エッセイ集を出せば売れる、と聞いたから。

:ななこ。@保育士、休職中

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追憶:保育士として子ども達とのやりとり 他

▫️涼を嗜む

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近年の暑さは異常だ。
もの凄く暑い、いやめちゃくちゃ暑い、いやしんじゃうって勢いで暑い。
熱中症アラートが常に発令されている程に暑い。

そんな中でも子ども達は園庭に出ない訳で。
b「なーなー、お外行こーやー」
な「熱中症アラート出てるけん、今日も出れないかもなぁ…」
b「またか! そればっかりやん! 外行きたいぃぃぃ!!」
な「ほんまにごめんって。でも確かに室内ばっかりじゃ嫌よなぁ…」
b「やることないねん。(室内の玩具)全部あそんだから!」
な「う~~~~~ん…」

そんなやり取りが数日に渡って続くある日。

g「めっちゃいい音じゃない?」
g「ホンマやん。綺麗な音~♪」

手には水筒、
何が聞こえるのか耳を済ましていると

カランカラン…

どうやら水筒の中には氷が詰まっているようで
振ると氷が音を奏でている様子。
子どもの感性は本当にすごい。
当たり前のことを、当たり前とせず
純に楽しむことができる。これは才能と言っていいことだと思う。

その後みんなで風鈴もどきを作った。
時折抜ける風が心地よい鈴の音を響かせる。






と、思っていたが
基本的に暑すぎてエアコンを切れない状況となってしまい
風が抜けることはなかった。

団扇であおぎ、音を鳴らす。
喜ぶ子ども達、汗だくになる私。
涼を楽しみたいなぁ。
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