやって来た!
しかし、どうだ? 外は暑いだろう? ミニトマトの中は今どうなっていると思う?」
b「えーっと。」
g「あつい?」
な「そう! ミニトマトもアチアチなのだ。そこでみんなに聞こう。
アチアチのミニトマトと、冷たいミニトマト、そっちが食べたい?どっちが美味しそう?」
g「冷たい方?」
b「暑いからなぁ、冷たい方がいいな」
g「冷たいのが食べたい!」
な「なるほど。では氷で冷やすのはどうかね?」
一同「いいねーーー!」
氷で冷やすこと10分と少し。
この時間がまぁ、ながいこと笑
たっぷりの氷と一緒に収穫したてのミニトマトが入ったボールを眺める子ども達。
まだかな、まだかな、まだかな、まだかな…
改めて実食!
「いただきますっ!」
キンキンに冷えたミニトマトが口の中に広がります。
「あまーーーい!」
「美味しいっ!」
「トマトの味がする!」
喜びの声が上がります。
「美味しいなぁ、やっぱりキンキンにすると美味しいんやな」
とb君。
な「でしょでしょ!」
b「うん! パパもキンキンのビールがうまいっていっつも言ってるわ!」
な「うん、分かるわその気持ち」
これも夏の風物詩。
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