エッセイ集を出せば売れる、と聞いたから。

6話＿私の天敵

私には天敵がある。
しかもいくつもあるのだ。
今回は私の天敵について報告しようと思う。
身構えなくても大丈夫だ。

私にとっての天敵であり、
よそ様にとっては実害なんか微塵もはずだから。
多分？

①子ども
まぁこれは天敵というよりは、
太刀打ちできねぇって感じ。
仕事柄、３６０度全方向から攻撃してくるんだから
正直無理ゲーだよねって話。

大笑いするわ
ご飯こぼすわ
涙ぼろぼろ流しながら泣きじゃくるし
急に踊り出す子が出たら
一方で着ている服が突然嫌になって脱ぎ出す始末。

それに考え事している最中不意に抱きつかれてみろ？
キマっちゃうじゃん！
そして考えてたことなんて、記憶にかけらも残りはしない。
本当に恐ろしい天敵だ。


②シャクトリムシ
そもそも虫全般が好きではないんだけど、
その中でもシャクトリムシだけは許されない。
他のイモムシと同じような姿格好しているのに
異質な動きをしながら移動する様が
生理的に無理。
受け付けない。
はっきりと気持ち悪い。

外見だ毛で判断すると思うなかれ。
このムシ、新芽や新葉ばかり食べて畑を荒らす。
私が園の畑でどれだけ痛い目を見たことか…！
絶対に許さない。
しかも成虫になると蛾になるからたちが悪い。

私の恨みは深いぞシャクトリムシ。


③おばけ
説明は必要ない、だって怖いじゃん。


④納税通知書
今は休職中とはいえ、勤めているので手元に届かないけど
この先仕事を辞めるようなことになると

あばばばばばばばばばばばb

しんじゃうかも知れない。


⑤なんか他にもあったように思うんだけ忘れた。



そろそろおやすみしないと
明日1日を棒に振りかねないので
今回はここまで。

みんなも天敵には気をつけてくれはい。