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7話_私は欲には逆らえない

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世の中には役に立つものがごまんとある、
むしろ溢れ変えている。
役にたつ、と一言で言っても多種多様で

・生活を少し豊かにするものとか
・食事の際にあると嬉しいもの
・健康や美容のために必要なもの
・あるとないではそもそも世界観が劇的に変えるもの
・なくても困らないけどあると便利

などなど。
人によって、場所によって、タイミングによって
役に立つの定義が変わる中
私がこれがあったら便利‼️と、とびついたのにも関わらず
購入して早1年が経とうとしているものを紹介しよう。
…本当は紹介という名のもとで、供養的な感じになるんだけど
捨てるとかじゃなくて、タイミング作り?的な。

本屋で目があった本にトキメキを感じて
ウキウキして買って帰ることが多いんだけど
お家に着くと何故か積んじゃって
なかなか手が出ないやつ!
これと同じような感覚。

ちな本については実際
今目の前に9冊くらい積んであるんよ…
全部読みたい!って本当に思って買ってるんだよ?
でもさぁ、
なんかぁさぁ、
なんでかなぁ?

お家だから読めないんかなぁ?
ってふと思ったタイミングがあって
図書館まで行ったこともあるんよ。

でもね、
図書館っていろんな本があるじゃん。
本当にいろんな本があるんよ。
書店だとどうしても自分が見たい本に関するコーナーしか見たいから
必然的にジャンルが偏ってくるんだけど。

図書館っていろんな本があるじゃん。
今日返却された本を集めたコーナーとか
新刊コーナーとか
イベント?催事?コーナーとか
なんでか、ついつい見ちゃうのね。

で、結果的にどうなるかと言えば。
持ち込んだ本には一切触れることもなく、
新たに6冊もお迎え(レンタル)する訳ですよ。

なので、今私の見える範疇には
自費購入9冊と
図書館レンタル6冊が積み上がっています。



どうしよう…。



本のことはこれ以上追求しないようにしよう。
放っておいても腐る訳じゃないし、
気が向いたらきっと読むはずだし!

あらぬ方向に話が進んでしまったけど、
買ってずっとほっちらけてるものが何かというと
ワイヤレススピーカーなのね。

いつぞやのAmazonのセールで買ったのはいいんだけど
・1ルームなんだし部屋全体に響くように設置したいなぁ
→部屋の模様替えも一緒にしたいな
→ネットでオサレ1ルーム参考にしよう
→1ルームに特化してる本売ってるな、買いに行こう
→本屋に着くといつものルーティンで何探しに来たのか忘れる
→気にいった本買う
→帰って来てから気付く

みたいなことを延々ループする始末。
いい加減自分でも埒が明かないことを悟って開封に挑むも
・パッケージ見てあれ給電コードじゃね?
→近くの電源コンセント、本棚の裏だやべぇ
→延長コードで対応できるか?
→無理ゲーやん、どうする?
→やはり模様替え、か…

と流行りの異世界転生物語の如く
堂々巡りしているのです。



役に立つものって、一体なんなんだろうね。



目の前の本、数え直したら10冊だった。
2桁に到達したので、一旦本棚に出向してもらおーう。
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