200 / 261
追憶:保育士として子ども達とのやりとり 他
▫️涼を嗜む
しおりを挟む
近年の暑さは異常だ。
もの凄く暑い、いやめちゃくちゃ暑い、いやしんじゃうって勢いで暑い。
熱中症アラートが常に発令されている程に暑い。
そんな中でも子ども達は園庭に出ない訳で。
b「なーなー、お外行こーやー」
な「熱中症アラート出てるけん、今日も出れないかもなぁ…」
b「またか! そればっかりやん! 外行きたいぃぃぃ!!」
な「ほんまにごめんって。でも確かに室内ばっかりじゃ嫌よなぁ…」
b「やることないねん。(室内の玩具)全部あそんだから!」
な「う~~~~~ん…」
そんなやり取りが数日に渡って続くある日。
g「めっちゃいい音じゃない?」
g「ホンマやん。綺麗な音~♪」
手には水筒、
何が聞こえるのか耳を済ましていると
カランカラン…
どうやら水筒の中には氷が詰まっているようで
振ると氷が音を奏でている様子。
子どもの感性は本当にすごい。
当たり前のことを、当たり前とせず
純に楽しむことができる。これは才能と言っていいことだと思う。
その後みんなで風鈴もどきを作った。
時折抜ける風が心地よい鈴の音を響かせる。
と、思っていたが
基本的に暑すぎてエアコンを切れない状況となってしまい
風が抜けることはなかった。
団扇であおぎ、音を鳴らす。
喜ぶ子ども達、汗だくになる私。
涼を楽しみたいなぁ。
もの凄く暑い、いやめちゃくちゃ暑い、いやしんじゃうって勢いで暑い。
熱中症アラートが常に発令されている程に暑い。
そんな中でも子ども達は園庭に出ない訳で。
b「なーなー、お外行こーやー」
な「熱中症アラート出てるけん、今日も出れないかもなぁ…」
b「またか! そればっかりやん! 外行きたいぃぃぃ!!」
な「ほんまにごめんって。でも確かに室内ばっかりじゃ嫌よなぁ…」
b「やることないねん。(室内の玩具)全部あそんだから!」
な「う~~~~~ん…」
そんなやり取りが数日に渡って続くある日。
g「めっちゃいい音じゃない?」
g「ホンマやん。綺麗な音~♪」
手には水筒、
何が聞こえるのか耳を済ましていると
カランカラン…
どうやら水筒の中には氷が詰まっているようで
振ると氷が音を奏でている様子。
子どもの感性は本当にすごい。
当たり前のことを、当たり前とせず
純に楽しむことができる。これは才能と言っていいことだと思う。
その後みんなで風鈴もどきを作った。
時折抜ける風が心地よい鈴の音を響かせる。
と、思っていたが
基本的に暑すぎてエアコンを切れない状況となってしまい
風が抜けることはなかった。
団扇であおぎ、音を鳴らす。
喜ぶ子ども達、汗だくになる私。
涼を楽しみたいなぁ。
0
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/essay.png?id=5ada788558fa89228aea)
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/essay.png?id=5ada788558fa89228aea)
私が場面緘黙症を受け入れるまで
お鮫
エッセイ・ノンフィクション
私が場面緘黙症で大変だったことや、こういうことを思っていたというのをただ話すだけです。もし自分が場面緘黙症だったり、身近にいるかたに、こういう子もいるんだって知ってもらえれば幸いです。もちろん場面緘黙症ってなんぞや、という方ものぞいてみてください。
ほとんど私の体験談をそのまま文字に起こしています。
初めての投稿になります。生暖かく見守りください
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/horror.png?id=d742d2f035dd0b8efefe)
霜月は頭のネジが外れている
霜月@サブタイ改稿中
エッセイ・ノンフィクション
普段ゆるーくポイ活をしている私(作者:霜月)が、あるポイ活サイトで『ごろごろしながら小説書くだけで二万稼げる』という投稿をみて、アルファポリスへやってきた。アルファポリスに来て感じたこと、執筆のこと、日常のことをただ書き殴るエッセイです。この人バカだなぁ(笑)って読む人が微笑めるエッセイを目指す。霜月の成長日記でもある。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
小さな贈り物、大きな成功:美味しい飴が変えた職場と地元社会
O.K
エッセイ・ノンフィクション
美味しい飴のお土産が、職場に笑顔と成功をもたらった物語。小さな贈り物がきっかけで、その飴が職場で大ヒット。地元社会との結びつきが深まり、新たなアイディアや活気が生まれた。予測不可能な成功から学んだことは、感謝とポジティブなエネルギーが大きな変化を生む力を持つということ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる