26 / 39
26.告白
しおりを挟む
「な、何……。」
玄関外での待ち合わせ、晴は動きやすそうなラフな格好だけど、似合ってる。
私はどうだろう。こっちじっと見てるけど。
「馬子にも衣装って言いたいんでしょ! 分かってるもん!」
「いや、可愛いよ。化粧も、髪も、オレと出かけるためにしてくれたんだ?」
ぶわわっと顔が赤くなるのが分かる。
「あ、それと出かける前に1つ。」
「何?」
晴は真剣な顔になると、頭を下げた。
「この前は怒ってごめん。美里ちゃんが言った通り、約束はしてなかったし別日でいいって言ったのに。それだけは先に謝っときたくて。」
「うん。……私も、晴が心配してくれてたのに怒ってごめんね。」
2人で微笑み合うと、私は手を出した。
「じゃあ今日は目一杯楽しもう! ゲーム以外でね。」
「うん。」
どちらかともなく指を絡めた。
それはいつものでなくて、いわゆる恋人繋ぎだ。
「わぁ。かわいい。」
「マンボウ見るとあの無理ゲー思い出さない?」
「分かる。あれのせいでいつぞやのゴールデンウィーク引きこもっちゃったもんね。」
「マンボウじゃなくて君が死ぬかと思ったよ。」
私は苦笑いするしかできない。あまりにもあっさりゲームオーバーしちゃうから悔しかったんだよね。
「でも実際にマンボウって繊細なんだよね。」
「そうなの?」
「オレもそのゲームで気になって調べたんだよ。ただ、繊細な部分もある一方で、水面に身体打って死ぬとかは事実と違うって話もあるみたいでね。」
「えっ、知らなかった!」
晴は淡々とマンボウの生態について話す。
これはガチで気になって調べたやつだ。ほらだって隣の親子もキョトン顔してるし。しかも、ついでと言わんばかりに他の魚の話もし始める。
「晴といると、お魚博士不要だね。」
「何それ。オレ博士じゃないんだけど。」
ふふ、と緩み切った笑みを見せる。私もふにゃりと笑ってしまった。
それからいくつか水槽を回ってイルカのもとにたどり着いた。キュウキュウ鳴くイルカはかわいい。ちょうどショーの時間とも合ったみたいで結構いい席だ。
ショーが始まると周りからの歓声もより一層賑やかになる。
「そういえばイルカの育成ゲームもあったよね。」
「えっ、知らないそれ!」
「君、育成ゲーム興味ないもんね~。癒し系らしいよ~?」
そうなんだ。でも、らしいってことは晴もやってないんだね。
そんな話をしていると、イルカが高く飛ぶ。
こんなに飛べるもん?
不意に頭の上に晴が持ってた薄手のカーディガンがかけられた。なんだろう、と思った瞬間、上から水が一気に降ってきた。
「わわ!」
「はは、すっげー派手!」
水飛沫が収まってカーディガンを避けると周りの人も晴もびちょびちょに濡れていた。
「ごめん、カーディガンありがとう!」
「いいって。せっかく決めてきたんだから濡れたらもったいないでしょ。」
揶揄い半分本気半分、私が小さく唸ると晴は笑っていた。
それから水族館を出るとちょうどおやつの時間。夜に行こうと予定している店に行くには早い。
「微妙に時間が余っちゃったね。」
「あ、じゃあ近くに公園あったよね、散歩コースとかもある広いとこ! 少しだけお菓子持ってきたから食べない?」
「お菓子?」
晴が意外そうに声を上げた。
「ちょっとしたクッキーだけど……。あ、お茶も持ってきたし!」
「マジでどうしたの。」
だよねー、キャラじゃないもん。
知ってた、と小さく内心で呟いていると、晴はお構いなしに私の手を引っ張って日陰のベンチに歩いていく。
「ウソだよ、早く食べよ。」
「……!」
残暑のせいか、それとも。
私は慌てて頷き、隣に座った。すると、晴が嬉しそうに笑うもんだから、耐えられず目を逸らした。
それから私たちは散歩しつつ寄り道しながらゲームの話ばかりしていた。
FPSだったらこの土地は有利だとか、こんなところで普通ならしないような話。他の人から見たら笑っちゃうよねって感じ。
時間が経つのも早くて、気づけばお店に行く時間になっていた。
晴といると時間が過ぎるのが本当に早い。
珍しく私が予約した店に行くと、晴はなんでかびっくりしたような様子だった。
「美里ちゃん、本当にここ予約したの?」
「え、やだった?」
え、私このあと告白を目論んでたんだけど。
嫌なお店の後とかハードモードすぎるよ。
そんなことを思ってると、晴はなんて事のないように教えてくれた。
「だってここ、オレがこの前誘おうと思ってた店。」
「……そうなの?」
「うん、息ぴったりじゃん?」
ハードモードどころか加点だった。
私が下を向いてニヤニヤしていたら、晴はにやけてないで行くよ、と背中を押してきた。
なんで分かるのよ……。
食事は絶品だった。
さすが晴というべきか、落ち込んでいる時にここに連れてこられたら絶対私は元気になる。
それからいつもの道を通り、家に向かう。
「どっちの家にする?」
「オレの家微妙に酒臭いから美里ちゃん家にしよ。」
「ああ~。」
私が思い出したように笑うと、晴は私の頬を抓ってきた。原因は私だけど、酒に逃げたのは自分じゃん、自業自得じゃん!
「自業自得じゃんって思ったでしょ。」
「なんで分かるの!」
ほんっとーに侮れない人だ。
私の部屋に入ると、晴は慣れた手つきでお茶を淹れ出す。なんで私の家なのに晴がお茶淹れてるの。
私はささやかなお菓子だけ出した。
先に座っていると、晴は私の横に座った。思わぬ近さに顔が熱くなる。
「あのね」「あのさ」
2人の声が重なる。数度瞬かせると、晴がどうぞ、って言ってきたから遠慮なく先手を貰った。
「その、百合さんとの話盗み聞きしてごめん。私、あの時晴に好きな人がいて、だから私との恋人のふりを続けられないんだって思ってたんだよね。
だから、その、晴の好きな人に妬いたんだ。晴に好きな人がいるなら、その人に勘違いさせちゃ駄目だから離れなきゃって。でも、できなかったんだよね。」
「……だから、あの合コンの人とデート行ったわけ?」
「デートじゃないってば。確かに晴と離れるためにって利用する気持ちも少しはあったけど、ちゃんと正面から告白されたから、ちゃんと断らなきゃって思っただけだよ。」
二度と2人きりで行かないって宣言した、と告げるとふーんと顔を背けたけど口元が緩んでいるのは余裕で分かった。
「じゃあオレのターンね。手始めに聞くけど、一昨日ウチに来たよね。その時、オレ君のこと押し倒したよね?」
「う……うん。」
「なら、隠しても仕方ないから言うけど、あの時言ったの全部本心だし事実だから。」
「スキー事件も?」
「残念ながら。」
アレだけは嘘であってほしかった。
バカすぎでしょ、そのエピソード。
でも、晴が真顔だから残念ながら現実らしい。スキー行ったのも事実だし、なんかあの時滅茶苦茶意地悪だったし。
私がくぅ、と考え事をしていると晴に手を握られた。
「美里ちゃん、オレ君が好きだよ。ずっと、小さい頃から付き合いたいって思ってたし結婚したいって思ってた。」
「……ッ、」
思わず息が止まった。
夢みたいだ。嬉しい。
しかし、目の前の晴の顔は浮かない。
「でもさ、美里ちゃんは恋人のふり、嫌だったんだよね? 揉めた時即答できなかったのもそう……、だよね?」
確かに私はその時答えられなかった。
でも、今は答えられる。
「その、ね。確かに恋人のフリは嫌だった。でも晴が思ってるような理由じゃない。」
「……?」
晴は心当たりがないらしく、怪訝な顔をした。
ほんと、頭良いのにこういう時は鈍いんだから。
「晴とはふりじゃなくて、本物になりたかったの。だから嫌だった。……その、私も晴が好きだから。」
晴は予想できなかったみたい。
完全に固まってしまった。そして、わなわなと震えながら失礼なことを言ってきた。
「その、家族的な好きじゃなくて? 友達の好きとも違う? 意味わかってる?」
「違うよ! 晴となら何でもできるし! ちゅーだって、その先だってできるもん!」
「……ほんっとーにさぁ。」
顔を覆ってはぁーとため息を大きくつくと、その手を外してこちらをじっと見つめてきた。
晴の少しだけかさついた手が私の頬を撫でる。
緊張のあまり目をぎゅっと閉じると、晴は小さく笑った。
「そんなに力まないでよ、美里ちゃん。好きだよ。」
「う……、私も。」
ゆっくりと目を開けると近くに晴の顔がある。
ああ、やっぱり好きだな。
どちらかともなく、ゆっくりと目を閉じるとそのまま唇を重ねた。
まさか幼馴染とこんなふうになるなんて。
言葉にならない多幸感に包まれながら、しばらく晴の温もりを受け止めていた。
玄関外での待ち合わせ、晴は動きやすそうなラフな格好だけど、似合ってる。
私はどうだろう。こっちじっと見てるけど。
「馬子にも衣装って言いたいんでしょ! 分かってるもん!」
「いや、可愛いよ。化粧も、髪も、オレと出かけるためにしてくれたんだ?」
ぶわわっと顔が赤くなるのが分かる。
「あ、それと出かける前に1つ。」
「何?」
晴は真剣な顔になると、頭を下げた。
「この前は怒ってごめん。美里ちゃんが言った通り、約束はしてなかったし別日でいいって言ったのに。それだけは先に謝っときたくて。」
「うん。……私も、晴が心配してくれてたのに怒ってごめんね。」
2人で微笑み合うと、私は手を出した。
「じゃあ今日は目一杯楽しもう! ゲーム以外でね。」
「うん。」
どちらかともなく指を絡めた。
それはいつものでなくて、いわゆる恋人繋ぎだ。
「わぁ。かわいい。」
「マンボウ見るとあの無理ゲー思い出さない?」
「分かる。あれのせいでいつぞやのゴールデンウィーク引きこもっちゃったもんね。」
「マンボウじゃなくて君が死ぬかと思ったよ。」
私は苦笑いするしかできない。あまりにもあっさりゲームオーバーしちゃうから悔しかったんだよね。
「でも実際にマンボウって繊細なんだよね。」
「そうなの?」
「オレもそのゲームで気になって調べたんだよ。ただ、繊細な部分もある一方で、水面に身体打って死ぬとかは事実と違うって話もあるみたいでね。」
「えっ、知らなかった!」
晴は淡々とマンボウの生態について話す。
これはガチで気になって調べたやつだ。ほらだって隣の親子もキョトン顔してるし。しかも、ついでと言わんばかりに他の魚の話もし始める。
「晴といると、お魚博士不要だね。」
「何それ。オレ博士じゃないんだけど。」
ふふ、と緩み切った笑みを見せる。私もふにゃりと笑ってしまった。
それからいくつか水槽を回ってイルカのもとにたどり着いた。キュウキュウ鳴くイルカはかわいい。ちょうどショーの時間とも合ったみたいで結構いい席だ。
ショーが始まると周りからの歓声もより一層賑やかになる。
「そういえばイルカの育成ゲームもあったよね。」
「えっ、知らないそれ!」
「君、育成ゲーム興味ないもんね~。癒し系らしいよ~?」
そうなんだ。でも、らしいってことは晴もやってないんだね。
そんな話をしていると、イルカが高く飛ぶ。
こんなに飛べるもん?
不意に頭の上に晴が持ってた薄手のカーディガンがかけられた。なんだろう、と思った瞬間、上から水が一気に降ってきた。
「わわ!」
「はは、すっげー派手!」
水飛沫が収まってカーディガンを避けると周りの人も晴もびちょびちょに濡れていた。
「ごめん、カーディガンありがとう!」
「いいって。せっかく決めてきたんだから濡れたらもったいないでしょ。」
揶揄い半分本気半分、私が小さく唸ると晴は笑っていた。
それから水族館を出るとちょうどおやつの時間。夜に行こうと予定している店に行くには早い。
「微妙に時間が余っちゃったね。」
「あ、じゃあ近くに公園あったよね、散歩コースとかもある広いとこ! 少しだけお菓子持ってきたから食べない?」
「お菓子?」
晴が意外そうに声を上げた。
「ちょっとしたクッキーだけど……。あ、お茶も持ってきたし!」
「マジでどうしたの。」
だよねー、キャラじゃないもん。
知ってた、と小さく内心で呟いていると、晴はお構いなしに私の手を引っ張って日陰のベンチに歩いていく。
「ウソだよ、早く食べよ。」
「……!」
残暑のせいか、それとも。
私は慌てて頷き、隣に座った。すると、晴が嬉しそうに笑うもんだから、耐えられず目を逸らした。
それから私たちは散歩しつつ寄り道しながらゲームの話ばかりしていた。
FPSだったらこの土地は有利だとか、こんなところで普通ならしないような話。他の人から見たら笑っちゃうよねって感じ。
時間が経つのも早くて、気づけばお店に行く時間になっていた。
晴といると時間が過ぎるのが本当に早い。
珍しく私が予約した店に行くと、晴はなんでかびっくりしたような様子だった。
「美里ちゃん、本当にここ予約したの?」
「え、やだった?」
え、私このあと告白を目論んでたんだけど。
嫌なお店の後とかハードモードすぎるよ。
そんなことを思ってると、晴はなんて事のないように教えてくれた。
「だってここ、オレがこの前誘おうと思ってた店。」
「……そうなの?」
「うん、息ぴったりじゃん?」
ハードモードどころか加点だった。
私が下を向いてニヤニヤしていたら、晴はにやけてないで行くよ、と背中を押してきた。
なんで分かるのよ……。
食事は絶品だった。
さすが晴というべきか、落ち込んでいる時にここに連れてこられたら絶対私は元気になる。
それからいつもの道を通り、家に向かう。
「どっちの家にする?」
「オレの家微妙に酒臭いから美里ちゃん家にしよ。」
「ああ~。」
私が思い出したように笑うと、晴は私の頬を抓ってきた。原因は私だけど、酒に逃げたのは自分じゃん、自業自得じゃん!
「自業自得じゃんって思ったでしょ。」
「なんで分かるの!」
ほんっとーに侮れない人だ。
私の部屋に入ると、晴は慣れた手つきでお茶を淹れ出す。なんで私の家なのに晴がお茶淹れてるの。
私はささやかなお菓子だけ出した。
先に座っていると、晴は私の横に座った。思わぬ近さに顔が熱くなる。
「あのね」「あのさ」
2人の声が重なる。数度瞬かせると、晴がどうぞ、って言ってきたから遠慮なく先手を貰った。
「その、百合さんとの話盗み聞きしてごめん。私、あの時晴に好きな人がいて、だから私との恋人のふりを続けられないんだって思ってたんだよね。
だから、その、晴の好きな人に妬いたんだ。晴に好きな人がいるなら、その人に勘違いさせちゃ駄目だから離れなきゃって。でも、できなかったんだよね。」
「……だから、あの合コンの人とデート行ったわけ?」
「デートじゃないってば。確かに晴と離れるためにって利用する気持ちも少しはあったけど、ちゃんと正面から告白されたから、ちゃんと断らなきゃって思っただけだよ。」
二度と2人きりで行かないって宣言した、と告げるとふーんと顔を背けたけど口元が緩んでいるのは余裕で分かった。
「じゃあオレのターンね。手始めに聞くけど、一昨日ウチに来たよね。その時、オレ君のこと押し倒したよね?」
「う……うん。」
「なら、隠しても仕方ないから言うけど、あの時言ったの全部本心だし事実だから。」
「スキー事件も?」
「残念ながら。」
アレだけは嘘であってほしかった。
バカすぎでしょ、そのエピソード。
でも、晴が真顔だから残念ながら現実らしい。スキー行ったのも事実だし、なんかあの時滅茶苦茶意地悪だったし。
私がくぅ、と考え事をしていると晴に手を握られた。
「美里ちゃん、オレ君が好きだよ。ずっと、小さい頃から付き合いたいって思ってたし結婚したいって思ってた。」
「……ッ、」
思わず息が止まった。
夢みたいだ。嬉しい。
しかし、目の前の晴の顔は浮かない。
「でもさ、美里ちゃんは恋人のふり、嫌だったんだよね? 揉めた時即答できなかったのもそう……、だよね?」
確かに私はその時答えられなかった。
でも、今は答えられる。
「その、ね。確かに恋人のフリは嫌だった。でも晴が思ってるような理由じゃない。」
「……?」
晴は心当たりがないらしく、怪訝な顔をした。
ほんと、頭良いのにこういう時は鈍いんだから。
「晴とはふりじゃなくて、本物になりたかったの。だから嫌だった。……その、私も晴が好きだから。」
晴は予想できなかったみたい。
完全に固まってしまった。そして、わなわなと震えながら失礼なことを言ってきた。
「その、家族的な好きじゃなくて? 友達の好きとも違う? 意味わかってる?」
「違うよ! 晴となら何でもできるし! ちゅーだって、その先だってできるもん!」
「……ほんっとーにさぁ。」
顔を覆ってはぁーとため息を大きくつくと、その手を外してこちらをじっと見つめてきた。
晴の少しだけかさついた手が私の頬を撫でる。
緊張のあまり目をぎゅっと閉じると、晴は小さく笑った。
「そんなに力まないでよ、美里ちゃん。好きだよ。」
「う……、私も。」
ゆっくりと目を開けると近くに晴の顔がある。
ああ、やっぱり好きだな。
どちらかともなく、ゆっくりと目を閉じるとそのまま唇を重ねた。
まさか幼馴染とこんなふうになるなんて。
言葉にならない多幸感に包まれながら、しばらく晴の温もりを受け止めていた。
0
お気に入りに追加
5
あなたにおすすめの小説
今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を
澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。
そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。
だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。
そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
イケメン彼氏は警察官!甘い夜に私の体は溶けていく。
すずなり。
恋愛
人数合わせで参加した合コン。
そこで私は一人の男の人と出会う。
「俺には分かる。キミはきっと俺を好きになる。」
そんな言葉をかけてきた彼。
でも私には秘密があった。
「キミ・・・目が・・?」
「気持ち悪いでしょ?ごめんなさい・・・。」
ちゃんと私のことを伝えたのに、彼は食い下がる。
「お願いだから俺を好きになって・・・。」
その言葉を聞いてお付き合いが始まる。
「やぁぁっ・・!」
「どこが『や』なんだよ・・・こんなに蜜を溢れさせて・・・。」
激しくなっていく夜の生活。
私の身はもつの!?
※お話の内容は全て想像のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※表現不足は重々承知しております。まだまだ勉強してまいりますので温かい目で見ていただけたら幸いです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
では、お楽しみください。
転生したら最強種の竜人かよ~目立ちたくないので種族隠して学院へ通います~
ゆる弥
ファンタジー
強さをひた隠しにして学院の入学試験を受けるが、強すぎて隠し通せておらず、逆に目立ってしまう。
コイツは何かがおかしい。
本人は気が付かず隠しているが、周りは気付き始める。
目立ちたくないのに国の最高戦力に祭り上げられてしまう可哀想な男の話。
不埒な一級建築士と一夜を過ごしたら、溺愛が待っていました
入海月子
恋愛
有本瑞希
仕事に燃える設計士 27歳
×
黒瀬諒
飄々として軽い一級建築士 35歳
女たらしと嫌厭していた黒瀬と一緒に働くことになった瑞希。
彼の言動は軽いけど、腕は確かで、真摯な仕事ぶりに惹かれていく。
ある日、同僚のミスが発覚して――。
ウブな政略妻は、ケダモノ御曹司の執愛に堕とされる
Adria
恋愛
旧題:紳士だと思っていた初恋の人は私への恋心を拗らせた執着系ドSなケダモノでした
ある日、父から持ちかけられた政略結婚の相手は、学生時代からずっと好きだった初恋の人だった。
でも彼は来る縁談の全てを断っている。初恋を実らせたい私は副社長である彼の秘書として働くことを決めた。けれど、何の進展もない日々が過ぎていく。だが、ある日会社に忘れ物をして、それを取りに会社に戻ったことから私たちの関係は急速に変わっていった。
彼を知れば知るほどに、彼が私への恋心を拗らせていることを知って戸惑う反面嬉しさもあり、私への執着を隠さない彼のペースに翻弄されていく……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる