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第1章 竜人族の生き残り
ライラと、アル
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ライラを抱えたまま、男はどんどん歩みを進めていく。重たくないだろうかと心配する気持ちもあったがそれ以上に、行き交う人々の視線が気になる。
どんなにかみすぼらしい格好の自分を隠したくて、マントを掴む指にも思わず力が入ってしまう。
視界には、ライラにとって馴染みのないものばかりが映った。活気のある、とはこういうことを言うのだろうか。どうやらここは市場のようだ。図鑑や絵本でしか見たことのない魚、野菜、肉などの屋台がところ狭しと並んでいる。それに群がる人々、通りを行き交う人々の全員に──角がない、羽も生えていない。
ヒューマンだ。
「チキンの香草焼きがオススメだよー!」
「いらっしゃい! 今日は葉物を安くしてるよー」
「ちょっとお客さんお釣り、忘れてるって!」
「なんか向かいの通り騒がしくないか?」
「モンブラン隊が来てるらしいよ!」
耳に入る情報量の多さに、頭がくらくらしてしまう。
──すごい。なんかみんなお喋り。賑やかで、笑顔がたくさん。里とは大違いだ。
ヒューマンは皆がこんなにも陽気なのだろうか、とライラは思ったが、すぐに思い直す。自分を抱えるその人は、先程から硬い表情を崩していないのだ。声からして、20代前半くらいと思っていたが。きゅっと引き結んだ唇、吊り上がった眉が彼を大人びて見せる。少しもぶれることのない真っ直ぐな視線は、おそらく明確な行き先があってのことだろう。
「あ、の。ど……どこへ向かってるんですか?」
「宿だ。お前の身なりは目立つ。外じゃ落ち着いて話もできん」
表情を一切変えることなく、ぽつぽつと短い返答をしてくる青年。機嫌が悪いのだろうか。三階建の宿に足を踏み入れ、部屋の手続きをしている間も青年の言動や態度に軟化は見られない。
三階の一番奥の部屋へ連れて行かれ、すとんと下ろされる。まだ足の力は戻りきっていないが、かろうじて立位保持はできている。宿というものを聞いたことはあったが、実際に目で見るのは初めてだ。簡素なベッド。円形のテーブルが部屋の奥と、手前に一つずつ。窓際の壁にはクローゼット。
けれど、それ以上ゆっくり観察する時間は与えられなかった。
明るい時間にもかかわらず、青年は部屋の灯りを点すと早々に窓とカーテンを閉めてしまった。次にクローゼットを開け、かといって何かを仕舞うでも取り出すでもない、ふうと息を吐いたかと思えばそのまま椅子にドカリと座り込んだ。
「シャワーでも浴びてこい」
「……シャ、ワァ?」
「煤と埃と泥まみれだ。部屋を汚したくない」
「あっ……お風呂のことですね? わ、わかりました」
そういえば、と思い出す。宿の受付の女性がライラを見るなり眉を顰めたのを。部屋を汚されたくない、というのも頷ける。
扉で隔たれた脱衣所に入り、体を隠していたマントと汚れた薄布を四角に畳む。壁に立てかけられた鏡台をちらりと見れば、髪も肌も、想像以上に汚らしい自分が写っていた。固い床で眠っていたせいで背中や腰に広がる痣、叩かれたことでほんのり腫れている頬がみすぼらしさを助長させている。
──こんな酷い有様のボクを、それでも運んでくれたんだ。
あんな人通りの多い中、好奇の視線に晒されるのは彼も同じだろうに。
“シャワー”なるものを見るのも、ライラにとっては初めてだった。おそらくこうするのではないか、と当たりをつけて歯車を捻ると、天井からいくつも細い水が出てきた。その冷たさに最初は打ち震えたものの、徐々に温かなそれに変わっていく。体に当てれば足元に流れる灰色の水。煤も埃も泥もお湯に溶け、排水口の下へと落ちていく。
「……気持ちいい……」
ライラは思わず目を瞑った。きつく閉じておかないと、泣いてしまいそうだった。
浴室から出ると、脱衣所にはいつの間にかタオルと替えの服が用意されていた。ゆったりとしたデザインの、上下に分かれた長袖の白い服。これもあの青年が用意してくれたのだろう。サイズはライラの実寸よりやや大きかったが、着用に支障はない。少し上体を屈めると首元が露わになってしまうのが気になり、髪と身体を拭いたタオルを頭からかぶる。
体を見られるわけにはいかないのだ。
「あのっ、ありがとうございました。とてもすっきりしました」
脱衣所から出ると、青年は相変わらず椅子に深く腰掛けていた。視線を横に移動すれば、アルから遠いテーブルの上には水がなみなみ注がれたコップと、湯気立つ粥が並んでいる。
ごくり……、と思わず唾を飲み込んだ。まさかとは思うが、これは自分のものだろうかと思って。
「飯を食ったのはいつが最後だ」
「た……たぶん、4日くらい前です」
「そうか。どうりで軽かったわけだ」
座れ、と。青年が目線でそう言ったのがライラにはわかった。
はしたないだとか。みっともないだとか思われたくない。最後の、本当に最後のなけなしのプライドをどうにか奮い立たせ、ライラは平静を装ってテーブルについた。
一匙、震える唇で粥を迎え入れる。
────熱い。
ぼろぼろぼろぼろ、と大粒の涙が頬を伝うことなく落ちていく。
「……う……っ」
泣いているのを知られたくない。泣き顔を見られたくなくて、タオルで顔を覆った。とめどなく溢れる涙をタオルが受け止めて、じんわりと熱を吸っていく。
粥を口に運ぶたび、嗚咽が止まらない。馴染みのない食材を使った、味わったことのない料理。喉を潤していくなんの変哲もない水。胃を満たしていく温かな食事。どんなに強く望んでも、もう二度と手に入らないかもしれない、そう思っていた。
ライラが泣いているのを青年はわかっているはずだ。それでも何も言わず、自ら淹れたのだろうハーブティーを落ち着いた様子で飲んでいる。
彼はなぜ自分を助けてくれたのだろう、どうしてこんなに自分に良くしてくれるのか──そんな疑問を心の隅に追いやって、ライラは目の前の食事に貪りついた。
瞼を開く。
辺りは暗い。勢いよく起き上がると、硬い地べたなどではない、柔らかなベッドの上に横たわっているのだと気づく。
「ようやくお目覚めか」
声の主をたどれば、窓際の椅子に大きな影。呆れ返った様子で、青年はため息混じりに本を閉じた。彼がランプの灯りを強めたため、ライラの眠気眼は一気に覚醒する。
「すみません、ごめんなさい……! ボク、いつの間にか眠ってしまったのでしょうか」
「皿を空にしてすぐ、テーブルに突っ伏していたな。死んだのかと思った」
聞けば、時刻はすでに夕方を超え夜になっているという。
つまり腹が満たされて、そのまま何時間も気絶してしまったのだ。まだ名前も知らない相手に品のない振る舞いを見せてしまっただけでなく、ベッドまで運ばせてしまった……ライラはしおしおと項垂れた。
「あ、あのっ」
「お前、名は?」
訊こうとしたことを、逆に訊き返されてしまった。
「ライラ、です」
「ふん、女みたいな名前だな」
含み笑い。嘲るように言われて、ライラは首を傾げる。不思議な感想だなと思った。
「そう……ですか? そんなこと、初めて言われました」
「俺はアルだ。アルと呼んでくれて構わない」
「アル…………」
アル、アル、と頭の中で名前を反芻させる。おそらく愛称なのだろうが、非常に彼らしい……スマートな響きを持った素敵な名前だとライラは思った。
アルは懐から、先の羽根を取り出した。オレンジの灯りの中でも、その純白が陰ることはない。
「正直に話せ。お前はこの羽根を見たことがあるんだな?」
「は、はい。竜人族の里で見ました。それもつい最近のことです。というか……」
ライラは首から下げていた紐を引き寄せる。純白の羽根が、みぞおちから鎖骨へふわりと揺れた。
「ボクも、同じものを持っています」
アルの表情に、変化が訪れた。と言っても、眉をピクリと動かす程度のそれ。
「驚いたな。これは……お前の羽根なのか?」
「いいえ」
「違うと言うなら、他の竜人族か。……そいつはもう、里とともに死んだのか」
ライラは静かに首を横に振る。
「この羽根は、竜人族のものではないです。竜人族の羽根はもっと硬質で大きい。それに色も緑とか青とか……とにかくもっと濃いはずなんです」
アルにそっと近づき、羽根に触れてみる。二人の持つ羽根は共通して柔らかく、小指の大きさほどしかない。
「……ならお前はどこで、誰からこの羽根を手に入れた?」
ライラは言い淀んだ。言っても、信じてもらえないかもしれないから。それをそのまま伝えると、
「信じるか信じないかは俺が決める。話してみろ」
アルの強引な口調に気圧されつつも、ライラは竜人族の里が滅んだ日のことを振り返っていた──。
どんなにかみすぼらしい格好の自分を隠したくて、マントを掴む指にも思わず力が入ってしまう。
視界には、ライラにとって馴染みのないものばかりが映った。活気のある、とはこういうことを言うのだろうか。どうやらここは市場のようだ。図鑑や絵本でしか見たことのない魚、野菜、肉などの屋台がところ狭しと並んでいる。それに群がる人々、通りを行き交う人々の全員に──角がない、羽も生えていない。
ヒューマンだ。
「チキンの香草焼きがオススメだよー!」
「いらっしゃい! 今日は葉物を安くしてるよー」
「ちょっとお客さんお釣り、忘れてるって!」
「なんか向かいの通り騒がしくないか?」
「モンブラン隊が来てるらしいよ!」
耳に入る情報量の多さに、頭がくらくらしてしまう。
──すごい。なんかみんなお喋り。賑やかで、笑顔がたくさん。里とは大違いだ。
ヒューマンは皆がこんなにも陽気なのだろうか、とライラは思ったが、すぐに思い直す。自分を抱えるその人は、先程から硬い表情を崩していないのだ。声からして、20代前半くらいと思っていたが。きゅっと引き結んだ唇、吊り上がった眉が彼を大人びて見せる。少しもぶれることのない真っ直ぐな視線は、おそらく明確な行き先があってのことだろう。
「あ、の。ど……どこへ向かってるんですか?」
「宿だ。お前の身なりは目立つ。外じゃ落ち着いて話もできん」
表情を一切変えることなく、ぽつぽつと短い返答をしてくる青年。機嫌が悪いのだろうか。三階建の宿に足を踏み入れ、部屋の手続きをしている間も青年の言動や態度に軟化は見られない。
三階の一番奥の部屋へ連れて行かれ、すとんと下ろされる。まだ足の力は戻りきっていないが、かろうじて立位保持はできている。宿というものを聞いたことはあったが、実際に目で見るのは初めてだ。簡素なベッド。円形のテーブルが部屋の奥と、手前に一つずつ。窓際の壁にはクローゼット。
けれど、それ以上ゆっくり観察する時間は与えられなかった。
明るい時間にもかかわらず、青年は部屋の灯りを点すと早々に窓とカーテンを閉めてしまった。次にクローゼットを開け、かといって何かを仕舞うでも取り出すでもない、ふうと息を吐いたかと思えばそのまま椅子にドカリと座り込んだ。
「シャワーでも浴びてこい」
「……シャ、ワァ?」
「煤と埃と泥まみれだ。部屋を汚したくない」
「あっ……お風呂のことですね? わ、わかりました」
そういえば、と思い出す。宿の受付の女性がライラを見るなり眉を顰めたのを。部屋を汚されたくない、というのも頷ける。
扉で隔たれた脱衣所に入り、体を隠していたマントと汚れた薄布を四角に畳む。壁に立てかけられた鏡台をちらりと見れば、髪も肌も、想像以上に汚らしい自分が写っていた。固い床で眠っていたせいで背中や腰に広がる痣、叩かれたことでほんのり腫れている頬がみすぼらしさを助長させている。
──こんな酷い有様のボクを、それでも運んでくれたんだ。
あんな人通りの多い中、好奇の視線に晒されるのは彼も同じだろうに。
“シャワー”なるものを見るのも、ライラにとっては初めてだった。おそらくこうするのではないか、と当たりをつけて歯車を捻ると、天井からいくつも細い水が出てきた。その冷たさに最初は打ち震えたものの、徐々に温かなそれに変わっていく。体に当てれば足元に流れる灰色の水。煤も埃も泥もお湯に溶け、排水口の下へと落ちていく。
「……気持ちいい……」
ライラは思わず目を瞑った。きつく閉じておかないと、泣いてしまいそうだった。
浴室から出ると、脱衣所にはいつの間にかタオルと替えの服が用意されていた。ゆったりとしたデザインの、上下に分かれた長袖の白い服。これもあの青年が用意してくれたのだろう。サイズはライラの実寸よりやや大きかったが、着用に支障はない。少し上体を屈めると首元が露わになってしまうのが気になり、髪と身体を拭いたタオルを頭からかぶる。
体を見られるわけにはいかないのだ。
「あのっ、ありがとうございました。とてもすっきりしました」
脱衣所から出ると、青年は相変わらず椅子に深く腰掛けていた。視線を横に移動すれば、アルから遠いテーブルの上には水がなみなみ注がれたコップと、湯気立つ粥が並んでいる。
ごくり……、と思わず唾を飲み込んだ。まさかとは思うが、これは自分のものだろうかと思って。
「飯を食ったのはいつが最後だ」
「た……たぶん、4日くらい前です」
「そうか。どうりで軽かったわけだ」
座れ、と。青年が目線でそう言ったのがライラにはわかった。
はしたないだとか。みっともないだとか思われたくない。最後の、本当に最後のなけなしのプライドをどうにか奮い立たせ、ライラは平静を装ってテーブルについた。
一匙、震える唇で粥を迎え入れる。
────熱い。
ぼろぼろぼろぼろ、と大粒の涙が頬を伝うことなく落ちていく。
「……う……っ」
泣いているのを知られたくない。泣き顔を見られたくなくて、タオルで顔を覆った。とめどなく溢れる涙をタオルが受け止めて、じんわりと熱を吸っていく。
粥を口に運ぶたび、嗚咽が止まらない。馴染みのない食材を使った、味わったことのない料理。喉を潤していくなんの変哲もない水。胃を満たしていく温かな食事。どんなに強く望んでも、もう二度と手に入らないかもしれない、そう思っていた。
ライラが泣いているのを青年はわかっているはずだ。それでも何も言わず、自ら淹れたのだろうハーブティーを落ち着いた様子で飲んでいる。
彼はなぜ自分を助けてくれたのだろう、どうしてこんなに自分に良くしてくれるのか──そんな疑問を心の隅に追いやって、ライラは目の前の食事に貪りついた。
瞼を開く。
辺りは暗い。勢いよく起き上がると、硬い地べたなどではない、柔らかなベッドの上に横たわっているのだと気づく。
「ようやくお目覚めか」
声の主をたどれば、窓際の椅子に大きな影。呆れ返った様子で、青年はため息混じりに本を閉じた。彼がランプの灯りを強めたため、ライラの眠気眼は一気に覚醒する。
「すみません、ごめんなさい……! ボク、いつの間にか眠ってしまったのでしょうか」
「皿を空にしてすぐ、テーブルに突っ伏していたな。死んだのかと思った」
聞けば、時刻はすでに夕方を超え夜になっているという。
つまり腹が満たされて、そのまま何時間も気絶してしまったのだ。まだ名前も知らない相手に品のない振る舞いを見せてしまっただけでなく、ベッドまで運ばせてしまった……ライラはしおしおと項垂れた。
「あ、あのっ」
「お前、名は?」
訊こうとしたことを、逆に訊き返されてしまった。
「ライラ、です」
「ふん、女みたいな名前だな」
含み笑い。嘲るように言われて、ライラは首を傾げる。不思議な感想だなと思った。
「そう……ですか? そんなこと、初めて言われました」
「俺はアルだ。アルと呼んでくれて構わない」
「アル…………」
アル、アル、と頭の中で名前を反芻させる。おそらく愛称なのだろうが、非常に彼らしい……スマートな響きを持った素敵な名前だとライラは思った。
アルは懐から、先の羽根を取り出した。オレンジの灯りの中でも、その純白が陰ることはない。
「正直に話せ。お前はこの羽根を見たことがあるんだな?」
「は、はい。竜人族の里で見ました。それもつい最近のことです。というか……」
ライラは首から下げていた紐を引き寄せる。純白の羽根が、みぞおちから鎖骨へふわりと揺れた。
「ボクも、同じものを持っています」
アルの表情に、変化が訪れた。と言っても、眉をピクリと動かす程度のそれ。
「驚いたな。これは……お前の羽根なのか?」
「いいえ」
「違うと言うなら、他の竜人族か。……そいつはもう、里とともに死んだのか」
ライラは静かに首を横に振る。
「この羽根は、竜人族のものではないです。竜人族の羽根はもっと硬質で大きい。それに色も緑とか青とか……とにかくもっと濃いはずなんです」
アルにそっと近づき、羽根に触れてみる。二人の持つ羽根は共通して柔らかく、小指の大きさほどしかない。
「……ならお前はどこで、誰からこの羽根を手に入れた?」
ライラは言い淀んだ。言っても、信じてもらえないかもしれないから。それをそのまま伝えると、
「信じるか信じないかは俺が決める。話してみろ」
アルの強引な口調に気圧されつつも、ライラは竜人族の里が滅んだ日のことを振り返っていた──。
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